Talk Event

擬態のみつけかた – 物理現象をマテリアライズするための公開勉強会- Melt. Open Meeting #8

  • #開催終了
  • #誰でもウェルカム

高次素材設計技術研究舎 -Melt.[Meta-material design-Engineering Learning Team]が送る物理現象のマテリアライズ事例を解き明かす公開勉強会です。今回は「擬態のみつけかた」というテーマでアーティスト/デザイナーの小瀬古智之さんに、肉のような地図や、夕景のシルエットに変化する文字などの"デザインの擬態"というプロジェクトについてお話を伺います。
どなたでもお気軽に議論に参加できます。

2022.3.26 (土)  UTC+09:00

10:00 – 11:00 Zoom、YouTube Liveで同時配信

Online

ZOOM:97名、YouTube Live:無制限

Free!どなたでも視聴、参加頂けます!

Share

開催終了

お時間になりましたらFaceBook イベントページ記載のZoomのURLへ入室いただくか、投稿するYoutubeのURLよりご視聴ください。

はじめまして。Melt.です

Melt.(高次素材設計技術研究舎=Metamaterial design-Engineering Learning Team)では、全ての人へ新たな視点をインストールすることを目的としています。フィジカルに存在する物質ではなく、物理現象や思想を含めたあらゆる要素を素材と捉え、それらをものづくりとして実装するための設計手法の探求、及びマテリアライズの可能性を研究する有志による団体です。
鉱石や木材、樹脂、水資源などの有視有限の物質のみならず、音や風などの物理現象といった”無形の素材”を取り扱える様になることで、現状の発想と創造の枠を破る新たなマテリアライズのロールモデルを形成し、プロトタイピングを通じてかつて無い設計手法をオープンに展開します。

“ALL THINGS WILL BE A MATERIALS”

ニュートンが万有引力を発見したように、「りんごが落ちる」という物理現象をもう1段俯瞰してみた時に発見することのできる重力という概念を発見できたように、目の前に広がる全ての事象には素材となりうるポテンシャルを秘めています。
Melt.では、“ALL THINGS WILL BE A MATERIALS”を合言葉に物理現象における素材的なポテンシャルを発見し、プロトタイピングすることで世の中にMaterial design-engineeringの可能性を開示していきます。

ユニークな事例を分析することで物理現象を素材化するエンジニアリングプロセスの可能性を探る

Melt. Open Meetingは毎回様々なクリエイターや思想家・リサーチャーをお招きし”ALL THINGS WILL BE A MATERIALS”を起点とした新しい素材活用について公開勉強会型のディスカッションを行います。
ディスカッションの内容はリアルタイムにオンラインホワイトボードツール”miro”を使用しこの事例のユニークな点やどのような技術なのか、どこがMeta-material design-Engineeringなのかという点を整理し埋めていきます。
ディスカッションの終了時に設計モデルとして整理していくことを毎回の落とし所とし、ゲストとのディスカッションにとどまらず、視聴者も議論に参加し共に理解を深めていく勉強会です。

勉強会を通じて、実例から見るMeta-materializeのロールモデルをオープンに整理し、設計手法として一般化していきます。

また勉強会で開発された”miro”のマテリアライズフレームワークは、営利を問わずどなたでも自由にご自身の活動へ使用することが可能です。

マテリアライズフレームワークシートはOpen meeting開催ごとに更新されていきます。

アーカイブス

こちらより過去の内容を確認いただけます。

今回は「擬態のみつけかた」というテーマで、「擬態のみつけかた」というテーマでアーティスト/デザイナーの小瀬古智之さんの、肉のような地図や、夕景のシルエットに変化する文字などの”デザインの擬態”というプロジェクトを取り上げます。
擬態のみつけかたという視点から、擬態という想像の偶然をいかに生み出し、形に落とし込むのかを小瀬古さんに伺います。

デザインの擬態

擬態という想像の偶然を、デザイン表現で扱うプロジェクトです。生物の擬態は、私たちの眼を驚かせますが、ここで扱うのは「物の擬態」です。例えば、肉のような地図や、夕景のシルエットに変化する文字のような、擬態を通じた驚きをもたらす表現を研究しています。

カモフラージュによる自身の保護は物にとっては不要ですが、その姿が重なるという偶然性は、擬態のありかたを再定義するかもしれません。未知の擬態の可能性をアートブックを通じて共有するべく、アートブックという形で発表しています。

