Exhibition
- #開催終了
- #入場無料
私たちの日常は多様なテクスチャに囲まれていますが、見過ごしながら生活をしています。惑星発見器は擬態デザイン家、小瀬古智之さんによって開発されたオプティカル・トイ。そのテクスチャを架空の惑星というフィルターを通して眺め、新たな視点で捉え直すツールです。本展では惑星発見器とそのリサーチを展示し、そこから生まれる気づきと学びを浮き彫りにします。展示初日の4月22日には少人数制のトークイベントも開催します。
2022.4.22 (金) – 2022.4.30 (土) UTC+09:00
展示(FabCafe Kyoto)
2022.4.22 (金) UTC+09:00
18:30 – 19:30 トークイベント(FabCafe Kyoto)
FabCafe Kyoto (MTRL KYOTO) | Google mapで開く
無料( *カフェの座席をご利用の場合はご注文をお願いいたします。)
4月22日のオープニングトークへのお申し込みはこちら
新型コロナウィルス感染症拡大防止の観点から、ご参加に際しては下記をお願いしております。
ご協力のほど、何卒よろしくお願いいたします。
・マスクをご着用のうえご参加ください。
・ご来館時、館内洗面所での手洗いをお願いいたします。
・お住まいの地域の自治体から、外出や移動に関する自粛の呼びかけが出ている場合は参加をご遠慮ください。
・体調がすぐれない場合は参加をご遠慮ください。
・政府および京都府・京都市から中止の要請を受けた場合、開催を中止する場合が生じます。
本イベントは、FabCafe Kyotoが提供するプロジェクト・イン・レジデンスのプログラム「COUNTER POINT」の参加メンバーが主催するワークショップです。「COUNTER POINT」詳細については、こちらをご覧ください。
擬態デザイン家による「惑星発見器」特集展示企画
「惑星発見器」は、擬態デザイン家の小瀬古さんによるオプティカル・トイ(光学玩具)です。このツールをかざすだけで、身の回りのものが惑星に見えてきてしまうのです。普段見過ごしているものを面白がるツールとして、固定概念をぬぐって新しいインスピレーションを得たい時のツールとして開発されました。本展示は「惑星発見器」を特集する企画展。目的や対象にあわせた使い方や遊び方をはじめ、小瀬古さんが集めてきた惑星の数々や、開発ストーリーをご覧いただけます。もちろん、惑星発見器も手にとって見ていただけます。展示期間中は小瀬古さん本人も在廊予定。また、4/22(金)は、少人数制のトークイベントも開催します。
素材の新たな魅力を見つけるツールとして、教育ツールとして、あるいは、新たなエンターテイメントのツールとして、みなさんの活動の可能性を広げるかもしれません。この機会にぜひ体験ください。
身近なものが惑星に見えてくる「惑星発見器」とは
「惑星発見器」について、小瀬古さんはこのように説明しています。また、こちらから小瀬古さんが惑星発見器で採集した惑星が見れるので、ぜひ覗いてみてください。
惑星発見器は、一見すると謎のディスク状のツール。身の回りの素材の表面にあてると、観光地の顔はめパネルのようにその素材が架空の惑星に見えてきます。このように見慣れた素材が全然違って見える「ものの見方の変化」を気軽に体験することができるツールです。
上の写真のように冷蔵庫、食器棚、お風呂場など、家にある様々なものに惑星発見器をかざすと、架空の惑星が現れます。汚れ、サビ、剥げやキズといったように、ネガティブなものも、惑星発見器を当てると魅力的な惑星に見えてきます。このように惑星発見器は私たちの当たり前を捉え直すためのツールでとして開発されました。
展示に合わせてクラウドファンディングも開始
今回の展示のタイミングにあわせてクラウドファンディングもスタートした小瀬古さん。展示で実際に惑星発見器を体験して気になった方は、ぜひこちらもご確認ください。クラウドファンディングでは、惑星発見器を使う際に参考になりそうなプレイブックも用意しているとのことです。
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こんな人におすすめ
・素材やプロダクトの新たな活用法や魅力を見出したいメーカーの方
・創作活動に新たなインスピレーションや、ものの見方を取り入れたいと思っている、デザイナー、アーティスト、建築家などのクリエイターの方
・日常の見方を変える学びのツールに興味のある、教育・学校関係の方
展示内容
①モノの見方をかえる光学ツール「惑星発見器」
惑星発見器は一見すると謎のディスク状のツール。身の回りの素材の表面にあてると、観光地の顔はめパネルのようにそのテクスチャが架空の惑星に見えてきます。惑星発見器の展示を通して、実際にモノが惑星に見えてくる瞬間を体験することができます。
②テクスチャに対する気づきと学びのリサーチ「惑星採集計画」
惑星発見器を、海岸、街中、工房など様々な場所で惑星発見器を使い、様々な架空の惑星を発見してきました。その惑星のリサーチを展示し、惑星発見器を通じてテクスチャにどんな気づき・学びをもたらすのかなど、リサーチを通して分かった機能について紹介します。
③惑星発見器の開発プロセス「擬態マガジンから惑星発見器が生まれるまで」
惑星発見器がもたらすモノの見方の変化は、元々は小瀬古文庫が「モノの擬態」というコンセプトでアートブック作品として発表してきました。惑星発見器まで通底するコンセプトであるモノの擬態について、またカウンターポイントでの惑星発見器の試作開発のプロセスをアートブックや作品を交えて紹介します。
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展示初日の4月22日(金)は、18:30-19:30にトークイベントを開催します。惑星発見器の開発秘話から、面白い使い方まで、小瀬古さん本人から解説を聞けるチャンス。コーヒー片手にざっくばらんに話すカジュアルなトークイベントです。少人数制ですので、気になった方はお早めにお申し込みください。
「惑星発見器展 オープニングトークイベント」
日時 2022年4月22日(金)18:30-19:30 (18:00開場)
場所 FabCafe Kyoto
定員 15名
参加費 カフェでワンドリンクの注文をお願いします -
小瀬古文庫というクリエイター名で活動するデザイナーの小瀬古さん。自らを擬態デザイン家と名乗る小瀬古さんは、身の回りにあるモチーフを他のものに擬態させるグラフィックを作り、アートブックとして出版してきました。
2021年〜22年にかけて、FabCafe Kyotoのレジデンスプログラム「COUNTER POINT」に2度参加し、アクリルを用いた表現や、惑星発見器を開発しました。
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小瀬古 智之
KOSEKO DESIGN&PRESS / 小瀬古文庫 / 擬態デザイナー
擬態デザイナー。1985年埼玉県生まれ。京都・大阪・東京を拠点に活動。武蔵野美術大学大学院修士課程デザイン専攻修了。専門はヴィジュアルコミュニケーションデザインで、視知覚と認識に関するデザインリサーチを行う。認識の関係性を再構築する表現をデザインの観点から明らかにし、その成果を展示・発表している。また、アートブック出版レーベル「小瀬古文庫」としても活動中。
