Workshop

【5/27】5世紀からの味覚と香りの調合

お香×お茶 ペアリング!新しいお香の楽しみ方、新しい日本文化を探る実験イベント

  • #参加受付中
  • #誰でもウェルカム

これまで日本人に楽しまれてきた"お香"を、現代である21世紀ならではの背景や価値観をベースに再解釈。お香×お茶のペアリングによる実験を通して、今までにないお香の楽しみ方や新しい文化創造を試み、リサーチするイベントです。

2022.5.27 (金)  UTC+09:00

18:00 – 20:30 ※一部18:00-18:45/二部19:00-19:45/三部20:00-20:45

FabCafe Nagoya | Google mapで開く

各部12名ずつ

3300円 お茶・お香セット

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推古天皇の三年夏四月、沈水、淡路島に漂ひ着けり。其大き一囲、島人沈水を知らず、薪に交てに焼く、其煙気遠く薫る、則異なりとして献る。

夏に淡路島に一抱えもある沈香が流れ着いた。島民が薪として竈で焚いたら、その煙が遠くまでいい香りを漂わせた。島民はこれを不思議に思って朝廷に献上した。

日本書紀

 

 

日本にお香が来たと言われているのは、推古3年(595年)。淡路島に流れ着いた大きな流木に火をつけたところ、”えもいわれぬ香り”が漂い、それが、お香の元である『沈(香木・沈香)』だったそう。

お香の起源は、タジキスタン、アフガニスタン、中国(パミール高原)と言われています。紀元前5世紀後半に仏教が興ると、焼香としての”お香”が始まりました。このように、お香は、なんと5世紀から始まっていたとても古い文化なのです。

日本にお香が広まるきっかけとなったものも、同じく仏教でした。仏教では、焼香の香りは仏の食物と考えられており、仏教徒の生活にはお香を焚くことが浸透していました。その後、奈良時代になると、厄除けや防虫などという実用目的でもお香が使われるようになり、さらに平安時代には、貴族たちが自分だけの香りをつくり始めます。平安貴族にとってお香は、自分の能力やセンスの良さを表現するものの一つだったのです。

そうして、日常生活や教養として人々が楽しむようになり、やがて時代を経て、香道にまで至りました。

香道

何種類かのお香を、決められた作法に従って聞く(鑑賞する)芸道。室町時代に現在の香道として、体系化された。聞香(ききこう、もんこう)ともいわれる。“香を聞く”とは、嗅ぎ分けるところから、感覚を研ぎ澄ませ、呼び起こすところまでを称する。

本イベント『5世紀からの味覚と香りの調合』は、これまで日本人に親しまれてきた”お香”を、現代である21世紀ならではの背景や価値観をベースに再解釈し、実験を通して、今までにないお香の楽しみ方や未来の文化をリサーチするイベントです。

近年、様々な分野同士を合わせたアイデアから新たな価値を創造し、社会的に大きな変化をもたらす”イノベーション”が次々と起きています。もちろん、資本的な面からのアクションでもありますが、それとは別に、忙しない世の中に対して限界を感じている人が増えている、という一面もあります。

そんな、ひじょうに多様なモノやコトで溢れる現代ならではの意識に、そっと寄り添うことができるものの一つが、お香です。現代人にとって、お香はただの道具ではなく、心身を整えるもの、気持ちを高めるものとして、まるで薬のように扱われています。最近では、瞑想やヨガなどは勿論、ライブパフォーマンスやDJイベント、パーティーなどでもお香が振舞われています。

このように、多様な年代の人々に楽しまれ、愛されてきたお香の歴史を知り、文化を再構築するため、お香とともに日本の文化として体系化されてきた『お茶』を組み合わせ、お香の新たな価値・文化創造を試みます。

ぜひ、みなさんも、味覚と嗅覚を研ぎ澄ませ、新たなお香の可能性を探ってみませんか?

