Talk Event
- #開催終了
市民参加型のサイエンスのあり方を考える
2019.2.22 (金) UTC+09:00
19:00 – 20:30
- MTRL KYOTO より
- オープンサイエンスミートアップは、京都を中心に活動するオープンサイエンス研究会が、不定期に行っている公開イベントです。
サイエンスの現場は、研究室から外へ
研究の現場が、研究室から広く一般に。 若手の研究者達の潮流が広がっています。 たとえば、膨大な画像データの中から目的のものを探すことだったり、 動植物の分布を調べるため全国から目撃証言を募集するなど。 最先端の科学研究に、研究室の外にいる人達が力を貸せる場面は意外とたくさんあります。 不特定多数の一般の人に研究協力を得ること、これは「科学を開かれたものにする」という意味で「オープンサイエンス」と呼ばれる大きなムーブメントに含まれ、研究者達の関心を集めています。 研究のフィールドを、研究室の中からいかに外に出すか。 どうやって一般の人に参加してもらうか。 どうやってより多くの人に研究の価値を知ってもらうか。 それらを研究し、共有するのがオープンサイエンスミートアップ。京都を中心に活動をしています。
勉強会の開催
勉強会では「現在の活動/ノウハウの共有」をテーマに登壇者の話を聞き、ディスカッションする場。 1, 2ヶ月に1回の頻度で様々な場所を巡りながら行っています。 聴講は一般の参加も可能で、MTRL KYOTOでも夕刻のバータイムを利用し、過去何度か会場として利用されています。
※ MTRL KYOTOにおけるOpenScienceの過去の活動についてはこちら。
2月の勉強会はMTRL KYOTOで開催いたします。
2月のお題:
第28回KYOTOオープンサイエンス・ミートアップのスピーカーは井出和希さん(京都大学)です。
オープンサイエンスには「学術的知識の開放」と「学術界と社会の接合」という二つの側面があります。
例えば身長や体重、尿蛋白などの健康情報を含む学校健診のデータは、これまで、卒後5年を経て破棄されていました。
一方で、子どもの頃の健康状態は将来の病とも関連があり、データを活用することで国民の健康増進や疾病予防に役立てることができると期待されています。
井出さんは全国の自治体と協力し、学校検診データに関する情報の収集・活用に取り組んでいます。
人生の健康史「ライフコースデータ」の構築を見据えた取り組みを紹介するとともに、皆様との気軽な意見交換ができるようなお話をいただきます。
健康データがどのように自治体で活用されているのか関心のある方や、研究者が扱うデータと行政との接点に興味のある方にオススメです!
こんな人におすすめ
- 健康データがどのように自治体で活用されているのか関心のある方
- 研究者が扱うデータと行政との接点に興味のある方
- 市民から集められた統計データがどう研究に反映しているか興味のある方
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日時
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2019.2.22 (金) 19:00 – 20:30 UTC+09:00
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会場
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FabCafe Kyoto (MTRL KYOTO)
〒600-8119 京都府京都市下京区本塩竈町554
■電車でのアクセス
JR京都駅から徒歩20分
京都市営地下鉄烏丸線五条駅から徒歩10分
阪急電鉄京都線河原町駅から徒歩15分
京阪電鉄清水五条駅から徒歩5分
■バスでのアクセス
京都駅から4・17・205号系統 五条河原町下車徒歩3分
※駐車場はありません。近隣の施設をご利用ください。
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参加費
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500円 (1drink include)
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定員
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20名