Talk Event
- #開催終了
ノードベースのヴィジュアルプログラミング環境の日本コミュニティ、 vvvv Japan Community, PureData Japan Communityの合同開催イベントです!!
2018.5.13 (日) UTC+09:00
16:00 – 21:00
Visual Programming Meetup vol.2
ノードベースのヴィジュアルプログラミング環境の日本コミュニティ、
vvvv Japan Community, PureData Japan Communityの合同開催イベントです!!
本イベントでは、vvvvとPuraDataの日本コミュニティがそれぞれの特徴や魅力について、
ワークショップ、Lightning Talk、デモ展示などを交えながらお伝えします。普段使用している方はもちろん、興味があるけど触ったことがないという人もお気軽にご参加ください。
Main Sessionでは、「越境と醸成」をテーマとしています。
デザイナー、アーティスト、医療職者などがプログラミング応用することで専門分野を「越境」しながら活躍しはじめている中、ソフトウェア開発は単なる成果物を作るためだけの活動なのでしょうか。エンジニアは、技術や役割をより「醸成」し、新たな価値を見出していく時代が来るのでしょうか。歴史の変革の時期にさしかかっているプログラミングの文化について我々の世代だけではなく、これからの遠い未来の姿を参加者のみなさんと想像を膨らませていきたいと思っています。
「Main Session」越境と醸成
絵画や音楽という芸術活動は、最初は何かの記録や伝達のためのプリミティブな目的のために生まれたが、長い時間の経過によって時代背景などの文脈を含むことで、絵画であれば当時に描かれた文脈を含めた絵の価値が深まり、音楽であればこのコード進行に込められた意図を読み解くことに楽しみを見出すような多様な魅力が見出されるようになっている。
プログラミング言語を用いたソフトウェア開発という活動は100年にも満たない歴史しか持たず、「成果物を作るためだけの活動」と一般には捉えられている。低水準の機械語、アセンブリ言語、手続き型の言語と徐々に発展し、IoTやAIに用いられる高水準の言語へと発展し意図や人間的な側面が重要視されるようになり、さらにはビジュアルプログラミング言語のような非エンジニアでも取り組みやすい言語も身近になってきている。デザイナー、アーティスト、医療職者などがプログラミング応用することで専門分野を「越境」しながら活躍しはじめている中、ソフトウェア開発は単なる成果物を作るためだけの活動なのだろうか。エンジニアは、技術や役割をより「醸成」し、新たな価値を見出していく時代が来るのだろうか。
プログラミングを用いたソフトウェア開発は、歴史の変革の時期にさしかかっています。
ビジュアルプログラミング言語のワークショップやセッションを通して、我々の世代だけではなく、これからの遠い未来のプログラミングの文化について想像を膨らませていきます。
【登壇者】
松村 誠一郎 / Seiichiro Matsumura
Pure Data エバンジェリスト / 東京工科大学デザイン学部教授
経歴
1970年生まれ
2012年に「Pd Recipe Book -Pure Dataではじめるサウンドプログラミング」を執筆。
2014年にPure Data Japanを美山千香士と発動。
国際学会Sound and Music Computing、WRO Media Art Biennale(ポーランド)、Audio Art2015(ポーランド)等に、Pure Dataで制作したインタラクティブアート作品、ライブパフォーマンスを発表。
Asia Digital Art and Design Association理事
平野 佑樹 /Yuki Hirano
vvvvエバンジェリスト / 株式会社 vitte 代表取締役
経歴
1989年生まれ。
ポリフォニーデジタル、チームラボを経て、株式会社 vitte を設立。
日本における vvvv 布教を行なっている。Youtube に 120 以上の vvvv チュートリアル動画(https://www.youtube.com/channel/UC3xg6UbFoKFcWcNd7QvbUtw)を作成。日本における vvvv 布教活動が開発元に認められ vvvv Best Documented Award 受賞。
2年前からは沖縄高専では通年での vvvv の卒研授業や課外授業の講師を行なっている。
興味分野は文化作りとソフトウェア開発。
現在の仕事は主にシステム開発がメインで、最近、徳を積めるSTG「摩尼遊戯TOKOYO」(http://studiotokoyo.com/maniyugi-tokoyo-j.html) をリリース。
【ファシリテーター】
吉岡 純希 / Junki Yoshioka
看護師 / Medical Design Engineer / 慶応義塾大学 政策・メディア研究科
1989年、札幌市生まれ。vvvv Japan Communityの立ち上げ時から運営に関わっている。
集中治療室や在宅領域での看護師の臨床経験をもとに、テクノロジーの医療現場への応用に取り組む。2014年より、病院でのデジタルアート「Digital Hospital Art」をスタートし、患者・医療スタッフとともにデジタルアートの制作・実施をしている。現在、慶應義塾大学にて看護と3Dプリンタに関する研究「FabNurseプロジェクト」に携わっている。
看護協会出版Web版にて「デザインエンジニアリングとケア」を連載中。
( http://jnapcdc.com/LA/yoshioka/ )
URL: http://technurse.jp/
【Lightning Talk】
中西宣人
楽器デザイナー/博士(学際情報学)。多様な奏法に対応する楽器の開発を目指し、
センサー開発企業や教育機関との楽器共同開発や、開発した楽器を用いた演奏活動などを行っている。
中村優生
ファンタジーから現実までを行き来するデザイナー、もしくはエンジニア、またはアーティスト。エレクトロサウンドと身体が融合する楽器の制作を行っている。
SoneTakaaki(ActPaTH)
東京を中心に活動する ノイジシャン/プログラマー。
自作のノイズ装置を使用したライブや、インスタレーション作品の制作を行う。
村田裕介
vvvvによって人生変わっちゃった管理栄養士。2017年異能ジェネレーションアワードにノミネートされるなど、日夜斜め上の活動に勤しんでいる。
日時:
2018年5月13日(日)
Workshop 16:00〜
TalkSession 18:30-21:00(開場:18:30〜)
会場:
FabCafe MTRL
〒150-0043 東京都渋谷区道玄坂1丁目22−7 道玄坂ピア2F
登壇者:松村 誠一郎/平野佑樹/吉岡純希/村田裕介…….
定員/参加費:
・ワークショップ:10名 3000円(トークイベント参加込み)
※ワークショップのみの参加チケットはございません。
・トークイベント:40名
1,500円
※領収書発行可
プログラム:
15:30-16:00 開場
16:00-18:30 vvvv & Pure Data Workshop
18:30-19:00 開場
19:00-19:10 Opening Talk :吉岡
19:10-19:50 Lightning Talk :4名(村田裕介/中村優生/他2名)
19:50-20:30 Main Session (各20分)
ー Pure Data Japan Community:松村誠一郎「大工道具のようなプログラミングツール Pure Data」
ー vvvv Japan Community:平野佑樹「vvvv とソフトウェア開発における文化」
20:30-21:00 Cross Session
21:00-21:30 クロージング
【企画】
・FabCafe MTRL
・vvvv Japan Community
・PureData Japan Community
・vitte, Inc.
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日時
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2018.5.13 (日) 16:00 – 21:00 UTC+09:00
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会場
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FabCafe MTRL (FabCafe Tokyo 2F)
東京都渋谷区道玄坂1-22-7 道玄坂ピア2F
京王井の頭線 神泉駅 南口 徒歩3分
JR 渋谷駅 徒歩10分
Tel.03-6416-9190
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参加費
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3000円
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定員
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50名