Workshop
- #開催終了
楽器や自然の音を録音する「サンプリング」に焦点を当て、実際に自分が街でフィールドレコーディングした音を使って楽曲を制作するワークショップ
2019.5.12 (日) UTC+09:00
13:00 – 18:30
FabCafe Kyoto (MTRL KYOTO) | Google mapで開く
前売 : 3000円/ 当日 : 3500円(ともに1ドリンク付)
企画主旨
音楽をつくるということは案外難しくないのかもしれない。作曲と聞くとハードルが高いように感じるけれど、まずは例えば身近にある音を集めて音楽をつくることができないだろうか。楽器や自然の音を録音する「サンプリング」に焦点を当て、実際に自分が街でフィールドレコーディングした音を使って楽曲を制作するというワークショップを行います。
世界各地で「Beat Picnic」を主催するサウンドデサイナーAlly Mobbsさんと一緒に散歩しながら録った音を、音楽制作ソフトウェア「Ableton Live」を使って編集します。また、関西を中心に活躍するサウンドプロデューサーkafuka (Eshima Kazuomi)さんもお招きし、ElektronやTeenage Engineeringなど、他のサンプラー、シンセサイザーと連携した作曲も披露予定です。Ableton Liveの講師には、Ableton認定トレーナーのAyako Okamura(Ayakooo)さんが担当。またSPEKTRAから同じくAbleton認定トレーナーのJunichi Akagawaも参加。初めてAbleton Liveを触る人でも楽しく学びながら制作ができるワークショップになっています。
また、サンプリングとはどういったものか? その歴史や他のカルチャーとの関係性、文脈を探るクロストークも。音楽の歴史を語るときに切っても切れないサンプリングのカルチャーや、楽曲制作の魅力。それに音を見つけながら普段の街を歩くおもしろさを知ることができますよ。
※ 当日までにしていただきたい準備や、持ち物についてページ中程に記述がありますので、お申し込み頂く際にはご確認とご準備のほどお願いいたします。
Program
Session 1 : Talk Session
「サンプリング」をテーマに、Ally Mobbs、kafuka、Ayakoooが、各々が持ち寄った内容からカルチャーや機材、プログラミングや映像、インターネットカルチャーなど、について関係について語る。
Session 2 : Beat Picnic
Ally Mobbsによるフィールドレコーディング ワークショップ。
Session 3 : Making Process
Ableton認定トレーナーのAyakoooによる、Ableton Liveのサンプリング ワークショップ。kafuka、Ally Mobbsは、Elektronなど使った作曲を披露。
[Time Table]
13:00 | Open & DJ Time |
13:30 | Introduction |
13:40 | Session 1 |
14:50 | Session 2 |
16:00 | Session 3 |
17:30 | Meetup with DJ/VJ |
18:30 | Close |
[Guest Speaker / Lecturer]
Ally Mobbs, Ayako Okamura (ayakooo), kafuka (Kazuomi Eshima)
[DJ / Speaker / Lecturer]
Junichi Akagawa (SPEKTRA)
[VJ]
SPEKTRA
[Moderator / Speaker]
Kousei Ikeda (SPEKTRA)
▼過去の開催風景
事前準備と持ち物
・PC(Windows or macOS)
・Ableton Live 10 Suite ※体験版でもOK、事前にインストールをお願いします
・ヘッドフォン or イヤフォン
・スマートフォン ※フィールドレコーディングに使用します
スマートフォンで録音した音源をPCに取り込み使う予定ですが、一般的なファイルフォーマットであれば録音するアプリや取り込み方法についての指定はありません。当日に個別にサポートすることは時間的に難しいと思われますので、事前にスマートフォンからPCへの取り込み方法については各自でご確認お願いします。
▼今回のゲストがYouTubeにアップしている初心者向け動画です。参考や予習に。
こんな人におすすめ
・音楽が好きな方
・楽曲制作に興味のある方
・ソフトウェアを使って音楽を制作したいと考えている方
・電子音楽やサンプリングに興味がある方
・デジタルやテクノロジーに興味がある方
・フィールドレコーディングに興味を持っている方
・新しい京都の歩き方を知りたい方
Profile
Ayako Okamura(Ayakooo)
Ableton認定トレーナー
ギターと、Push / Ableton Live / Max for Liveを使用して、リアルタイム性のある有機的なエレクトロニカ、ハードウェア連携したクラブミュージックの楽曲を制作
IAMASにて、音響・映像信号、センサーやネットワークを応用し、オーディオヴィジュアルやメディアアートを研究
現在は、広告 / IT教育 / 音楽メディア開発に従事。教育企業にて中高生のプログラミング教育、デジタルクリエイティブのワークショップを担う
https://www.ableton.com/ja/certified-training/ayako-okamura
kafuka – Eshima Kazuomi
