Meetup

crQlr Meetup Kyoto

B Corpから考える。 人と人、自然と人のあいだのちょうどいい関係

  • #開催終了
  • #誰でもウェルカム

循環型社会のつくり手たちのつながりを生み出すcrQlr Meetup Kyoto。
独自の発酵技術で未利用資源を再生・循環させるファーメンステーションの酒井さん、海の生態系を豊かに育みながら、新たな海藻の食文化をつくるシーベジタブルの友廣さんをゲストに迎え、株主や顧客だけでなく、はたらく人や地域社会、自然環境にとっても、よい会社とは?について探索します。

2023.5.31 (水)  UTC+09:00

20:00 – 21:50 開場 19:30

FabCafe Kyoto / オンライン

オフライン 30人(オンライン 100名)

1,000円(ドリンク付き)/オンライン無料

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開催終了

crQlr Meetupsは、循環型社会を目指す「未来のつくり手」たちの有機的なつながりを生み出すことを目的としたイベントシリーズ。これまでにも世界の都市で、新たなエコシステムのデザインや循環型経済・社会をテーマに開催してきました。京都で開催するcrQlr Meetupでは、人と人、動植物と人、自然環境と人のあいだに「ちょうどいい関係」を生み出すビジネスをテーマとしています。

環境や社会に配慮した事業を行うことが、当たり前のこととして認識されるようになり、よりよい社会をつくるための力としてビジネスを用いようという機運も高まっています。一方で、「表層的ではなく、環境や社会にとって本当によい行動ってなんだろう?」ということや、「大事なのはわかるけど、手触り感がなくいまいち実感が持てない」ということを感じている方も多くいるのではないでしょうか?

今回のイベントでは、環境問題や社会問題に関わるあらゆる側面において高い基準を持って行動している企業に与えられる国際認証「B Corp」を切り口に、株主や顧客だけでなく、はたらく人や地域社会、自然環境にとっても、よい会社であるとはどういうことかについて探索していきます。

B Corpを取得した企業がサインする「B Corp™相互依存宣言」には、「すべてのビジネスが、人間と風土に関係あるものとして営まれていること」や「自分たちが互いに依存関係にあり、それゆえにお互いと未来の世代に対しての責任があることを理解しながら、すべてを実行すること」といったことが記されています。

今回のcrQlr Meetupでは、地域社会や自然環境と相互依存しながら、人と風土に関係した事業を営む方々にお話いただきます。

株式会社ファーメンステーションは「Fermenting a Renewable Society(発酵で楽しい社会を!)」をパーパスに、岩手県奥州市に研究開発拠点兼自社工場を持ち、独自の発酵・蒸留技術で未利用資源に新たな価値を見出し、再生・循環させる社会を構築する研究開発型スタートアップです。
2022年に日本のスタートアップ企業として初めて「B Corp」を取得。また、2023年4月にはどのような社会課題に取り組み、仕組みを構築しアクションを行い、成果を出したのかを定量的に可視化する「インパクトレポート」を公開しています。事業性と社会性の両立を目指し活動を続けている視点からお話いただきます。

※当日、酒井さんはオンライン参加となります。

  • 写真提供:株式会社ファーメンステーション

合同会社シーベジタブルは磯焼けにより減少しつつある、日本各地の沿岸地域に生えている海藻から種を取り出し、環境負荷の少ない陸上栽培と海面栽培によって蘇らせ、海藻の新しい食べ方の提案を行っています。
2023年3月〜5月まで開催中の『noma kyoto(ノーマ京都)』において、シーベジタブルの海藻が使用されるなど、さまざまな海藻の食材としての可能性を見出す活動を行っています。
高知や三重、熊本など日本各地にある拠点では、障がいの有無や年齢を問わず、すこやかに働けるモデルの構築をめざしています。B Corp取得企業ではありませんが、人と風土に関係する事業を営む企業として、お話しいただきます。

  • 写真提供:合同会社シーベジタブル

ケルシー・スチュワートは「未来の作り手」に必要なクリエイティビティとビジョンを提示する「crQlr(サーキュラー)」コンソーシアムの立ち上げや、その取り組みの一つである、循環型経済に必要なサーキュラー・デザインを考えるためのグローバル・アワード「crQlr Awards」を手掛けるなど、サステナビリティやサーキュラーデザインをテーマにした活動を積極的に企画・運営しています。
持続可能な未来に向けたアクションにおいて、「クリエイティビティ」がどのように作用しているのかについてお話しします。

crQlr(サーキュラー)とは?

