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一人ひとりの日常の暮らしを舞台に、人間以上の存在との関係を結びなおすためのケア関係を探求する 「人間以上の存在との関係を結いなおすマルチスピーシーズ・ケアをめぐる探求型コミュニティプログラム」。「多種とケア展ー 人間以上の存在とのケア関係がひらく日常 ー」では、全国各地から集ったプログラム参加者によるエキシビションおよび、特別ゲストをお招きしたトークセッションを開催します。
【共催:一般社団法人Ecological Memes(あいだの探索・実践ラボ)、一般社団法人Deep Care Lab /協力:FabCafe Kyoto】
2023.10.1 (日) UTC+09:00
13:00 – 18:00 エキシビジョン *申込不要・入退場自由
2023.10.1 (日) UTC+09:00
14:00 – 16:00 特別トークセッション
主催より
生命の網目の中で生きる…?
人間以上の存在との関係を結いなおすケアの営みを探って
“ケアは人類的な活動であり…生命を維持するための複雑な網の目へと、わたしたちを編み込もうとする、あらゆるものを含んでいる”
ーTronto, J.C., & Fisher, B.M. (1990). Toward a Feminist Theory of Caring.
自己を越えた存在とのつながりが希薄になりつつある現代社会で、私たちはどうすれば生命の大きな連環や人という単一種を越えたつながりの中で生きる実感を取り戻すことができるのでしょうか。
どうすれば、日常の暮らしの中で、あらゆるいのちや物質のめぐり、世代を越えた共同体感覚へと想像力を広げ、ケア関係を育み、ともに生きていくことができるでしょうか。
2023年6月から約4ヶ月にわたり「人間以上の存在との関係を結いなおすマルチスピーシーズ・ケアをめぐる探求型コミュニティプログラム(共催:一般社団法人Ecological memes、一般社団法人Deep Care Lab)」が開催され、一人ひとりの日常の暮らしを舞台に、人間以上の存在との関係を結びなおすためのケア関係や想像力を喚起する習慣や儀礼、体験プロセスの探求およびプロトタイプが行われました。
今回の「多種とケア展ー 人間以上の存在とのケア関係がひらく日常 ー」では、全国各地から集ったプログラム参加者によるエキシビション(成果発表の展示会)および、特別ゲストをお招きしたトークセッションを開催します。
日常の暮らしを舞台に、多種とのケア関係を育む「マイクロ・リビングラボ」の成果をお披露目するエキシビション
“文化の肝は、何気ない日常の中にある”
ー風間 理紗(室礼研究家)
今回のオンラインコミュニティプログラムでは、一人ひとりの日常を舞台に、暮らしの中で実験し、変容し続けていく生きた営みを「マイクロ・リビングラボ」と名付け、実際にやってみることで立ち上がる身体感覚や心の機微を糸口に、人間以上の存在とのケア関係や想像力を喚起する習慣や儀礼、行為のプロトタイプを試みました。
植物、風、魚の骨、水、虫、プラスチック。
子育て、海、情動、ウラン、夢、人工物、目には見えない何か…
研究者でも専門家でもない、地球に生きる一市民の、
特別な非日常ではなく、ごくありふれた暮らしの中で見出した、
人間以上の存在とのケア関係をひらく糸口。
いのち絡まりあう世界へといざなう、
等身大の展示体験にぜひお越しください。
特別ゲストと共に、トークセッション「人間以上の存在をめぐるケア関係、そしてその先にあるもの」を同時開催
さらに、今回のイベントでは、国内外で活躍される特別ゲストをお招きし、「人間以上の存在をめぐるケア関係、そしてその先にあるもの」をテーマにトークセッションを同時開催します。
文化人類学者として、タンザニア・ガーナ・インドをフィールドに精霊祭祀や環境運動、身体論の調査をされている石井 美保 氏(京都大学人文科学研究所 准教授)、ソーシャルイノベーションや幅広い主体とのコ・デザインに関する研究・実践プロジェクトを行う水内 智英氏(京都工芸繊維大学 未来デザイン・工学機構 准教授)、環境や農、微生物などをテーマに作品を手掛けるKEN + JULIA YONETANI(現代美術家ユニット)など、第一線を切り拓くゲストの方々をお招きし、文化人類学、アート、未来デザインなどの視点から、これからの時代における人間以上の存在との関係を再構築していく意義やケアという営みのもつ可能性を探ります。
<開催概要>
多種とケア展ー人間以上の存在とのケア関係がひらく日常ー
日時:2023年10月1日(日)
エキシビション:13:00〜18:00(申込不要・入退場自由)
特別トークセッション:14:00〜16:00(要申込)20〜30人規模の想定
会場:FabCafe Kyoto
京都府京都市 下京区本塩竈町554
https://fabcafe.com/jp/kyoto/access/