関西を拠点に活動するプロデューサー。ギターサウンドや自然の音、サンプリング、音響プログラミングなども取りいれ 様々な音をコラージュしオリジナリティあるサウンドを表現。 エレクトロニック・ミュージックを軸に新たな表現や世界観を探究している。2016年に京都の電子音響実験音楽レーベル shrine.jp より多面的な表情が詰まった 音響作品、アルバム「Polyhedron」をリリース。2017年にはドイツ・ベルリンのレーベル Project:Mooncircle 15周年 コンピレー ションに参加。5月に同レーベルよりEP「Laws of Nature」をリリース。世界各地各メディアより多大な反響を得る。2018年、No.9アルバム『Switch of LIFE』に共同作曲参加や国内外のアーティストへのRemixの提供を行う。また、映画の劇判、楽曲提供なども多く手がけアートプロジェクトへの参加や、NTT[ICC]でのサウンドインスタレーション作品の展示、iPhoneアプリなどメディアを用いた作品を展開する。クリエイティブレーベル「Laatry」を立ち上げ、サンプリングベースによるコンピレーションのリリースなど活動は多岐に渡る。
http://kafuka-music.com
https://soundcloud.com/kafuka
https://projectmooncircle.com/artist/kafuka
Ally Mobbs
UK出身、京都在住のアリー・モブス。
サウンドデサイナー、アーティスト、プロデューサー。
ヒップホップにインスパイアされたインストゥルメンタルの楽曲をサンプラーやフィールドレコーディング、手作りの楽器で作曲。ライブは指で音を奏でる。
http://www.allymobbs.com/
https://www.youtube.com/user/allymobbs
https://allymobbs.bandcamp.com/
https://soundcloud.com/allythemobbs
Junichi Akagawa
SPEKTRA / Audio Visual Artist / Ableton Certified Trainer
オーディオビジュアルアーティスト・Ableton認定トレーナー。2010年から2013年までベルリンを拠点に活動し、現在は日本在住。Ableton Liveとmax for live、またopenFrameworksやtouchdesigner等を用い舞台作品のリアルタイム演出やインタラクティブな体験システムの設計から実装を行う。これまで日本、ドイツ、オランダ、イスラエル、中国など国内外で公演を行い、身体、映像、音を基調としたダンス作品”Figure”では横浜ダンスコレクションEX2014にてイスラエル テルアビブ-ヤフォ・横浜文化交流賞を受賞。
Kousei Ikeda
SPEKTRA / Freelance Technical Director / Engineer / Educator
北海道札幌市生まれ。立命館大学で心理学を専攻し、基幹システムのエンジニアでキャリアをスタート。事業会社やプロダクションなど数社を経て独立。広告/エンターテイメント/スポーツ/アート等の領域で、デジタル技術を活用したお化け屋敷や子供も楽しめるアトラクションなどのエンターテイメント/照明や映像を使った空間演出/アイデアのプロトタイピング/インタラクティブなウェブサイト/デジタルインスタレーション等の制作プロジェクトにて主にプログラマー/テクニカルディレクターとして企画設計から実装構築まで幅広く携わる。京都精華大学デザイン学部非常勤講師。クリエイティブコレクティブSPEKTRA共同創設者/メンバー。http://ikekou.jp
SPEKTRA
京都を中心に活動するデジタル/テック・クリエイティブのコミュニティ。映像や照明を使った空間演出表現、エンジニアリングに関するイベントを開催している。
[Staff Credit]
Kousei Ikeda : Producer / Director
Junichi Akagawa : Director
Masako Murai : Designer
Akitoshi Mizutani : Design Supervisor
[協力]
FabCafe Kyoto / MTRL KYOTO
1→10, Inc.
イベントに関する問い合わせ先
https://www.facebook.com/spktrjp
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日時
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2019.5.12 (日) 13:00 – 18:30 UTC+09:00
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会場
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FabCafe Kyoto (MTRL KYOTO)
〒600-8119 京都府京都市下京区本塩竈町554
■電車でのアクセス
JR京都駅から徒歩20分
京都市営地下鉄烏丸線五条駅から徒歩10分
阪急電鉄京都線河原町駅から徒歩15分
京阪電鉄清水五条駅から徒歩5分
■バスでのアクセス
京都駅から4・17・205号系統 五条河原町下車徒歩3分
※駐車場はありません。近隣の施設をご利用ください。
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参加費
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前売 : 3000円/ 当日 : 3500円(ともに1ドリンク付)