Meetup

Material Meetup KYOTO vol.20 「天然素材と匠の技術から生まれる “最先端”のものづくり 」 – feat. Tras & Swissnex

  • #開催終了
  • #誰でもウェルカム

「繊維」と「樹脂」を主に複合(コンポジット)した素材である先端複合材料(ACM / Advanced Composites Materials)のスペシャリスト、有限会社トラスとMTRLがコラボレーション。磨き上げてきた「匠」の技術が現代において創り出す新しい天然素材の価値について、4組のプレゼンターが事例と取り組みを紹介します。(共催:株式会社ロフトワーク、Swissnex)

2023.11.16 (木)  UTC+09:00

19:00 – 21:00 開場 18:30

FabCafe Kyoto (MTRL KYOTO) | Google mapで開く

50名

500円(1ドリンク付)

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開催終了

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・本イベントは、LoftworkとSwissnexの共催で、2022年から行われているnexCaféシリーズとのタイアップで開催されます。
・当日は、ドリンクやケータリングの提供も予定されています。

開催主旨

東京 / 京都の各拠点で、素材とものづくりに関わる「オープンコラボレーションの発火点」として継続開催し、多数の方にご参加いただいてきた「Material Meetup」、京都編 第20回のテーマは「天然素材と匠の技術から生まれる “最先端” のものづくり」

「繊維」と「樹脂」を主に複合(コンポジット)した素材である先端複合材料(ACM / Advanced Composites Materials)のスペシャリスト、有限会社トラス(Tras)とMTRLがコラボレーション。磨き上げてきた「匠」の技術が現代において創り出す新しい天然素材の価値について、4組のプレゼンターが事例と取り組みを紹介します。

会場では、Tras社が開発した、強度や機能性を保ちながらも天然繊維を主材料とすることでカーボン繊維に比して-85%のCO2削減を可能とする新しい複合材料を実装したバイク(Suzuki KATANA)をはじめ、素材とプロダクトの実物をご覧いただけます。

◎ 今回のMaterial Meetup KYOTOは、スイスを起点としてグローバルにイノベーション・エコシステム形成に取り組む「Swissnex」との共催にて実施いたします。

こんな方におすすめ

  • 老舗ならではの匠の技術から現代的価値を創出する企業に関心がある方
  • サスティナブルかつ機能、意匠に優れた先端素材や加工技術を求めている方
  • サスティナビリティを重視したものづくり事業やプロジェクトへ取り組まれている方
  • 天然素材をベースにした製造・開発の独自技術を持つメーカーの方

タイムテーブル

18:30 開場

19:00 イントロダクション
・MTRL / FabCafe Kyoto ご挨拶
・Swissnex ご紹介
・タイムテーブルお知らせ

19:10 プレゼンテーション
・「カーボンと天然繊維バージョンの製品への道・コンポジット業界のCO2削減」(有限会社トラス 専務 CCO グランツマン グレゴリー)
・「植物由来ボディーで自動車競技に参戦」(有限会社トラス 代表取締役 新田 正直)
・「間伐材のパルプや古紙を原料とした『ファイバー鞄』」(株式会社エンドー鞄 代表取締役社長 遠藤 玄一郎)
・「寺院仏具の技術を未来に」(株式会社 若林佛具製作所 代表取締役社⻑(6代目) 若林 智幸)
・「天然素材が生み出す時間軸のあるデザイン」(株式会社クリエイティブノルム 代表取締役 清水慶太)

20:00 ネットワーキング
21:00 クロージング

登壇者

  • 有限会社トラス

    Tras Ltd.

