Talk Event

『YOKOKU Field Notes #01 台湾:編みなおされるルーツ』発売記念 公開座談会

なぜ、ヨコク研究所はフィールドでのリサーチを大切にするのか?

  • #開催終了
  • #誰でもウェルカム

ヨコク研究所による「自律協働社会」の兆しを個別の地域から探索するリサーチ活動とそのレポート〈YOKOKU Field Notes〉第1号の出版記念イベント。台湾でのリサーチのプロセスを紹介すると共に、本書のテーマ「編みなおされるルーツ」について参加者のみなさんとともに考える座談会を実施します。(共催:ヨコク研究所/株式会社ロフトワーク)

2023.9.29 (金)  UTC+09:00

18:30 – 20:00 (開場 18:00)

FabCafe Kyoto (MTRL KYOTO) | Google mapで開く

30名

1,000円(1ドリンク付)

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開催終了

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<お詫び>
スピーカーの田中 康寛さん(ヨコク研究所 研究員)が、体調不良に伴い本イベントへの登壇を見合わせることとなりました。田中さんの登壇を楽しみにお待ちいただいていた方にはご心配とご迷惑をおかけすることとなり大変申し訳ございません。イベントは、同じくヨコク研究所 研究員の工藤 沙希さん、株式会社ロフトワークの堤 大樹の2名でお送りいたします。(202.9.29 15:30)

フィールドリサーチを振り返り、参加者が自身のルーツについて話す二部制イベント

ヨコク研究所は未来社会のオルタナティブを研究・実践するための、コクヨ株式会社のリサーチ&デザインラボ。
これまでも、各国・各地域で「自律協働社会」の兆しと、そのあり方を問い直す取り組みの探索を積極的に実施してきましたが、この夏は、台湾をフィールドにしたリサーチを行いました。その内容をまとめた『YOKOKU Field Notes #01 台湾:編みなおされるルーツ』は、同じ時代を異なる環境条件で生きる人々の営みを探る、このリサーチプロジェクトの書籍化第1段となります。
今回、そんな本書の出版を記念し、ヨコク研究所、ロフトワークがイベントを共催します。

本イベントは、プロジェクトの参加メンバーが台湾でのフィールドリサーチを振り返る前半と、リサーチのテーマとなった「ルーツ」について参加者自身が見つめ直す後半の二部制で行われます。

前半は “フィールドノーツ” を執筆したヨコク研究所の研究員である工藤沙希・田中康寛をパネラーに、本書の制作・編集を担当したロフトワークの堤大樹がモデレーターを務め、リサーチのプロセスを紹介しながら、印象的なエピソードについて振り返ります。
後半では、本書を頼りに外来文化に翻弄されてきた複雑な歴史を背負う台湾の人々が、どのように「ルーツ」をともに生きる拠り所としているのかを参考に、工藤・田中・堤の3人と当日の参加者が”自身の選べること・選び直すこと”に改めて目を向けて考えるための座談会を行います。

本書に関心があるといった方はもちろんのこと、ヨコク研究所や、そのリサーチの実態を覗きたい方、働く上で個人や組織のアイデンティティのあり方に悩んでいる方、自由な都市生活の選択可能性に疲れてしまった方まで、どなたでも奮ってご参加いただけますと幸いです!

*『YOKOKU Field Notes #01 台湾:編みなおされるルーツ』をご一読の上ご参加いただけると本イベントをよりお楽しみいただけますが、未読での参加も歓迎しております!

本書でリサーチを行った5つの事例

  • 老朽化した台北の巨大団地街一体に根付き、受け継がれる福祉活動の現場〈南機場〉
  • 花蓮の東海岸を舞台に、”魚育”から台湾の海洋食・漁業に光を当てる〈洄遊吧(FISH BAR)〉
  • 教師, 親, 生徒という立場が流動する、原住民語のみの実験学校〈Tamorak 阿美語共學園〉
  • アミ族の規範と青年同士の協働のあわいで催される音楽フェスティバル〈阿米斯音樂節〉
  • バンド活動の傍ら農家として地元・旗山のバナナ産業に根ざす〈台青蕉樂團(Youth Banana)〉

プログラム

前半:リサーチの振り返り座談会(60m)

  • ヨコク研究所がどのような活動を行っているのか?
  • 台湾でのフィールドリサーチを振り返って
  • 質疑応答

後半:自身の「ルーツ」を見つめ直すグループ座談会(30m)