「鼻をつまんでご飯を食べると味がわかりにくい。」といわれるように、味覚と嗅覚はお互いに影響し合っており、切っても切り離せない感覚です。

食べ物や飲み物を口に入れると、舌にある味蕾(みらい)は味を識別し、鼻の神経は香りを判別します。 その後、味覚と嗅覚という感覚は脳に伝達され、味、口中香、食感などによる総合感覚としてほぼ同時に感じるのです。また近年、味と香りを同時に感じることで、味わい深い”風味”として感じられることがわかってきました。

今回のペアリングは、全て事前にバリスタやクリエイターたちがテストし、組み合わせるとより美味しくなる、面白くなるペアリングを厳選し、選出。どのような風味を感じるかは、当日までのお楽しみです!

  • お香リカレント学院

    お香にまつわる歴史(日本と世界)や原料や調合について学び、お香の先生を目指すための学院です。『日本のお香文化を、未来の子供たちへの贈り物として伝えていくこと』に共感していただける方に、日本に1500年にも繋がってきたお香文化を継承していってもらいたいという思いの下、設立しました。

    また、卒業後の先生たちへの情報提供や講座内容の相談、原材料の仕入れなども全面的にサポートしております。

    Webサイト

    お香にまつわる歴史(日本と世界)や原料や調合について学び、お香の先生を目指すための学院です。『日本のお香文化を、未来の子供たちへの贈り物として伝えていくこと』に共感していただける方に、日本に1500年にも繋がってきたお香文化を継承していってもらいたいという思いの下、設立しました。

    また、卒業後の先生たちへの情報提供や講座内容の相談、原材料の仕入れなども全面的にサポートしております。

    Webサイト

ホップ×玄米茶

ホップは、爽快な苦味と柑橘系の爽やかさが味わったビール特有の香りです。組み合わせる玄米茶は、茶葉の豊かな風味とお米(あられ)の香ばしさが心地よい、誰にでも飲みやすい、お茶漬けを思い起こす風味のお茶です。

スモーキー×ほうじ茶

スモーキーとは、ウイスキー特有の燻製のような香ばしい香りです。組み合わせるほうじ茶は、煎茶や茎茶、番茶などを強火で焙じて製造した、香ばしくさっぱりした風味。異なる香ばしさの掛け算はどんな風味を生み出すのでしょう。

エステリー×和紅茶

エステリーとは、熟成による甘く華やかで、リンゴや西洋梨のようなフルーティーな香りです。 組み合わせる和紅茶は、外国産の紅茶とは違い、渋みが少なく柔らかな風味を味わえるのが特徴のお茶です。

  • 美濃加茂茶舗

    日本茶

    「日常に、小休止を。」をコンセプトに、岐阜県東白川村産の茶葉と、日本茶を現代の暮らしに取り入れるための器を取り扱う日本茶ブランド美濃加茂茶舗。 美濃加茂茶舗が生まれた美濃地方は、お茶文化の聖地。千利休や古田織部に代表される茶の湯文化の隆盛期、美濃は茶碗の一大ブランド産地でした。 栽培限界と言われる標高600mに位置する岐阜県東白川村の茶畑で生産された茶葉は、格別の香りと深い味わいが特徴。 日本茶を現代の人がうまく休むための「道具」と捉え、次に進む原動力としての日本茶の在り方を提案しています。

    「日常に、小休止を。」をコンセプトに、岐阜県東白川村産の茶葉と、日本茶を現代の暮らしに取り入れるための器を取り扱う日本茶ブランド美濃加茂茶舗。 美濃加茂茶舗が生まれた美濃地方は、お茶文化の聖地。千利休や古田織部に代表される茶の湯文化の隆盛期、美濃は茶碗の一大ブランド産地でした。 栽培限界と言われる標高600mに位置する岐阜県東白川村の茶畑で生産された茶葉は、格別の香りと深い味わいが特徴。 日本茶を現代の人がうまく休むための「道具」と捉え、次に進む原動力としての日本茶の在り方を提案しています。

  • お香に興味があって、学んでみたいと思っている方
  • お香にハマってみたい方
  • お香とお茶のペアリングに興味がある方
  • 新しい文化をつくることや生み出す過程、広めていくことに興味がある方
  • 味覚、嗅覚を研究している研究者、プレイヤー、表現者の方
  • 斬新で新しいことや面白いことを、楽しみながら体験したい方
  • 新しいカフェの在り方を考えている方

