Talk Event

森のレッスンvol.6「杉のDIYデザイン」

  • #開催終了

第6回目の「森のレッスン」は、2019年3月にグラフィック社から出版されたDIY書籍『杉でつくる家具』の出版記念イベントとして、編著者であるグループモノ・モノのメンバーの3人をゲストに招いて開催します。
飛騨は「広葉樹で匠がつくる家具」の一大産地ということで、今回は「杉でDIYでつくる家具」にスポットを当ててお話しを伺います。あわせて「工作」の大切さを訴えてきた工業デザイナー秋岡芳夫氏の思想や活動についてもお話しを聞いてみましょう。

2019.6.29 (土)  UTC+09:00

14:00 – 16:00

FabCafe Hida | Google mapで開く

約30名

無料 (ワンドリンクオーダー制)/予約不要

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このイベントは終了しました。当日の様子はこちらからご覧ください。

第6回目の「森のレッスン」は、2019年3月にグラフィック社から出版されたDIY書籍『杉でつくる家具』の出版記念イベントとして、編著者であるグループモノ・モノのメンバーの3人をゲストに招いて開催します!

日本人に最も⾝近な木材・杉を使って、少ない材料や予算で制作するDIY 家具は、作り上げる悦びや愛着、そして暮らしの豊かさをもたらします。
飛騨は「広葉樹で匠がつくる家具」の一大産地ですが、今回は「杉でDIYでつくる家具」にスポットを当てます。あわせて「工作」の大切さを訴えてきた工業デザイナー秋岡芳夫氏の思想や活動もご紹介していただきます。

トークイベントには、『杉でつくる家具』の制作スタッフ3人が全員集合。
本書を企画したモノ・モノ代表の菅村氏からは、秋岡芳夫氏やKAKデザイングループの紹介を。テキスト監修をしたインテリア・プロダクトデザイナーの笠原氏からは、杉の特性を活かした家具のデザイン・構造の解説について。そして掲載の作品全点を実際に制作した木工デザイナーの大沼氏から、杉とノコギリを使った家具作りのコツやワークショップ運営ノウハウを伝授していただく、とても贅沢な内容です!当日は、1950年代にデザインされた杉のDIY家具の関連資料と、書籍掲載作品の一部を展示していますので、トークショーの前後のお時間にぜひご観覧ください。

 

《イベント概要》

日 時:2019/6/29 (土) 14:00 – 16:00
内 容:『杉でつくる家具』制作スタッフによるギャラリートーク
参加費:無料(ワンドリンクオーダー制)/予約不要
定 員:30名(予約不要)
対 象:森や木やものづくり、家具デザイン、DIYに関心のある方どなたでも

 

関連企画ご案内

■『杉のDIYデザイン展 in 飛騨』6/28(金)~6/30(日)10:00~18:00(最終日30日は15:00まで)
>詳細はこちら

■木工経験者対象『杉家具インストラクター養成講座』6/29(土)16:30~19:30
>詳細はこちら

■特別宿泊プラン『モノ・モノサロン in FabCafe Hida』6/29(土)~6/30(日)
>詳細はこちら

 

『杉でつくる家具』とは

1953年に発行された『アイディアを生かした家庭の工作』から木製家具24作品をピックアップし、現代の視点でリメイクしたDIY書籍。図面作成は、KAKデザイングループのメンバー3人(秋岡芳夫・河潤之介・金子至)が担当。ホームセンターも電動工具もなかった時代に、ノコギリと建築用木材を駆使し、ミニマルで機能的なDIY家具を提案。原著出版当時は、KAKによる日曜大工の講座がテレビや婦人雑誌で企画されるなど、主婦を中心に好評を博しました。

公式サイト:http://www.sugi-diy.com/

 

 

秋岡芳夫とは

消費社会の中で立ち止まった工業デザイナー。大量生産のものづくりに異を唱えてグループモノ・モノを結成し、「消費者から愛用者へ」というコンセプトで、1970~80年代にかけて独自の生活デザイン運動を展開しました。

