Workshop

Make the PHENOMENON #02 テーマ:気候変動 / 災害

自然現象をもとに「問い」を投げかけるインスタレーションをつくる

  • #開催終了

「Make the PHENOMENON」は、毎回テーマを設けて「自然界の現象を科学的に再現する装置」をつくる、共創と学びのワークショップシリーズです。スペキュラティブなメディアアート作品の制作に取り組んでいる方や、自身のものづくり技術を作品に昇華したい方はぜひこの機会をご活用ください。

2022.5.28 (土)  UTC+09:00

初回 5/28(土)は、FabCafe Kyoto(京都市内)にお越しいただく必要があります。それ以降の日程は、オンラインツールを用いたリモート活動も交えながら、必要に応じて現地入りの日程を調整するかたちで進行します。

FabCafe Kyoto (MTRL KYOTO) | Google mapで開く

9名

10,000円(税込)

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ワークショップから生まれたプロトタイプ展示はこちら

このイベントは終了しました。当日の様子はこちらからご覧ください。

アートとサイエンスを融合させ、新しい「問い」のかたちを探る

私たちが生きる世界を理解するために先人たちが積み重ねてきた智恵の結晶、「自然科学(サイエンス)」。ものづくりや表現に関わる中で、「あらためてサイエンスと向き合い直したい」と感じたことはありませんか?「Make the PHENOMENON」は、毎回テーマを設けて「自然界の現象を科学的に再現する装置」をつくるワークショップシリーズ。

「光」をテーマに2021年秋〜冬にかけて開催された Season1では、身近な素材を用いて光学的な現象を扱う作品のプロトタイピングとその発表を実施しました。

#02 テーマ「気候変動 / 災害」

今回のテーマは「気候変動 / 災害」

気候変動やその影響で引き起こされる災害を題材に、科学的な原理と人間の知覚を用いて表現し、問いを投げかけるインスタレーション作品の制作を、約3ヶ月かけて行っていただきます。

作品のベースとなるのは、「雲や竜巻の発生」「津波のメカニズムのシミュレーション」「地震の計測」「サーモグラフィー」など、科学館や博物館などで実際に常設されている展示装置。科学展示装置・演出装置のスペシャリスト「Medico-tec(メディコ・テック)」のメンバーがアドバイザーとして装置制作のプランニングや技術面のサポートを行います。また、課題を解決するのではなく「問い」として投げかける態度や視座を引き出し表現につなげるためのディスカッションパートナーを FabCafe Kyoto / MTRLのスタッフが務めます。

スペキュラティブなメディアアート作品の制作に取り組んでいる方や、自身のものづくり技術を作品に昇華したい方はぜひこの機会をご活用ください。チームやグループでの参加も大歓迎です。

こんな人におすすめ

・自然現象を知覚体験として作品に落とし込みたいアーティストやデザイナー
・科学体験装置のスペシャリストからのアドバイスを試作・制作に反映させたいアーティストやデザイナー
・自身の製造スキル・エンジニアリングスキルをコンテクストを備えたインスタレーション作品として昇華したいエンジニア
・データビジュアライズの新しい手法を探している研究者やエンジニア
・他業種の知識やスキルをもった人と「ともに学び、つくる」時間から自身の制作・表現行為をアップデートしたいと考えている方
・「つくることで学ぶ」探求の方法や体験の新しいかたちを探っている(悩んでいる)方、STEAM教育の実践に関心のある方


▼展示装置例 (引用元:https://www.medico-tec.co.jp/report/

  • ■ トルネード(竜巻渦)
    …下から水蒸気を発生させて上部のファンで空気を引きながら、4本の柱の穴から空気を出し回転を与えると竜巻の渦ができます。

  • ■ ヒートポンプの仕組み
    
ペットボトルの中に温度計があり、ポンプで空気を圧縮すると、ペットボトル内の温度が上がることが観察できます。

  • ■ サーモグラフィー
    温度の高い部分(赤外線が多く出ている部分)が赤く見えます。

  • ■ 海の中の波(内部波)発生装置
    …2種類の比重の違う液体で表現していて、海面は静かでも海の中では大きな波が揺れ動いていることが分かります。

  • ■ 地震が発生した時に起こる「地盤の液状化現象」を再現する装置
    …液状化とは、地震によって地盤が一時的に液体のようになってしまう現象です。埋立地や河口など砂質の地盤で起こり、地盤の上の建物を傾かせたり沈ませたりします。

  • ■ 液体の磁気処理システム「アモルファス金属を利用した水浄化」装置
    …
スイッチを押すと鉄粉の入った水がポンプで循環されます。
ハード磁石が手前にある時は、フィルターとして使用されているアモルファス金属繊維が磁化されて鉄粉を吸着するので水の透明度が上がります。