新型コロナウィルス感染症拡大防止の観点から、ご参加に際しては下記をお願いしております。ご協力のほど、何卒よろしくお願いいたします。

  • ご来館時、館内洗面所での手洗いをお願いいたします。
  • お住まいの地域の自治体から、外出や移動に関する自粛の呼びかけが出ている場合は参加をご遠慮ください。
  • 体調がすぐれない場合は参加をご遠慮ください。(キャンセル料は発生いたしません)
  • 政府および愛知県・名古屋市から、店舗営業や講習会開催について中止の要請を受けた場合、開催を中止する場合が生じます。

Creator

  • 菊谷 勝彦

    株式会社菊谷生進堂 代表取締役社長

    1989年に菊谷生進堂に入社。現在は、お香・線香・香木・お数珠の専門店である「香源」を三代目として経営。創業当時は、お香の問屋。屋号の“ 香源(こうげん)”には、“ 日本のお香の情報発信源 ”という意味が込めてられている。事業の拡大に伴い、2013年に東京・銀座へ進出。2018年には上野桜木店をオープン。
    また、お香を中心とした日本文化の普及を目的として、お香の講義やお香づくりの講義を20年ほど前から行っている。これからも過去の歴史や伝統を学び、お客様とともに現代に活かしていくためのお香文化を創造して、日本を含めた世界へそして未来へお香文化を広げることを目指している。

    一般社団法人お香リカレント学院代表理事、金城学院大学非常勤講師。

    1989年に菊谷生進堂に入社。現在は、お香・線香・香木・お数珠の専門店である「香源」を三代目として経営。創業当時は、お香の問屋。屋号の“ 香源(こうげん)”には、“ 日本のお香の情報発信源 ”という意味が込めてられている。事業の拡大に伴い、2013年に東京・銀座へ進出。2018年には上野桜木店をオープン。
    また、お香を中心とした日本文化の普及を目的として、お香の講義やお香づくりの講義を20年ほど前から行っている。これからも過去の歴史や伝統を学び、お客様とともに現代に活かしていくためのお香文化を創造して、日本を含めた世界へそして未来へお香文化を広げることを目指している。

    一般社団法人お香リカレント学院代表理事、金城学院大学非常勤講師。

  • 浅井 睦

    [Metalium llc]代表
    コンセプトデザイナー / 知覚材料研究者 / 調香師
    1991年大阪府生まれ。舞鶴工業高等専門学校機械工学科修了

    まだ手に触れることのできない未知の素材をメタ思考から生まれ出るこの世の存在する全てを材料として取り扱い、素材としてすべての人が触れるようにプロトタイピングを通して素材を提供する事業を展開する[Metalium llc]を創業。

    「どんな場所・状況でも思考選択肢を増やす」ことを主軸に研究活動を行うプロジェクト[Plastic Native Laboratory]を主宰。フリーランスコンセプトデザイナーとして、言語化の難しい初期状態アイデアを形にして検証するプロセスを支援する[Engineering Freak]を平行に展開している。

    主な仕事に、聴覚情報形状化変換インスタレーション型展示「NOIZE ROOM」、mixi X-flag park 「ドローンシューティング用ドローン設計生産」や「everblue technology 自動航行海上ドローン設計生産」など新しい開発プロセスを活用した企画提案、ディレクションを行う。

    まだ手に触れることのできない未知の素材をメタ思考から生まれ出るこの世の存在する全てを材料として取り扱い、素材としてすべての人が触れるようにプロトタイピングを通して素材を提供する事業を展開する[Metalium llc]を創業。

    「どんな場所・状況でも思考選択肢を増やす」ことを主軸に研究活動を行うプロジェクト[Plastic Native Laboratory]を主宰。フリーランスコンセプトデザイナーとして、言語化の難しい初期状態アイデアを形にして検証するプロセスを支援する[Engineering Freak]を平行に展開している。

    主な仕事に、聴覚情報形状化変換インスタレーション型展示「NOIZE ROOM」、mixi X-flag park 「ドローンシューティング用ドローン設計生産」や「everblue technology 自動航行海上ドローン設計生産」など新しい開発プロセスを活用した企画提案、ディレクションを行う。

