Campaign
- #開催終了
- #誰でもウェルカム
胸ポケットから飛び出すラーメンや、ラコステに襲われるトラウマポロシャツ、ストッキングの皺で加齢を表現した長生きマリリンなど、創意工夫の限りを縫い込んだ刺繍服が出揃いました。用いたツールはデジタル刺繍ミシン「TAJIMA 彩 -SAI-」。
ここにしかない一着を、物色しようではありませんか。
(主催:版画作家・若木くるみ)
2022.9.8 (木) – 2022.9.10 (土) UTC+09:00
11:00 – 19:00
FabCafe Kyoto (MTRL KYOTO) | Google mapで開く
COUNTER POINT 8期メンバーとして、デジタル刺繍ミシン「TAJIMA 彩 -SAI-」を用いた制作に取り組まれていた若木くるみさん。
7月末にFabCafe Kyotoで開催したExhibition: COUNTER POINT 8th にて作品を公開した際には、販売のお問い合わせを多数いただきました。
この度、待望の即売会を開催いたします。どうぞお越しください。
すみません、私はプロ刺繍家ではないのです。
プロどころか、3ヶ月前に初めてミシンに触ったばかりの新人です。
FabCafe Kyotoのレジデンスプログラム【COUNTER POINT】に応募して、設備使い放題の権利を得た私は、デジタル刺繍ミシン「TAJIMA 彩 -SAI-」の値段を調べてみました。百万円でした。高い。使わなきゃ損です。卑しさ全開で始めた不純なミシン活動でしたが、全然知らない分野だからこその自由な地平がそこにはあって、いつしか私は創作のよろこびに取り憑かれていました。
異常な熱量で縫いちぎった作品群を、このたび調子こいて販売することになりました。問題は値段ですよね。弱腰なのにかわいげない価格で押します! 具体的に言うと一万五千とか! 高いなあ! ごめんなさいね! ここは「一点物だから」というその一点で押し切られてくれませんか。
ちなみに私は服なんて長らく買っていないので買わないあなたの気持ちもとてもよくわかります。どなたさまも安心して冷やかしにいらしてください。
若木くるみ
写真の他にも20点以上の作品が並ぶ予定です。どれも1点ものの作品のため、ぜひお早めにお越しください。
プロユースのクオリティながら小型化と簡単な操作を実現した、タジマ工業製のデジタル刺繍ミシンです。画像やイラストのデータを元に、最大8色の糸を用いて刺繍を施すことが可能です。
FabCafe Kyotoでは、デジタル刺繍ミシン「TAJIMA 彩 -SAI-」の講習会を開催しています。
マシンの詳細はこちらのページをご覧ください。
本イベントは、FabCafe Kyotoが提供するプロジェクト・イン・レジデンスのプログラム「COUNTER POINT」の参加メンバーが主催するワークショップです。「COUNTER POINT」詳細については、こちらをご覧ください。
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若木 くるみ
美術家
1985年北海道生まれ。
京都芸大で版画を専攻するが、従来の版表現に留まらない奇天烈な活動で不審がられる。
2009年岡本太郎現代芸術賞受賞で一気に注目を集めたあとも人知れず活動を続け、地味な木版画から、自身の身体を版として用いる破天荒なインスタレーション、また特技のランニングを活かしたパフォーマンスに至るまで、無節操な展開を見せている。
カウンターポイントでは浮世絵と刺繍を組み合わせた表現にも挑戦。版画の可能性を拡張中。1985年北海道生まれ。
京都芸大で版画を専攻するが、従来の版表現に留まらない奇天烈な活動で不審がられる。
2009年岡本太郎現代芸術賞受賞で一気に注目を集めたあとも人知れず活動を続け、地味な木版画から、自身の身体を版として用いる破天荒なインスタレーション、また特技のランニングを活かしたパフォーマンスに至るまで、無節操な展開を見せている。
カウンターポイントでは浮世絵と刺繍を組み合わせた表現にも挑戦。版画の可能性を拡張中。
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COUNTER POINT|偏愛を社会に発信させるプロジェクトインレジデンス
「COUNTER POINT」は、FabCafe Kyotoが提供するプロジェクト・イン・レジデンスのプログラムです。「組織を頼らず自分たちの手で面白いことがしたい」「本業とは別に実現したいことがある」そんな好奇心と創造性に突き動かされたプロジェクトのための、3ヶ月限定の公開実験の場です。流浪する河原者たちが新しいスタイルの芸能”歌舞伎”を生み出した京都・鴨川の近く、築120年を超える古民家をリノベーションしたFabCafe Kyotoを舞台に、個人の衝動をベースにした新たなエコシステムの構築にチャレンジしています。
>> COUNTER POINT関連記事・イベント一覧「COUNTER POINT」は、FabCafe Kyotoが提供するプロジェクト・イン・レジデンスのプログラムです。「組織を頼らず自分たちの手で面白いことがしたい」「本業とは別に実現したいことがある」そんな好奇心と創造性に突き動かされたプロジェクトのための、3ヶ月限定の公開実験の場です。流浪する河原者たちが新しいスタイルの芸能”歌舞伎”を生み出した京都・鴨川の近く、築120年を超える古民家をリノベーションしたFabCafe Kyotoを舞台に、個人の衝動をベースにした新たなエコシステムの構築にチャレンジしています。
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新型コロナウィルス感染症拡大防止の観点から、ご参加に際しては下記をお願いしております。
ご協力のほど、何卒よろしくお願いいたします。
・マスクをご着用のうえご参加ください。
・ご来館時、館内洗面所での手洗いをお願いいたします。
・お住まいの地域の自治体から、外出や移動に関する自粛の呼びかけが出ている場合は参加をご遠慮ください。
・体調がすぐれない場合は参加をご遠慮ください。
・政府および京都府・京都市から中止の要請を受けた場合、開催を中止する場合が生じます。
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日時
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2022.9.8 (木) – 2022.9.10 (土) 11:00 – 19:00 UTC+09:00
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会場
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FabCafe Kyoto (MTRL KYOTO)
〒600-8119 京都府京都市下京区本塩竈町554
■電車でのアクセス
JR京都駅から徒歩20分
京都市営地下鉄烏丸線五条駅から徒歩10分
阪急電鉄京都線河原町駅から徒歩15分
京阪電鉄清水五条駅から徒歩5分
■バスでのアクセス
京都駅から4・17・205号系統 五条河原町下車徒歩3分
※駐車場はありません。近隣の施設をご利用ください。
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