Workshop

【2.18】シマウマに乗りたい -テクノロジーで私たちの願望を叶えてみる-

IACILS×LIFE-SIZE Research Project

  • #開催終了
  • #誰でもウェルカム

人間は、シマウマに乗れない。だが、できないと言われたら、やってみたくなる。
シマウマを変えることができないならば、テクノロジーを使って、私たちの身体を拡張するのはどうだろう。今回は、拡張現実(AR)という技術を活用したアプリ"ARama!"を使用し、シマウマ、そしてそれぞれの乗りたい動物たちに"乗った気分"を味わってみる。
そのとき、私たちの願望は、欲求は、どれだけ満たされるのだろうか。

2022.2.18 (金)  UTC+09:00

10:00 – 16:00

FabCafe Nagoya | Google mapで開く

12名

参加費無料 入園料 自己負担

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開催終了

シマウマに乗りたい

昔、国立科学博物館に行った時に、一枚の写真を見て驚いたことを覚えている。それは、シマウマの馬車の写真だった。イギリスの動物学者であったウォルター・ロスチャイルドが、仔馬のころから長い時間をかけてシマウマを飼い慣らし、馬車を引かせバッキンガム宮殿へ向かったそうだ。


シマウマの馬車に乗る第2代ロスチャイルド男爵ウォルター・ロスチャイルド(1895年)/Wikipediaより引用

しかし、それは本当に稀有な例。シマウマは、シマ”ウマ”と呼ばれてはいるが、実はウマよりロバに近い。何より、アフリカという弱肉強食の地で生き抜いてきた先祖代々の情報が、DNAに記録されているらしく、一般的にどんなに愛情をかけて育ててきても、気性が荒く手がつけられなくなるという。また、元々シマウマの体自体が人間などの重いものが乗るようにできていない。
そんなこんなで、私たち人間はシマウマに乗れない。

だが、できないと言われたら、やってみたくなる。そうしてこれまで数百年、一部の人々により、シマウマの調教にチャレンジしてきた歴史がある。

現実でできないなら、現実を拡張すればいい

「じゃあお前も調教をするのか?」といわれると、そういうわけではない。嫌がっている、向いていない動物に無理矢理乗ったところで、おそらく乗馬そのものを楽しめないだろうし、命の危険が増す。そうしてそのシマウマ の子孫がもっと人間を嫌ってもらっても困る。何より、かわいそうだ。

シマウマを変えることができないならば、テクノロジーを使って、私たち人間を拡張するのはどうだろう。

今回は、拡張現実(AR)という技術を活用したアプリ”ARama!”を使用し、シマウマ、そしてそれぞれの乗りたい動物たちに”乗った気分”を味わってみる。そのとき、私たちの願望は、欲求は、どれだけ満たされるのだろうか。


新型コロナウィルス感染症拡大防止の観点から、ご参加に際しては下記をお願いしております。
ご協力のほど、何卒よろしくお願いいたします。

・マスクをご着用のうえご参加ください。
・ご来館時、館内洗面所での手洗いをお願いいたします。
・お住まいの地域の自治体から、外出や移動に関する自粛の呼びかけが出ている場合は参加をご遠慮ください。
・体調がすぐれない場合は参加をご遠慮ください。(その場合、キャンセル料は発生いたしません)
・政府および愛知県・名古屋市から、店舗営業や講習会開催について中止の要請を受けた場合、開催を中止する場合が生じます。

主催

  • 居石 有未 / Yumi Sueishi

    FabCafe Nagoya プロデューサー・マーケティング

    名古屋造形大学大学院 修了。卒業後、大学の入試広報課にて勤務。2021年2月 FabCafe Nagoya 入社。
    美術館 学芸員インターンシップ、教育機関でのワークショップ・プログラム企画運営、取材・広報などの多岐にわたる業務で培ってきた柔軟性と経験を活かし、関わる人の創造力や表現力を活かせる環境づくりを行う。
    FabCafe Nagoyaでは、クリエイターと企業・団体が共創する『人材開発プログラム』や『アイデアソン』『ミートアップイベント』などを企画運営しながら、FabCafe Nagoyaという空間の面白さを、より知ってもらうタッチポイント設計や店頭サービス開発を、日々行なっている。
    好きな食べ物はいちご。ライフワークは作品制作。

