Talk Event
- #開催終了
市民の力で生物多様性保全にパラダイムシフトを起こせるか
2019.7.23 (火) UTC+09:00
19:00 – 20:30
オープンサイエンスミートアップは、京都を中心に活動するオープンサイエンス研究会が、不定期に行っている公開イベントです。
サイエンスの現場は、研究室から外へ
研究の現場が、研究室から広く一般に。 若手の研究者達の潮流が広がっています。
たとえば、膨大な画像データの中から目的のものを探すことだったり、
動植物の分布を調べるため全国から目撃証言を募集するなど。
最先端の科学研究に、研究室の外にいる人達が力を貸せる場面は意外とたくさんあります。
不特定多数の一般の人に研究協力を得ること、これは「科学を開かれたものにする」という意味で「オープンサイエンス」と呼ばれる大きなムーブメントに含まれ、研究者達の関心を集めています。
研究のフィールドを、研究室の中からいかに外に出すか。
どうやって一般の人に参加してもらうか。
どうやってより多くの人に研究の価値を知ってもらうか。
それらを研究し、共有するのがオープンサイエンスミートアップ。京都を中心に活動をしています。
勉強会の開催
勉強会では「現在の活動/ノウハウの共有」をテーマに登壇者の話を聞き、ディスカッションする場。 1, 2ヶ月に1回の頻度で様々な場所を巡りながら行っています。
聴講は一般の参加も可能で、MTRL KYOTOでも夕刻のバータイムを利用し、過去何度か会場として利用されています。
第32回KYOTOオープンサイエンス・ミートアップのスピーカーは藤木庄五郎さん(株式会社バイオーム)です。
スピーカーからのメッセージ
株式会社バイオームは、世界中の生物分布情報をビッグデータ化し、環境ビジネスのプラットフォームをつくることを目指しています。これまで、生きものをゲーム感覚で図鑑に収集していくアプリ「バイオーム」を運営し、市民の方々に楽しみながら生物データを集めていただく仕組みを構築してきました。市民の力を合わせて生物多様性保全にパラダイムシフトは起こせるのか。ビジネスと科学のはざまで不安と不確実さと闘ってきたこれまでの背景や経緯をご紹介します。
スピーカー略歴:藤木 庄五郎さん
1988年7月生まれ。大阪府立天王寺高校出身。2012年3月京都大学農学部卒業。2015年4月日本学術振興会特別研究員就任。2017年3月京都大学大学院博士号(農学)取得。2017年5月(株)バイオーム設立、CEO就任。熱帯ボルネオ島にて2年以上キャンプ生活をしながら、衛星画像解析を用いた生物多様性可視化技術を開発。生物多様性の保全が人々の利益につながる社会をつくることを目指し、世界中の生物の情報をビッグデータ化する事業に取り組む。
こんな人におすすめ
- アプリを使った市民参加型活動に興味のある方
- AIによる生物判別システムに興味のある方
- オープンサイエンスに興味がある方
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日時
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2019.7.23 (火) 19:00 – 20:30 UTC+09:00
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会場
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FabCafe Kyoto (MTRL KYOTO)
〒600-8119 京都府京都市下京区本塩竈町554
■電車でのアクセス
JR京都駅から徒歩20分
京都市営地下鉄烏丸線五条駅から徒歩10分
阪急電鉄京都線河原町駅から徒歩15分
京阪電鉄清水五条駅から徒歩5分
■バスでのアクセス
京都駅から4・17・205号系統 五条河原町下車徒歩3分
※駐車場はありません。近隣の施設をご利用ください。
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参加費
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無料 ※別途、1 orderが必要(別料金)
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定員
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20名