Exhibition

「ワンバイト・フェミニズム」上映・デジタル刺繍ワークショップ

  • #開催終了
  • #誰でもウェルカム

FabCafe Tokyoで1月14日〜1月22日に、「ワンバイト・フェミニズム」映像作品展とイベントシリーズを開催します。
オランダ出身のデザイナー、映像ディレクターのベルカンプ・アヤが、日本における男女不平等にフォーカスし、様々な立場の女性へのインタビューを元にドキュメンタリーを制作しました。作品を軸にテーマを更に深掘ることのできる上映会とダイアログ、デジタル刺繍ワークショップを行います!

2023.1.14 (土) – 2023.1.22 (日)  UTC+09:00

Share

開催終了

「ワンバイト・フェミニズム」について

FabCafe Tokyoのイベントシリーズ、「ワンバイト・フェミニズム」は、オランダ出身のデザイナー、映像ディレクター、FabCafeのインターンのベルカンプ・アヤが企画し、日本におけるジェンダー不平等について考察したものです。ベルカンプは、多様なバックグラウンドを持つ女性たちに、日本における男女間の不平等についての体験や考え、そして今後の展望についてインタビューをしました。異なる世代の女性たちが社会をどのようにナビゲートし、男女間の不平等に働きかけ、思い描いた未来を実現しようとしているのかが語られています。

男女平等は複雑な課題であり、社会システムの変革への長い道のりを考えると、諦めたくなるような気持ちになってしまうかもしれません。だからこそ、ポジティブに考え、みんなが日々小さなことでもアクションを起こせば、大きな影響を与えることができるという認識をすることが重要です。これが「ワンバイト・フェミニズム」で使われている「一口ずつ」という比喩です。「ワンバイト」からでも、誰もが男女平等の実現に向けたムーブメントに参加することができるのです。

 

「ワンバイト・フェミニズム」とデジタル刺繍について

「ワンバイト・フェミニズム」イベントシリーズは、デジタル刺繍という現代のテクノロジーと、300年以上にわたって女性の表現方法であったハンドメイド刺繍の歴史とを結びつけます。ベルカンプは、日本に暮らす女性達へのインタビューを振り返り、考えをアウトプットするためのツールとして刺繍を使っています。

刺繍は女性に女性らしさを教育する手段であった・・一方、女性らしさの束縛に対する抵抗の武器にもなってきた。

Rozsika Parker, “The Subversive Stitch: Embroidery and the Making of the Feminine” (2010).


  • TIME AND PLACE 

    2023.01.14 Sat – 2023.01.11 Sun
    平日 : 9:00~20:00
    土日祝 : 10:00~20:00
    FabCafe Tokyo
    東京都渋谷区道玄坂1-22-7
    https://g.page/fabcafetokyo?share

プログラム概要

1/15 (日) 17:00-19:00 映像&ダイアログ「ワンバイト・フェミニズム」(飛び入り参加可)

→ 1/21 (土) 16:00-18:30 デジタル刺繍ワークショップ(要予約)

※プログラムは予告なく変更になる可能性があります。

  • 作品上映&ダイアログ

    1月15日(日)17:00-19:00に、FabCafe Tokyoで「ワンバイト・フェミニズム」映像の上映会と、ジェンダー不平等に関する対話を行うイベントを開催します。このイベントでは、映像を制作したベルカンプ・アヤともお話しいただけますし、参加者の皆さまで対話をするセッションもありますので、是非色々な方とご意見をシェアしてみてください。

    チケット代:¥2,000(ドリンクが含まれます)

    詳細とご予約はこちら

  • デジタル刺繍ワークショップ

    1月21日(土)16:00-18:30に開催されるフェミニスト・デジタル刺繍ワークショップでは、「ワンバイト・フェミニズム」のディレクター、アヤ・ベルカンプと、自分だけのデジタル刺繍を制作いただけます。映像をご覧になった時の気持ちや、男女平等への想いなどを紐解き、色や形で表現してみましょう。