FabCafe Global と株式会社ロフトワークが2021年8月にスタートさせた‘crQlr’(サーキュラー)は、循環型経済に必要な「サーキュラー・デザイン」を考えるコンソーシアム。循環型経済を実現する「未来の作り手」に必要なクリエイティビティとビジョンを創造し、共有することを目指しています。

crQlrの取り組み
オンラインアワード、イベント、ハッカソン、プロジェクトの4つの取り組みによって、出会いとイノベーションを継続的につくるための機会を提供します。このコミュニティデザインが、複雑な課題の解決をつくり、知⾒を集めるメソッドになると考えています。

  • 環境や社会に配慮した事業に取り組んでいる企業の企画や新規事業創出、R&D担当の方
  • 社会性と事業性を両立したビジネスに取り組まれている方
  • 自然や環境と人間の関わり方をクリエイティブな方法で探ることに興味のある方
  • 自然と人間の関係をデザインしている、建築やメーカーの方
20:00- イントロダクション
20:10-20:40 プレゼンテーション
・酒井 里奈 株式会社ファーメンステーション 代表取締役(オンライン登壇)
・友廣 裕一 合同会社シーベジタブル 共同代表
・Kelsie Stewart 株式会社ロフトワーク Sustainability Executive/FabCafe チーフコミュニティオフィサー(CCO)
20:40-21:10 クロストーク
人と人、人と自然のあいだの「ちょうどいい関係」とは?
21:10-21:20 ライトニングトーク
21:20-21:50 質問・交流タイム

1. 京都駅から徒歩(約20-30分)またはタクシー(約5-10分)

  • 地下鉄烏丸線に乗り換え、五条駅で下車。FabCafe Kyoto(ファブカフェキョウト)まで、およそ徒歩10分です。
  • 京都駅からタクシーを利用される際は、運賃は約1,000円です。運転手さんには「五条富小路(ごじょうとみのこうじ)まで行って、富小路通(とみのこうじ どおり)を30メートルほど南に下がってください。左手に、植物がたくさん生えた黒い建物が見えてくるので、そこで停めてください。」とお伝えください。

2. 地下鉄烏丸線 五条駅から徒歩(約10-15分)

  1. 3番出口から出て、五条通をしばらく東に進みます。右手にはセブンイレブンがあります。
  2. 「京都市消防局 下京警察署」を越えて、その先にある本覚寺の角を右折すると富小路通(とみのこうじどおり)です。正面に京都タワーが見えます。
  3. 富小路通を1分ほど歩くと、左手に見えてくる小さな赤い旗がかかった黒い建物がFabCafe Kyotoです。

▼ 五条駅でエレベーターをご利用の方
・南改札口側にエレベーターがあります。※南改札口は無人のため、駅職員と連絡が必要な方に向けてインターホンが設置されています。
・地上へ上がると6番出口です。出てすぐ左手に進みます。
・大きな交差点が見えると右側に渡り、五条通をしばらく東に進みます。右手にはセブンイレブンさんがあります。
・「京都市消防局 下京警察署」を越えて、その先にある本覚寺の角を右折すると富小路通(とみのこうじどおり)です。正面に京都タワーが見えます。
・富小路通を1分ほど歩くと、左手に見えてくる小さな赤い旗がかかった黒い建物がFabCafe Kyotoです。

3. 京阪本線 清水五条駅から徒歩(約10-15分)

  1. 1番出口から出て、五条大橋を渡ります。
  2. スーパーFresco前の大きな交差点を渡り、直進します。
  3. 本覚寺の角を左折すると富小路通(とみのこうじどおり)です。正面に京都タワーが見えます。
  4. 富小路通を1分ほど歩くと、左手に見えてくる小さな赤い旗がかかった黒い建物がFabCafe Kyotoです。

▼ 清水五条駅でエレベーターをご利用の方
・地上へ上がると4番出口です。信号を渡り、五条大橋を直進します。
・正面にセブンイレブン、道路の向かい側左手にスーパーFrescoが見えるので、スーパーFresco側に渡ります。大きな交差点を渡り、直進します。
・お寺(本覚寺さん)の角を左折すると富小路通(とみのこうじどおり)です。正面に京都タワーが見えます。
・富小路通を1分ほど歩くと、左手に見えてくる小さな赤い旗がかかった黒い建物がFabCafe Kyotoです。