入場料:
トークイベント参加チケット(無料)
応援チケット(1000円)
応援チケット(1500円)
応援チケット(2000円)
会場にて1ドリンク注文ください
トークセッションのお申込:Peatixページ
※席数に限りがあるため、トークセッションへの参加をご希望の方はPeatixページよりお申込をお願いします(エキシビション自体は申込不要・入退場自由でお越しいただけます)
共催:一般社団法人Ecological Memes(あいだの探索・実践ラボ)、一般社団法人Deep Care Lab
協力:FabCafe Kyoto
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石井 美保
文化人類学者、京都大学人文科学研究所 准教授
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水内 智英
デザイン研究者、京都工芸繊維大学 未来デザイン・工学機構 准教授
岡山生まれ。武蔵野美術大学基礎デザイン学科で基礎デザイン学を、ロンドン大学ゴールドスミスカレッジ大学院 Design Futuresでメタデザインを学ぶ。京都工芸繊維大学で博士号を取得。英日のクリエイティブエージェンシー勤務などを経て現職。ソーシャルイノベーションや、幅広い主体とのコ・デザインに関する研究活動や実践的プロジェクトを行う。主な国際ワークショップに「FoodScope (Forum Design Paris 2018)」「Symbiotic Interests (台湾USC 2020)」など、著書に「ヴィジュアルリテラシー スタディーズ(共著)」など。NPO法人 issue+design クリエイティブディレクター/理事、基礎デザイン学会理事、日本デザイン学会会員。
岡山生まれ。武蔵野美術大学基礎デザイン学科で基礎デザイン学を、ロンドン大学ゴールドスミスカレッジ大学院 Design Futuresでメタデザインを学ぶ。京都工芸繊維大学で博士号を取得。英日のクリエイティブエージェンシー勤務などを経て現職。ソーシャルイノベーションや、幅広い主体とのコ・デザインに関する研究活動や実践的プロジェクトを行う。主な国際ワークショップに「FoodScope (Forum Design Paris 2018)」「Symbiotic Interests (台湾USC 2020)」など、著書に「ヴィジュアルリテラシー スタディーズ(共著)」など。NPO法人 issue+design クリエイティブディレクター/理事、基礎デザイン学会理事、日本デザイン学会会員。
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KEN + JULIA YONETANI
現代美術家ユニット
京都府南丹市在住。健は元金融ブローカー、ジュリアは元大学の歴史学者という異色の現代美術家(ユニット)。脱サラ後は、オーストラリア、ドイツ、フランス、イギリス、フィンランドなど、グローバルに制作展示活動を転回。主に環境問題をテーマにした大規模インスタレーションで国際的評価を得る。2015年より京都府南丹市の農村に移住、有機農業も営みつつ、制作活動と兼業。
近年ウランガラスを使用し、原子力の魅力と恐怖を表現した作品が話題となる。主な展示会に2009年ヴェネチアビエンナーレ(豪州代表)、2013年シンガポールビエンナーレ、2015年オーストラリア国立美術館にて個展。2016年茨城県北芸術祭、2017年ホノルルビエンナーレなど。2020年は角川武蔵野ミュージアムで個展、2020年New York Triennial of Asia、2022年Biwakoビエンナーレ、2022年QUT Art Museumで個展。2022年京都場で個展。2022年夏には過疎化が進む京都農村の廃屋を改修し、完全オフグリッドで家まるごと作品にした「Dreams Art House」を開設。自身の作品展示場、および様々なイベントを企画し、アートの新たな可能性を模索中。
https://kenandjuliayonetani.com/ja/2023/08/27/『next-generation』俺たちだって微生物/京都府南丹市在住。健は元金融ブローカー、ジュリアは元大学の歴史学者という異色の現代美術家(ユニット)。脱サラ後は、オーストラリア、ドイツ、フランス、イギリス、フィンランドなど、グローバルに制作展示活動を転回。主に環境問題をテーマにした大規模インスタレーションで国際的評価を得る。2015年より京都府南丹市の農村に移住、有機農業も営みつつ、制作活動と兼業。