    創業よりMotoGPのチャンピオンマシンのボディなど、カーボン製品を作り続けています。現代における先端複合材料とは「繊維」と「樹脂」を主に複合(コンポジット)したものです。このコンポジット製品の成形技法の起源は、1300年前に作られた興福寺の国宝、阿修羅像の「麻」と「漆」をかけ合わせた脱活乾漆造だとTrasは考えています。それぞれの材料の長所を合わせ持つようにし、単体の材料より優れた特性を実現させた製造方法であることが、今も美しい阿修羅像から伝わります。これまでの技能を生かし、カーボンから、天然由来の強化繊維天然繊維を使用した持続可能なACM製品の製作に取り組んでいます。 共に「軽量」「高強度」の特性をもつ、各素材の特徴を生かしたACM製品の製作に挑戦します。
    Trasの職人技術で製品にしても、デザインが良くなければ、その製品を持ちたい気持ちにはならない。そのためTrasは製品のデザインにこだわり、Tras Designs というブランドを立ち上げ、製品は洗練されたデザインになるよう、デザイナーと共に製品開発をしています。
    ■ 公式Webサイト:https://www.tras.co.jp/
    ■ instagram:https://www.instagram.com/tras_designs/

    創業よりMotoGPのチャンピオンマシンのボディなど、カーボン製品を作り続けています。現代における先端複合材料とは「繊維」と「樹脂」を主に複合(コンポジット)したものです。このコンポジット製品の成形技法の起源は、1300年前に作られた興福寺の国宝、阿修羅像の「麻」と「漆」をかけ合わせた脱活乾漆造だとTrasは考えています。それぞれの材料の長所を合わせ持つようにし、単体の材料より優れた特性を実現させた製造方法であることが、今も美しい阿修羅像から伝わります。これまでの技能を生かし、カーボンから、天然由来の強化繊維天然繊維を使用した持続可能なACM製品の製作に取り組んでいます。 共に「軽量」「高強度」の特性をもつ、各素材の特徴を生かしたACM製品の製作に挑戦します。
    Trasの職人技術で製品にしても、デザインが良くなければ、その製品を持ちたい気持ちにはならない。そのためTrasは製品のデザインにこだわり、Tras Designs というブランドを立ち上げ、製品は洗練されたデザインになるよう、デザイナーと共に製品開発をしています。
    ■ 公式Webサイト:https://www.tras.co.jp/
    ■ instagram:https://www.instagram.com/tras_designs/

  • グランツマン グレゴリー | Gregory Glanzmann

    有限会社トラス 専務 CCO

    トラスでの新規ビジネス責任者。在日本スイス商工会議所メンバー。在スイス日本商工会議所元役員としてスイスと日本の若てビジネスリーダーを育てる。ザンクト・ガレン大学院修士。元BMW本社の自動車業界ビジネスモデル開発、デジタル・オンライン販売部長、ブランドコラボのスペシャリスト(LEGO, Rolls Royceなど)。元SONYの戦略プロフェッショナル。

    トラスでの新規ビジネス責任者。在日本スイス商工会議所メンバー。在スイス日本商工会議所元役員としてスイスと日本の若てビジネスリーダーを育てる。ザンクト・ガレン大学院修士。元BMW本社の自動車業界ビジネスモデル開発、デジタル・オンライン販売部長、ブランドコラボのスペシャリスト(LEGO, Rolls Royceなど)。元SONYの戦略プロフェッショナル。

  • 新田 正直

    有限会社トラス 代表取締役

    コンポジット・ACMスペシャリスト。世界のトップモータースポーツクラスのカーボンメーカーを38年前に創業。レクサスIS F CCS-Rニュルブルクリンク・プロジェクトやチーム・スズキ・エクスターMotoGPのチームパートナーとして、カーボンコンポジット製品を供給。革新複合材料研究開発センター(ICC)との共同委託研究により「セルロースナノファイバー(CNF)を添加したCFRPの性能評価」を静岡県第1回CNF技術講演会にて発表。

    コンポジット・ACMスペシャリスト。世界のトップモータースポーツクラスのカーボンメーカーを38年前に創業。レクサスIS F CCS-Rニュルブルクリンク・プロジェクトやチーム・スズキ・エクスターMotoGPのチームパートナーとして、カーボンコンポジット製品を供給。革新複合材料研究開発センター(ICC)との共同委託研究により「セルロースナノファイバー(CNF)を添加したCFRPの性能評価」を静岡県第1回CNF技術講演会にて発表。

