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IDEAS FOR GOODが贈る、オリジナルショートドキュメンタリー『リペアカフェ』の上映会を開催します。オランダ・アムステルダムを舞台に壊れたモノを無料で修理する活動を通じ、モノとの関係性や地域の繋がり、消費社会のシステムまで見つめ直すドキュメンタリー。上映後は、作品ディレクターの瀬沢さんと、有松でまちづくりに取り組む武馬さんを迎え、このグローバルな思想をどう「私たちのまち」に根付かせることができるかを深掘りします。
2025.12.11 (木) UTC+09:00
16:00 – 18:30 (開場 15:30)
「参加する」を押すとPeatixページへ移動します
「壊れたものには、物語がある」
あなたの周りに眠っている、壊れたままのものはありますか?
ほつれたニット服、ひび割れたタブレット、小さい頃に遊んだおもちゃ……それぞれに思い出やストーリーがあるでしょう。

しかし、大量生産・大量消費、行き過ぎた資本主義のなかを生きる私たちは、気づけばものが壊れたら新しいものに買い替えるのが当たり前になっています。お店で修理を頼んでも、新品を買う方が安かったり、自分で修理するのが難しかったりすることもあります。
そんな壊れた家電や服、自転車など、あらゆるものを地域のボランティアが無料で直してくれる場所があります。その名もRepair Cafe(リペアカフェ)。
IDEAS FOR GOODが贈る、初のオリジナルショートドキュメンタリー『リペアカフェ』は、そんなリペアカフェ発祥の地であるオランダ・アムステルダムを舞台に、彼らの活動に密着。その中で生まれたコミュニケーションから、私たちの身の回りにあるモノと人との関係性や、真の豊かさを見つめ直します。

2024年7月、欧州では消費者が製品の修理をより容易にすることを目的とした「製品の修理を促進する共通指令」が発効されました。これにより、テレビや携帯電話など11品目について、メーカーにリペア可能なものの修理を義務付けることが定められています。日本でも、2024年7月にサーキュラーエコノミーに関する関係閣僚会議が開かれ、リペアを通じた地域活性化やライフスタイル転換の必要性が議論されています。
地球の健康状態を示すプラネタリーバウンダリーが限界を迎える中、私たちにはもう一つの地球はありません。これからもこの地球で幸せに暮らし続けるために、「修復」や「再生」を通じて、どのように社会を築き、ともに生きていくことができるでしょうか。
今こそリペアを通して、モノと人の関係性、創りたい未来について考えてみませんか?
予告編動画
私たちのまちで、明日から始められる「リペア」とは?
上映後には、本作品のディレクター・瀬沢正人さんと、有松で遊休不動産を活用しながら地域の特徴を活かしたまちづくりに取り組む武馬淑恵さんをトークゲストに迎えてトークセッションを行います。
作品の制作秘話も伺いながら、サーキュラーやリペアという思想の実践にコミュニティの中で人を巻き込み継続していくポイントや、欧州と日本におけるリペアカルチャーの可能性について深掘りし、私たちのまちで、私たちのコミュニティでどのように「リペア」を実践できるか考えてみませんか?
参加者同士の交流ダイアログの時間も設けておりますので、サーキュラーエコノミーやサステナビリティ、まちづくりや地域の文化醸成に興味関心のある人々とつながるきっかけにもしていただけたら幸いです。
こんな方におすすめ!
- ものづくり、DIYが好きな方
- サーキュラーエコノミーを目指す・実践する企業の方
- 地域コミュニティの活性化やサステナビリティに取り組む行政の方
- まちづくりやボランティアなど地域に根ざしたコミュニティの活動に関心がある、もしくは実践されている方
- 映画やイベントを通した市民レベルでの地域交流に関心がある、もしくは実践されている方
- いつもIDEAS FOR GOODやCircular Economy Hubの記事をチェックされている方
- 機械やモノを見ると分解してみたくてたまらなくなってしまう方
作品情報『リペアカフェ』