    デジタル刺繍の知識や経験は必要ありません!チケット数に限りがありますので、事前にこちらのリンクからご予約をお願いいたします。

    チケット代:¥3,000(材料とドリンクが含まれます。ご自分の刺繍作品をお持ち帰りいただけます)

    詳細とご予約はこちら

1月14日〜1月22日にFabCafe Tokyoにて「ワンバイト・フェミニズム」展が行われます。映像作品の上映と、作品の背景についての展示を行います。

コーヒー生産における労働力のうち、地域によっては最大70%が女性によって提供されていることをご存知でしょうか。しかし、女性が経営するコーヒー農園は全体の20〜30%に過ぎず[1]、コーヒーの焙煎は男性優位の状況にあります。焙煎業におけるジェンダーギャップは、偏見に満ちた雇用慣行が一因でもあります。また、この業界には女性のロールモデルが少ないことも要因の一つです[2]。

そこで、FabCafe Tokyoでは、「限定ドリップコーヒー×ひとくちフェミニズム」を開催します。1月14日から1月22日までの展示期間中、FabCafeでは4つの個性的なコーヒーロースターを提供しています。これらのコーヒーロースターは、女性オーナーであったり、コーヒー業界における女性の成長をサポートしていたりと、それぞれの方法で女性のエンパワーメントに取り組んでいます。

[1] GENDER EQUALITY IN THE COFFEE SECTOR, An insight report from the International Coffee Organization (2018). 

[2] Why more women are needed in the coffee industry, King Carlos Coffee

LATTESTは世界1の女性バリスタを世に送り出すというコンセプトのもと2012年 2月、東京表参道にオープンしました。バリスタ全員が女性である会社です。LATTESTのバリスタは1杯のCoffeeを通して、人と人とのつながり、新しい出会いを大切にしています。

LILCRIBCOFFEEは、「お店を持たない珈琲屋」です。珈琲を通じて人の繋がりをカタチにする”をテーマに東京を拠点に、ご縁のある各地でPOPUPを不定期開催しています。「珈琲×音楽」のイベントを不定期で開催中。

Manly Coffeeのオーナーの須永紀子さんはコーヒー好きなら言わずと知れた「エアロプレスの母」と呼ばれ、日本にエアロプレスを広めた第一人者。3人のお子さんをもつお母さんでもあります。

Ojizo Coffeeの活動の一つでもある「コーヒーで社会問題と向き合おう!」をコンセプトに、フェアトレード認証のコーヒー生豆や、女性が運営するコーヒー農園のコーヒー生豆などを積極的に仕入れています。Ojizo Coffee の売り上げの10%は障がい者福祉サービス施設への寄付やボランティア活動資金として社会へ還元しています。

  • ベルカンプ・アヤ (Aya Bergkamp)

    デザイナー、映像ディレクター。オランダのアムステルフェーンで生まれ育ち、アイントホーフェン工科大学のインダストリアルデザイン修士課程に在籍し、プログラムの一環として2022年9月よりFabCafe Tokyoにてインターンシップを行っている。オランダと日本のハーフであり、オランダと日本の文化の違いに幼い頃から関心を持っている。

     

    ポートフォリオはこちら。

    デザイナー、映像ディレクター。オランダのアムステルフェーンで生まれ育ち、アイントホーフェン工科大学のインダストリアルデザイン修士課程に在籍し、プログラムの一環として2022年9月よりFabCafe Tokyoにてインターンシップを行っている。オランダと日本のハーフであり、オランダと日本の文化の違いに幼い頃から関心を持っている。

     

    ポートフォリオはこちら。

Information

日時

2023.1.14 (土) – 2023.1.22 (日) UTC+09:00

開催終了

FabCafe Newsletter

新しいTechとクリエイティブのトレンド、
FabCafeで開催されるイベントの情報をお伝えします。