  • グループに分かれての座談会


こんな方におすすめ

  • 台湾の昨今の社会動向や、近年どのようなローカルなプロジェクトが行われているか知りたいクリエイターや編集者
  • 情報の共有や、コラボレーターを求めている研究職やリサーチャー
  • 企業が「フィールドリサーチ」という手法を活かしているのか、その事例を知りたい大学生
  • 機会領域を新規で発見、開拓する必要がある企業の新規事業担当者
  • もちろん、上記以外の方でも喜んでご参加受付しております!
  • Speakers

  • 工藤 沙希

    コクヨ ヨコク研究所 研究員

    1991年青森県生まれ。コクヨ ヨコク研究所 研究員。「選べなさ」「現代私祭」「社縁」への関心を軸に、民俗学的な視点でのフィールドワーク、聞き取り、参与観察などの質的社会研究を中心に取り組む。
    関西学院大学大学院 社会学研究科 博士前期課程 島村恭則研究室 (現代民俗学) 所属

    1991年青森県生まれ。コクヨ ヨコク研究所 研究員。「選べなさ」「現代私祭」「社縁」への関心を軸に、民俗学的な視点でのフィールドワーク、聞き取り、参与観察などの質的社会研究を中心に取り組む。
    関西学院大学大学院 社会学研究科 博士前期課程 島村恭則研究室 (現代民俗学) 所属

  • 田中 康寛

    コクヨ ヨコク研究所 研究員

    オフィス家具の商品企画・マーケティングを担当した後、2016年より働き方や未来社会のリサーチ・コンサルティング活動に従事。国内外の働き方・働く場・働く人にまつわる統計的調査や質的調査に携わっている。

    オフィス家具の商品企画・マーケティングを担当した後、2016年より働き方や未来社会のリサーチ・コンサルティング活動に従事。国内外の働き方・働く場・働く人にまつわる統計的調査や質的調査に携わっている。

  • 堤 大樹

    株式会社ロフトワーク, シニアディレクター

    「関西にこんなメディアがあればいいのに」という想いで2013年にWebマガジンANTENNAをスタート。2016年に4年半勤めた呉服問屋の営業を退職し、ロフトワークに入社。個人での仕事の依頼が増えたことを受け、2020年に文化にまつわる制作会社Eat, Play, Sleep inc.を設立とほぼ同時に、ANTENNAの編集長を後進に託し、「旅と文化」をテーマとしたメディアPORTLAを立ち上げ編集長に就任した。持ち味はエゴの強さで、好きなことは企画・編集業務。関係者各位に助けられ、発見と失敗の多い毎日を謳歌中。現在は台湾に異動。

    「関西にこんなメディアがあればいいのに」という想いで2013年にWebマガジンANTENNAをスタート。2016年に4年半勤めた呉服問屋の営業を退職し、ロフトワークに入社。個人での仕事の依頼が増えたことを受け、2020年に文化にまつわる制作会社Eat, Play, Sleep inc.を設立とほぼ同時に、ANTENNAの編集長を後進に託し、「旅と文化」をテーマとしたメディアPORTLAを立ち上げ編集長に就任した。持ち味はエゴの強さで、好きなことは企画・編集業務。関係者各位に助けられ、発見と失敗の多い毎日を謳歌中。現在は台湾に異動。


主催・企画・運営

ヨコク研究所/株式会社ロフトワーク

お問合せは、下記までメールにてお願いいたします。
kyoto.marketing@loftwork.com (担当:木下[株式会社ロフトワーク])

下記、あらかじめご注意のうえお申し込みください。

・参加費は会場で現金払いとなります。出来るだけ釣り銭のないようご準備ください。
・定員になり次第、受付終了とさせていただきます。
・プログラムは、予告なく変更される場合があります。
・オンラインのライブ配信はございません。
・イベント中は、写真・動画での撮影を行います。後日、WebサイトやSNS等で公開される場合がございます。

Information

日時

2023.9.29 (金) 18:30 – 20:00 (開場 18:00) UTC+09:00

会場

FabCafe Kyoto (MTRL KYOTO)
〒600-8119 京都府京都市下京区本塩竈町554

■電車でのアクセス
JR京都駅から徒歩20分
京都市営地下鉄烏丸線五条駅から徒歩10分
阪急電鉄京都線河原町駅から徒歩15分
京阪電鉄清水五条駅から徒歩5分

■バスでのアクセス
京都駅から4・17・205号系統 五条河原町下車徒歩3分

※駐車場はありません。近隣の施設をご利用ください。
Google mapで開く

参加費

1,000円(1ドリンク付)

定員

30名

開催終了

「参加する」ボタンをクリックすると申込専用フォームへ移動します。

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