近年ウランガラスを使用し、原子力の魅力と恐怖を表現した作品が話題となる。主な展示会に2009年ヴェネチアビエンナーレ(豪州代表)、2013年シンガポールビエンナーレ、2015年オーストラリア国立美術館にて個展。2016年茨城県北芸術祭、2017年ホノルルビエンナーレなど。2020年は角川武蔵野ミュージアムで個展、2020年New York Triennial of Asia、2022年Biwakoビエンナーレ、2022年QUT Art Museumで個展。2022年京都場で個展。2022年夏には過疎化が進む京都農村の廃屋を改修し、完全オフグリッドで家まるごと作品にした「Dreams Art House」を開設。自身の作品展示場、および様々なイベントを企画し、アートの新たな可能性を模索中。
https://kenandjuliayonetani.com/ja/2023/08/27/『next-generation』俺たちだって微生物/
一般社団法人 Ecological Memesについて
エコロジーや生態系を切り口に様々な学際領域を横断する探究者・実践者が群れていく共異体として活動。人が他の生命や地球環境と共に繁栄していくリジェネレーションの時代に向け、個人の生き方やビジネスの在り方、社会実装の方法論を探索しています。
https://www.ecologicalmemes.me/
あいだの探索・実践ラボについて
あいだの探索・実践ラボは、これからの時代のヒトと環境の関係性を二元論を超えて問い直し、再生・共繁栄的な未来に向けてコトを起こしていくための探索・実践型の共同体です。あいだの回復・生成をテーマに、エコロジー×ビジネス×デザイン×人類学の各領域を横断した学び直しと、各地でパートナーと展開するフィールド体験を通じ、理論・身体実感・風土に根ざしたプロジェクト・事業を起こしていくための運動体を目指しています。
https://aida-lab.ecologicalmemes.me
一般社団法人DeepCareLabについて
Deep Care Labは、祖先、未来世代、生き物や神仏といったあらゆるいのちのつながりへの想像力をはぐくみ、ケアの気持ちが立ち上がる創造的な探求と実践を重ねるリサーチ・スタジオです。人類学、未来学、仏教、デザインといった横断的視点を活かし、自治体や企業、アーティストや研究者との協働を通じて、想像力がひろがる「窓」を新たなインフラとして形成します。
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川地 真史
Deep Care Lab 代表理事
一般社団法人公共とデザイン共同代表。Aalto大学CoDesign修士課程卒。web系事業会社、デザインコンサルティングを経て独立。その後フィンランドにて行政との協働やソーシャルイノベーションの研究を行う。ワークショップや共創ファシリテーションを通じて、エコロジーや未来倫理をふまえたケアと変容を促す実践を探求中。畑をやったり、仏様をつくったりしてます。来年狩猟免許を取りたい。
一般社団法人公共とデザイン共同代表。Aalto大学CoDesign修士課程卒。web系事業会社、デザインコンサルティングを経て独立。その後フィンランドにて行政との協働やソーシャルイノベーションの研究を行う。ワークショップや共創ファシリテーションを通じて、エコロジーや未来倫理をふまえたケアと変容を促す実践を探求中。畑をやったり、仏様をつくったりしてます。来年狩猟免許を取りたい。
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田島 瑞希
Deep Care Lab 理事
大学卒業後、コンサルティング企業にてデザイン思考や組織開発手法を活用した新規事業創出支援に従事。出産・独立後は行政×デザインに取り組みつつ、個人欲求を乗り越え、まち・環境・未来世代を見据えた利他・利共同体に向かう個人のあり方のシフトチェンジを模索。未知の探求、まなざしの変化、地平を拓くことに喜びを感じる。奈良県在住。生駒市職員(複業)。
大学卒業後、コンサルティング企業にてデザイン思考や組織開発手法を活用した新規事業創出支援に従事。出産・独立後は行政×デザインに取り組みつつ、個人欲求を乗り越え、まち・環境・未来世代を見据えた利他・利共同体に向かう個人のあり方のシフトチェンジを模索。未知の探求、まなざしの変化、地平を拓くことに喜びを感じる。奈良県在住。生駒市職員(複業)。
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坂上 萌
京都工芸繊維大学院 / あいだラボ
サステナブルファッションをテーマに、生命の網目に関係的なファッションシステムへのトランジションデザイン。また、国内羊毛のライフサイクルを研究。個人では環境を纏う染色を探求している。
サステナブルファッションをテーマに、生命の網目に関係的なファッションシステムへのトランジションデザイン。また、国内羊毛のライフサイクルを研究。個人では環境を纏う染色を探求している。
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牛丸 維人