  • 伊藤尚哉

    株式会社 茶淹 代表取締役/美濃加茂茶舗店長

    1991年愛知県出身。24歳のときに日本茶のおいしさに魅了され、2016年から名古屋の日本茶専門店・茶問屋に勤務。 2018年日本茶インストラクターの資格を取得(認定番号19-4318)愛知県支部役員 2019年日本茶ブランド「美濃加茂茶舗」の立ち上げに参画、店長に就任。 2020年美濃加茂茶舗を運営する「株式会社 茶淹(ちゃえん)」を設立。

    1991年愛知県出身。24歳のときに日本茶のおいしさに魅了され、2016年から名古屋の日本茶専門店・茶問屋に勤務。 2018年日本茶インストラクターの資格を取得(認定番号19-4318)愛知県支部役員 2019年日本茶ブランド「美濃加茂茶舗」の立ち上げに参画、店長に就任。 2020年美濃加茂茶舗を運営する「株式会社 茶淹(ちゃえん)」を設立。

  • 甲斐 慶太

    FabCafe Nagoya カフェマネージャー

    1991年大分県出身。突発と偶発の機会を求めて。スペシャリティコーヒーのカフェチェーンにて顧客体験を最大化するトータルマネジメントを現場で10年経験。コーヒーの産地特性から抽出方法までの知見を持ち、経験を活かしたサービス・ドリンク・フード開発おこなう。プレーヤーとしてさらなる可能性を追い求めるため、FabCafe Nagoyaに立ち上げより携わり、名古屋における新たなコーヒーストーリーの繋ぎ手として、近郊のカフェや有識者との共創を楽しみながら実践している。

    また、異業種3名からなるコーヒー体験実験ユニット【Drip Drop Dope 】に所属し、様々な要素を組み合わせ今まで誰も体験したことのないようなコーヒー体験を通じて新たなるカルチャーを世に放つことを目指し活動中。

    1991年大分県出身。突発と偶発の機会を求めて。スペシャリティコーヒーのカフェチェーンにて顧客体験を最大化するトータルマネジメントを現場で10年経験。コーヒーの産地特性から抽出方法までの知見を持ち、経験を活かしたサービス・ドリンク・フード開発おこなう。プレーヤーとしてさらなる可能性を追い求めるため、FabCafe Nagoyaに立ち上げより携わり、名古屋における新たなコーヒーストーリーの繋ぎ手として、近郊のカフェや有識者との共創を楽しみながら実践している。

    また、異業種3名からなるコーヒー体験実験ユニット【Drip Drop Dope 】に所属し、様々な要素を組み合わせ今まで誰も体験したことのないようなコーヒー体験を通じて新たなるカルチャーを世に放つことを目指し活動中。

  • 居石 有未

    FabCafe Nagoya プロデューサー

    名古屋造形大学大学院 修了。卒業後、大学の入試広報課にて4年勤務。2021年2月 FabCafe Nagoya 入社。年間50件以上のデザイン・芸術に関するレクチャーの開催や、年間10件以上のイベント企画運営、取材・広報業務などに携わってきた経験を活かし、それぞれが心地よく”自己追求”できる環境づくりを心がけ、プロジェクトを実施する。

    また、現在も作家として活動を続けている。制作コンセプトは、ニュートラルの表現。

    名古屋造形大学大学院 修了。卒業後、大学の入試広報課にて4年勤務。2021年2月 FabCafe Nagoya 入社。年間50件以上のデザイン・芸術に関するレクチャーの開催や、年間10件以上のイベント企画運営、取材・広報業務などに携わってきた経験を活かし、それぞれが心地よく”自己追求”できる環境づくりを心がけ、プロジェクトを実施する。

    また、現在も作家として活動を続けている。制作コンセプトは、ニュートラルの表現。

Timetable

18:00-18:45

第一部

19:00-19:45

第二部

20:00-20:45

第三部

Information

日時

2022.5.27 (金) 18:00 – 20:30 ※一部18:00-18:45/二部19:00-19:45/三部20:00-20:45 UTC+09:00

会場

FabCafe Nagoya
愛知県名古屋市中区丸の内3-6-18

※ 久屋大通公園内/名古屋市営地下鉄 久屋大通駅から徒歩で3分
Google mapで開く

参加費

3300円 お茶・お香セット

定員

各部12名ずつ

オーガナイザー

協力: お香リカレント学院, 株式会社茶淹

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