Exhibition

AI Dada Vol.3|OUR Common Playground “わたしたち”の街を遊ぶ

FabCafe Tokyo Creative Residency 成果展

  • #参加受付中
  • #入場無料

FabCafe Tokyoは企画展《AI Dada Vol.3|OUR Common Playground》を開催。再開発が進む都市に、人々の自由な“遊び場”を取り戻すことをテーマに、4名のアーティストがレジデンシーを通してAIと共に制作した作品を展示。日常の街を予測不能な遊び場へと更新します。

2026.5.4 (月) (祝) – 2026.5.17 (日)  UTC+09:00

10:00 – 20:00

FabCafe Tokyo | Google mapで開く

Free *入店時にドリンクかフードをご注文ください

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AI Dada Vol.3|OUR Common Playground

“わたしたち”の街を遊ぶ

かつて、わたしたちが過ごす街には、目的のない時間や自由な余白がありました。そこでは人々が遊び、新しいモノやコトが生まれては行き交う、豊かな文化の土壌が育まれていました。

現在の街はどうでしょうか。進む再開発、馴染み深かった風景の消失。合理的かつ機能的に設計されたストリートからは、かつてあった余白が失われつつあるようです。

どうすれば、遊びが息づく街をわたしたちの手に取り戻せるのか。この問いに対し、《AI Dada Vol.3 | OUR Common Playground》は、AIとアートを掛け合わせながらその解を探ります。

本展は、FabCafe Tokyo Creative Residencyに参加した4名のアーティストによる、渋谷の街に自由な“遊び場(Playground)”を編み直す実験です。

AIは、アーティストらと共に遊びをつくるパートナー。彼らは、デジタルデータと身体性を掛け合わせ、やや窮屈になってしまった街の風景を解きほぐす装置をプロトタイプしました。本展ではそれらを用いながら、カフェというレンズを通して、街を予測不能な遊び場へと変貌させます。

合理性やあたりまえを手放し、無邪気な好奇心へ立ち返る。そうすることで、街をより風通しのよいものへと、軽やかに更新していく。窓の外に広がる景色が、わたしたちにとって新しい遊び場へと書き換わる瞬間を、ぜひ体感してください。

プロジェクト

DONG WENJUN 《data cafe》

リアルな街の体験とAIが生成する「街らしき体験」との間のズレを味わう作品。QRコードを読み取ると、渋谷のある地点の環境データから創作した3種類の「渋谷産コーヒー」からランダムに選択され、その味覚情報がレシートに印字される。レコード型の再生装置がコーヒーの産地情報と、針の接触位置や電気抵抗、鑑賞者の動きに応じて変化する断片的な「音の風景」を生成。味覚と聴覚とのあいだに生まれるズレと違和感が、新たな都市体験として立ち現れる。

 

*写真は過去に制作した作品です。本企画展では、新作を発表します。 

佐野 翠 《Modulation³_flow_ Shibuya — Resources: Real / Hallucinated》

渋谷は褐鉄鉱(FeOOH)を含む赤錆色の谷水に由来しています。本作は、PLATEAU都市モデルの2020-2025年版を重ね合わせ、滞在人口区分に基づいて分割・造形した立体作品と、さらにAIによってその造形を拡張させた映像で構成されています。「インバウンド化」「リミナル化」「エスニシティ化」といった3つの変容シナリオについてAIと対話を行い、そこで生成されたイメージをもとに再造形を試みています。作家とAI、都市データと作風の変調、そして「AI mineralization」を行っています。

*写真は過去に制作した作品です。本企画展では、新作を発表します。

森田祐輝 《What We See》

渋谷は2034年まで続く再開発の只中にある。ビル群も首都高速もやがて別のものへ置き換わる。私たちは都合で建物を壊し、建てる。写真でも同じだ。都合の悪いものを消し、見たいものだけを残す。AIによる画像編集技術(消しゴムマジック)は、不要な箇所を初めからなかったように見せる道具だ。本作はこれを反転させる。消されたもの、選ばれなかったもの、存在したかもしれないものを、再び出現させる。

*写真は過去に制作した作品です。本企画展では、新作を発表します。

 

門田健嗣 《human as landscape》

門田は、人間が環境に対して支配的に振る舞う現代の社会構造を問い直し、そこから脱却するための一助として、人間を「外部環境」として捉え直す建築をFabCafe Tokyoに設置する。建築内に設置されたカメラが捉えるカフェの日常風景は、AIによってリアルタイムに「外部の風景」へと変換・出力される。この変換プロセスを通じ、人間が環境を構成する物質、あるいは流動する現象の一部であることを提示する。

*写真は過去に制作した作品です。本企画展では、新作を発表します。

  • DONG WENJUN

    ファッションや劇場表現の背景を起点に、空間や物語の演出を横断する制作を行っている。衣服と身体の親密な関係から培ってきた感覚的なアプローチを、展示空間やワークショップ、インタラクティブな装置へと展開し、人と人、人と場所のあいだに生まれる関係性を「場」として立ち上げる実践へと発展させてきた。素材を用いたインスタレーションや参与型の試みを通して、個人の記憶や経験が交差し共有されるプロセスそのものを作品として提示している。

