Exhibition

「あいのぬの」 – 文化を織りなおす服 –

Ay 2024 spring/summer collection

  • #開催終了
  • #誰でもウェルカム

"文化を織りなおす"をミッションにかかげるカルチャーブランド「Ay」による、群馬県の伝統的な絹織物「伊勢崎銘仙」からインスピレーションを得て、現代技術でオリジナルテキスタイルとして再構築し衣服に仕立てた「あいのぬの」コレクションの展示受注/販売を行います。(主催:Ay / 協力:群馬県・株式会社ロフトワーク)

2024.2.13 (火) – 2024.2.17 (土)  UTC+09:00

*FabCafe Kyotoの営業日時に準じます。

FabCafe Kyoto (MTRL KYOTO) | Google mapで開く

観覧無料 *座席を利用される場合はカフェメニューの注文をお願いいたします。

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開催終了

主催者より

私が生まれ育ったまち、群馬県伊勢崎市は「伊勢崎銘仙(めいせん)」という絹織物の産地でした。
伊勢崎銘仙は従来の着物と一線を画すモダンなデザインと鮮やかな発色で、明治から昭和初期に庶民の日常着として一世を風靡し、昭和初期の最盛期には「10人に1人は持っている」と言われるまでに成長しましたが、市場の縮小などで現在、作り手がいない状況にまでなりました。

郷里の文化が失われつつある現状に哀しみを覚え、”文化を織りなおす”をミッションに紡がれた文化に向き合い、ほぐし、新たな価値を添えて発信するカルチャーブランド「Ay」を興しました。
ファーストプロダクトとして、これまで3年半、伊勢崎銘仙をアップサイクルを通じて生まれ変わらせた新たな衣服を提供してきましたが、作り手のいない伊勢崎銘仙はいずれ、使えるものがなくなってしまいます。

そこで、今ある生地にとらわれず、銘仙の柄からインスピレーションを得て、着物柄をデータ化し現代技術で復活させたオリジナルテキスタイル「あいのぬの」を開発しました。これは伊勢崎銘仙そのものではなく、銘仙の特徴的な柄を活かして、私たちの解釈とデザインを加えた新たなテキスタイルです。
そのテキスタイルを衣服に仕立て、立体感豊かなジャガード織りでワンピース、またプリント技術で銘仙の大胆な色使いを再現したセパレート浴衣を生み出しました。本展示では、「あいのぬの」コレクションの展示受注/販売をいたします。

伝統文化を守る・受け継ぐだけでなく、現代のライフスタイルに合わせて再構築(織りなおす)をしていく。本展示が衣服と文化と私たちのこれからの関係性を考えるきっかけになれば幸いです。

■ 関連企画(ギャラリートーク)

本展会期中の2024年2月14日(水)に開催されるイベント「Fab Meetup Kyoto vol.65」にて、Ay代表の村上采が本取り組みが生まれた背景や思い、生み出したプロセスなどプレゼンテーションを行います。

Fab Meetup Kyoto vol.65
・日時:2024.2.14(水) 19:00-21:00
・1000円(ワンドリンク付き) ※ 学割:学生の方は学生証提示で50%OFF
・詳細・お申込はこちら
https://fabcafe.com/jp/events/kyoto/240214_fmk65

デザインピークスグンマ

ロフトワークと群馬県がタッグを組んで、群馬県で新たなビジネスモデル構築や新事業展開を目指す事業者を対象に、地域の稼ぐ力向上モデル事業 「デザインピークスグンマ」を2023年9月から実施しています。

本プログラムでは、参加事業者が自社プロダクトの企画段階から、施策、テスト販売、商品PR、実販売に至るまで、あらゆる段階でデザイン経営を取り入れ、既存の考え方に囚われずに取り組むことで、ブランド力やイノベーションを高め、稼ぐ力の向上を目指します。デザイン経営とは、デザイン的思考を取り入れながら顧客ニーズに沿った商品・サービス開発を行う経営手法です。

本展示は、デザインピークスグンマの一環として行っており、2月22日(木)に成果発表会を実施いたします。

▽詳細はこちら
https://loftwork.com/jp/news/2024/01/22_gunma

Exhibitor

  • Ay

    カルチャーブランド

    「文化を織りなおす」をミッションに紡がれた文化に向き合い、ほぐし、新しい価値を添えて発信するカルチャーブランド Ay(アイ)。代表村上の郷里である群馬県伊勢崎の伝統工芸である「銘仙」着物をアップサイクルした衣服を中心に展開。衰退する銘仙を保存・継承していくことを目的に、銘仙柄からインスパイアされた自社オリジナルテキスタイルをジャガード織等を用いて生地を開発し、衣料品やインテリア雑貨に落とし込む。他にも日本国内の職人や工場との連携をし、新しい伝統のあり方を商品を通して表現。
    https://www.ay.style/

    「文化を織りなおす」をミッションに紡がれた文化に向き合い、ほぐし、新しい価値を添えて発信するカルチャーブランド Ay(アイ)。代表村上の郷里である群馬県伊勢崎の伝統工芸である「銘仙」着物をアップサイクルした衣服を中心に展開。衰退する銘仙を保存・継承していくことを目的に、銘仙柄からインスパイアされた自社オリジナルテキスタイルをジャガード織等を用いて生地を開発し、衣料品やインテリア雑貨に落とし込む。他にも日本国内の職人や工場との連携をし、新しい伝統のあり方を商品を通して表現。
    https://www.ay.style/

Information

日時

2024.2.13 (火) – 2024.2.17 (土) *FabCafe Kyotoの営業日時に準じます。 UTC+09:00

会場

FabCafe Kyoto (MTRL KYOTO)
〒600-8119 京都府京都市下京区本塩竈町554

■電車でのアクセス
JR京都駅から徒歩20分
京都市営地下鉄烏丸線五条駅から徒歩10分
阪急電鉄京都線河原町駅から徒歩15分
京阪電鉄清水五条駅から徒歩5分

■バスでのアクセス
京都駅から4・17・205号系統 五条河原町下車徒歩3分

※駐車場はありません。近隣の施設をご利用ください。
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参加費

観覧無料 *座席を利用される場合はカフェメニューの注文をお願いいたします。

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