  • 遠藤 玄一郎  

    株式会社エンドー鞄 代表取締役社長

    柳行李卸商を営んだのが始まり『鞄ひとすじ』鞄業界で最も古い歴史を持つ8代目。大正末期から開発を進めた『ファイバー鞄』は、軽くて強く物資搬送に最適な鞄として高い評価を受け国からの依頼で供給を担いました。伝統を踏まえながら、常に新しい製品にチャレンジする、こだわりの製品作りを信条とし、鞄は『道具』であるとの考えから、使う人の立場に立った機能性の高い商品作りを心がけており多くのファンの支持を受け、近年では、音のしないスーツケースの開発に成功し注目を集めている。その他、豊岡商工会議所評議員、一般社団法人豊岡鞄協会会長なども務める。

    ■ 株式会社エンドー鞄 公式WEBサイト:https://endokaban.jp

    柳行李卸商を営んだのが始まり『鞄ひとすじ』鞄業界で最も古い歴史を持つ8代目。大正末期から開発を進めた『ファイバー鞄』は、軽くて強く物資搬送に最適な鞄として高い評価を受け国からの依頼で供給を担いました。伝統を踏まえながら、常に新しい製品にチャレンジする、こだわりの製品作りを信条とし、鞄は『道具』であるとの考えから、使う人の立場に立った機能性の高い商品作りを心がけており多くのファンの支持を受け、近年では、音のしないスーツケースの開発に成功し注目を集めている。その他、豊岡商工会議所評議員、一般社団法人豊岡鞄協会会長なども務める。

    ■ 株式会社エンドー鞄 公式WEBサイト:https://endokaban.jp

  • 若林 智幸

    株式会社若林佛具製作所 代表取締役社⻑(6代目)

    1966年京都市生まれ 大学卒業後リクルートの不動産会社に就職、関⻄および東京にて勤務。 社業である若林佛具製作所に戻ってからは京都にて社内の様々な職務に就き、職人技術の 可能性を探る。 2013年より代表取締役社⻑、直後より様々な新規事業をスタートし現在に至る。 まだまだ道半ばの現在進行形で、関係者とともに日々奮闘中!

    株式会社 若林佛具製作所
    天保元年 (1830年) に京都で創業した仏壇・仏具メーカー。 京都における職人の工芸は数多くの分業から成り立ち、数多くの職人と共に、寺院用仏具か ら内装工事・家庭用仏壇の製作を行う。近年では、これまで積み重ねてきた技術を活かし、 全国の国宝・重要文化財等歴史的建造物の修理も手掛ける。
    「工芸の技術を育て、高め、次の世代へ継承する」
    「手を合わせる心と文化を守る」
    2 つの使命のもとに、既存事業に加え、仏具職人の技術を生かした新規事業や、ライフスタ イルに合わせたオリジナルブランドの開発にも取り組んでいる。

    ■ 株式会社若林佛具製作所 公式WEBサイト:https://www.wakabayashi.co.jp/

    1966年京都市生まれ 大学卒業後リクルートの不動産会社に就職、関⻄および東京にて勤務。 社業である若林佛具製作所に戻ってからは京都にて社内の様々な職務に就き、職人技術の 可能性を探る。 2013年より代表取締役社⻑、直後より様々な新規事業をスタートし現在に至る。 まだまだ道半ばの現在進行形で、関係者とともに日々奮闘中!

    株式会社 若林佛具製作所
    天保元年 (1830年) に京都で創業した仏壇・仏具メーカー。 京都における職人の工芸は数多くの分業から成り立ち、数多くの職人と共に、寺院用仏具か ら内装工事・家庭用仏壇の製作を行う。近年では、これまで積み重ねてきた技術を活かし、 全国の国宝・重要文化財等歴史的建造物の修理も手掛ける。
    「工芸の技術を育て、高め、次の世代へ継承する」
    「手を合わせる心と文化を守る」
    2 つの使命のもとに、既存事業に加え、仏具職人の技術を生かした新規事業や、ライフスタ イルに合わせたオリジナルブランドの開発にも取り組んでいる。

