Workshop
- #開催終了
- #誰でもウェルカム
皆さんの身近にあるチョコレート。原料となるカカオにはコーヒーと同様に特定の地域や農園でつくられたシングルオリジンのカカオがあります。本イベントでは東南アジアを中心にカカオ豆の開発から、日本での菓子開発を行うフーズカカオを招待し、インドネシア、タイの異なる産地のカカオの話を交えながらビーントゥバーをつくるワークショップを開催。
2022.10.2 (日) UTC+09:00
13:00 – 15:30 12:45より受付をFabCafeで行います
参加希望の方は上記Peatixからお申し込みください。
カカオ豆の生産からチョコレートの作り方までを一貫して体験する
カカオ豆からチョコレートになるまでを一貫して行う「ビーントゥバー」。
特にビーントゥバーに使われるカカオの多くは特定の地域や農園で採れたシングルオリジンのカカオ豆を使用します。
それらのカカオにはそれぞれ異なった特徴的な個性をもち、同じチョコレートでも異なった風味を楽しむことができます。
本イベントでは東南アジアと日本でカカオの原料開発を行うフーズカカオを講師としてお呼びし、彼らが開発する甘酒のような香りが特徴的なインドネシア・エンレカン県産のカカオ、華やかな果実感が特徴的なタイ・ランパーン県産のシングルオリジンのカカオ豆のそれぞれの特徴を感じながら自分好みの味わいにブレントし、ミニ板チョコを作ります。
産地が異なるカカオ豆の特徴や生産背景を知りながら、カカオ豆の殻剝き、粉砕、ブレンド・調合、テンパリング、成形までのカカオ豆からチョコレートになるまでの一連の流れを体感できるワークショップです。
INDONESIA ENREKANG
インドネシア・エンレカン
甘酒のような甘い発酵感の中に鼻を抜けるような爽やかな香りが特徴的なカカオ
生産者 / サハルディン Saharuddin 農園 / マレレ Malele famrers community 産地 / エンレカン県 South Sulawesi Enrekang 生産国 / インドネシア 品種 / トリニタリオ種 S1, S2, 01, LOCAL 精製方法 / ボックス法 標高 / 約1,000m |
Enrekang(エンレカン)県はインドネシア北東部のスラウェシ島の山間部、標高約1,000mの地域にあります。スラウェシ島最高峰「ランテマリオ山(3,478m)」の西方に位置し、かつてはコーヒー栽培で有名な地域でした。しかし、より標高の高い地域であるToraja(トラジャ)で高品質なコーヒーが栽培されるようになり、またTorajaの観光地が進んだことで、Enrekangのコーヒー産業は衰退してしまいました。Enrekangでは新しい産業が求められています。俗にカカオは標高が低く常に温暖な地域で育てるべきだと言われます。
しかし、標高1000m近いEnrekangでもカカオは栽培することが可能であり、朝晩の冷涼な気候もあり虫害も比較的少なく、生産量は少ないながらも安定的にカカオ豆を栽培し続けてきました。
Enrekangの中で熱意のある農家さんとWhosecacaoが協力して、Enrekangの新しい産業をつくるべく高品質のカカオ豆を開発し、作り手の皆様にお届けいたします。
Thailand Lampang
タイ・ランパーン
華やかな香りとフルーティな味わいが特徴的なカカオ
生産者 / パトム Pathom 農園 / チェンマイ周辺 Chiang Mai 産地 / ランパーン Lampang 生産国 / タイ 品種 / トリニタリオ種 ICS40,ICS95,BR25-TI,UF676 精製方法 / ボックス法 標高 / 約 300m |
Lampang(ランパーン)県はタイの北部にある地域です。この地域での農園開発はタイを拠点に活動をするThai Coffee and Cocoa Company(以下 TCAC)との提携により実現しました。TCACは、タイ北部のみならず、タイ全土のカカオ生産者に対してカカオ苗の提供や栽培のトレーニングを行い、収穫したカカオを集積・加工・輸出までを担っています。
Whosecacaoはエンレカン農園で蓄積したデータとノウハウや日本のチョコレート市場の情報を提供することで、タイ産カカオ豆の品質向上に貢献をしています。
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福村 瑛
フーズカカオ株式会社 農園開発担当&代表取締役
1991年石川県金沢市生まれ。明治大学経営学部卒業後、翻訳Conyacを運営するエニドアに入社し事業開発に従事。上場会社によるM&A後に退職しチョコレートの事業をはじめるためにインドネシアに訪問。帰国後ダンデライオンチョコレートジャパンにてチョコレート製造を経験。2017年にインドネシアやタイなど東南アジアのカカオ農園開発およびお菓子開発を手がけるフーズカカオを設立。
whosecacao : https://whosecacao.com/
1991年石川県金沢市生まれ。明治大学経営学部卒業後、翻訳Conyacを運営するエニドアに入社し事業開発に従事。上場会社によるM&A後に退職しチョコレートの事業をはじめるためにインドネシアに訪問。帰国後ダンデライオンチョコレートジャパンにてチョコレート製造を経験。2017年にインドネシアやタイなど東南アジアのカカオ農園開発およびお菓子開発を手がけるフーズカカオを設立。
whosecacao : https://whosecacao.com/
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フーズカカオ株式会社(Whosecacao, inc.)
農園と協業して香り豊かなスペシャルティカカオ豆を生産し、農園からフェアトレードで購入し製品開発を行うカカオ原料開発会社です。発酵と焙煎、加工技術を駆使し、メーカーや職人、カカオの香りを楽しむ方のための商品化をおこない、生産者と使い手の両者がともに発展することで、より豊かなカカオ産業の姿を実現します。
農園と協業して香り豊かなスペシャルティカカオ豆を生産し、農園からフェアトレードで購入し製品開発を行うカカオ原料開発会社です。発酵と焙煎、加工技術を駆使し、メーカーや職人、カカオの香りを楽しむ方のための商品化をおこない、生産者と使い手の両者がともに発展することで、より豊かなカカオ産業の姿を実現します。
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日時
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2022.10.2 (日) 13:00 – 15:30 12:45より受付をFabCafeで行います UTC+09:00
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会場
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FabCafe Tokyo
東京都渋谷区道玄坂1-22-7 道玄坂ピア1F
京王井の頭線 神泉駅 南口 徒歩3分
JR 渋谷駅 徒歩10分
03-6416-9190
Google mapで開く -
参加費
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5,000円 1ドリンク込み
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定員
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10名
参加希望の方は上記Peatixからお申し込みください。