    名古屋造形大学大学院 修了。卒業後、大学の入試広報課にて勤務。2021年2月 FabCafe Nagoya 入社。
    美術館 学芸員インターンシップ、教育機関でのワークショップ・プログラム企画運営、取材・広報などの多岐にわたる業務で培ってきた柔軟性と経験を活かし、関わる人の創造力や表現力を活かせる環境づくりを行う。
    FabCafe Nagoyaでは、クリエイターと企業・団体が共創する『人材開発プログラム』や『アイデアソン』『ミートアップイベント』などを企画運営しながら、FabCafe Nagoyaという空間の面白さを、より知ってもらうタッチポイント設計や店頭サービス開発を、日々行なっている。
    好きな食べ物はいちご。ライフワークは作品制作。

  • 市川 慧 / Kei Ichikawa

    複雑系科学、計算社会科学を専門にする研究者見習い。FabCafeNagoyaから放牧され、ふらふらしている。 IACILSという謎の学会を立ち上げ、気まぐれに研究未満趣味以上の活動を不定期に行っている。Melt.にも参加していることに最近気づいた。 猫派だが猫アレルギー。最近メロンパンより空芯菜が好き。

    複雑系科学、計算社会科学を専門にする研究者見習い。FabCafeNagoyaから放牧され、ふらふらしている。 IACILSという謎の学会を立ち上げ、気まぐれに研究未満趣味以上の活動を不定期に行っている。Melt.にも参加していることに最近気づいた。 猫派だが猫アレルギー。最近メロンパンより空芯菜が好き。

ゲスト

  • ばいそん / BISON

    九州大学 芸術工学部を卒業、情報科学芸術大学院大学 [IAMAS] 在籍。クマ財団4,5期生。総務省 異能vation「異能β」認定。
    「つくるもの、つくるあたま」展では、体の動きを瞬時にコピペして、サイズを変えたり配置を変えたり、機能を組み合わせて遊べるARアプリケーション「ARama!」を展示。
    「遊び」を提供することによって生じるユーザーとの対話など、「ものづくりを介したコミュニケーション」を楽しむことを制作の軸としている。

    【受賞歴・活動歴】

    • ADAA2019 エンターテインメント部門 大賞
    • いばらきデジタルコンテンツソフトウェア大賞 最優秀賞
    • Ars Electronica 2020 出展 ・総務省異能vation「異能β」認定
    • 技育展 2021「スマホアプリ部門」登壇

    九州大学 芸術工学部を卒業、情報科学芸術大学院大学 [IAMAS] 在籍。クマ財団4,5期生。総務省 異能vation「異能β」認定。
    「つくるもの、つくるあたま」展では、体の動きを瞬時にコピペして、サイズを変えたり配置を変えたり、機能を組み合わせて遊べるARアプリケーション「ARama!」を展示。
    「遊び」を提供することによって生じるユーザーとの対話など、「ものづくりを介したコミュニケーション」を楽しむことを制作の軸としている。

    【受賞歴・活動歴】

    • ADAA2019 エンターテインメント部門 大賞
    • いばらきデジタルコンテンツソフトウェア大賞 最優秀賞
    • Ars Electronica 2020 出展 ・総務省異能vation「異能β」認定
    • 技育展 2021「スマホアプリ部門」登壇

Information

日時

2022.2.18 (金) 10:00 – 16:00 UTC+09:00

会場

FabCafe Nagoya
愛知県名古屋市中区丸の内3-6-18

※ 久屋大通公園内/名古屋市営地下鉄 久屋大通駅から徒歩で3分
Google mapで開く

参加費

参加費無料 入園料 自己負担

定員

12名

オーガナイザー

開催終了

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