Talk Event

〈わたし〉から編みなおす地域

都市と地方がつながるまちづくりを、名古屋から考える

  • #参加受付中
  • #誰でもウェルカム

FabCafe Nagoyaではこの春、「つなぐ」をテーマに、産業、地域、学びをめぐる複数のイベントや展示を展開しています。「会社を継ぐ、産業をつなぐ」「暮らし・文化・産業を、未来につなぐ」といった企画に続く本イベントは、その流れのなかで、都市と地方の関係をあらためて問い直す対話の場です。工藤尚悟さんのご著書を起点に、岡崎の森とまちをつなぐ実践者・加藤亮さんを迎え、名古屋から地域との新しい関わり方をひらきます。

2026.5.11 (月)  UTC+09:00

16:00 – 19:00

FabCafe Nagoya | Google mapで開く

30名

2000円 ワンドリンク付き

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都市にいる私たちは、地域とどんな距離感でつながることができるのでしょうか。
移住する/しない、支える/支えられる、都会/地方。そんな分け方だけでは捉えきれない関係が、いま各地で少しずつ立ち上がっています。
今回FabCafe Nagoyaでは、国際教養大学准教授・工藤尚悟さんのご著書『〈わたし〉からはじめる地方論――縮小しても豊かな「自律対話型社会」へ向けて』を起点に、都市と地方がつながるまちづくりをテーマとした対話イベントを開催します。工藤さんは、人口減少が進む時代に必要なのは、中央から与えられた言葉で地方を語ることではなく、まちやむら、そこに暮らす〈わたし〉の視点から、地域の未来を想像・創造していくことだと述べています。

ゲストにお迎えするのは、元株式会社もりまちの加藤亮さん。加藤さんは、旧額田郡生まれで、額田町役場・岡崎市役所で森林行政に携わった後、地域商社「もりまち」に参画し、岡崎の森を起点に中山間地域の持続可能性を高める実践を続けています。もりまちは、岡崎の森とまちをつなぎ、林業の活性化を通じて地域全体の発展を目指す取り組みを進めており、greenz.jpではその姿勢を「誰かの森から私たちの森へ」という言葉で紹介しています。
岡崎市は、中心市街地のにぎわいを持つ一方で、市域の約6割を森が占めるまちでもあります。加藤さんは、そんな岡崎の森について、「まちから近いのに、その木材が地域で十分に使われていない」という課題感を語り、流域や暮らしのつながりのなかで森を捉え直す実践を重ねてきました。2025年には、STATION Aiで開催された「流域の視点がつなぐ環境と経済」イベントでも、「岡崎の山で今起きていること」をテーマに登壇しています。

本イベントでは、工藤さんの問題提起と、加藤さんの現場からの実践を往復しながら、
自立と共生、関係人口の広がり、流域・生活圏・経済圏という見方、そして地域を構成する産業・食・商業・教育・インフラをどう編みなおすかを、参加者のみなさんと一緒に考えます。
地方の話を、地方の現場の話として聞いて終わるのではなく、都市にいる私たち自身の暮らしや仕事のなかで、地域とどう関わり直せるのか。その入口を、名古屋からひらく時間になればと思います。

こんな方におすすめ

  • 地域と関わりたい気持ちはあるが、移住や転職だけが関わり方だとは思っていない方
  • 都市と地方を、支援する/されるの関係ではなく、もっと対等に捉えたい方
  • まちづくり、地域デザイン、関係人口、ローカルビジネス、教育、行政、文化醸成に関心のある方
  • 森、流域、里山、食、産業など、地域を構成する要素を横断して考えたい方
  • 東海エリアで活動する実践者や研究者とつながりたい方
  • 「地域の未来」を、大きな政策論だけでなく、自分の視点から考えてみたい方

書籍紹介:『〈わたし〉からはじまる地方論

縮小しても豊かな「自律対話型社会」へ向けて

人口、産業、文化・・・縮小するなかで地域は何を持続していくのか?
都市と地方の二項対立から脱し、
地域が自らの「言葉」で豊かさを語り直したとき、本当の意味での「地方創生」につながる。
まちづくりで注目を集める秋田県五城目町で研究する「地域×サステナビリティ」の論客、20年の集大成。

(*英治出版株式会社 書籍紹介より引用)

