Talk Event

【京都のタネ vol.09】哲学者は何をしていて、どのように作られるのか

学問や研究の芽吹くまで

  • #参加受付中
  • #誰でもウェルカム

京都のタネ vol.09メインイメージ

多くの研究者や学者が住まい、行き交う学術都市、京都。今日もさまざまな研究や学問探究があちこちでなされています。せっかく今京都にいるのなら、知らないままではもったいない。
「京都のタネ ─ 学問や研究の芽吹くまで」は、京都に潜む様々な研究の種について研究者同士で会話しながら、根掘り葉掘り聞いてみるイベント。そのトークを自由に見聞きできる、ゆるい交流イベントです。
昔から研究者が集まる京都を、日本の未来の技術や研究の中心にしていきたい。
面白くてワクワクする。そんな楽しくてゆるやかな繋がりの場に気軽に参加してください。

2025.11.11 (火)  UTC+09:00

19:00 – 21:00 Open at 18:45

FabCafe Kyoto (MTRL KYOTO) | Google mapで開く

40

500円 (1drink付)

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知らなければ始まらない。学者による研究の最前線トーク

京都市内には現在、38の大学・短期大学が所在し(※)、民間の研究機関も含め学者、研究者が人口の割合を占める割合は日本一。
文理を問わず、多くの学問の徒がこのエリアにひしめいている上、国際学会の実施回数も多い。
しかしながら、日常的にはそれら「研究のリアル」とふれあう機会がないというもったいない実情です。
※ ……京都市情報館サイトより

研究や学問の「結果」は論文やプレスリリースにて人目に触れるものの、そこに至るまでに様々な紆余曲折や試行錯誤があり、論文に至るまでに膨大な試行データや実験結果がうずたかく積み上がっているはず。そこには研究者達の日々の葛藤がにじんでいることでしょう。
ある研究者は実は世界の真理に迫っているかもしれない。あるいは未来の新たな常識を形作る事になるかもしれない。後生、振り返ってみれば「あれが世界が変わった瞬間だった」と語り継がれる瞬間が、日々どこかで起きている可能性があります。
そんな種々多様な学問や研究の「タネ」が大量にある街、京都。それらは芽吹くかもしれないし、肥やしになるのかもしれない。
そんな研究内容に触れてみることで、研究者同士、あるいは民間と研究所による新しいコラボレーションがうまれたり、自分の日々にも少しの変化があるかも知れません。

哲学者は普段何をしていて、どのようにして哲学者になったのかがテーマです。質問があれば適宜答える形式で。
あまり目にしないだろう哲学者が、自分の作られ方を率直に話します。聴衆の好み次第では、専門の研究の話も。

谷川先生参考画像01

  • 谷川 嘉浩

    京都市立芸術大学美術学部デザイン科講師

    1990年生まれ。京都市在住の哲学者。博士(人間・環境学)。京都大学大学院人間・環境学研究科博士後期課程修了。現在、京都市立芸術大学美術学部デザイン科講師。著書に、『増補改訂版 スマホ時代の哲学』(ディスカヴァー携書)、『人生のレールを外れる衝動のみつけかた』(ちくまプリマー新書)、『信仰と想像力の哲学』(勁草書房)など。社会時評やカルチャー評論、エッセイなどで活動するほか、企業との協働多数。

    1990年生まれ。京都市在住の哲学者。博士(人間・環境学)。京都大学大学院人間・環境学研究科博士後期課程修了。現在、京都市立芸術大学美術学部デザイン科講師。著書に、『増補改訂版 スマホ時代の哲学』(ディスカヴァー携書)、『人生のレールを外れる衝動のみつけかた』(ちくまプリマー新書)、『信仰と想像力の哲学』(勁草書房)など。社会時評やカルチャー評論、エッセイなどで活動するほか、企業との協働多数。

  • 谷川さん参考画像06

    昨日、祭りに立ち寄っていました。(2023年5月22日)

  • 谷川さん参考画像04

    京芸の今日(2023年12月5日)

  • 谷川さん参考画像02

    こないだは、スケザネさんと夏を味わいました。 ブルーハワイってどんなだっけ…もう味が思い出せない。 大垣書店高野店のあたり。出張かき氷屋さんでした。

  • 谷川さん参考画像03

    よく見ると猫がいる(2024年9月20日)

  • 谷川さん参考画像05

    オープンキャンパス(2025年8月3日)

こんな人におすすめ

「世にはこんな世界があるんだ!」と面白がって仲間になってくれそうな方のご来場をお待ちしています。

  • 異分野との研究者となかなか繋がる機会がない研究者・学者(大学/企業/在野の研究者のいずれでも)
  • 大学院生、学部生など、将来的に研究の道に進むか悩んでいる方
  • デザイナー、ライター、作家、俳句・短歌つくる人、フォトグラファーなど、言語化、具象化を生業にする方
  • ものづくりの担い手
  • 事象を編み、「伝える」事を生業にしている方。本の編集者、科学館や美術館の学芸員・キュレーター、お坊さんなど

分野は文理を問いません。また、その研究に従事している年数も問いません。
在野で日々仕事に従事するうちに、誰よりもこの分野に詳しくなってしまった、というかたも立派な研究者、学問の徒だと考えます。

