偏愛に突き動かされたプロジェクトを全力で応援し、共に育て、この街に解き放つ。 FabCafe Kyotoを使って活動したいプロジェクトのための3ヶ月限定レジデンスプログラム。 現在第11期メンバー募集中(第11期 入居期間:2023年3月31日(金)-6月30日(金)応募締め切りは2023年3月12日(日))
レジデンスプログラム
COUNTER POINTとは?
「COUNTER POINT」は、FabCafe Kyotoが提供するプロジェクト・イン・レジデンスのプログラムです。
組織を頼らず自分たちの手で面白いことがしたい」「本業とは別に実現したいことがある」そんな好奇心と創造性に突き動かされたプロジェクトのための、3ヶ月限定の公開実験の場です。
流浪する河原者たちが新しいスタイルの芸能”歌舞伎”を生み出した京都・鴨川の近く、築120年を超える古民家をリノベーションしたFabCafe Kyotoを舞台に、個人の衝動をベースにした新たなエコシステムの構築にチャレンジしています。
▼ これまでの活動の様子はこちらから一覧できます。
>> COUNTER POINT関連記事・イベント一覧
2012年に渋谷で産声をあげたデジタルものづくりカフェ「FabCafe」は現在では世界11拠点に展開、大きなクリエイティブネットワークに成長し、その中でFabCafe Kyotoは、京都を拠点にユニークな才能やテクノロジーが集まり交差する場をつくることをミッションとして、2015年末から活動を開始。今までに、多彩なクリエイター、職人、メーカー、研究者など、業界の垣根を超えた数々の出会いやコラボレーションの起点がここで生まれてきました。
次のステップとして、私たちは「プロジェクトが育つ」場づくりを目指しています。
「この場所があったからこそ、予想を超えた展開が生まれた」「FabCafe Kyotoのスタッフと一緒にディスカッションや試作したからこそ、アイデアがかたちになった」そんなプロジェクトがもっともっと増えてほしいと強く思っています。
そのためにFabCafe Kyotoの施設機能やメンバーのスキル・ナレッジ、ここに集まる人達のネットワークをどのようにシェアできるのか?そんな想いから、プロジェクト単位で入居するレジデンスプログラムを企画しました。

入居直後に実施するショートプレゼンCOUNTER Meetupの様子。ロフトワークのメンバーや、偶然カフェに訪れた人が、多様な偏愛に触れ、アイデアを交換し合う。
私たちがこのプログラムで最も大切にしたいことは「個人の衝動」です。
新たな価値を生み出すべく行われている活動は多くありますが、目先のビジネス成果やインパクトだけを目的としていると、当初思い描いたような成果や共感が得られず、また長続きせず終わってしまうことがよくあります。
KPI,プロトタイピング、ユーザー目線、既存のビジネスやエコシステム、本当にそれだけでよいのでしょうか。何が足りないのだろう?
私たちは、個人的な好奇心や偏愛に裏付けられた衝動こそが人を動かし、世界をより豊かにすることに気づきました。
聞いただけでは理解できない、でも、その人がすごく楽しそうに語っているその勢いに飲まれてしまい思わずうなずき共感した経験はありませんか?
本業ではないので…と謙遜されながらも、どう見てもプロの仕業としか思えないくらいの、熱量あふれるプロダクトを見たことはありませんか?