    ■ 株式会社若林佛具製作所 公式WEBサイト:https://www.wakabayashi.co.jp/

  • 清水 慶太

    株式会社クリエイティブノルム 代表取締役

    1974年東京都生まれ。幼少を米国で過ごす。
    2000年東京藝術大学大学院美術研究科修士課程修了
    2003年より2006年までイタリア・ミラノを拠点に活動
    東京藝術大学、女子美術大学、非常勤講師
    https://www.keitashimizu.com/

    株式会社クリエイティブノルム
    2004年イタリア・ミラノにて創業
    2019年法人化

    1974年東京都生まれ。幼少を米国で過ごす。
    2000年東京藝術大学大学院美術研究科修士課程修了
    2003年より2006年までイタリア・ミラノを拠点に活動
    東京藝術大学、女子美術大学、非常勤講師
    https://www.keitashimizu.com/

    株式会社クリエイティブノルム
    2004年イタリア・ミラノにて創業
    2019年法人化


nexCafé とのコラボレーション

本イベントは、株式会社ロフトワークとSwissnexの共催による、Material Meetup KYOTO と nexCafé のタイアップ企画です。nexCaféは、2022年に始まった日本でのSwissnexのイベントシリーズで、スイスの注目を集める科学者、新興企業、アーティスト、デザイナーなどがプロジェクトを発表し、地元コミュニティとつながるためのプラットフォームを提供しています。 イベントでは、講演者が自分のプロジェクトを発表し、参加者とカジュアルに質疑応答や交流ができる機会を得ることができます。また、当日は、ドリンクやケータリングの提供も予定されています。


Material Meetup とは

『Material Meetup KYOTO』は、「素材」をテーマに、ものづくりに携わるメーカー、職人、クリエイターが集まるミートアップ。

  • 新しい領域でのニーズや可能性を探している、「素材を開発する」人
  • オンリーワンの加工技術をもつ、「素材を加工する」人
  • 持続可能な社会を目指して、「素材を研究する」人
  • 機能や質感、意匠性など、複合的なデザインを行ううえで様々なマテリアルを求めている、「素材からデザインする」人

…そんな人々が「デザインとテクノロジー」そして「社会とマテリアル」の観点から、業界の垣根を超えてオープンに交流し、新たなプロジェクトの発火点をつくりだす機会を継続的に開催しています。

カタログスペックだけではわからない素材の特性や魅力を知り、その素材が活用されうる新たな場面(シーン)を皆で考える。「素材」を核に、領域横断のコラボレーションやプロジェクトの種が同時多発する場。それが Material Meetup です。2018年のスタート以降、東京・京都の各拠点ごとに、それぞれ異なるテーマを設け継続開催しています。

■ Material Meetup 過去開催情報 https://mtrl.com/projects/material-meetup/


注意事項

・本イベントは、Swissnexの共催で、2022年から行われているnexCaféシリーズとのタイアップで開催されます。
・申込多数の場合、抽選となる可能性がございます。ご了承ください。
・参加者の皆さんの写真やプログラムの内容は後日loftwork.com/MTRL/FabCafeのウェブサイトに掲載する場合があります。
・プログラムは、予告なく変更される場合があります。

お問合せ先

本イベントに関するお問い合わせは、下記までメールにてお願いいたします。
info.mtrl@loftwork.com (担当:株式会社ロフトワーク 木下)

共催

Information

日時

2023.11.16 (木) 19:00 – 21:00 開場 18:30 UTC+09:00

会場

FabCafe Kyoto (MTRL KYOTO)
〒600-8119 京都府京都市下京区本塩竈町554

■電車でのアクセス
JR京都駅から徒歩20分
京都市営地下鉄烏丸線五条駅から徒歩10分
阪急電鉄京都線河原町駅から徒歩15分
京阪電鉄清水五条駅から徒歩5分

■バスでのアクセス
京都駅から4・17・205号系統 五条河原町下車徒歩3分

※駐車場はありません。近隣の施設をご利用ください。
Google mapで開く

参加費

500円(1ドリンク付)

定員

50名

オーガナイザー

開催終了

「参加する」ボタンをクリックすると申込フォームへ移動します。
・本イベントは、LoftworkとSwissnexの共催で、2022年から行われているnexCaféシリーズとのタイアップで開催されます。
・当日は、ドリンクやケータリングの提供も予定されています。

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