Speaker

  • 酒井 里奈

    株式会社ファーメンステーション, 代表取締役

    国内及び外資金融機関、ベンチャー企業でM&Aや経営企画などに従事。
    発酵技術を学ぶために東京農業大学応用生物科学部醸造科学科に入学、09年3月卒業。
    同年、独自の発酵技術を活用し、未利用資源を機能性のある素材や製品にする事業に取り組み、サーキュラーエコノミーの実現を目指すテクノロジースタートアップである株式会社ファーメンステーション設立。
    好きな微生物は麹菌。好きな発酵飲料はビール。東京都出身、 ICU卒業。

    【クラウドファンディングに挑戦中!】発酵の力で、りんごの搾りかすを除菌スプレーに。
    https://www.makuake.com/project/ringo-sanitizer/

    未利用資源と発酵の可能性を探求する、実験的なプロジェクト「PUKUPUKU POTAPOTA」
    https://medium.com/pukupota-journal

    公式インスタグラム「PUKUPUKU POTAPOTA」
    https://www.instagram.com/pukupota/

    国内及び外資金融機関、ベンチャー企業でM&Aや経営企画などに従事。
    発酵技術を学ぶために東京農業大学応用生物科学部醸造科学科に入学、09年3月卒業。
    同年、独自の発酵技術を活用し、未利用資源を機能性のある素材や製品にする事業に取り組み、サーキュラーエコノミーの実現を目指すテクノロジースタートアップである株式会社ファーメンステーション設立。
    好きな微生物は麹菌。好きな発酵飲料はビール。東京都出身、 ICU卒業。

    【クラウドファンディングに挑戦中!】発酵の力で、りんごの搾りかすを除菌スプレーに。
    https://www.makuake.com/project/ringo-sanitizer/

    未利用資源と発酵の可能性を探求する、実験的なプロジェクト「PUKUPUKU POTAPOTA」
    https://medium.com/pukupota-journal

    公式インスタグラム「PUKUPUKU POTAPOTA」
    https://www.instagram.com/pukupota/

  • 友廣 裕一

    合同会社シーベジタブル, 共同代表

    大学卒業後、日本全国70以上の農山漁村を訪ねる旅へ。東日本大震災後は、宮城県石巻市・牡鹿半島の漁家の女性たちとともに弁当屋やアクセサリーブランドなどの事業を立ち上げる。
    2016年に、共同代表の蜂谷潤と共にシーベジタブルを創業。水揚げが無くなったすじ青のりをなんとかしてほしいという声から、世界初となる地下海水を利用した青のりの陸上養殖を事業化。障害のある方や高齢の方々と共に香り高い最高品質の青のりを栽培している。
    現在は、磯焼けで海藻が激減する海を豊かにする海面栽培に注力。日本各地の海に潜り、海藻の現状について学びながら、新たな海藻食文化をつくるべく駆け回っている。

    シーベジタブルオンラインストア
    https://seaveges-store.com//
    公式インスタグラム
    https://www.instagram.com/seaveges/

    大学卒業後、日本全国70以上の農山漁村を訪ねる旅へ。東日本大震災後は、宮城県石巻市・牡鹿半島の漁家の女性たちとともに弁当屋やアクセサリーブランドなどの事業を立ち上げる。
    2016年に、共同代表の蜂谷潤と共にシーベジタブルを創業。水揚げが無くなったすじ青のりをなんとかしてほしいという声から、世界初となる地下海水を利用した青のりの陸上養殖を事業化。障害のある方や高齢の方々と共に香り高い最高品質の青のりを栽培している。
    現在は、磯焼けで海藻が激減する海を豊かにする海面栽培に注力。日本各地の海に潜り、海藻の現状について学びながら、新たな海藻食文化をつくるべく駆け回っている。

    シーベジタブルオンラインストア
    https://seaveges-store.com//
    公式インスタグラム
    https://www.instagram.com/seaveges/

  • ケルシー・スチュワート

    株式会社ロフトワーク, Sustainability Executive/FabCafe チーフコミュニティオフィサー(CCO)

