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COUNTER POINTとは?
「COUNTER POINT」は、FabCafe Kyotoが提供するプロジェクト・イン・レジデンスのプログラムです。
「組織を頼らず自分たちの手で面白いことがしたい」「本業とは別に実現したいことがある」そんな好奇心と創造性に突き動かされたプロジェクトのための、3ヶ月限定の公開実験の場です。
流浪する河原者たちが新しいスタイルの芸能”歌舞伎”を生み出した京都・鴨川の近く、築120年を超える古民家をリノベーションしたFabCafe Kyotoを舞台に、個人の衝動をベースにした新たなエコシステムの構築にチャレンジしています。
COUNTER POINTでできること
1. FabCafe Kyoto をプロジェクトの活動拠点(制作場所・イベント会場)として無償で利用できます。
2. レーザーカッターや刺繍ミシン、シルクスクリーン製版機などのFabツールを無償で利用できます。
3. WebサイトやSNSを通じて、プロジェクトの情報発信をサポートします。
4. FabCafe Kyotoに訪れる多様でユニークな人たちとのネットワーキングをサポートします。
応募方法
COUNTER POINT 参加応募フォームよりご応募ください。
※ 本プログラムへの応募をもって、後述の応募規約の内容に同意いただいたものとみなします。
お問合せ先:counterpoint@loftwork.com(担当:山月・木下)
※ 応募に向けてのご相談・壁打ちをご希望される方は、お気軽にご連絡ください。
募集対象
以下の条件をすべて満たしていること。
- 将来性やビジネス性ではなく、個人的な偏愛や衝動にもとづいたプロジェクトであること。
- 実験的であり、遊び心のあるプロジェクトであること。
- プロセスをオープンにし、様々な視点を巻き込むプロジェクトであること。
- 他所では受け入れてもらえなかったような、アヴァンギャルドなプロジェクトであること。
- 自身のプロジェクトに対し主体的に活動できること。
参加者にお願いすること
- 1ヶ月のうち1週間程度はFabCafe Kyotoに滞在して活動すること。(COUNTER POINTに入居したプロジェクトに関する活動を行ってください)
- 3カ月後にFabCafe Kyotoでなんらかの成果発表の場を設け、運営とともに3ヶ月間の振り返りを言語化すること。
- 運営側が用意したコミュニケーションツール(Discord)を使い、プロジェクトの過程のやりとりを他の入居者と運営チームに対してオープンにすること(3ヶ月間運営側とスムーズに連絡が取れること)
選考の流れ
選考は以下のポイントをもとに、事務局が総合的に判断し、 募集期間終了後から1週間以内にメールにて通知いたします。
- 応募プロジェクトのテーマと本プログラムとの相性
- 応募プロジェクトの目的 / 成果物 / 取組内容の具体性
- 本プログラムへの参加動機・意欲
審査結果について
- 募集締め切り日から1週間以内に審査結果をお送りします。(メールで通知しますので、受信制限設定等は解除するようお願いいたします。)
- 採択の旨メールをお送りした後、回答期限内にご返信がない場合は採択取り消しとなりますので、ご注意ください。
応募規約
採択された場合は、以下の内容への同意が必要です。
■実施すること
・当プログラムにおける滞在・制作の展示・パフォーマンス等オフライン形式での成果発表。
・当プログラムにおける滞在・制作についてのレポート記事の執筆。
・当社が主催するミートアップイベント・成果報告会等で、制作活動やプロジェクトをプレゼンテーションすること。
■当プログラムがサポートしないこと
・滞在に際しての交通費、食費、宿泊費その他諸経費の実費。
(宿泊に関しては近隣のホステルLen KYOTO KAWARAMACHI・KAGAN HOTELへの宿泊料金の割引があります。詳しくはお問い合わせください。)
■許諾事項
・プログラムへの参加の事実、および作品の制作過程の情報、作品写真について、FabCafeおよび㈱ロフトワークのWebサイト、SNSアカウントで随時情報が公開されること。
・当施設のスペースやツールは一般の利用者や他のプロジェクトメンバーと共有するものとし、当社に無断で占有しないこと。
・時間帯によって使用できるスペースやツールに制限が生じること。