竹とんぼ作りに取り組む秋岡氏。東京・目黒のアトリエにて。(撮影:堂六雅子)

 


【Talk Guest】

 

話し手:菅村大全 有限会社モノ・モノ代表

1973年長崎県出身。カタログ雑誌の編集部を経て、フリーライターとして活動。リトルプレス『Crafter』の元・編集発行人。2015年に、モノ・モノの4代目代表に就任。モノ・モノの創設者である工業デザイナー・秋岡芳夫の思想を次世代につなげる活動を行う。

ウェブサイト: 有限会社モノ・モノ

話し手:笠原嘉人 インテリア・プロダクトデザイナー/東京テクニカルカレッジインテリア科非常勤講師

1961年静岡県生まれ。武蔵野美術大学工芸工業デザイン科木工コース卒業。漆芸家の工房を経て、インテリアデザイン事務所に勤務。1996年に「笠原嘉人アトリエ」を設立。木材を中心として食器・家具から建築デザイン・環境デザインまで幅広く手がける。1999年より埼玉県・西川材(杉・ヒノキ)有効利用プロジェクトの製品開発・デザインを行う。『杉でつくる家具』ではテキスト監修を担当。

 

話し手:大沼勇樹 木工デザイナー/埼玉県産業技術総合センター非常勤職員

1987年山形県生まれ。千葉大学工学部デザイン工学科(現デザイン学科)卒業。東京都立城南職業能力開発センターの木工技術科で家具製作を学んだ後、2013年に「使い手とともにつくる」をテーマにした、オーダー家具ブランド“gyutto design”(ギュットデザイン)を設立。現在は、埼玉県内の中小企業に対するデザイン振興と製品開発支援を行う一方で、一般ユーザーに工作の楽しさを伝える活動を続けている。『杉でつくる家具』では作品製作と工程解説・撮影を担当。 ウェブサイト:gyutto design

 

聞き手:松本剛 株式会社トビムシ株式会社飛騨の森でクマは踊る代表取締役

環境コンサルティング会社勤務を経て、2009年、株式会社トビムシに参画。2015年、岐阜県飛騨市に飛騨市と株式会社トビムシと株式会社ロフトワークで官民共同事業体「株式会社飛騨の森でクマは踊る」を設立、取締役就任。2019年より現職。カレー好き。秋岡芳夫氏の好きな言葉は「おにぎりと竹とんぼは買うもんじゃあないんだ自分で作るべきもんだよ」。

 

「森のレッスン」とは:
森に囲まれた町の中のカフェで、森と共に暮らす方法を学ぶ勉強会・トークイベントです。

飛騨の森には、家具や建築の材料となる木材が豊富にあるだけではなく、美味しいキノコやジビエ、さらには森に磨かれた水を使ったお米や野菜だって私たちが享受している森の恵です。この恵に感謝すると共に、それぞれの分野で森に関わる仕事や活動を行なっている人をゲストに招いて、彼らが森で大切にしていること、気になっているけどまだできていないことなどを共有してもらうことで、普段森に入らない/関わりがないと感じている人たちでも、森に関わりを持つきっかけと具体的な方法を知り身につけることで、この豊かな恵が未来の飛騨に永遠と続くように、さらに私たちの生活と森が密接により良い関係性を結べるようになることを願っています。

 


主催:グループモノ・モノ
   株式会社 飛騨の森でクマは踊る/FabCafe Hida

Information

日時

2019.6.29 (土) 14:00 – 16:00 UTC+09:00

会場

FabCafe Hida
岐阜県飛騨市古川町弐之町6番17号

JR高山本線 飛騨古川駅より徒歩5分
Tel: 0577-57-7686
Google mapで開く

参加費

無料 (ワンドリンクオーダー制)/予約不要

定員

約30名

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このイベントは終了しました。当日の様子はこちらからご覧ください。

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