「修理したいのはモノだけじゃなかった。」
お店では修理を受け付けてくれない壊れた家電や服、自転車など、あらゆるものを地域のボランティアが無料で直してくれるオランダ発祥のリペアカフェ。彼らはモノを修理するだけではない。
離れ離れになった家族の「思い出」、疎遠になりつつある地域の「コミュニティ」、捨てることを前提に成り立つ消費社会の「システム」…
リペアカフェにはどのような人とモノが集うのか?壊れかけた「モノ以上のもの」を直す人々の物語がここにある──
(30分 | 日本語字幕 | 英題 The Repair Cafe | 制作年: 2024年 | 企画制作 IDEAS FOR GOOD)
IDEAS FOR GOODとは?
IDEAS FOR GOODは、ハーチ株式会社が運営する社会を「もっと」よくするアイデアを集めたWebマガジンです。世界を大きく変える可能性を秘めた最先端のテクノロジーから、社会問題を知らせる広告やアート、人々の行動を変えるちょっとしたデザインまで、世界中に散らばるソーシャルグッドなアイデアを配信しています。
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瀬沢 正人
IDEAS FOR GOOD編集部 クリエイティブ・ディレクター
オランダ・アムステルダム在住。
サステナビリティやサーキュラーエコノミー領域で映像制作、 リサーチ、企業や行政との共創プロジェクトを手がける。
監督作『リペアカフェ』は、企画・撮影・編集・翻訳を一貫して担当し、 2025年アムステルダム地域映画祭にノミネート。NHK WORLDや日経新聞でも紹介され、 多様な場で200回以上上映、累計1万4千人以上が視聴。大阪・ 関西万博では経済産業省主催展示に採用された。
パタゴニア、日立製作所などと協働し、循環型社会に向けたストーリーテリングやリペア文化の社会実装に 関わる。 ジャーナリストとしてフィンランド環境大臣など欧州の政策担当者 、研究者を取材。デンマークのフォルケホイスコーレ卒業生。 アムステルダム大学夏期コース Circular City 修了。 オランダ・アムステルダム在住。
サステナビリティやサーキュラーエコノミー領域で映像制作、 リサーチ、企業や行政との共創プロジェクトを手がける。
監督作『リペアカフェ』は、企画・撮影・編集・翻訳を一貫して担当し、 2025年アムステルダム地域映画祭にノミネート。NHK WORLDや日経新聞でも紹介され、 多様な場で200回以上上映、累計1万4千人以上が視聴。大阪・ 関西万博では経済産業省主催展示に採用された。
パタゴニア、日立製作所などと協働し、循環型社会に向けたストーリーテリングやリペア文化の社会実装に 関わる。 ジャーナリストとしてフィンランド環境大臣など欧州の政策担当者 、研究者を取材。デンマークのフォルケホイスコーレ卒業生。 アムステルダム大学夏期コース Circular City 修了。 -
武馬 淑恵
合同会社ありまつ中心家守会社 共同代表(コミュニケーションマネージャー)
名古屋市役所に21年間勤務。産業振興部署では、有松・鳴海絞の職人とともに新商品開発や展示イベント等を開催。2016年に市役所を退職後、名古屋市立大学大学院でテキスタイルデザインについて研究。2018年に有松・鳴海絞の老舗絞会社社長と若手デザインリサーチャーとともに「合同会社ありまつ中心家守会社」を設立。有松にある遊休不動産を活用し、“つくりながらくらす”という有松の特徴を活かしたまちづくりをすすめている。
2024年4月には、有松の古民家を改修したレンタルスペース・レンタルキッチン【moss ARIMATSU(モス アリマツ)】をオープン。さまざまな人のチャレンジが有松のまちに根付くよう、新たな交流拠点を運営中。名古屋市役所に21年間勤務。産業振興部署では、有松・鳴海絞の職人とともに新商品開発や展示イベント等を開催。2016年に市役所を退職後、名古屋市立大学大学院でテキスタイルデザインについて研究。2018年に有松・鳴海絞の老舗絞会社社長と若手デザインリサーチャーとともに「合同会社ありまつ中心家守会社」を設立。有松にある遊休不動産を活用し、“つくりながらくらす”という有松の特徴を活かしたまちづくりをすすめている。
2024年4月には、有松の古民家を改修したレンタルスペース・レンタルキッチン【moss ARIMATSU(モス アリマツ)】をオープン。さまざまな人のチャレンジが有松のまちに根付くよう、新たな交流拠点を運営中。 -
森田 湧登 / Yuto Morita
FabCafe Nagoya ディレクター
愛知で育まれた人間。名古屋大学大学院工学研究科物質プロセス工学専攻修了。
技術の精緻さに魅せられつつも、次第にそれらを取り巻く社会の構造や、構成要素の関係性に関心を抱くようになる。科学と倫理、秩序と自由、正しさや望ましさと信念。複雑に絡み合う問いについて思惟するなかでグラフィックデザインに触れ、単なる課題解決ではなく、新たな視点や対話を掬い上げ、生み出す場や道具の必要性を感じるようになる。科学と工学とデザインのバックグラウンドを活かしながら、「正しさ」と「豊かさ」が両立するようなしなやかな未来のあり方を探っていきたいと思っています。
好きなものはエレクトーンとアイスクリーム、あとコンポタ。実はアイスクリーム屋さんもやっています。
愛知で育まれた人間。名古屋大学大学院工学研究科物質プロセス工学専攻修了。
技術の精緻さに魅せられつつも、次第にそれらを取り巻く社会の構造や、構成要素の関係性に関心を抱くようになる。科学と倫理、秩序と自由、正しさや望ましさと信念。複雑に絡み合う問いについて思惟するなかでグラフィックデザインに触れ、単なる課題解決ではなく、新たな視点や対話を掬い上げ、生み出す場や道具の必要性を感じるようになる。科学と工学とデザインのバックグラウンドを活かしながら、「正しさ」と「豊かさ」が両立するようなしなやかな未来のあり方を探っていきたいと思っています。
好きなものはエレクトーンとアイスクリーム、あとコンポタ。実はアイスクリーム屋さんもやっています。
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15:30 – 16:00
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開場・交流
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16:00 – 16:10
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オープニング
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16:10 – 16:50
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映画上映(30分)・休憩
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16:50 – 17:30
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トークセッション
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17:30 – 17:50
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感想ダイアログ
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17:50 – 18:00
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クロージング
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18:00 – 18:30
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交流
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18:30
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終了
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日時
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2025.12.11 (木) 16:00 – 18:30 (開場 15:30) UTC+09:00
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会場
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FabCafe Nagoya
愛知県名古屋市中区丸の内3-6-18
※ 久屋大通公園内/名古屋市営地下鉄 久屋大通駅から徒歩で3分
Google mapで開く -
参加費
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(前売)一般 3,000円 / 学生 1,000円 ワンドリンク付き・学生の方は当日学生証をお持ちください
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定員
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60名
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オーガナイザー
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共催: FabCafe Nagoya, IDEAS FOR GOOD
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ご注意
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イベント当日の参加受付はカフェのレジにて[一般:3500円]・[学生:1500円]で承ります
「参加する」を押すとPeatixページへ移動します