・プロジェクトメンバー本人以外の施設利用に関しては、通常のスペース料金料金が発生すること
・その他、別途説明による当施設のサービス利用ルール・規約の遵守。
■著作権について
・作品の意匠・アイデアの著作権は、制作した本人に帰属します。
・当プログラムでの制作の様子、および制作された作品の写真を、当社が広報目的で使用することを認めるものとします。
第16期 スケジュール
■ 応募受付期間:2025年2月14日(金)〜3月16日(日)
■ レジデンス期間:2025年3月〜6月の間で3ヶ月間
2012年に渋谷で産声をあげたデジタルものづくりカフェ「FabCafe」は現在では世界11拠点に展開、大きなクリエイティブネットワークに成長し、その中でFabCafe Kyotoは、京都を拠点にユニークな才能やテクノロジーが集まり交差する場をつくることをミッションとして、2015年末から活動を開始。今までに、多彩なクリエイター、職人、メーカー、研究者など、業界の垣根を超えた数々の出会いやコラボレーションの起点がここで生まれてきました。
次のステップとして、私たちは「プロジェクトが育つ」場づくりを目指しています。
「この場所があったからこそ、予想を超えた展開が生まれた」「FabCafe Kyotoのスタッフと一緒にディスカッションや試作したからこそ、アイデアがかたちになった」そんなプロジェクトがもっともっと増えてほしいと強く思っています。
そのためにFabCafe Kyotoの施設機能やメンバーのスキル・ナレッジ、ここに集まる人達のネットワークをどのようにシェアできるのか?そんな想いから、プロジェクト単位で入居するレジデンスプログラムを企画しました。
私たちがこのプログラムで最も大切にしたいことは「個人の衝動」です。
新たな価値を生み出すべく行われている活動は多くありますが、目先のビジネス成果やインパクトだけを目的としていると、当初思い描いたような成果や共感が得られず、また長続きせず終わってしまうことがよくあります。
KPI,プロトタイピング、ユーザー目線、既存のビジネスやエコシステム、本当にそれだけでよいのでしょうか。何が足りないのだろう?
私たちは、個人的な好奇心に裏付けられた衝動こそが人を動かし、世界をより豊かにすることに気づきました。
聞いただけでは理解できない、でも、その人がすごく楽しそうに語っているその勢いに飲まれてしまい思わずうなずき共感した経験はありませんか?
本業ではないので…と謙遜されながらも、どう見てもプロの仕業としか思えないくらいの、熱量あふれるプロダクトを見たことはありませんか?
私たちが応援したいのはまさにそうした「好奇心をカタチにするプロジェクト」。衝動に突き動かされたプロジェクトを全力で応援し、共に育て、この街に解き放つ。
そして、メンバーの好奇心が相互に作用し合う、衝動のエコシステムをつくりあげる。それがCOUNTER POINTです。
■ 法人さま向け「プロジェクト・イン・レジデンス」のご案内
- 社外スペースでのオープンラボやリビングラボ、ワーキンググループのご活動の拠点としても、FabCafe Kyotoのプロジェクト・イン・レジデンスの仕組みをご利用いただくことが可能です。
- まちづくりや共創施設運営へ「プロジェクト・イン・レジデンス」を導入したい方はお気軽にご相談ください。
▼ FabCafe Kyoto 運営元 株式会社ロフトワーク参考事例
・南海電鉄が大阪・なんばに仕掛ける 街の担い手を育む、レジデンスプログラム「Chokett」(チョケット)
・パナソニック株式会社 未来をつくる実験区 渋谷100BANCH
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名称
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衝動と実験を育て解き放つ、3ヶ月の”プロジェクト・イン・レジデンス”
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概要
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COUNTER POINT(第16期受付中:3/16受付締切 → 4月スタート)
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主な拠点
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FabCafe Kyoto