    ファッションや劇場表現の背景を起点に、空間や物語の演出を横断する制作を行っている。衣服と身体の親密な関係から培ってきた感覚的なアプローチを、展示空間やワークショップ、インタラクティブな装置へと展開し、人と人、人と場所のあいだに生まれる関係性を「場」として立ち上げる実践へと発展させてきた。素材を用いたインスタレーションや参与型の試みを通して、個人の記憶や経験が交差し共有されるプロセスそのものを作品として提示している。

  • 佐野 翠

    1993年東京生まれ、広島在住。広島市立大学大学院博士課程2年。「変調(modulation)³」を核に、オープンデータを鉱物・結晶の形態に編集し3Dプリントで彫刻化する。窓ガラスやモニター越しの知覚が常態化した自身と現代社会において、データと物質のあいだを結晶として定義して取り出す試みを行う。AFAF AWARD登竜門2025選出、KYOTO Gathering 2025等。

    1993年東京生まれ、広島在住。広島市立大学大学院博士課程2年。「変調(modulation)³」を核に、オープンデータを鉱物・結晶の形態に編集し3Dプリントで彫刻化する。窓ガラスやモニター越しの知覚が常態化した自身と現代社会において、データと物質のあいだを結晶として定義して取り出す試みを行う。AFAF AWARD登竜門2025選出、KYOTO Gathering 2025等。

  • 森田祐輝

    ラグビーの怪我を機に脳神経科学を経てメディアアートへ転換。テクノロジーによる社会の 急速な再編成のなかで、何が「当たり前」かを問い直す制作を、芸術と科学の交差点から行 っている。スポーツがもたらす規範と関係性を主題に映像・インスタレーションを制作する ほか、近年はDIG SHIBUYA 2026への参加など渋谷の都市変容をテーマとした作品も展開。 第29回岡本太郎現代芸術賞入選。東京藝術大学大学院在籍。

    ラグビーの怪我を機に脳神経科学を経てメディアアートへ転換。テクノロジーによる社会の 急速な再編成のなかで、何が「当たり前」かを問い直す制作を、芸術と科学の交差点から行 っている。スポーツがもたらす規範と関係性を主題に映像・インスタレーションを制作する ほか、近年はDIG SHIBUYA 2026への参加など渋谷の都市変容をテーマとした作品も展開。 第29回岡本太郎現代芸術賞入選。東京藝術大学大学院在籍。

  • 門田健嗣

    映像と建築の共生をテーマにプロダクトデザインや空間設計などを行う。建築の映像性やメディア性に興味があり、設計業務で学んだ環境と人の関係を調整する建築的手法を軸に、映像に接続するための構法の実験や映像のための小さなスケールの建築・インテリアデザインを展開してきた。本レジデンシーでは、人間を環境化する存在としてAIを捉え、制作に取り組む。第27回空間デザイン・コンペティション最優秀賞受賞。

    映像と建築の共生をテーマにプロダクトデザインや空間設計などを行う。建築の映像性やメディア性に興味があり、設計業務で学んだ環境と人の関係を調整する建築的手法を軸に、映像に接続するための構法の実験や映像のための小さなスケールの建築・インテリアデザインを展開してきた。本レジデンシーでは、人間を環境化する存在としてAIを捉え、制作に取り組む。第27回空間デザイン・コンペティション最優秀賞受賞。


FabCafe Tokyo Creative Residencyとは

FabCafe Tokyoが提供するアーティストインレジデンスプログラム。表現ジャンルの境界線を超え、デジタルとアナログを横断し次世代のイノベーションを創出する取り組みを支援します。 東京・渋谷を拠点とするFabCafe Tokyoの持つグローバルコミュニティや設備を介して、参加アーティストの新たな挑戦や表現方法を探究をする場を設けます。

プログラムテーマ「AI- ダダ」について

AIは私たちの日常を徐々に揺るがす存在となりました。人々の意識の中でAIは多くの産業を加速させる一方、クリエイティブ業界に限って言えば、良くも悪くも賛否両論の議論を巻き起こしています。テーマ「AI-ダダ」は、この状況をダダイスムの精神で捉え、AIを「創造の道具」として、「破壊の道具」として、積極的に活用することを求めました。

FabCafe Tokyo Creative Residency vol.4 参加アーティスト募集

参加アーティスト募集開始しました。
エントリーはこちらから
https://awrd.com/award/fabcafe-ai-dada-04

Information

日時

2026.5.4 (月) (祝) – 2026.5.17 (日) 10:00 – 20:00 UTC+09:00

会場

FabCafe Tokyo
東京都渋谷区道玄坂1-22-7 道玄坂ピア1F

京王井の頭線 神泉駅 南口 徒歩3分
JR 渋谷駅 徒歩10分

03-6416-9190
Google mapで開く

参加費

Free *入店時にドリンクかフードをご注文ください

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