私たちが応援したいのはまさにそうした「好奇心をカタチにするプロジェクト」。偏愛に突き動かされたプロジェクトを全力で応援し、共に育て、この街に解き放つ。
そして、メンバーの好奇心が相互に作用し合う、衝動のエコシステムをつくりあげる。それがCOUNTER POINTです。
1. FabCafe Kyoto 2Fをプロジェクトの活動拠点として利用できます。館内の様子はこちらでご覧いただけます。
2. FabCafe Kyoto 1Fをイベントスペースやミーティングスペースとしても利用できます。(ドリンクのメンバー割引もあります)
3. FabCafe・loftworkのWebサイトやSNSを通じて、プロジェクトの情報発信をサポートします。
4. レーザーカッターや3DプリンタなどFabツールを無償で利用できます。利用可能なマシンはこちらからご確認ください。
5. FabCafeに訪れるローカル・グローバルでユニークな人たちとのネットワーキングを私たちがサポートします。ロフトワーク京都の活動はこちらからご覧いただけます。
6. 近隣のホステル Len KYOTO KAWARAMACHI、KAGAN HOTELの宿泊料金割引があります。(条件あり)
■ 新型コロナウイルス感染予防対策実施について
- FabCafe Kyotoでは、国や京都府、京都市の指針等に基づき、感染症拡大防止対策を行っています。施設利用にあたり、マスクの着用、こまめな手洗い・消毒、体温測定、同士の距離の確保のご協力をお願いいたします。発熱等の風邪の症状がある方、体調がすぐれない日は利用をお控えください。
- 状況に応じ、施設の利用条件が変化することをご了承ください。(大人数が集まるイベント開催不可など)
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名称
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偏愛に突き動かされたプロジェクトを全力で応援し、共に育て、この街に解き放つ。 FabCafe Kyotoを使って活動したいプロジェクトのための3ヶ月限定レジデンスプログラム。 現在第11期メンバー募集中(第11期 入居期間:2023年3月31日(金)-6月30日(金)応募締め切りは2023年3月12日(日))
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概要
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COUNTER POINT
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主な拠点
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FabCafe Kyoto
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オーガナイザー
応募方法
COUNTER POINT 参加応募フォームよりご応募ください。
※ 本プログラムへの応募をもって、応募規約の内容に同意いただいたものとみなします。
お問合せ先:counterpoint@loftwork.com (服部、浦野)
※ 応募に向けての相談・壁打ちも気軽にご連絡ください。
募集対象
以下の条件をすべて満たしていること。
- 将来性やビジネス性ではなく、個人的な偏愛や衝動にもとづいたプロジェクトであること。
- 実験的であり、遊び心のあるプロジェクトであること。
- プロセスをオープンにし、様々な視点を巻き込むプロジェクトであること。
- 他所では受け入れてもらえなかったような、アヴァンギャルドなプロジェクトであること。
参加者にお願いすること
- 1ヶ月のうち1週間程度はFabCafe Kyotoに滞在して活動すること。(COUNTER POINTに入居したプロジェクトに関する活動を行ってください)
- 3カ月後にFabCafe Kyotoで開催する成果発表会に参加すること
- 運営側が用意したコミュニケーションツール(Discord)を使い、プロジェクトの過程のやりとりを他の入居者と運営チームに対してオープンにすること(3ヶ月間運営側とスムーズに連絡が取れること)
選考方法
選考は以下のポイントをもとに、事務局が総合的に判断し、 募集期間終了後から1週間以内にメールにて通知いたします。
- 応募プロジェクトのテーマと本プログラムとの相性
- 応募プロジェクトの目的 / 成果物 / 取組内容の具体性
- 本プログラムへの参加動機・意欲
募集スケジュール
第9期 入居期間:2022年7月29日(金)-10月29日(土)(応募締め切り:2022年7月3日)
- COUNTER MeetUp!(7/29(金)18:00頃〜)
- 8期の成果発表と合同でプロジェクトについて5分のピッチをしていただく予定です
- COUNTER Session
- 活動期間の終了時期に、成果をピッチの形で発表していただきます。加えて、FabCafeKyotoでの展示の可能性もあります。
審査結果について
- 募集締め切り日から1週間以内に審査結果をお送りします。@loftwork.com のドメインよりお送りしますのでメール制限設定を行っている方はご留意ください。
- スケジュールの都合上、3日以内の返信をお願い致します。(場合によっては2次選考として面談を設定させていただきます)
- 上記の期間に返信がない場合は、来期以降への見送りなど検討させていただくことがあります。
応募規約
採択された場合は、以下の内容への同意が必要です。
■実施すること
当プログラムにおける滞在・制作についてのレポート記事の執筆。