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オーガナイザー
関連リンク
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山月 智浩
FabCafe Kyoto ディレクター
1998年大阪府生まれ、2021年京都芸術大学空間演出デザイン学科卒業。2022年2月よりFabCafe Kyotoに参画。 「Fab」の文脈を人文学的なアプローチで解釈し、誰もが持つ「つくる」力を引き出すためのプログラム設計に繋げることを得意とする。ワークショップや展示、トークイベント等の企画や店舗の情報発信を通して、生産や消費に性急な社会をやわらかくほぐすための実践に励む。人が感化し合い有機的なムードが醸成される場のあり方に関心を向け、個人でもフォトグラファーとして活動中。年に一度、野外鍋を敢行する。
1998年大阪府生まれ、2021年京都芸術大学空間演出デザイン学科卒業。2022年2月よりFabCafe Kyotoに参画。 「Fab」の文脈を人文学的なアプローチで解釈し、誰もが持つ「つくる」力を引き出すためのプログラム設計に繋げることを得意とする。ワークショップや展示、トークイベント等の企画や店舗の情報発信を通して、生産や消費に性急な社会をやわらかくほぐすための実践に励む。人が感化し合い有機的なムードが醸成される場のあり方に関心を向け、個人でもフォトグラファーとして活動中。年に一度、野外鍋を敢行する。
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筒井 みのり
FabCafe Kyoto
千葉県出身。多摩美術大学美術学部生産デザイン学科プロダクトデザイン専攻卒業。人々のクリエイティブな活動をサポートするべくロフトワークに入社。FabCafe Kyotoにてカフェ兼ファブの運営に従事する。
千葉県出身。多摩美術大学美術学部生産デザイン学科プロダクトデザイン専攻卒業。人々のクリエイティブな活動をサポートするべくロフトワークに入社。FabCafe Kyotoにてカフェ兼ファブの運営に従事する。
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木下 浩佑
株式会社ロフトワーク / MTRL・FabCafe Kyoto
マーケティング & プロデュース京都府立大学福祉社会学部福祉社会学科卒業後、カフェ「neutron」およびアートギャラリー「neutron tokyo」のマネージャー職、廃校活用施設「IID 世田谷ものづくり学校」の企画職を経て、2015年ロフトワーク入社。素材を起点にものづくり企業の共創とイノベーションを支援する「MTRL(マテリアル)」と、テクノロジーとクリエイションをキーワードにクリエイター・研究者・企業など多様な人々が集うコミュニティハブ「FabCafe Kyoto」に立ち上げから参画。ワークショップ運営やトークのモデレーション、展示企画のプロデュースなどを通じて「化学反応が起きる場づくり」「異分野の物事を接続させるコンテクスト設計」を実践中。社会福祉士。2023年、京都精華大学メディア表現学部 非常勤講師に就任。
https://loftwork.com/jp/people/kousuke_kinoshita京都府立大学福祉社会学部福祉社会学科卒業後、カフェ「neutron」およびアートギャラリー「neutron tokyo」のマネージャー職、廃校活用施設「IID 世田谷ものづくり学校」の企画職を経て、2015年ロフトワーク入社。素材を起点にものづくり企業の共創とイノベーションを支援する「MTRL(マテリアル)」と、テクノロジーとクリエイションをキーワードにクリエイター・研究者・企業など多様な人々が集うコミュニティハブ「FabCafe Kyoto」に立ち上げから参画。ワークショップ運営やトークのモデレーション、展示企画のプロデュースなどを通じて「化学反応が起きる場づくり」「異分野の物事を接続させるコンテクスト設計」を実践中。社会福祉士。2023年、京都精華大学メディア表現学部 非常勤講師に就任。
https://loftwork.com/jp/people/kousuke_kinoshita -
浦野 奈美
SPCS / FabCafe Kyoto