ワークショップ内容とスケジュール

本プログラムは下記の流れで進行を予定しています。
初回となる5/28(土)のみ、参加者全員に FabCafe Kyoto に集まっていただきます。
以降は複数のチームを編成し、チームごとに実施日程やコミュニケーションツールを決めて試作・制作を行うことになります。

キックオフ:5/28(土) 10:00-13:00

① 装置紹介・質疑応答
・Medico-tecが製作してきた様々な科学展示装置をご紹介します。
(*参考:装置の内容はこちらのページでもご覧いただけます。ぜひ事前にお近くの科学館で実物を体験してみてください。)

② チームビルディング
・各受講者の仕事や表現、スキルをシェアし、これからともに制作するためのチームやパートナーを具体化するためのグループワークを行います。

現象の探検と観察、制作プランニング:5/29(日)〜6/18(日)

① フィールドワーク
・チームごとに、テーマとして扱う現象を観察し、フォーカスするポイントを見つけます。

② 試作実験
・身近な素材をDIYして、テーマとして扱う現象を再現する簡易的な装置を、自ら手を動かし試行錯誤しながら制作します。原理・現象の装置化は、制作中に多くの方を待ち受けているハードルのひとつ。この時点でスペシャリストに質問・相談することで、試作のサイクルがスピーディーになります。

③ 制作プランニング
・「WHY」と「HOW」を具体化し、制作に向けたプランを策定します。

制作:6/19(月)〜7/17(日) 

・約1ヶ月半の期間、各チームで展示に向けた制作を行います。この間も随時、Medico-tecおよびFabCafe Kyotoとのミーティングが設定され、技術や機材、制作場所のサポートを受けていただくことが可能です。(スケジュールや具体内容は各チームで調整していただきます。)

展示:7月後半〜8月

・7月後半〜8月をめどに、展覧会として作品を展示する機会を設けます。(会場:FabCafe Kyoto・つくるまなぶ京都町屋科学館)

価格・定員・申込方法

A. ワークショップ受講(制作・発表を行う方)

・定員:9名 *定員を超える場合、抽選とさせていただきます。5/16(月)午後に結果をお知らせいたします。
・参加費:10,000円(税込) *作品制作費は別途実費にてご負担ください。

*あらかじめご注意ください*
・申込締切日は 5/12(木)とさせていただきます。定員を超えるお申し込みをいただいた場合は抽選のうえ結果をお知らせいたします。先着順ではありませんので、あらかじめご了承ください。
・お支払い方法についてはお申込後別途お知らせいたします。
・初回となる5/28(土)は、FabCafe Kyoto(京都市内)にお越しいただく必要があります。それ以降の日程は、オンラインツールを用いたリモート活動も交えながら、必要に応じて現地入りの日程を調整するかたちで進行します。(京都市内の滞在、デジタル工作機器の使用、会議スペースの使用のための補助システムをご用意しております。)
・本ワークショップは、「各回に参加すると作品が完成する」「インスタレーション・装置製作のための基礎知識やスキルが身に付く」構成にはなっておりません。ご自身で制作テーマや内容を具体化し、専門家への質疑応答や、他参加者との交流・共創を通じて表現をブラッシュアップしたい方向けの内容である旨、あらかじめご了承のうえご参加ください。
・本ワークショップは、複数の参加者や運営チームとともにアイデアを出し合い共同で作品制作に取り組むものとなります。下記事項すべてについてあらかじめ同意のうえご参加ください。

▼ 同意事項
・ワークショップ中は、記録を目的としてzoomの録画を行います。また、イベント主催者がレポートや広報等に記録された各種情報を使用する場合があります。(顔写真やお名前など、公開不可の場合はお申し付けください。)
・ワークショップの過程で生まれたアイデアやテキスト等は、オープンナレッジとして扱われます。
・ワークショップ中に制作した作品の著作権はすべて作者本人に属します。自身の著作物以外について、使用・発表・公開したい場合は、個別相談のうえ行ってください。また共同制作に際しての取扱はチーム内で協議を行っていただきます。
・機密情報および他者の所有する権利を侵害するおそれのある情報はワークショップ参加者および運営者へ公開しないようお願いいたします。
・作業時の安全管理は自己責任のもとご参加ください。

お問合せ先

本ワークショップに関するお問合せは、下記までメールにてお願いいたします。
■ FabCafe Kyoto(担当:木下) info_fabcafe-kyoto@loftwork.com

