Exhibition
- #開催終了
- #誰でもウェルカム
京都・北山に伝わる日本古来の育林技法「台杉」。その魅力と現在的な価値に新たな角度から光を当てる展示企画とトークイベントを、FabCafe Kyoto にて開催します。(主催:京都芸術大学 Dx Lab.)
2024.3.19 (火) – 2024.3.23 (土) UTC+09:00
11:00 – 19:00 展示
2024.3.21 (木) UTC+09:00
19:00 – 21:00 トークイベント
FabCafe Kyoto (MTRL KYOTO) | Google mapで開く
観覧・参加無料
3/21(木) トークへお申込みの方は「参加する」ボタンをクリックしてください。
FabCafe Kyotoより
本イベントは、京都芸術大学 空間演出デザイン学科 教員 藤野良実氏と東丸大範氏によるデザインラボ「Dx Lab.」が主催する、製品アイデアのプロトタイプ展示企画です。会期中、3/21(木)には、ゲストを招いてのトークイベントもあわせて開催予定です。
主催者メッセージ
1974年に京都府の木として制定された北山杉。その北山杉には「台杉」という独自の仕立て方が存在し、その始まりは1200年頃(室町時代中期)といわれています。私たち京都芸術大学の学生は、台杉を育て伐採し、循環させてまた育てる…という、この技術と伝統を守り、継承していかなければならないと、強く感じています。その為には、ひとりでも多くの方に「台杉」のことを知ってもらい、魅力を感じてもらうことが何よりも大切だと思い、今回のイベントを開催させていただく運びとなりました。
「台杉」とは
600年以上続く北山杉での中で、垂木と呼ばれる細丸太の生産を目的とした仕立て方。
一度の植林で、取り木と呼ばれる台の部分から、立ち木(垂木)を何度も育成、伐採を繰り返す事が出来る。中川地区にある一番古い大台杉は樹齢400年以上。最盛期には180本以上の立ち木を育てる木だったが、需要の減少と共に手入れが行われなくなり、取り木が腐り始めてしまい今では一回り以上小さくなってしまっている。現在は30本程度の立ち木の育成、伐採を繰り返している。
イベント概要
展示
北山杉の中でも、その育成方法自体がサステナブルな台杉。現在の建築様式の変化に伴い、立ち木(垂木)の需要が減少し、台杉そのものの存在価値が危ぶまれていることに対し、立ち木を利用した新たな価値について学生と共に考えた作品展示を行います。
・会期:2024年3月19日(火)-23日(土)
・観覧無料(座席を使用される場合はカフェでのご注文をお願いしております。)
トーク
北山杉に古くより従事されている中源株式会社の中田治氏と、協力企業の株式会社キュアラボとのトークセッション、また、このプロジェクトに参加している学生がそれぞれに想う北山杉の魅力や可能性、活用方法を探求したプレゼンテーションを行います。
・日時:2024年3月21日(木) 19:00-21:00(開場:18:30)
・参加無料
[タイムテーブル(予定)]
18:30 開場
19:00 主催者ご挨拶
19:10 トークセッション&プレゼンテーション
20:30 交流会
21:00 終了
[こんな方におすすめ]
・京都の北山杉や育成方法、技術に興味がある方
・資源の有効活用方法を探求されている企業、クリエイター
・大学生と一緒に北山杉を活用するアイデアに挑戦してくれる企業、クリエイター
・地域産業の継続について考えている方
登壇者(*敬称略)
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中田 治
中源株式会社 代表取締役
中源銘木を修行後、京都中源林業へ帰る。山林の枝打ち親方につき修行後、所有林山林を先代と共に統括。初代より百三十有余年、苗木を選び、山を選び、季節を選びながら、北山杉を一本一本愛情を込めて育てている。天皇陛下、皇太子殿下ご高覧、農林大臣賞をはじめとする数々の栄誉を授かり、風格ある北山丸太を送り出し、日本が世界に誇る木の文化を継承されている。全国銘木青年連合会会長、京都北山丸太生産協働組合専務等歴任。現在一般社団法人北山杉2100理事事務局長、中源株式会社代表取締役。
http://www.nakagen.jp/中源銘木を修行後、京都中源林業へ帰る。山林の枝打ち親方につき修行後、所有林山林を先代と共に統括。初代より百三十有余年、苗木を選び、山を選び、季節を選びながら、北山杉を一本一本愛情を込めて育てている。天皇陛下、皇太子殿下ご高覧、農林大臣賞をはじめとする数々の栄誉を授かり、風格ある北山丸太を送り出し、日本が世界に誇る木の文化を継承されている。全国銘木青年連合会会長、京都北山丸太生産協働組合専務等歴任。現在一般社団法人北山杉2100理事事務局長、中源株式会社代表取締役。
http://www.nakagen.jp/ -
Curelabo株式会社
キュアラボ株式会社
さとうきびの搾りかす「バガス」をはじめとした植物の残渣を衣食住の領域でアップサイクルしている企業。植物残渣をアップサイクルした各種素材開発のノウハウを活かし、本プロジェクトにおいて、北山杉を活用した素材開発で連携をしている。
https://curelabo.co.jp/さとうきびの搾りかす「バガス」をはじめとした植物の残渣を衣食住の領域でアップサイクルしている企業。植物残渣をアップサイクルした各種素材開発のノウハウを活かし、本プロジェクトにおいて、北山杉を活用した素材開発で連携をしている。
https://curelabo.co.jp/ -
DNWo
京都芸術大学
京都芸術大学 学生プロジェクトメンバー。
空間演出デザイン学科、プロダクトデザイン学科、情報デザイン学科からなる現在1 年生~4年生が所属している。京都芸術大学 学生プロジェクトメンバー。
空間演出デザイン学科、プロダクトデザイン学科、情報デザイン学科からなる現在1 年生~4年生が所属している。 -
Dx Lab.
京都芸術大学
京都芸術大学 空間演出デザイン学科教員 藤野良実/東丸大範によるデザインラボ。
京都芸術大学 空間演出デザイン学科教員 藤野良実/東丸大範によるデザインラボ。
お問合せ
本イベントに関するお問い合わせは、下記までお電話にてお願いいたします。
090-3280-6984 東丸[トマル]
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日時
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2024.3.19 (火) – 2024.3.23 (土) 11:00 – 19:00 展示 UTC+09:00
2024.3.21 (木) 19:00 – 21:00 トークイベント UTC+09:00 -
会場
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FabCafe Kyoto (MTRL KYOTO)
〒600-8119 京都府京都市下京区本塩竈町554
■電車でのアクセス
JR京都駅から徒歩20分
京都市営地下鉄烏丸線五条駅から徒歩10分
阪急電鉄京都線河原町駅から徒歩15分
京阪電鉄清水五条駅から徒歩5分
■バスでのアクセス
京都駅から4・17・205号系統 五条河原町下車徒歩3分
※駐車場はありません。近隣の施設をご利用ください。
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参加費
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観覧・参加無料
3/21(木) トークへお申込みの方は「参加する」ボタンをクリックしてください。