大学卒業後ロフトワークに入社。渋谷オフィスにてビジネスイベントの企画運営や日本企業と海外大学の産学連携のコミュニティ運営を担当。2020年にはFabCafe Kyotoのレジデンスプログラム「COUNTERPOINT」の立ち上げと運営に従事。また、FabCafeのグローバルネットワークの活動の言語化や他拠点連携の土壌醸成にも奔走中。2022年からは、自然のアンコントローラビリティを探究するコミュニティ「SPCS」の立ち上げと企画運営を担当。大学で学んだ社会保障やデンマークのフォルケホイスコーレ、イスラエルのキブツでの生活、そして、かつて料理家の森本桃世さんと共催していた発酵部活などが原体験となって、場の中にカオスをつくることに興味がある。
大学卒業後ロフトワークに入社。渋谷オフィスにてビジネスイベントの企画運営や日本企業と海外大学の産学連携のコミュニティ運営を担当。2020年にはFabCafe Kyotoのレジデンスプログラム「COUNTERPOINT」の立ち上げと運営に従事。また、FabCafeのグローバルネットワークの活動の言語化や他拠点連携の土壌醸成にも奔走中。2022年からは、自然のアンコントローラビリティを探究するコミュニティ「SPCS」の立ち上げと企画運営を担当。大学で学んだ社会保障やデンマークのフォルケホイスコーレ、イスラエルのキブツでの生活、そして、かつて料理家の森本桃世さんと共催していた発酵部活などが原体験となって、場の中にカオスをつくることに興味がある。
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服部 木綿子
株式会社ロフトワーク クリエイティブディレクター
神戸生まれ神戸育ち。岡山で農林業や狩猟がすぐそばにある田舎暮らしを約10年に渡り経験。その中で2軒の遊休施設をゲストハウス(あわくら温泉 元湯・岡山県西粟倉村/mamma・香川県豊島)として再生し、自らも運営の第一線に立った。その後、神戸の農産物などを販売する「FARMSTAND」で、マネージャーとして店舗の運営に携るなど、ローカルのコミュニティ拠点づくりに関わってきた。2020年2月ロフトワーク入社。感性を頼りに現場どっぷりで培ってきた経験値に、ロフトワーク流のロジカルな手法を掛け合わせたアウトプットが出来る日を目指している。趣味は、自分の人生と感覚を観察して、文章を書くこと。イラストも描く。
https://loftwork.com/jp/people/yuko_hattori神戸生まれ神戸育ち。岡山で農林業や狩猟がすぐそばにある田舎暮らしを約10年に渡り経験。その中で2軒の遊休施設をゲストハウス(あわくら温泉 元湯・岡山県西粟倉村/mamma・香川県豊島)として再生し、自らも運営の第一線に立った。その後、神戸の農産物などを販売する「FARMSTAND」で、マネージャーとして店舗の運営に携るなど、ローカルのコミュニティ拠点づくりに関わってきた。2020年2月ロフトワーク入社。感性を頼りに現場どっぷりで培ってきた経験値に、ロフトワーク流のロジカルな手法を掛け合わせたアウトプットが出来る日を目指している。趣味は、自分の人生と感覚を観察して、文章を書くこと。イラストも描く。
https://loftwork.com/jp/people/yuko_hattori
The event will be held in 3 days
Fab Meetup Kyoto - 「つくる」をテーマにした、ネットワーキング&プレゼンテーションイベント
Fab Meetup Kyoto
[Kyoto]
SPCS|スピーシーズ 自然のアンコントローラビリティを探究するコミュニティ
コントロールできない生態系のメカニズムを探究し、創造的な共創関係を探究するコミュニティ。異なるフィールドの講師とのワークショップ、個人/団体の実験的なプロジェクトなど、自然科学、デザイン、アート、エンジニアリング、文化などが複合的に混ざり合った活動が展開中。
[Kyoto]
The event will be held in 18 days
こんばんは寄席 by桂枝之進
お仕事帰り、学校帰りに近所のあの場所へ、「こんばんは」と顔を出し、みんなで卓を囲んで開演を待つ。その昔は町内コミュニケーションの要であった落語の寄席文化を再出現させるプロジェクト『こんばんは寄席』が幕を開けます。
[FabCafe Kyoto]
役割を終えた電化製品を「楽器」として改造・再生・演奏する。複数拠点で活動するプロジェクトの京都ラボ
京都 Orchest-Lab
[Kyoto]