KOSEKO DESIGN&PRESS
https://koseko.asia/

gitai
https://koseko.stores.jp/

Guest

  • 小瀬古 智之

    KOSEKO DESIGN&PRESS / 小瀬古文庫 / 擬態デザイナー

    擬態デザイナー。1985年埼玉県生まれ。京都・大阪・東京を拠点に活動。武蔵野美術大学大学院修士課程デザイン専攻修了。専門はヴィジュアルコミュニケーションデザインで、視知覚と認識に関するデザインリサーチを行う。認識の関係性を再構築する表現をデザインの観点から明らかにし、その成果を展示・発表している。また、アートブック出版レーベル「小瀬古文庫」としても活動中。
    https://gitaipress.com/
    Tomoyuki Koseko was born in 1985 in Saitama, Japan. He graduated from Musashino Art University with a master’s degree in design. He specializes in visual communication design and is conducting research on visual perception and recognition. He is currently active in Kyoto, Osaka, and Tokyo. Through his designs, he clarifies the cognitive relationship between different reconstructed perceptions. He presents the results of his research through exhibitions and art books. Tomoyuki is actively publishing through his art book label Koseko Bunko (小瀬古文庫). Some of his most recent exhibitions include Astronomy for Breakfast (2022, Shenzhen) and Fictional Landscape (2019, Taipei). He has also received the EricZhu award at UNKOWN ASIA 2020 and was featured in the television program Tamori Club.
    擬態デザイナー。1985年埼玉県生まれ。京都・大阪・東京を拠点に活動。武蔵野美術大学大学院修士課程デザイン専攻修了。専門はヴィジュアルコミュニケーションデザインで、視知覚と認識に関するデザインリサーチを行う。認識の関係性を再構築する表現をデザインの観点から明らかにし、その成果を展示・発表している。また、アートブック出版レーベル「小瀬古文庫」としても活動中。
    https://gitaipress.com/
    Tomoyuki Koseko was born in 1985 in Saitama, Japan. He graduated from Musashino Art University with a master’s degree in design. He specializes in visual communication design and is conducting research on visual perception and recognition. He is currently active in Kyoto, Osaka, and Tokyo. Through his designs, he clarifies the cognitive relationship between different reconstructed perceptions. He presents the results of his research through exhibitions and art books. Tomoyuki is actively publishing through his art book label Koseko Bunko (小瀬古文庫). Some of his most recent exhibitions include Astronomy for Breakfast (2022, Shenzhen) and Fictional Landscape (2019, Taipei). He has also received the EricZhu award at UNKOWN ASIA 2020 and was featured in the television program Tamori Club.

Speaker

  • 浅井 睦 / あさい・むつし

    Metalium llc代表
    コンセプトデザイナー / Vibes研究者

    1991年大阪府生まれ。舞鶴工業高等専門学校機械工学科修了。IAMAS 博士課程前期在学中

    メタ思考から捉えることのできる感覚を「Metalium」という素材として捉え、日常にそっと置きたくなる不思議な感覚の日用品と、特別な体験ができるイベントや体験会などの非日用品を制作する事業を展開するMetalium llcを創業。
    代表的な事業として、メタ思考から発生する事象を素材として捉え、活用技術の探求を行うオープンラボ高次素材設計技術研究舎 Melt.の運営を行う。

    Metalium llc. https://scrapbox.io/metalium/

    高次素材設計技術研究舎 -Melt. https://scrapbox.io/meltarchives/

    1991年大阪府生まれ。舞鶴工業高等専門学校機械工学科修了。IAMAS 博士課程前期在学中

    メタ思考から捉えることのできる感覚を「Metalium」という素材として捉え、日常にそっと置きたくなる不思議な感覚の日用品と、特別な体験ができるイベントや体験会などの非日用品を制作する事業を展開するMetalium llcを創業。
    代表的な事業として、メタ思考から発生する事象を素材として捉え、活用技術の探求を行うオープンラボ高次素材設計技術研究舎 Melt.の運営を行う。

    Metalium llc. https://scrapbox.io/metalium/

    高次素材設計技術研究舎 -Melt. https://scrapbox.io/meltarchives/

  • 斎藤 健太郎 / Kentaro Saito

    FabCafe Nagoyaプログラム・マネジャー、サービス開発 / 東山動物園くらぶ 理事 / Prime numbers syndicate Fiction implementor

    名古屋における人ベースのクリエイティブの土壌を育むためにコミュニティマネージャーとしてFabCafe Nagoyaに立ち上げから携わる。

    電子工学をバックボーンに持ち科学技術への造詣が深い他、デジタルテクノロジー、UXデザインや舞台設計、楽器制作、伝統工芸、果ては動物の生態まで幅広い知見で枠にとらわれない「真面目に遊ぶ」体験づくりを軸とした多様なプロジェクトに携わる。

    インドカレーと猫が好き。アンラーニングを大切にして生きています。

    「コンピュテーショナル食感デザインプロジェクト」にて第1回 Tech Direction Awards R&D / Prototype Bronze受賞
    https://award.tech-director.org/winner01

    名古屋における人ベースのクリエイティブの土壌を育むためにコミュニティマネージャーとしてFabCafe Nagoyaに立ち上げから携わる。

    電子工学をバックボーンに持ち科学技術への造詣が深い他、デジタルテクノロジー、UXデザインや舞台設計、楽器制作、伝統工芸、果ては動物の生態まで幅広い知見で枠にとらわれない「真面目に遊ぶ」体験づくりを軸とした多様なプロジェクトに携わる。

    インドカレーと猫が好き。アンラーニングを大切にして生きています。

    「コンピュテーショナル食感デザインプロジェクト」にて第1回 Tech Direction Awards R&D / Prototype Bronze受賞
    https://award.tech-director.org/winner01

Information

日時

2022.3.26 (土) 10:00 – 11:00 Zoom、YouTube Liveで同時配信 UTC+09:00

会場

Online

参加費

Free!どなたでも視聴、参加頂けます!

定員

ZOOM:97名、YouTube Live:無制限

オーガナイザー

主催: 高次素材設計技術研究舎 -Melt.[Meta-material design-Engineering Learning Team], Metalium LLC.
共催: FabCafe Nagoya

開催終了

お時間になりましたらFaceBook イベントページ記載のZoomのURLへ入室いただくか、投稿するYoutubeのURLよりご視聴ください。

FabCafe Newsletter

新しいTechとクリエイティブのトレンド、
FabCafeで開催されるイベントの情報をお伝えします。