Workshop

【Osaka Art & Design 2026】 Electron Flower Bar 存在しない花の香り

数式、香り、脳波から立ち上がる、架空の花の展示体験

  • #参加受付中
  • #誰でもウェルカム

数式から生まれる架空の花「electron_flower」を展示。香りや味に翻訳したオリジナルドリンクや、脳波と香りをテーマにしたインタラクティブ体験を通じて、視覚を超え多感覚で味わう新しいアート体験を提供。

2026.6.8 (月) – 2026.6.19 (金)  UTC+09:00

FabCafe Osaka 営業時間に準ずる

FabCafe Osaka | Google mapで開く

会期中、店内にて自由観覧 ※ドリンクは別途オーダー制

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FabCafe Osakaは、天神祭で有名な大阪天満宮や淀川流域の文化が息づく天満・南森町に位置します。この地域は都市の賑わいと地域性が調和し、新しい都市のあり方を模索するエリアです。私たちは、形式にとらわれない美を追求する美術思想「L’Informe(アンフォルム)」を体験に取り入れます。地域の歴史や文化に眠る価値を再発見し、形を持たない「感性」や「情緒」をテーマに、新しいカルチャーを創造します。

蒸留器を使って新たなカルチャーを育む 

FabCafeでは、3Dプリンターやレーザーカッターといったマシンを設置し、新しい技術でものづくりをする人たちの可能性をひらいてきました。FabCafe Osakaでは、「L’Informe(アンフォルム)」を具現化するツールとして“蒸留器”を導入します。これにより、香りを活用した飲食提供や、感覚を刺激する体験を通して、訪れる方々が感性や情緒を育み、新たな可能性を発見できる体験をつくります。

「蒸留」とは、混ざり合ったものを分離し、本質を抽出する技術です。例えば植物を蒸留すれば、香りの成分が時間とともに変化しながら揮発し、水性と油性のエッセンスに分かれます。原油の精製や香水の製造など、私たちの暮らしの中に密かに息づいているこの技術を、FabCafe Osakaでは創造のプロセスとして取り入れます。蒸留を通じて、見えないものを可視化し、捉えきれない感覚や情緒を探求する。そこに、FabCafe Osakaの新たなものづくりの姿があります。蒸留器は、単なる道具ではなく、発見のためのメディアです。訪れる人々が、自らの感性を蒸留し、研ぎ澄ませ、新たな創造の可能性を見出す。FabCafe Osakaは、そんな場を提供します。

Osaka Art & Design 2026

アーティスト・加藤雅貴による、特定の数式から生成される架空の花の作品シリーズ「electron_flower」を展示する。あわせてFabCafe Osakaは、その現実には存在しない花々から着想を得て、香りと味をデザインしたオリジナルドリンクを提供する。さらに今回は、「脳波と香り」をコンセプトにしたインタラクティブアートの実験も試みる。視覚だけでは終わらない、存在しない花を身体で味わう展示である。

本展の中心となるのは、加藤雅貴による作品シリーズ「electron_flower」である。
この作品は、特定の数式から生成される花のかたちをもとに構成されており、植物のようでありながら、自然界には存在しない。そこにあるのは写実的な花ではなく、計算と想像力によって立ち上がる、もうひとつの花の存在である。

数式という抽象的なルールから、花という有機的なイメージが生まれる。
そのずれや飛躍そのものが、本展の入り口になっている。

FabCafe Osakaは、この「electron_flower」から着想を得て、架空の花の香りをテーマにしたドリンクを構想した。
ここで扱うのは、実在する花の再現ではない。むしろ、作品を見たときに立ち上がる印象や気配、温度、質感のようなものを、香りと味覚に翻訳する試みである。

“もしこの花に香りがあったなら”。
その想像を出発点に、飲むことで作品の輪郭が少し変わって見えるような、もうひとつの鑑賞体験をつくる。視覚表現を嗅覚や味覚へと拡張することで、展示は見るものから、身体で受け取るものへと変化していく。

 

今回の展示では、作品展示と飲食体験に加えて、「脳波と香り」をコンセプトにしたインタラクティブアートの実験も行う。
香りは、言葉より先に身体へ届く感覚である。一方で脳波は、そのときの集中、揺らぎ、反応の一端を可視化するための手がかりになりうる。

本実験では、香りを受け取る身体の反応や感覚のゆらぎに注目しながら、作品鑑賞をより開かれた体験へと拡張していく。完成されたテクノロジー展示というよりも、アートと感覚のあいだにある新しいインターフェースを探るための試みである。

