Exhibition

【名古屋巡回展】分解可能性都市 ー自然と共生する都市生活考

  • #参加受付中
  • #入場無料

好評につき名古屋巡回展が決定した、「分解可能性都市 ー自然と共生する未来の都市生活考」。「分解」を切り口に、既存の都市システムやライフスタイルに選択肢を増やす、デザインのヒントを一緒に探索しましょう。

2025.1.8 (水) – 2025.1.31 (金)  UTC+09:00

FabCafe Nagoyaの営業時間に準じます。(最終日は17時まで)

FabCafe Nagoya | Google mapで開く

無料 座席を使用される場合はカフェメニューをご注文ください。

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好評につき名古屋巡回展を開催

2024年8月27 (火) 〜9月13日(金)にFabCafe Tokyoで開催された展示企画「分解可能性都市」、ご好評につき名古屋巡回展を開催します。東京開催中にご都合が合わなかった方や東海地方の方など、ぜひ期間中にお立ち寄りください。

近年の気候変動危機やヒートアイランド現象などの環境問題が頻発・悪化する中、従来の都市システムのあり方、価値基準、構造が問われています。

生産、消費、分解。あるものが生産され、消費されて終わるのではなく、その後「分解」を通じて再び生産のプロセスに関わる。あらゆる物質は本来そのように循環してきました。

ところが、都市は工業を中心とした経済成長の時期と重なることもあり、都市をシステムという視点でみると、都市は大量生産と大量消費の発展を下支えしてきたと言えます。こうした、生産と消費中心の「都市のライフスタイル」を価値基準として成長してきたことで、「分解」だけが都市の暮らしから切り離され、隔離され、価値にふたをされ続けてきたのではないでしょうか。

この度、ロフトワークとFabCafeの共同企画展示「分解可能性都市 ー自然と共生する未来の都市生活考」を開催します。「分解」を切り口に、既存の都市システムやライフスタイルに選択肢を増やす、デザインのヒントを一緒に探索しましょう。

  • MycoDaruma

    BIOTA Inc/Telostekts/ソウワ・ディライト/今井だるま店NAYA

    MycoDarumaは、菌糸の可能性に注目する企業とデザインスタジオが高崎だるまと出会い誕生したプロジェクトです。菌糸素材を活用し、日本のキノコ生産力や都市の微生物多様性の低下といった課題に取り組む一方、衰退する伝統工芸だるまに新たな価値を見出しています。革新的で多面的な解決策を提案する取り組みです。

  • シモキタ園藝部

    一般社団法人シモキタ園藝部

    下北線路街の緑地を舞台にした「シモキタ園藝部」は、植物と人とまちの新たな関係を築くオープンコミュニティです。住民が主体となり、植物の管理や活用、園藝學校の運営を行い、学習機会を創出。行政管理だけでは叶わなかった地域の交流を活性化し、住民参加型の「ワーカーズコープ」モデルで社会改善に取り組む事業です。

  • 循環葬

    at Forest 株式会社

    「循環葬 RETURN TO NATURE」は、遺骨を寺院が管理する森に直接埋葬し、森林保全に寄与する新しい葬送サービスです。

  • 月刊たくさんのふしぎ『食べる』

    作者:藤原 辰史
    イラスト:スケラッコ
    発行/発行所:株式会社福音館書店

    福音館書店の「たくさんのふしぎ」シリーズの一冊『食べる』。作者は「分解」「縁食」をキーワードに20世紀の食と農の歴史や思想を研究されてきた農学史研究者・藤原辰史さんです。

  • 過熱蒸煎機

    ASTRA FOOD PLAN株式会社

    これまで捨てられていた食材を「ざんさ」から「新素材」に生まれ変わらせることのできる技術です。「過熱蒸煎機」によって作られる過熱蒸煎パウダー「ぐるりこ®」は、おいしく安全で、栄養価も高い最終製品の原料としてアップサイクルされる仕組みを構築します。

  • Waste Surfer

    主催:FabCafe Bangkok
    協力:Thailand Creative & Design Center(TCDC)、Creative Economy Agency(CEA)、Material ConneXion Bangkok

    Waste Surferは、コーヒーかすや海綿、電子機器廃棄物など、多様な廃材をアップサイクル素材としてスケートボードのデッキを制作するプロジェクトです。

  • 端材活用エコシステム開発プロジェクト

    主催・運営:パナソニックホールディングス株式会社
    協力:パナソニックハウジングソリューションズ株式会社、パナソニック住宅設備株式会社、_and Material(運営:パナソニックホールディングス株式会社) プロジェクトプランニング・ディレクション・制作:MTRL(運営:株式会社ロフトワーク)/株式会社船場、岩沢兄弟、堀川淳一郎

    これは、人造大理石を使用したキッチンカウンター天板の製造過程で生まれる端材を活用したプロダクトです。端材の特徴を最大限に生かし、加工しやすい素材へと生まれ変わらせました。

  • 森の端オフィス

    設計:千葉元生、山道拓人、西川日満里/ツバメアーキテクツ+chidori studio
    構造:円酒構造設計
    施工:田中建築
    施主:飛騨の森でクマは踊る(ヒダクマ)
    竣工写真:新建築社写真部

    「森の端オフィス」は、建材としては一般的に使われることのない広葉樹を使い作られた建築物です。素材として広葉樹の多様なポテンシャルを引き出し、地域に根ざした分解と再利用、循環の新しい形を提示します。