主催(共催):FabCafe Kyoto、Medico-tec株式会社、株式会社OpEL

オブザーバー参加について(見学のみを希望される方向け)

本ワークショップでは、企業・学校・団体向けのスポンサーシップの仕組みとして「オブザーバー」のプランをご用意しております。
・参加費:180,000円(税込) 4名まで
・特典:ワークショップ受講者との交流、ワークショップ実施プロセスの見学、FabCafe Kyoto &町家科学館視察ツアー
ご希望の方は、info_fabcafe-kyoto@loftwork.com までメールでお問い合わせください。

ナビゲーター・制作サポーター

  • 木下 浩佑

    株式会社ロフトワーク / MTRL・FabCafe Kyoto
    マーケティング & プロデュース

    京都府立大学福祉社会学部福祉社会学科卒業後、カフェ「neutron」およびアートギャラリー「neutron tokyo」のマネージャー職、廃校活用施設「IID 世田谷ものづくり学校」の企画職を経て、2015年ロフトワーク入社。素材を起点にものづくり企業の共創とイノベーションを支援する「MTRL(マテリアル)」と、テクノロジーとクリエイションをキーワードにクリエイター・研究者・企業など多様な人々が集うコミュニティハブ「FabCafe Kyoto」に立ち上げから参画。ワークショップ運営やトークのモデレーション、展示企画のプロデュースなどを通じて「化学反応が起きる場づくり」「異分野の物事を接続させるコンテクスト設計」を実践中。社会福祉士。2023年、京都精華大学メディア表現学部 非常勤講師に就任。
    https://loftwork.com/jp/people/kousuke_kinoshita

    京都府立大学福祉社会学部福祉社会学科卒業後、カフェ「neutron」およびアートギャラリー「neutron tokyo」のマネージャー職、廃校活用施設「IID 世田谷ものづくり学校」の企画職を経て、2015年ロフトワーク入社。素材を起点にものづくり企業の共創とイノベーションを支援する「MTRL(マテリアル)」と、テクノロジーとクリエイションをキーワードにクリエイター・研究者・企業など多様な人々が集うコミュニティハブ「FabCafe Kyoto」に立ち上げから参画。ワークショップ運営やトークのモデレーション、展示企画のプロデュースなどを通じて「化学反応が起きる場づくり」「異分野の物事を接続させるコンテクスト設計」を実践中。社会福祉士。2023年、京都精華大学メディア表現学部 非常勤講師に就任。
    https://loftwork.com/jp/people/kousuke_kinoshita

  • 宿野 秀晴

    Medico-tec 株式会社 代表取締役/株式会社OpEL.代表取締役

    1986年に、社内ベンチャーとして、ディスプレイ技術とメカトロ技術を融合させた「MD事業」を立ち上げ、全国の科学館へ科学展示装置の納入実績を経て、2003年にMedico-tec株式会社として創業し、数千種類の展示装置の納入実績となっている。また、2019年にSTEAM教育を通じて「つくりながら学べる場」の創造を目指して、株式会社OpEL.を立ち上げた。現在は両社の事業責任者として従事しながら、次世代の教育装置の開発活動を精力的に行っている。

    1986年に、社内ベンチャーとして、ディスプレイ技術とメカトロ技術を融合させた「MD事業」を立ち上げ、全国の科学館へ科学展示装置の納入実績を経て、2003年にMedico-tec株式会社として創業し、数千種類の展示装置の納入実績となっている。また、2019年にSTEAM教育を通じて「つくりながら学べる場」の創造を目指して、株式会社OpEL.を立ち上げた。現在は両社の事業責任者として従事しながら、次世代の教育装置の開発活動を精力的に行っている。

  • 倉橋 克彦

    株式会社OpEL. 執行役員/ものづくりナビゲーター

    大学院では繊維工学を専攻。材料評価が研究テーマであったが、加工方法の開発から装置の設計までなんでも行った。学生時代の4年間の教育ボランティア経験の中で感じた課題の解決のため、自分がエンジニアとして生きる道は一旦置いておいて株式会社OpEL.を立ち上げる。すべての人が未来を自由に選択できる社会をつくるため、“つくりながらまなぶ”学びのスタイルを様々な方法で開発・実践している。

    大学院では繊維工学を専攻。材料評価が研究テーマであったが、加工方法の開発から装置の設計までなんでも行った。学生時代の4年間の教育ボランティア経験の中で感じた課題の解決のため、自分がエンジニアとして生きる道は一旦置いておいて株式会社OpEL.を立ち上げる。すべての人が未来を自由に選択できる社会をつくるため、“つくりながらまなぶ”学びのスタイルを様々な方法で開発・実践している。