https://gitaipress.com/Tomoyuki Koseko was born in 1985 in Saitama, Japan. He graduated from Musashino Art University with a master’s degree in design. He specializes in visual communication design and is conducting research on visual perception and recognition. He is currently active in Kyoto, Osaka, and Tokyo. Through his designs, he clarifies the cognitive relationship between different reconstructed perceptions. He presents the results of his research through exhibitions and art books. Tomoyuki is actively publishing through his art book label Koseko Bunko (小瀬古文庫). Some of his most recent exhibitions include Astronomy for Breakfast (2022, Shenzhen) and Fictional Landscape (2019, Taipei). He has also received the EricZhu award at UNKOWN ASIA 2020 and was featured in the television program Tamori Club.Website
https://gitaipress.com/擬態デザイナー。1985年埼玉県生まれ。京都・大阪・東京を拠点に活動。武蔵野美術大学大学院修士課程デザイン専攻修了。専門はヴィジュアルコミュニケーションデザインで、視知覚と認識に関するデザインリサーチを行う。認識の関係性を再構築する表現をデザインの観点から明らかにし、その成果を展示・発表している。また、アートブック出版レーベル「小瀬古文庫」としても活動中。
https://gitaipress.com/Tomoyuki Koseko was born in 1985 in Saitama, Japan. He graduated from Musashino Art University with a master’s degree in design. He specializes in visual communication design and is conducting research on visual perception and recognition. He is currently active in Kyoto, Osaka, and Tokyo. Through his designs, he clarifies the cognitive relationship between different reconstructed perceptions. He presents the results of his research through exhibitions and art books. Tomoyuki is actively publishing through his art book label Koseko Bunko (小瀬古文庫). Some of his most recent exhibitions include Astronomy for Breakfast (2022, Shenzhen) and Fictional Landscape (2019, Taipei). He has also received the EricZhu award at UNKOWN ASIA 2020 and was featured in the television program Tamori Club.Website
https://gitaipress.com/
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COUNTER POINT|偏愛を社会に発信させるプロジェクトインレジデンス
「COUNTER POINT」は、FabCafe Kyotoが提供するプロジェクト・イン・レジデンスのプログラムです。「組織を頼らず自分たちの手で面白いことがしたい」「本業とは別に実現したいことがある」そんな好奇心と創造性に突き動かされたプロジェクトのための、3ヶ月限定の公開実験の場です。流浪する河原者たちが新しいスタイルの芸能”歌舞伎”を生み出した京都・鴨川の近く、築120年を超える古民家をリノベーションしたFabCafe Kyotoを舞台に、個人の衝動をベースにした新たなエコシステムの構築にチャレンジしています。
>> COUNTER POINT関連記事・イベント一覧「COUNTER POINT」は、FabCafe Kyotoが提供するプロジェクト・イン・レジデンスのプログラムです。「組織を頼らず自分たちの手で面白いことがしたい」「本業とは別に実現したいことがある」そんな好奇心と創造性に突き動かされたプロジェクトのための、3ヶ月限定の公開実験の場です。流浪する河原者たちが新しいスタイルの芸能”歌舞伎”を生み出した京都・鴨川の近く、築120年を超える古民家をリノベーションしたFabCafe Kyotoを舞台に、個人の衝動をベースにした新たなエコシステムの構築にチャレンジしています。
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日時
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2022.4.22 (金) – 2022.4.30 (土) 展示(FabCafe Kyoto) UTC+09:00
2022.4.22 (金) 18:30 – 19:30 トークイベント(FabCafe Kyoto) UTC+09:00 -
会場
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FabCafe Kyoto (MTRL KYOTO)
〒600-8119 京都府京都市下京区本塩竈町554
■電車でのアクセス
JR京都駅から徒歩20分
京都市営地下鉄烏丸線五条駅から徒歩10分
阪急電鉄京都線河原町駅から徒歩15分
京阪電鉄清水五条駅から徒歩5分
■バスでのアクセス
京都駅から4・17・205号系統 五条河原町下車徒歩3分
※駐車場はありません。近隣の施設をご利用ください。
Google mapで開く -
参加費
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無料( *カフェの座席をご利用の場合はご注文をお願いいたします。)
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オーガナイザー
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共催:FabCafe Kyoto・小瀬古文庫:
4月22日のオープニングトークへのお申し込みはこちら