Talk Event

カルチャーとビジネスの関係を探る勉強会【ロフトワーク・ジュークボックス Vol.1】周縁のカルチャーを育む「企画」の立て方って?

  • #開催終了

良い企画がどのように周縁にまでカルチャーを広げるのか、そしてそれはどのように実践していけばいいのか?そんなことを、昨今の事例を元に手探りしていくことができればと思います。[Speaker : 若林恵(編集者/黒鳥社)、小熊俊哉(ライター/Rolling Stone Japan 編集)、堤大樹(ロフトワーク台湾・シニアディレクター/ANTENNA,PORTLA編集部・代表)]

2023.10.13 (金)  UTC+09:00

18:00 – 20:00

FabCafe Kyoto / オンライン

40名

¥2,000+1ドリンク

Share

開催終了

2023年の2月にblkswn jukeboxとロフトワークが実施したトークイベント、『カルチャーとビジネスの間。国内外・音楽のエコシステムに学ぶ、インディー的ヒットの流儀。』がシリーズ化。今後は、「ロフトワーク・ジュークボックス」とイベントの名前を改め、「研究会形式」で誰かと話し、個々人が考えるためのイベントとして実施していくことになりました。

前回のトークイベントでは「規模感」をキーワードとして、京都と世界の音楽産業の事例をもとに、趣味や趣向が細分化されていく社会において、「マーケットの拡大を至上命題」としたPRや広告を積極的に打つこれまでのスタイルとは違う、「適切な規模でのファンコミュニティ」や、「息の長いインディー的な活動」について考えていきました。

↑当日の配信はこちら(前半のみ配信)

イベントの当日、様々な質問が寄せられる中で、個人的な課題へ「回答」することの難しさや、より実践的な情報を交換する場の必要性が浮き彫りに。そこで、今後は「じゃあ実際に、どうしたらカルチャーとビジネスのいいバランスが実現できるんだろう?」ということをゲストや参加者が語り、意見を交換しながら次の一手を見つける場が作れればと考えたのが研究会発足のきっかけです。

初回となるテーマは「企画の立て方」について。

「企画」はどこで学べばよいかもわからないスキルの一つ。しかし、よいカルチャー、よいイベント、よい事業をつくっていくのは「企画をどう立てるか」が大きく影響していることは間違いありません。そして今、「企画」に求められているのはいいアイデアを考えることに加え、さらにそれを高いレベルで「形にしていく」こと。そうした実装力があってこそ、「ビジネス」にも寄りすぎない、「カルチャーにも寄りすぎない」適切なバランスを実現させることが現実のものになるのではないでしょうか。

良い企画がどのように周縁にまでカルチャーを広げるのか、そしてそれはどのように実践していけばいいのか?そんなことを、昨今の事例を元に手探りしていくことができればと思います。

  • U/Iターンなどで、ローカルシーンに新しいカルチャー・ビジネスを持ち込む人(クラフトビールの醸造、アウトドアブランド、etc)
  • 編集者やライターなど、ローカルに根ざしたカルチャー・ビジネスを育む人
  • 行政や自治体など、ローカルカルチャー・ビジネスの支援を行う人
  • 企業の新規事業担当者など、新しくマーケットを発見、開拓する必要がある人

黒鳥社が贈るマイクロ音楽紹介コンテンツ「blkswn jukebox」。編集委員を務める若林恵さんと、小熊俊哉さんのお二人をお招きして、音楽の世界で起きているあれこれをベースに「インディペンデントなカルチャーと産業のバランス」について思考を巡らせます。

当日ゲストとしてトークを行う、blkswn jukeboxの若林さん、小熊さんに加え、ホストを務めるロフトワークの堤を加えた3人と、イベント参加者が車座になって「悩み」や「考えていること」をお話をする時間です。当日は取り組んでいることや、「企画」について悩んでいることをざっくばらんにお話ください。

開催日 2023年10月13日(金)18:00-20:00
会 場 FabCafe Kyoto (17:45開場)
定 員 40名(先着順)
参加費 会場参加 ¥2,000+1ドリンク(当日会場で現金支払)
配信 YouTube配信あり(無料/申し込み不要)
*配信はプログラム前半の「ゲストトーク」のみとなります
主催・企画・運営 株式会社ロフトワーク、FabCafe Kyoto
ご注意
  • 京都会場でご参加の方のみ、お申し込みください。オンライン視聴は申し込み不要です。
  • オンライン視聴URLは改めて本ページにて公開します。
  • 会場でお支払いは「現金のみ」となります。出来るだけ釣り銭のないようご準備ください。
  • 定員になり次第、受付終了とさせていただきます。
  • プログラムは、予告なく変更される場合があります。

平凡社『月刊太陽』編集部を経て2000 年にフリー編集者として独立。以後、雑誌、書籍、展覧会の図録などの編集を多数手がける。音楽ジャーナリストとしても活動。2012年に『WIRD』日本版編集長就任、2017年退任。2018年、黒鳥社設立。著書・編集担当に『ファンダムエコノミー入門 BTSから、クリエイターエコノミー、メタバースまで』(プレジデント社・2022年6月)、『働くことの人類学【活字版】仕事と自由をめぐる8つの対話』(黒鳥社・2021年6月)、『次世代ガバメント 小さくて大きい政府のつくり方〈特装版〉』(黒鳥社・2021年5月)、『週刊だえん問答 コロナの迷宮』(黒鳥社・2020年12月)、『さよなら未来』(岩波書店・2018年4月刊行) など。「こんにちは未来」「〈働くこと〉の人類学」などのポッドキャストの企画制作でも知られる。 https://blkswn.tokyo

ライター/編集者。洋楽誌CROSSBEAT、タワーレコードの音楽サイトMikikiを経て、現在はフリーランスとしてRolling Stone Japanを中心に活動中。編書に『Jazz The New Chapter』『クワイエット・コーナー 心を静める音楽集』『ポストロック・ディスク・ガイド』など。

「関西にこんなメディアがあればいいのに」という想いで2013年にインディペンデント・カルチャー・マガジンANTENNAをスタート。4年半勤めた呉服問屋の営業を退職し、2016年にロフトワークに入社。徐々に個人への仕事の相談が増えたことを受け、2020年に企画・制作・編集プロダクションEat, Play, Sleep inc.を設立。2021年にはANTENNAの編集長を後進に託し、「旅と文化」をテーマとしたメディアPORTLAを立ち上げ編集長に就任した。同2021年に『OUT OF SIGHT!!!』創刊。持ち味はエゴの強さで、好きなことは企画・編集業務。関係者各位に助けられ、発見と失敗の多い毎日を謳歌中。https://loftwork.com/jp/people/daiki_tsutsumi

Program

18:00-19:00

フリートーク | 音楽シーンやインディペンデントカルチャーにみる「良い企画」って?
若林恵(黒鳥社)
小熊俊哉(ライター/Rolling Stone Japan・編集)
堤大樹(ANTENNA,PORTLA編集部・代表/ロフトワーク台湾・シニアディレクター)

19:00-20:00

座談会

Information

日時

2023.10.13 (金) 18:00 – 20:00 UTC+09:00

会場

FabCafe Kyoto / オンライン

参加費

¥2,000+1ドリンク

定員

40名

オーガナイザー

主催・企画・運営: 株式会社ロフトワーク, FabCafe Kyoto

開催終了

Share

Recommend

FabCafe Newsletter

新しいTechとクリエイティブのトレンド、
FabCafeで開催されるイベントの情報をお伝えします。