Talk Event

旅する写真家上山敦司〜​アフリカに3年間通いつづけた旅の軌跡〜

— 人と出会い、土地と向き合う旅から見えてきたもの —

  • #参加受付中
  • #誰でもウェルカム

アフリカに3年間通い続けた写真家・上山敦司によるトークイベント。ザンビアやセネガルなど現地で出会った人々の暮らしを通し、リアルなアフリカと旅の本質を語ります。写真と対話で深める時間。

2025.10.29 (水)  UTC+09:00

19:00 – 21:00 受付開始 18:30

FabCafe Osaka | Google mapで開く

30

1,000円(別途ワンドリンクオーダー)

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企画趣旨

「アフリカの水を飲んだ者はアフリカに帰る」という言葉どおり、3年で3回、ザンビア、セネガル、ガンビア、ウガンダ、ブルンジをじっくり旅をしてきました。アフリカを旅してからの感想は「わからない」ということでした。日本で生まれ育ったものとして、アフリカに行くと、日常的に問いが突きつけられるように感じます。日本では当たり前だと思っていた長寿や豊かさについて、改めて考え直すことを迫られているようで、自分なりの答えを導き出したくて、毎年アフリカを旅しているような気がします。トークイベントでは、スライドなどを見ながら、自分の旅のことや突きつけられる問いについてもお話しします。

毎年1度、1~2か月をかけて、上山さんはアフリカの地を訪れています。旅の目的は、観光名所を巡ることでも、風景をただ眺めることでもありません。そこに生きる人々の声を聴き、暮らしの時間をともに感じ、自分自身の問いを重ねるための旅です。

2023年、ザンビアで医療NGOロシナンテスに同行し、命と向き合う現場で汗をかく人びとの“今”を見た。2024年は、自転車に跨がりセネガル&ガンビアの道を走りながら、小さな村や食卓、笑い声に触れ、社会の息づかいを体で感じた。2025年にはウガンダ&ブルンジへ。遠くで活動する日本の若者たちが、現地でどのように関わり、自らを削りながら変化を起こしているのか。出会いと対話の中で、自分の中のアフリカのイメージは少しずつ形を変えていった。

この場では、観光地として語られない“人の時間”と“体験”を、ありのままにお伝えしたいと思います。共有したいのは“風景”よりも“時間”、“物語”よりも“息づかい”です。

1:イントロダクション:旅をはじめた理由と私の問い
なぜ私は旅を選ぶのか。写真とは何のためにあるのか。
これまで抱え続けてきた問いと、それを旅の中でどう扱ってきたかをお話します。

2:各年の旅レポート
– 2023年 ザンビア:医療活動に触れた日々。人を癒す現場での苦悩と希望。

– 2024年 セネガル&ガンビア:自転車で道をつなぎながら、人との距離・文化との距離を測った旅。
夜の市場に灯る一灯、子どもの笑顔、風の匂い。

– 2025年 ウガンダ&ブルンジ:自分の知らない“当事者”がそこにいること。日本の若者たちが、困難と資源の間で選び取る“関わり”。声にしにくい葛藤と、それでも動く力。

3:“私が感じているアフリカ”を語る時間
異なる土地で出会った物語から見えてきた、私自身のアフリカ観。旅というフィルターを通して、どう見えるのか、どう感じているのか。写真とともに、“問い”として共有します。

4:Q&A & フリートーク
参加者の方との対話の時間。写真・旅・言葉について、あなたの視点からの問いもぜひ聞かせてください。

【こんな方におすすめ】
・アフリカに興味がある方
・旅、国際協力、現地のリアルな暮らしに触れたい方
・旅のストーリーを通じて、自分の視点を広げたい方

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  • 上山 敦司

    旅する写真家

    2017年、50歳から「旅する写真家」として活動を開始。旅のテーマはいのちの物語を紡ぐこと。ヨーロッパのキリスト教巡礼道1,700kmを皮切りに、東京〜大阪間をリヤカーを引いて行商の旅。2018年ベトナムのホーチミンからハノイまで2,000kmをママチャリで縦断し、2019年には折りたたみ自転車でスリランカを一周(2,700km)。コロナ明けの2023年は、NPO法人ロシナンテスに同行したザンビア、2024年はセネガルとガンビアを自転車で走るなど、世界遺産や観光地を巡る旅ではなく、現地の人々の暮らしや祈り、遠い国で活動する日本の人々の姿を求めて旅をしています。

    2017年、50歳から「旅する写真家」として活動を開始。旅のテーマはいのちの物語を紡ぐこと。ヨーロッパのキリスト教巡礼道1,700kmを皮切りに、東京〜大阪間をリヤカーを引いて行商の旅。2018年ベトナムのホーチミンからハノイまで2,000kmをママチャリで縦断し、2019年には折りたたみ自転車でスリランカを一周(2,700km)。コロナ明けの2023年は、NPO法人ロシナンテスに同行したザンビア、2024年はセネガルとガンビアを自転車で走るなど、世界遺産や観光地を巡る旅ではなく、現地の人々の暮らしや祈り、遠い国で活動する日本の人々の姿を求めて旅をしています。

Information

日時

2025.10.29 (水) 19:00 – 21:00 受付開始 18:30 UTC+09:00

会場

FabCafe Osaka
大阪府大阪市北区天神橋2丁目2−4

● 電車でのアクセス
JR東西線「大阪天満宮駅」から徒歩5分
Osaka Metro谷町線/堺筋線「南森町駅」から徒歩5分
京阪本線/Osaka Metro堺筋線「北浜駅」から徒歩10分

● バスでのアクセス
大阪駅から36号系統(大阪シティバス)「南森町(西)」下車徒歩3分

※駐車場はありません。近隣の施設をご利用ください。
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参加費

1,000円(別途ワンドリンクオーダー)

定員

30

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