Exhibition
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- #誰でもウェルカム
職人の作る巨大提灯を間近で!江戸時代から続く老舗京提灯屋「小嶋商店」の3mを超える巨大提灯に、現代絵描きユニット「だるま商店」が絵付けするライブペインティング企画です。
2020.9.1 (火) – 2020.9.12 (土) UTC+09:00
FabCafe Kyoto (MTRL KYOTO) | Google mapで開く
無料
観覧無料(※カフェをご利用の際には飲食のオーダーをお願いします)/ 日月曜定休
現代ではなかなか見られる機会が少なくなった、高さ3mを超える巨大提灯(ちょうちん)。この巨大提灯に、CGや墨などメディア関係なく絵を描く、現代絵描きユニット「だるま商店」が約2週間をかけて絵付けを施すライブペインティング企画。公開制作の様子は、カフェご利用のかたわらご覧いただけます。大迫力の提灯へ繊細かつダイナミックに絵付けが施されていく過程は生で見ないとわかりません!ぜひ会場でご覧ください。
*新型コロナウィルス感染症対策について*
・ライブペインティングのスペースとカフェ客席には十分な距離を設けます。立席での観覧の場合も、安全な距離の確保をお願いいたします。
・マスクをご着用のうえご観覧ください。
・ご来館時、館内洗面所での手洗いをお願いいたします。
・お住まいの地域の自治体から、外出や移動に関する自粛の呼びかけが出ている場合はご来館をご遠慮ください。
・体調がすぐれない場合はご来館をご遠慮ください。
・政府および京都府・京都市から、店舗営業や講習会開催について中止の要請を受けた場合、開催を中止する場合が生じます。
地張り式提灯を作製する京提灯の工房は,わずか数件。その内の一つである小嶋商店は、京都を代表する建物「南座」の前にある提灯の制作も担っています。
今回は南座より倍以上ある大きさ、人間が二人ぐらいすっぽりはいる巨大な提灯です。
できあがったあとには搬出される予定なので、制作中のこの機会でしか間近に見ることはできません。
普段は高いところから吊されているものも、地上に降ろすとその大きさに圧倒されます。
滅多に見られない職人の仕事を間近で見ることが出来るレアな機会です。
京・地張り提灯(じばりちょうちん)とは
伝統的な提灯は2種類あり、提灯竹ひごを螺旋状に巻く「巻骨式提灯」と、竹ひごを一本ずつ輪にして平行に組みあげる「京・地張り提灯」とあります。
よく見られる「巻骨式提灯」は催事用や装飾に多く、岐阜などで多用されます。
京都では「地張り式提灯」。神社仏閣、花街、料亭などなど、屋内外で提灯を使用することの多い京都では、丈夫で長持ちする地張り式で作られており、職人が手作業で作る地張り式はとても手がかかるものです。
CGや墨などメディア関係なく絵を描く、絵かきユニットだるま商店。今回、彼らがこの巨大な提灯に絵付けをします。
京都では祇園祭で奉納したり、Apple京都のオープニングアクトや神社仏閣の障壁画などCGながら京都で培った様々な技法に、青森のねぷたの技法、能登半島のキリコの絵など全国の様々な絵の技法をあわせながら描く製作過程を見ることができます。
絵付けの対象が曲面を持つ提灯、しかも高さ3m、直系2mととても大きなもの。
また悠長に画いていると表面が乾いていくため、ほとんど休憩することもなく次々と筆を入れていく必要があり、しかもデジタルと違って書き損じても直しはききません。
巨大な提灯に次々と迷いなく筆が走る様は迫力たっぷりです。
「絵を描く場所を問わないだるま商店の手法は、子供のお絵かきの延長みたいなモノ。気軽に描く姿を楽しんでいただければと思います」(だるま商店)
イベントに関するお問い合わせはこちら
だるま商店 島直也 dalma.shima@gmail.com
(*メールにてお問合せください。)
【外部関連イベントのご紹介】
特別企画展「継ぐもの -In between crafts- 」
- 会期:2020年8月22日~10月18日
- 会場:京都伝統産業ミュージアム
▼イベント公式ページ
https://kmtc.jp/special/2020/06/16/4129/
写真家の町田益宏さんによる、京都にある6つの工房の家族と工房風景の写真展。
小嶋商店の京提灯の制作過程にも触れることができます。ぜひ会期中にあわせてご覧になってみてください。
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小嶋商店|Kojima Shoten
提灯制作
京提灯の新たな可能性のために。
小嶋商店は、創業江戸寛政年間の創業以来、京提灯の製造販売を行っております。
伝統を守り正統派の京提灯を追求しながら、提灯の新たな可能性を求め、既存の概念にとらわれない提灯の在り方を提案していきます。
小嶋商店京提灯の新たな可能性のために。
小嶋商店は、創業江戸寛政年間の創業以来、京提灯の製造販売を行っております。
伝統を守り正統派の京提灯を追求しながら、提灯の新たな可能性を求め、既存の概念にとらわれない提灯の在り方を提案していきます。
小嶋商店 -
だるま商店|Daruma Shoten
絵付け
CGを使い無限の極彩色で描く絵かきユニット。神社仏閣の障壁画、舞妓さんの衣装図案など伝統的なものから、Apple、FERRARI、リッツ・カールトンなど世界の企業まで様々なものに絵を描き続ける。歴史や逸話、風俗、民俗などを解読し現代に解釈し再構築する絵が得意。祇園祭で奉納ライブペイントや、青森県五所川原市のねぷた(立佞武多)や石川県七尾のキリコの絵付けなどお祭りの絵も多い。
だるま商店CGを使い無限の極彩色で描く絵かきユニット。神社仏閣の障壁画、舞妓さんの衣装図案など伝統的なものから、Apple、FERRARI、リッツ・カールトンなど世界の企業まで様々なものに絵を描き続ける。歴史や逸話、風俗、民俗などを解読し現代に解釈し再構築する絵が得意。祇園祭で奉納ライブペイントや、青森県五所川原市のねぷた(立佞武多)や石川県七尾のキリコの絵付けなどお祭りの絵も多い。
だるま商店
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14:00 – 20:00
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※ 公開制作時間は多少前後する可能性があります。また、休憩等のため時間内でも作家が不在になる場合があります。
※ 制作時間外も、提灯は会場に常設しています。
※ 期間を通して合計2つの提灯に順次絵付けします。会期途中で提灯の入れ換えが行われる予定です。
※ カフェの定休日および営業時間外はご覧いただくことができません。
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日時
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2020.9.1 (火) – 2020.9.12 (土) UTC+09:00
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会場
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FabCafe Kyoto (MTRL KYOTO)
〒600-8119 京都府京都市下京区本塩竈町554
■電車でのアクセス
JR京都駅から徒歩20分
京都市営地下鉄烏丸線五条駅から徒歩10分
阪急電鉄京都線河原町駅から徒歩15分
京阪電鉄清水五条駅から徒歩5分
■バスでのアクセス
京都駅から4・17・205号系統 五条河原町下車徒歩3分
※駐車場はありません。近隣の施設をご利用ください。
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参加費
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無料
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オーガナイザー
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だるま商店:
観覧無料(※カフェをご利用の際には飲食のオーダーをお願いします)/ 日月曜定休