 「哲学者」と聞いたら皆さんはどんな姿を想像するでしょう。
カントやデカルトといった西洋の哲人か、あるいは京都学派の西田幾多郎さんなどのお姿でしょうか。
(ちなみに私は哲学の道をぶらぶら散策する谷川さんを想像しました。安直すぎる)
今までの「京都のタネ」でもおそらく殆どの場合において「そんな研究が世の中にあるのか!」「そんな風に考えるのか!」と目からウロコがボロボロと落ちるような体験ばかりだったのではないでしょうか。
その中では「哲学者」という言葉、それ自体は比較的学問領域は想像しやすいのかも?
けれど、改めて考えてみるに哲学って何でしょう? 調べてみると非常に奥深いのです。
倫理学や美学なんかもその範疇に含まれるそうで、政治哲学や環境倫理学、教育哲学など多岐にわたり、おそらく普段生活をしている我々全員にとって、とても大切な学問分野。
毎回「この研究者にとって世界は何色なんだろう」というような事を考えますが、哲学者の目を通してみる日常はどんな風景なのでしょう。
己との対話の仕方なんかも聞いてみたい。今回も面白いと思います

-運営 ロフトワーク 田根

Organizer

  • 小野 英理

    京都大学情報環境機構 准教授

    大学院在籍時、霊長類研究の傍らデザイン制作を経験。その後、京都大学にてURAとして研究支援業務に従事し、特に研究内容を説明する図やウェブ等のデザイン支援を実施。同時にオープンサイエンス・ミートアップ世話人のひとりとして学術イベント等を開催。現在は京都大学情報環境機構にて研究データ管理や大学Webサイトの企画・開発に従事。

    大学院在籍時、霊長類研究の傍らデザイン制作を経験。その後、京都大学にてURAとして研究支援業務に従事し、特に研究内容を説明する図やウェブ等のデザイン支援を実施。同時にオープンサイエンス・ミートアップ世話人のひとりとして学術イベント等を開催。現在は京都大学情報環境機構にて研究データ管理や大学Webサイトの企画・開発に従事。

  • 山田 富久美

    株式会社ロフトワーク プロデューサー

    京都生まれ、京都育ち。
    幸福感に関心を持ち、大学卒業後はウェディングプランナーに。その後、NIPPONIAプロジェクトに参画し、拠点・サービスの立ち上げに従事。個人・組織・まちの転換期に立ち会う経験を通して、未来への道筋をつくり伴走する仕事に関心を持ち2022年6月ロフトワークに入社。
    感性を起点にした変化のデザインを得意とし、企業や大学・研究機関の変革に向けた新サービス立ち上げやコミュニケーションデザイン、ブランディングのプロジェクトを担当。変革のはじまりはロジックではなく感性から。正しさよりも“らしさ“を大事にしながら、現場の眼差しから新しい価値が生まれるプロセスをデザインし、プロジェクトを育てることを目指している。

    京都生まれ、京都育ち。
    幸福感に関心を持ち、大学卒業後はウェディングプランナーに。その後、NIPPONIAプロジェクトに参画し、拠点・サービスの立ち上げに従事。個人・組織・まちの転換期に立ち会う経験を通して、未来への道筋をつくり伴走する仕事に関心を持ち2022年6月ロフトワークに入社。
    感性を起点にした変化のデザインを得意とし、企業や大学・研究機関の変革に向けた新サービス立ち上げやコミュニケーションデザイン、ブランディングのプロジェクトを担当。変革のはじまりはロジックではなく感性から。正しさよりも“らしさ“を大事にしながら、現場の眼差しから新しい価値が生まれるプロセスをデザインし、プロジェクトを育てることを目指している。

  • 田根 佐和子

    株式会社ロフトワーク / マテリアルプロデューサー、コミュニケーター

    大手PC周辺機器メーカーで営業部門、広告部門を担当した後、2006年、ロフトワークに入社。クリエイターとのチームメイキングに定評があり、ソーシャルゲームなどのコンテンツ・ディレクション分野で活躍。2011年に京都オフィスの立ち上げメンバーとして京都移籍。現在は素材の新たな可能性を探る事業「MTRL」のプロデューサーとして、企業や職人、研究者を繋ぐ活動をしている。特技は”興味の湧かないものはない”こと。職人/技術者/研究者への人一倍のリスペクトと個人的な好奇心から、プライベートでも日本中を駆け巡って会いに行ってしまう。趣味はスキーとダイビングという、ロフトワークでは数少ないアウトドア派。

    大手PC周辺機器メーカーで営業部門、広告部門を担当した後、2006年、ロフトワークに入社。クリエイターとのチームメイキングに定評があり、ソーシャルゲームなどのコンテンツ・ディレクション分野で活躍。2011年に京都オフィスの立ち上げメンバーとして京都移籍。現在は素材の新たな可能性を探る事業「MTRL」のプロデューサーとして、企業や職人、研究者を繋ぐ活動をしている。特技は”興味の湧かないものはない”こと。職人/技術者/研究者への人一倍のリスペクトと個人的な好奇心から、プライベートでも日本中を駆け巡って会いに行ってしまう。趣味はスキーとダイビングという、ロフトワークでは数少ないアウトドア派。

Timetable

18:40

開場。順次ドリンクをオーダーして着席

19:00

ご案内。開始の案内

19:05

対談

19:45

ネットワーキング

21:00

クローズ

Information

日時

2025.11.11 (火) 19:00 – 21:00 Open at 18:45 UTC+09:00

会場

FabCafe Kyoto (MTRL KYOTO)
〒600-8119 京都府京都市下京区本塩竈町554

■電車でのアクセス
JR京都駅から徒歩20分
京都市営地下鉄烏丸線五条駅から徒歩10分
阪急電鉄京都線河原町駅から徒歩15分
京阪電鉄清水五条駅から徒歩5分

■バスでのアクセス
京都駅から4・17・205号系統 五条河原町下車徒歩3分

※駐車場はありません。近隣の施設をご利用ください。
Google mapで開く

参加費

500円 (1drink付)

定員

40

オーガナイザー

Organizer: オープンサイエンス・ミートアップ, Loftwork

参加する

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