  • 遺伝子組み換え都市

    FabCafe Nagoya

    都市の要素を遺伝子に例え、これからの都市の形を想像するために、様々な都市の要素を抜き足しすることであり得るかもしれない都市を提示するプロジェクトです。

ASTRA FOOD PLAN株式会社
「サスティナブルな社会の実現」をミッションに掲げるフードテックベンチャー。循環型フードサイクルの構築を目指して「かくれフードロス」削減に取り組んでおり、独自開発した『過熱蒸煎機』で、食品ざんさ等をアップサイクルした高付加価値パウダー『ぐるりこⓒ』を提供しています。
https://www.astra-fp.com/

at Forest株式会社
「墓を建てず森を育てる」エンディングサービスRETURN TO NATUREを企画・運営しているベンチャーです。森林保全、活動、埋葬を組み合わせ、家制度やジェンダーにとらわれない持続可能な選択肢を提供することで、死を森づくりにつなげ、緑豊かな未来に貢献しています。
https://atforest.co.jp/

株式会社BIOTA
生活空間の「微生物多様性」を高め、健康で持続可能な暮らしを目指すバイオテクノロジーベンチャーです。環境マイクロバイオームのゲノム解析を基にした研究開発を行い、バイオインフォマティクスを用いた受託解析や共同研究を提供。さらに、研究成果を活かし、建築設計、ランドスケープデザイン、都市計画に関するコンサルティングも展開しています。
https://biota.city/

一般社団法人シモキタ園藝部
シモキタ園藝部は、世田谷区の北沢・代沢・代田地域を主なフィールドに、まちの植物を守り育てていくことを目的として2020年に発足した一般社団法人です。「「緑」を地域の恵みとして共有し、だれもが緑とともに生きられるまち」を目指しています。
https://www.instagram.com/shimokita_engei/

FabCafe Bangkok
デザイン、テクノロジー、アートを融合し、クリエイティブな交流とコラボレーションの場を提供する、タイのバンコクに位置するカフェ型ものづくりスペースです。サステナビリティ関連プロジェクトのテストサイトとしても機能しており、プラスチック廃棄物の再活用やゴミのエネルギー転換などのデザイン・プロトタイピング・検証プロジェクトの実績を多数持つ。
https://fabcafe.com/th/bangkok/

​​株式会社飛騨の森でクマは踊る
森や伝統文化といった地域資源とテクノロジーを融合させながら、循環型のものづくりや空間づくり等のプロジェクトデザインを行っている。
https://hidakuma.com/

​​株式会社ツバメアーキテクツ
「今、ここに、どんな空間をつくるべきなのか」その前提から共に考え、設計活動を行う建築設計事務所
https://tbma.jp/

MTRL(マテリアル)
MTRL(マテリアル)は、株式会社ロフトワークが運営するデザインのアプローチで、「素材・技術開発、研究開発」における「意味のイノベーション」を実現するためのプロジェクトデザインチームです。
https://mtrl.com/

岩沢兄弟
「モノ・コト・ヒトのおもしろたのしい関係」を合言葉に、人や組織の活動の足場となる拠点づくりを手掛けるクリエイティブユニット。空間・家具などの立体物設計、デジタル・アナログ両方のツールを活用したコミュニケーション設計が得意。
https://battanation.com/

土還(TSUCHI NI KAERU)
飛騨高山を拠点とするクリエイティブ茅葺き職人。
https://www.instagram.com/tsuchi_ni_kaeru

福音館書店
https://www.fukuinkan.co.jp

スケラッコ
https://www.sukeracko.com

  • 1/17(金)サーキュラーエコノミーから考える新規事業創造と持続可能な事業運営とは?

    従来の大量生産・大量消費・大量廃棄の経済活動や大規模な資源採取によって、危機的な気候変動、生物多様性の破壊などの環境問題が深刻化しています。国内外では法規制の整備も進み始め、社会の価値観も変化する中、今後企業活動の継続にも影響を及ぼしかねません。
    本イベントでは、「農業・食品」分野においてサーキュラーエコノミーに取り組む企業をお招きし、どんな視点・視座で戦略的にサーキュラーエコノミーを事業に取り入れ、競争力を高めているのか紐解きます。

    詳細・お申し込み

  • 1/18(土)BIOTAとつくる菌糸ランプシェード制作ワークショップ(仮)

    MycoDarumaを展示するBIOTA inc.とのコラボレーションワークショップとして、菌糸を使ったランプシェード制作ワークショップを鋭意企画中です。続報をお待ちください。(要お申し込み)

  • 1/30(月)FabMeetup Nagoya  vol.13「食と農、都市と分解」

    Fab Meetup Nagoyaは多種多様なバックグラウンドの人たちが、アイデアやプロジェクトをシェアするミートアップイベント。様々な”つくる”に関わる方たちにご登壇いただきショートプレゼンテーションを行います。今回は「食と農、都市と分解」をテーマに企画中!続報をお待ちください。(要お申し込み)

(展示・イベント共通の注意事項)

※ イベントは変更の可能性もあります。詳細は今後順次公開してまいります。FabCafe NagoyaのWebサイトやSNSでの紹介をご覧ください。
※ 展示は期間中、自由にご覧いただけます。カフェですのでご覧いただいたのちにはぜひドリンクを楽しみながら、展示をみて考えたことを言葉にしたり、アイデア発想などのアクションにつなげていただけたら主催者として大変うれしいことだと考えています。

お問合せ

本イベントに関するお問い合わせは、下記までメールにてお願いいたします。(担当:斎藤)
info.nagoya@fabcafe.com

Information

日時

2025.1.8 (水) – 2025.1.31 (金) FabCafe Nagoyaの営業時間に準じます。(最終日は17時まで) UTC+09:00

会場

FabCafe Nagoya
愛知県名古屋市中区丸の内3-6-18

※ 久屋大通公園内/名古屋市営地下鉄 久屋大通駅から徒歩で3分
Google mapで開く

参加費

無料 座席を使用される場合はカフェメニューをご注文ください。

オーガナイザー

Organizers: FabCafe Nagoya, 株式会社ロフトワーク

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