当社が主催するミートアップイベント並びに成果報告会にご登壇いただき、制作活動やプロジェクトをプレゼンテーションすること。
■当プログラムがサポートしないこと
滞在に際しての交通費、食費、宿泊費その他諸経費の実費。(ただし宿泊に関しては近隣のホステルLen KYOTO KAWARAMACHI・KAGAN HOTELへの宿泊料金の割引があります※条件あり)
■許諾事項
プログラムへの参加の事実、および作品の制作過程の情報、作品写真について、FabCafeおよび㈱ロフトワークのWebサイト、SNSアカウントで随時情報が公開されること。
当施設のスペースやツールは一般の利用者や他のプロジェクトメンバーと共有するものとし、当社に無断で占有しないこと。
時間帯によって使用できるスペースやツールに制限が生じること。
打ち合わせ等による、プロジェクトメンバー本人以外の施設利用に関しては、通常のスペース料金料金が発生すること
その他、別途説明による当施設のサービス利用ルール・規約の遵守。
■著作権について
作品の意匠・アイデアの著作権は、制作した本人に帰属します。
当プログラムでの制作の様子、および制作された作品の写真を、当社が広報目的で使用することを認めるものとします。
関連リンク
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高田 幸絵
FabCafe Kyoto カフェマネージャー
趣味のカフェ巡りをきっかけに、ひとが集まって活動する空間に興味を持ち、京都工芸繊維大学大学院でワークプレイスデザインを研究する。マンションコミュニティ運営サポート会社での勤務とパンデミックを経て、街における「カフェ」の重要性を改めて感じ、ロフトワークへ入社。コーヒー以外の関心は、フェミニズムと考現学。
趣味のカフェ巡りをきっかけに、ひとが集まって活動する空間に興味を持ち、京都工芸繊維大学大学院でワークプレイスデザインを研究する。マンションコミュニティ運営サポート会社での勤務とパンデミックを経て、街における「カフェ」の重要性を改めて感じ、ロフトワークへ入社。コーヒー以外の関心は、フェミニズムと考現学。
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筒井 みのり
FabCafe Kyoto
千葉県出身。多摩美術大学美術学部生産デザイン学科プロダクトデザイン専攻卒業。人々のクリエイティブな活動をサポートするべくロフトワークに入社。FabCafe Kyotoにてカフェ兼ファブの運営に従事する。
千葉県出身。多摩美術大学美術学部生産デザイン学科プロダクトデザイン専攻卒業。人々のクリエイティブな活動をサポートするべくロフトワークに入社。FabCafe Kyotoにてカフェ兼ファブの運営に従事する。
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山月 智浩
FabCafe Kyoto 企画
京都芸術大学 空間演出デザイン学科卒業。通販会社勤務を経て、2022年FabCafe Kyotoに入社。大学時代に出会った社会包摂的なデザインのあり方に影響を受け、生産や消費に性急な時代をやわらかくするための企画や記事を考え中。FabCafe Kyotoのわくわく部分を担当する。
京都芸術大学 空間演出デザイン学科卒業。通販会社勤務を経て、2022年FabCafe Kyotoに入社。大学時代に出会った社会包摂的なデザインのあり方に影響を受け、生産や消費に性急な時代をやわらかくするための企画や記事を考え中。FabCafe Kyotoのわくわく部分を担当する。
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木下 浩佑
株式会社ロフトワーク / MTRL・FabCafe Kyoto
マーケティング & プロデュース素材を起点にものづくり企業の共創とイノベーションを支援する「MTRL(マテリアル)」と、テクノロジーとクリエイションをキーワードに多様なクリエイター・研究者・企業が集うコミュニティ拠点「FabCafe Kyoto」に立ち上げから参画。オンライン/オフラインのワークショップ運営や展示企画のプロデュースなどを通じて「化学反応が起きる場づくり」「異分野の物事を接続させるコンテクスト設計」を実践中。
https://loftwork.com/jp/people/kousuke_kinoshita素材を起点にものづくり企業の共創とイノベーションを支援する「MTRL(マテリアル)」と、テクノロジーとクリエイションをキーワードに多様なクリエイター・研究者・企業が集うコミュニティ拠点「FabCafe Kyoto」に立ち上げから参画。オンライン/オフラインのワークショップ運営や展示企画のプロデュースなどを通じて「化学反応が起きる場づくり」「異分野の物事を接続させるコンテクスト設計」を実践中。
https://loftwork.com/jp/people/kousuke_kinoshita -
浦野 奈美
株式会社ロフトワーク / FabCafe Kyoto
マーケティング大学卒業後、ロフトワークにて総務一般を担当しながらビジネスイベントの企画運営や日本企業と海外大学の産学連携のコミュニティ運営を担当。2018年から京都に移籍。PR・マーケティング・採用を担当し、2020年にはFabCafe Kyotoのレジデンスプログラム「COUNTERPOINT」の立ち上げと運営に従事。FabCafeグローバルチームの活動発信や他拠点連携の土壌醸成にも奔走中。2022年からは、自然のアンコントローラビリティを探究するコミュニティ「SPCS」の立ち上げと企画運営を担当。大学で学んだ社会保障やデンマークのフォルケホイスコーレ、イスラエルのキブツでの生活、かつて料理家の森本桃世さんと共催していた発酵部活などが原体験となって、場の中にカオスをつくることに興味がある。
