Workshop
- #開催終了
- #英語・日本語で開催
東京在住の台湾人アーティスト、チユン・イェは、1年をかけて「注音符号」の文字をイラスト化。ファッショナブルで優雅な37点の女性キャラクターがそれぞれの音を表し、注音符号を魅力的に紹介するプロジェクトがその結果。
このワークショップでは、参加者がそれぞれの母国語特有の音や言葉をイラストで表現します。アート、言語、文化の活発な交流をお楽しみください!
2023.5.28 (日) UTC+09:00
16:00 – 18:00 *受付開始 15:45
上記のリンクをクリックしご予約ください
音声記号は、ひらがなやカタカナのように一つ一つの発音を独立した記号で表している記号です。言語の音を一貫性のある標準的な方法で書き留めるシステムです。
音声記号は、言語学、言語学習、言語病理学において、音声の記述と分析に使用されています。英語などに広く使われている国際音声記号(IPA)や、スラブ系言語やその他いくつかの言語の転写に使われるキリル文字など、世界各地でさまざまな音声記号が使われています。
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国際音声記号(IPA, International Phonetic Alphabet)は、あらゆる言語の音声を文字で表記すべく、国際音声学会が定めた音声記号です。
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視話法(Visible Speech)は、19世紀にイギリスのアレクサンダー・メルヴィル・ベルによって考案された、聴覚障害者のための会話教育に使用される音声記号の一種。
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ひらがなとカタカナは、日本語の音を表すと共に、文法上の助詞や漢字を持たない日本語の固有語を書くために使われ、音声記号、文字システムとしての二つの役割を担います。
ブォプォムォフォ(bopomofo、ㄅㄆㄇㄈ)は、「注音符号」(ちゅういんふごう、ちゅうおんふごう)とも呼ぶ、台湾で話し言葉の北京語を書き写すのに使われている音声記号です。20世紀初頭に作られ、37文字で構成されるこのシステムは標準中国語の音を表しています。主に子供や北京語を学ぶ外国人に中国語の発音を教えるために使用され、一部の電子機器やコンピュータの入力システムにも使われています。
▶︎ 注音符号の文字
東京在住の台湾人アーティスト、チユン・イェは、1年をかけて全ての注音符号の文字をイラスト化しました。ファッショナブルで優雅な37点の女性キャラクターがそれぞれの音を表し、注音符号を魅力的に紹介するプロジェクトになりました。
▶︎ 【「ㄅㄆㄇㄈ」をご存じですか? プロジェクト】のイラストの一部
注音符号について知っている人が、日本や他の国ではほとんどいないことに気づき、このプロジェクトを始めたチユン。イラストをオンラインで共有することで、自分の文化を伝えると同時に、ファンとのやり取りの中で、他国母語の特徴についても知る機会が生まれました。音や言葉について、幼少期や学校の思い出など、個人的な体験と結びついた有意義な会話ができたそうです。
▶︎ ファンの反応が熱狂的!
このワークショップでは、【「ㄅㄆㄇㄈ」をご存じですか? プロジェクト】から生まれた会話をチユン・イェさんがさらに発展させます。参加者が水彩色鉛筆を使ったイラストレーションに挑戦し、出来上がった作品を他の参加者と共有することができます。
アート、言語、文化の交流を一緒にエンジョイしてみませんか?
▶︎ 母語の特別な音をデザインしましょう
プログラム
セクション ① インプット
- はじめに
- 【「ㄅㄆㄇㄈ」をご存じですか?プロジェクト】について
- チユン・イェのクリエイティブプロセス
(休憩)
セクション② 実践的なエクササイズ
- ブレーンストーミング
- ドラフト
- 水彩画
作品発表とクロージング
ワークショップの画材
チユンさんのお気に入りのメディウムの一つである水彩色鉛筆を試してみることを、参加者の皆さんにお勧めします。FabCafeでは、シンプルな水彩色鉛筆、筆、紙をご用意します。
すでにお気に入りの水彩画セットや筆をお持ちの方は、ぜひご持参ください!
こんな方におすすめ…
- あらゆる情報を伝える強力的なツールとしてのアートやイラストレーションに興味がある方
- グラフィックデザイナー、ブランディングデザイナー、書体デザイナーなど、タイポグラフィー、アイコノグラフィー、シンボルデザイン、ブランディングに関心のある方
- 創造的な表現方法による文化や言語の交流に関心のある方
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Chiyun Yeh(チユン・イェ)
イラストレーター/デザイナー
台湾出身で東京を拠点に活動するイラストレーター/デザイナー。
墨や手描きの水彩画からデジタルイラストレーションまで、幅広い画風を持つ。様々なスタイルを試し、主題に合ったものを選ぶことを大切にしています。日常生活からインスピレーションを得ることが多いが、言語や心理学にも非常に興味があり、それもインスピレーション源となっている。
ファッション雑誌、ウェブサイト、デジタル製品などとのコラボレーションが豊かで、「POPEYE」や台湾の男性ファッション誌のためにイラストやポスターを何枚かを作成。その他、プレゼンテーションやアニメーションなどをつくるするために、IDEOのデザインチームを支援してきた。
イラストを通して人々にポジティブなエネルギーを与え、自分が見聞きして気になったことを共有したいと願っている。
台湾出身で東京を拠点に活動するイラストレーター/デザイナー。
墨や手描きの水彩画からデジタルイラストレーションまで、幅広い画風を持つ。様々なスタイルを試し、主題に合ったものを選ぶことを大切にしています。日常生活からインスピレーションを得ることが多いが、言語や心理学にも非常に興味があり、それもインスピレーション源となっている。
ファッション雑誌、ウェブサイト、デジタル製品などとのコラボレーションが豊かで、「POPEYE」や台湾の男性ファッション誌のためにイラストやポスターを何枚かを作成。その他、プレゼンテーションやアニメーションなどをつくるするために、IDEOのデザインチームを支援してきた。
イラストを通して人々にポジティブなエネルギーを与え、自分が見聞きして気になったことを共有したいと願っている。
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FabCafe Tokyo
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日時
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2023.5.28 (日) 16:00 – 18:00 *受付開始 15:45 UTC+09:00
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会場
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FabCafe Tokyo
東京都渋谷区道玄坂1-22-7 道玄坂ピア1F
京王井の頭線 神泉駅 南口 徒歩3分
JR 渋谷駅 徒歩10分
03-6416-9190
Google mapで開く -
参加費
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2500 円 *画材を含む
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定員
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18
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オーガナイザー
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上記のリンクをクリックしご予約ください