  • 平河 翔

    Medico-tec 株式会社 設計コーディネーター/株式会社OpEL.ものづくりナビゲーター  

    大学ではデザイン思考を学び、卒業後、家具職人を経てMedico-tec株式会社にて科学館の展示装置設計に携わる。STEAM教育を通じて、つくりながらまなぶ場を展開する株式会社OpEL.(オペル)/「つくるまなぶ京都町家科学館」に立ち上げから参画している。いろんな仕組みや知恵をみつけて、くみあわせ、ひらめく瞬間が大好きです。2児の父でもある

    大学ではデザイン思考を学び、卒業後、家具職人を経てMedico-tec株式会社にて科学館の展示装置設計に携わる。STEAM教育を通じて、つくりながらまなぶ場を展開する株式会社OpEL.(オペル)/「つくるまなぶ京都町家科学館」に立ち上げから参画している。いろんな仕組みや知恵をみつけて、くみあわせ、ひらめく瞬間が大好きです。2児の父でもある

  • 島津 久義

    Medico-tec 株式会社 設計コーディネーター

    工業デザイン専門学校卒業後、店舗什器やショールーム、展示会の製作施工管理を経て、
    科学館や博物館向けの動く展示装置に特化したメカトロニクス・ディスプレイ事業に携わる。展示装置が実現可能か検証実験し、メカ、システム、意匠を総合的に設計する業務に従事している。動くオモチャに目が無いです。

    工業デザイン専門学校卒業後、店舗什器やショールーム、展示会の製作施工管理を経て、
    科学館や博物館向けの動く展示装置に特化したメカトロニクス・ディスプレイ事業に携わる。展示装置が実現可能か検証実験し、メカ、システム、意匠を総合的に設計する業務に従事している。動くオモチャに目が無いです。

  • 吉岡 亮

    Medico-tec 株式会社 設計コーディネーター

    子供の頃は美術・技術・理科が好きで、高校で物理の面白さを知り大学で機械工学を学ぶ。
    卒業後、科学展示装置製作と事務・省力化機器の新製品企画開発部門でのメカ設計担当を経て、Medico-tec株式会社で、子供たちが楽しく学べる科学館の動く体験装置を中心に、
    様々なアイデアを具現化するメカ、システム、意匠を総合的に設計する業務を行っている。

    子供の頃は美術・技術・理科が好きで、高校で物理の面白さを知り大学で機械工学を学ぶ。
    卒業後、科学展示装置製作と事務・省力化機器の新製品企画開発部門でのメカ設計担当を経て、Medico-tec株式会社で、子供たちが楽しく学べる科学館の動く体験装置を中心に、
    様々なアイデアを具現化するメカ、システム、意匠を総合的に設計する業務を行っている。

  • 村斎 嘉彦

    Medico-tec 株式会社 製作コーディネーター

    コンピュータ専門学校卒業後、店舗什器やショールーム、展示会の製作施工管理を経て、科学館や博物館向けの動く展示装置に特化したメカトロニクス・ディスプレイ事業に携わる。営業・製作管理業務業務でお客様や協力業者様との調整業務と海外や日本全国へ行き製作物の設置業務に従事。道を歩いていて虫がいたら立ち止まって見てしまう程の虫好き。

    コンピュータ専門学校卒業後、店舗什器やショールーム、展示会の製作施工管理を経て、科学館や博物館向けの動く展示装置に特化したメカトロニクス・ディスプレイ事業に携わる。営業・製作管理業務業務でお客様や協力業者様との調整業務と海外や日本全国へ行き製作物の設置業務に従事。道を歩いていて虫がいたら立ち止まって見てしまう程の虫好き。

Information

日時

2022.5.28 (土) 初回 5/28(土)は、FabCafe Kyoto(京都市内)にお越しいただく必要があります。それ以降の日程は、オンラインツールを用いたリモート活動も交えながら、必要に応じて現地入りの日程を調整するかたちで進行します。 UTC+09:00

会場

FabCafe Kyoto (MTRL KYOTO)
〒600-8119 京都府京都市下京区本塩竈町554

■電車でのアクセス
JR京都駅から徒歩20分
京都市営地下鉄烏丸線五条駅から徒歩10分
阪急電鉄京都線河原町駅から徒歩15分
京阪電鉄清水五条駅から徒歩5分

■バスでのアクセス
京都駅から4・17・205号系統 五条河原町下車徒歩3分

※駐車場はありません。近隣の施設をご利用ください。
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参加費

10,000円(税込)

定員

9名

ワークショップから生まれたプロトタイプ展示はこちら

このイベントは終了しました。当日の様子はこちらからご覧ください。

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