オーフス大学大学院 / あいだラボ
リクルートにて大規模メディア・SaaSの事業企画を担当したのち、デンマーク・オーフス大学映像人類学修士課程進学。フィリピン北部の視覚障害当事者による自助コミュニティをフィールドとして、生成的なケアの実践に関する人類学的研究および民族誌映像制作を実施。その他、日本企業とともにエスノグラフィ等の定性調査手法を用いた新規事業開発やデザインリサーチなどの活動を展開。
リクルートにて大規模メディア・SaaSの事業企画を担当したのち、デンマーク・オーフス大学映像人類学修士課程進学。フィリピン北部の視覚障害当事者による自助コミュニティをフィールドとして、生成的なケアの実践に関する人類学的研究および民族誌映像制作を実施。その他、日本企業とともにエスノグラフィ等の定性調査手法を用いた新規事業開発やデザインリサーチなどの活動を展開。
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小林 泰紘
一般社団法人 Ecological Memes 代表理事 / あいだラボ 発起人
人と自然の関係を問い直し、人が他の生命や地球環境と共に繁栄していく未来(リジェネレーション)に向けた探究・実践を行う共異体 Ecological Memes 共同代表/発起人。循環・再生型社会の実現に向けたビジョン・ミッションづくり、事業コンセプト策定、リーダーシップ醸成などを支援・媒介するフリーランスのカタリスト・共創ファシリテーターとして活動。座右の銘は行雲流水。趣味が高じて通訳案内士や漢方・薬膳の資格を持つ。菌と共に暮らす ぬか床共発酵コミュニティ主宰。馬と人とが共にある クイーンズメドウ Studios 企画ディレクター。株式会社BIOTOPE 共創パートナー。IDEAS FOR GOOD Business Design Lab アドバイザー。一般社団法人 EcologicalMemes 代表理事。『リジェネラティブ・リーダーシップ』を日本に伝え、実践・深化させるためのリーダーシッププログラムや翻訳活動も展開中。
人と自然の関係を問い直し、人が他の生命や地球環境と共に繁栄していく未来(リジェネレーション)に向けた探究・実践を行う共異体 Ecological Memes 共同代表/発起人。循環・再生型社会の実現に向けたビジョン・ミッションづくり、事業コンセプト策定、リーダーシップ醸成などを支援・媒介するフリーランスのカタリスト・共創ファシリテーターとして活動。座右の銘は行雲流水。趣味が高じて通訳案内士や漢方・薬膳の資格を持つ。菌と共に暮らす ぬか床共発酵コミュニティ主宰。馬と人とが共にある クイーンズメドウ Studios 企画ディレクター。株式会社BIOTOPE 共創パートナー。IDEAS FOR GOOD Business Design Lab アドバイザー。一般社団法人 EcologicalMemes 代表理事。『リジェネラティブ・リーダーシップ』を日本に伝え、実践・深化させるためのリーダーシッププログラムや翻訳活動も展開中。
お問合せ
本イベントに関するお問い合わせは下記までメールにてお願いいたします。
あいだの探索・実践ラボ 運営事務局 (坂上、小林)
aida-labo.info@ecologicalmemes.me
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日時
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2023.10.1 (日) 13:00 – 18:00 エキシビジョン *申込不要・入退場自由 UTC+09:00
2023.10.1 (日) 14:00 – 16:00 特別トークセッション UTC+09:00 -
会場
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FabCafe Kyoto (MTRL KYOTO)
〒600-8119 京都府京都市下京区本塩竈町554
■電車でのアクセス
JR京都駅から徒歩20分
京都市営地下鉄烏丸線五条駅から徒歩10分
阪急電鉄京都線河原町駅から徒歩15分
京阪電鉄清水五条駅から徒歩5分
■バスでのアクセス
京都駅から4・17・205号系統 五条河原町下車徒歩3分
※駐車場はありません。近隣の施設をご利用ください。
Google mapで開く -
参加費
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トークイベント参加(無料)/応援チケット(¥1,000-¥2,000) 会場でワンドリンクご注文ください
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定員
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30名