大学卒業後、ロフトワークにて総務一般を担当しながらビジネスイベントの企画運営や日本企業と海外大学の産学連携のコミュニティ運営を担当。2018年から京都に移籍。PR・マーケティング・採用を担当し、2020年にはFabCafe Kyotoのレジデンスプログラム「COUNTERPOINT」の立ち上げと運営に従事。FabCafeグローバルチームの活動発信や他拠点連携の土壌醸成にも奔走中。2022年からは、自然のアンコントローラビリティを探究するコミュニティ「SPCS」の立ち上げと企画運営を担当。大学で学んだ社会保障やデンマークのフォルケホイスコーレ、イスラエルのキブツでの生活、かつて料理家の森本桃世さんと共催していた発酵部活などが原体験となって、場の中にカオスをつくることに興味がある。
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寺井 翔茉
株式会社ロフトワーク
京都ブランチ事業責任者
2008年立命館大学経済学部卒、ロフトワークへ新卒入社。石垣島の魅力を世界のクリエイターと再発見する「USIO Design Project / ISHIGAKI NOW」や、大学Webサイトの存在意義を問い直すことをテーマにした立教大学公式Webサイトのリニューアル、100年先に向けた100のプロジェクトを生みだす実験区「100BANCH」の立ち上げなど、幅広い分野のプロジェクトマネジメントとクリエイティブディレクションを担当。
素材とクリエイティブの出会いで新しいビジネスを生む「MTRL KYOTO」、テクノロジーとクリエイティブが交差する場「FabCafe Kyoto」を含めた「Loftwork Kyoto Branch」の事業責任者に2017年より就任。2008年立命館大学経済学部卒、ロフトワークへ新卒入社。石垣島の魅力を世界のクリエイターと再発見する「USIO Design Project / ISHIGAKI NOW」や、大学Webサイトの存在意義を問い直すことをテーマにした立教大学公式Webサイトのリニューアル、100年先に向けた100のプロジェクトを生みだす実験区「100BANCH」の立ち上げなど、幅広い分野のプロジェクトマネジメントとクリエイティブディレクションを担当。
素材とクリエイティブの出会いで新しいビジネスを生む「MTRL KYOTO」、テクノロジーとクリエイティブが交差する場「FabCafe Kyoto」を含めた「Loftwork Kyoto Branch」の事業責任者に2017年より就任。 -
服部 木綿子
株式会社ロフトワーク クリエイティブディレクター
神戸生まれ神戸育ち。岡山で農林業や狩猟がすぐそばにある田舎暮らしを約10年に渡り経験。その中で2軒の遊休施設をゲストハウス(あわくら温泉 元湯・岡山県西粟倉村/mamma・香川県豊島)として再生し、自らも運営の第一線に立った。その後、神戸の農産物などを販売する「FARMSTAND」で、マネージャーとして店舗の運営に携るなど、ローカルのコミュニティ拠点づくりに関わってきた。2020年2月ロフトワーク入社。感性を頼りに現場どっぷりで培ってきた経験値に、ロフトワーク流のロジカルな手法を掛け合わせたアウトプットが出来る日を目指している。趣味は、自分の人生と感覚を観察して、文章を書くこと。イラストも描く。
https://loftwork.com/jp/people/yuko_hattori神戸生まれ神戸育ち。岡山で農林業や狩猟がすぐそばにある田舎暮らしを約10年に渡り経験。その中で2軒の遊休施設をゲストハウス(あわくら温泉 元湯・岡山県西粟倉村/mamma・香川県豊島)として再生し、自らも運営の第一線に立った。その後、神戸の農産物などを販売する「FARMSTAND」で、マネージャーとして店舗の運営に携るなど、ローカルのコミュニティ拠点づくりに関わってきた。2020年2月ロフトワーク入社。感性を頼りに現場どっぷりで培ってきた経験値に、ロフトワーク流のロジカルな手法を掛け合わせたアウトプットが出来る日を目指している。趣味は、自分の人生と感覚を観察して、文章を書くこと。イラストも描く。
https://loftwork.com/jp/people/yuko_hattori -
上ノ薗 正人
株式会社ロフトワーク
クリエイティブディレクター大阪生まれ大阪育ち。九州大学芸術工学部環境設計学科卒業。大阪のデザイン事務所grafで丁稚として修行後、再び福岡に移住。福岡の古ビル再生プロジェクト「紺屋2023」の設計、運営を行うno.d+a / TRAVEL FRONTでの勤務を通してデザイン、建築設計からイベント運営、アートプロジェクト等幅広い業務に携わる。
2014年に関西に戻り、グランフロント大阪ナレッジキャピタルの総合プロデュース室に所属。アルスエレクトロニカとの協働プロジェクトや中高生を対象とした学びのプログラムを担当。2017年よりロフトワークに入社。趣味は野球観戦とハイキング。
大阪生まれ大阪育ち。九州大学芸術工学部環境設計学科卒業。大阪のデザイン事務所grafで丁稚として修行後、再び福岡に移住。福岡の古ビル再生プロジェクト「紺屋2023」の設計、運営を行うno.d+a / TRAVEL FRONTでの勤務を通してデザイン、建築設計からイベント運営、アートプロジェクト等幅広い業務に携わる。
2014年に関西に戻り、グランフロント大阪ナレッジキャピタルの総合プロデュース室に所属。アルスエレクトロニカとの協働プロジェクトや中高生を対象とした学びのプログラムを担当。2017年よりロフトワークに入社。趣味は野球観戦とハイキング。