■刊行年:2025年
■出版社:英治出版株式会社(Webサイトはこちら

登壇者

  • 工藤 尚悟 / Shogo Kudo

    国際教養大学国際教養学部グローバル、スタディズ領域、准教授

    専門は、人口減少時代の持続可能なまちづくり、南アフリカの農村起業家・地域研究。秋田と南アフリカの農村地域を行き来しながら、異なる風土にある主体の出会いから生まれる“通域的な学び”というコミュニティ開発の方法論の構築に取り組む。近著に『〈わたし〉からはじめる地方論』。

    専門は、人口減少時代の持続可能なまちづくり、南アフリカの農村起業家・地域研究。秋田と南アフリカの農村地域を行き来しながら、異なる風土にある主体の出会いから生まれる“通域的な学び”というコミュニティ開発の方法論の構築に取り組む。近著に『〈わたし〉からはじめる地方論』。

  • 加藤 亮 / Ryo Kato

    岡崎市役所、一般社団法人アンドフォレスト理事

    1978年愛知県岡崎市(旧額田町)生まれ。平成14年額田町役場に入庁。市町村合併により岡崎市役所勤務。森林課にて林業6次産業化を図る地域商社設立プロジェクト担当。令和4年度より地域商社株式会社もりまちへ出向。令和8年度より再び岡崎市役所勤務。

    1978年愛知県岡崎市(旧額田町)生まれ。平成14年額田町役場に入庁。市町村合併により岡崎市役所勤務。森林課にて林業6次産業化を図る地域商社設立プロジェクト担当。令和4年度より地域商社株式会社もりまちへ出向。令和8年度より再び岡崎市役所勤務。

モデレーター

  • 伊藤 遥 / Haruka Ito

    FabCafe Nagoya コミュニティマネジャー、ディレクター

    大学卒業後、ReFaやSIXPADで知られる株式会社MTGで新卒採用・組織開発を担当。多くの学生との出会いを通して「早期に多様な大人・経験に触れる必要性」を感じ、2020年より約5年間、名古屋市キャリア・サポート事業に参画。高校に常駐するキャリアコンサルタントとして、外部人材を活かした探究プログラムの開発・運営や、課外活動の伴走を行う。現在はFabCafe Nagoya、東海国立大学機構CommonNexus(ComoNe)のコミュニティマネジャーとして人・場・経験をつなぎ、子どもから大人までの好奇心を起点とした探究活動支援や、産学官をまたいだコミュニティ作りを行う。また、小中高校へのSEL(Social Emotional Learning /社会性と情動の学び)導入支援、SELを元にしたキャリア教育支援にも取り組む。国家資格キャリアコンサルタント、キャリア教育コーディネーター、SELアドバイザー。愛知教育大学非常勤講師。1児の母。

    大学卒業後、ReFaやSIXPADで知られる株式会社MTGで新卒採用・組織開発を担当。多くの学生との出会いを通して「早期に多様な大人・経験に触れる必要性」を感じ、2020年より約5年間、名古屋市キャリア・サポート事業に参画。高校に常駐するキャリアコンサルタントとして、外部人材を活かした探究プログラムの開発・運営や、課外活動の伴走を行う。現在はFabCafe Nagoya、東海国立大学機構CommonNexus(ComoNe)のコミュニティマネジャーとして人・場・経験をつなぎ、子どもから大人までの好奇心を起点とした探究活動支援や、産学官をまたいだコミュニティ作りを行う。また、小中高校へのSEL(Social Emotional Learning /社会性と情動の学び)導入支援、SELを元にしたキャリア教育支援にも取り組む。国家資格キャリアコンサルタント、キャリア教育コーディネーター、SELアドバイザー。愛知教育大学非常勤講師。1児の母。

Timetable

16:00 – 16:15

イントロダクション/ご挨拶

16:15 – 16:50

工藤尚悟さんトーク
『〈わたし〉からはじめる地方論』から考える、都市と地方のこれから

16:50 – 17:30

クロストーク
工藤尚悟さん × 加藤亮さん
都市と地方、森とまち、流域と暮らしをつなぎ直す

17:30 – 17:40

休憩

17:40 – 18:25

参加者ダイアログ
少人数での対話セッション

18:25 – 18:45

全体共有・クロージングトーク

18:45 – 19:00

交流・ネットワーキング

Information

日時

2026.5.11 (月) 16:00 – 19:00 UTC+09:00

会場

FabCafe Nagoya
愛知県名古屋市中区丸の内3-6-18

※ 久屋大通公園内/名古屋市営地下鉄 久屋大通駅から徒歩で3分
Google mapで開く

参加費

2000円 ワンドリンク付き

定員

30名

オーガナイザー

主催: FabCafe Nagoya

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