    アメリカ合衆国出身。2017年にLoftworkとFabCafeに入社。入社以来、バリスタ、カフェアドバイザー、FabCafeグローバルネットワークのコミュニケーションコーディネーター、FabCafe ウェブサイトライター、デザイン思考ワークショップのファシリテーターと幅広く、業務を務める。また、FabCafe CCOとして、FabCafe Global Networkのまとめ役を務め、世界各地のFabCafeのローカルクリエイティブコミュニティの育成と、それらのコミュニティとグローバルネットワークを繋ぐことを行っている。 加えて、持続可能な開発目標の短期的な解決策を作成することを目的とした2日間のデザインソンであるGlobal Goals Jam(GGJ)の東京開催の主催者でもあり、本イベントを過去に東京、バンコク、香港の複数都市で企画・実施した。また、刺激的でインパクトのある循環型経済に関するプロジェクトを、世界中から集める「crQlr(サーキュラー)Awards」のチェアマンも務めています。

    アメリカ合衆国出身。2017年にLoftworkとFabCafeに入社。入社以来、バリスタ、カフェアドバイザー、FabCafeグローバルネットワークのコミュニケーションコーディネーター、FabCafe ウェブサイトライター、デザイン思考ワークショップのファシリテーターと幅広く、業務を務める。また、FabCafe CCOとして、FabCafe Global Networkのまとめ役を務め、世界各地のFabCafeのローカルクリエイティブコミュニティの育成と、それらのコミュニティとグローバルネットワークを繋ぐことを行っている。 加えて、持続可能な開発目標の短期的な解決策を作成することを目的とした2日間のデザインソンであるGlobal Goals Jam(GGJ)の東京開催の主催者でもあり、本イベントを過去に東京、バンコク、香港の複数都市で企画・実施した。また、刺激的でインパクトのある循環型経済に関するプロジェクトを、世界中から集める「crQlr(サーキュラー)Awards」のチェアマンも務めています。

企画

  • 村上 航

    株式会社ロフトワーク
    クリエイティブディレクター

    大学在学中に「地域おこし協力隊」に着任し、地域ブランドや地場産品の開発・販売・PR等に携わる。そのなかで出会った農林漁業やものづくりを生業とする人の知恵や語る言葉が強く印象に残り、見聞きしたことを伝える手段としてのデザインに興味を持つ。その後6年間、デザイン事務所で印刷物やWEBなどビジュアルデザインの経験を積む。日々伝えるためのデザインを制作する中で、目の前にある問題だけでなく、顕在化されていない課題にもアプローチしていきたいと考えるようになり、2022年7月ロフトワークに入社。

    大学在学中に「地域おこし協力隊」に着任し、地域ブランドや地場産品の開発・販売・PR等に携わる。そのなかで出会った農林漁業やものづくりを生業とする人の知恵や語る言葉が強く印象に残り、見聞きしたことを伝える手段としてのデザインに興味を持つ。その後6年間、デザイン事務所で印刷物やWEBなどビジュアルデザインの経験を積む。日々伝えるためのデザインを制作する中で、目の前にある問題だけでなく、顕在化されていない課題にもアプローチしていきたいと考えるようになり、2022年7月ロフトワークに入社。

  • 加藤 あん

    株式会社ロフトワーク
    クリエイティブディレクター

    愛知県出身。名古屋芸術大学芸術教養領域卒業。大学では「身体と衣服」をテーマに研究。また、展覧会の企画やキャンパスの改装計画にも携わる。2021年FabCafe Nagoyaでインターンを経験し、クリエイティブの力を体感。様々な分野とクリエイティブによって生み出される新たな価値の遭遇を求め、ロフトワークに入社。映画と生姜が好き。

    愛知県出身。名古屋芸術大学芸術教養領域卒業。大学では「身体と衣服」をテーマに研究。また、展覧会の企画やキャンパスの改装計画にも携わる。2021年FabCafe Nagoyaでインターンを経験し、クリエイティブの力を体感。様々な分野とクリエイティブによって生み出される新たな価値の遭遇を求め、ロフトワークに入社。映画と生姜が好き。

Information

日時

2023.5.31 (水) 20:00 – 21:50 開場 19:30 UTC+09:00

会場

FabCafe Kyoto / オンライン

参加費

1,000円(ドリンク付き)/オンライン無料

定員

オフライン 30人(オンライン 100名)

開催終了

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