花はふつう、見るものとして扱われることが多い。
しかし本展では、花を視覚の対象にとどめず、香り、味、反応、印象の重なりとして捉え直す。

存在しない花を見る。
存在しない花の香りを想像する。
存在しない花を飲む。
そして、そのときの身体の反応に触れる。

本企画は、作品と鑑賞者のあいだに多感覚的な回路をつくることで、アートと飲食、テクノロジーと感性が交差する新しい展示体験を提案する。

 

加藤雅貴による「electron_flower」作品展示
架空の花の香りをテーマにしたオリジナルドリンクの提供
「脳波と香り」をコンセプトにしたインタラクティブアートの実験展示

・アートを「見る」だけでなく、香りや味覚など多感覚で体験したい方
・テクノロジーと感性の交差に興味がある方
・数式や科学から生まれる表現に惹かれる方
・インタラクティブな展示や実験的な体験が好きな方
・日常とは異なる感覚や思考のスイッチを入れたい方
・新しい飲食体験やコンセプトドリンクに興味がある方

注意事項

  • 会場に駐車場はありません。公共交通機関をご利用ください。
  • 当日の模様は記録・広報のため撮影・録音される場合があります。
  • プログラム内容は変更になる場合があります。
    【個人情報の取扱について】
    ご記入いただいた個人情報(お名前やご連絡先)は、株式会社ロフトワークのみで保管し、結果の分析および、ご案内以外では利用いたしません。また情報の開示および、第三者への提供は行いません。株式会社ロフトワークの個人情報の取り扱い( https://loftwork.com/jp/privacypolicy )をご確認いただき、同意の上お申し込みください。【レポート等での写真・映像の取り扱いについて】
    当日のお写真や映像は後日ロフトワークのWebサイトやメールマガジン、及び各種SNS(YouTube,X,Facebook,Flickr, Instagram)にて広報目的で公開・利用させていただく場合がございます。

共催

  • 加藤雅貴

    1996年奈良県生まれ。ルネサンス期のように芸術と科学の境界をなくすことを理念に掲げ、数式を用いたメディアアート「数式の美術館」を制作している。専門は素粒子・原子核理論物理学。東京理科大学理学部物理学科を卒業後、同大学院修士課程を修了。大阪大学で特任研究員を務め、博士後期課程を単位取得満期退学。個人ではパナソニックホールディングスや松屋フーズなど多様な企業と連携し、アート作品制作やWebアプリケーション開発を行う。山口情報芸術センター(YCAM)での展示、ブルーピリオド展での準グランプリ受賞、日本テレビ「ヒルナンデス!」出演など幅広く活躍。中高生や大人向けの授業・ワークショップも実施し、SNS総フォロワー数は4万人超。

    1996年奈良県生まれ。ルネサンス期のように芸術と科学の境界をなくすことを理念に掲げ、数式を用いたメディアアート「数式の美術館」を制作している。専門は素粒子・原子核理論物理学。東京理科大学理学部物理学科を卒業後、同大学院修士課程を修了。大阪大学で特任研究員を務め、博士後期課程を単位取得満期退学。個人ではパナソニックホールディングスや松屋フーズなど多様な企業と連携し、アート作品制作やWebアプリケーション開発を行う。山口情報芸術センター(YCAM)での展示、ブルーピリオド展での準グランプリ受賞、日本テレビ「ヒルナンデス!」出演など幅広く活躍。中高生や大人向けの授業・ワークショップも実施し、SNS総フォロワー数は4万人超。

主催

  • FabCafe Osaka

    私たちが提案するのは、形式に縛られない美しさを追求する美術の思想「L’Informe(アンフォルム)」を取り入れた体験です。地域の歴史や文化に眠る価値を再発見し、形を持たない「感性」や「情緒」をテーマに、新しいカルチャーを創造します。

    私たちが提案するのは、形式に縛られない美しさを追求する美術の思想「L’Informe(アンフォルム)」を取り入れた体験です。地域の歴史や文化に眠る価値を再発見し、形を持たない「感性」や「情緒」をテーマに、新しいカルチャーを創造します。

Information

日時

2026.6.8 (月) – 2026.6.19 (金) FabCafe Osaka 営業時間に準ずる UTC+09:00

会場

FabCafe Osaka
大阪府大阪市北区天神橋2丁目2−4

● 電車でのアクセス
JR東西線「大阪天満宮駅」から徒歩5分
Osaka Metro谷町線/堺筋線「南森町駅」から徒歩5分
京阪本線/Osaka Metro堺筋線「北浜駅」から徒歩10分

● バスでのアクセス
大阪駅から36号系統(大阪シティバス)「南森町(西)」下車徒歩3分

※駐車場はありません。近隣の施設をご利用ください。
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参加費

会期中、店内にて自由観覧 ※ドリンクは別途オーダー制

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