Talk Event

未来ナラティブ探求ラボ vol.2 〜宇宙から見る未来のダイニング〜

  • #参加受付中

ロフトワークとFabCafe Osakaは、都市と人間の関係性を「感性」という視点から再構築する試みとして『未来ナラティブ探求ラボ』を始動します。「未来では、月の裏側のガストロノミーが生まれているのかも」今回は、このアイデアをもとに未来のライフスタイル・持続可能性を再構築するための実験的セッションを行います。

2025.10.21 (火)  UTC+09:00

18:00 – 20:30 受付開始 17:30-

FabCafe Osaka | Google mapで開く

2,500円 1ドリンク付き

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なぜ今、宇宙を起点にするのか。それは、宇宙が巨大なビジネス商機のフロンティアであると同時に、生物の生存環境のルールが根本から覆される場だからです。

重力、空気、時間感覚までもが従来の生活環境と全く異なる宇宙では、これまでの常識に基づくデザインは通用しません。ルールが違うからこそ、必然的に新しい概念のガストロノミーやライフスタイルの可能性が立ち上がります。
地球とは異なる環境での「美味しさ」の感覚は、人間の感性そのものを拡張するでしょう。

人類は、まず「何を食べるか」の視点から宇宙進出を考えるこでしょう。しかし、それは単純に栄養を摂取することではありません。食べるという行為は、その空間での「住まい方」「身体性」「社交性」「美学」すべてと連動します。

今回は、「宇宙から見る未来のダイニング」を切り口に、住まい・身体・社交・美学へと広がる、食を起点とした未来の暮らしの可能性を読み解きます。

現在のビジネスにおける課題解決を超えて、持続可能性や既存の文化を刷新するためのビジョンを描く場として、宇宙起点で未来の産業・ビジネスやライフスタイルの姿を、多様な実践者とディスカッションします。

セッションのトピック

  • 宇宙農業と循環型食料システムのデザイン
  • 無重力環境での調理体験と新しいガストロノミー
  • 宇宙居住空間における食と住まいの統合設計
  • 宇宙食文化が地球社会にもたらすイノベーション
  • 宇宙ビジネス、フードテック、未来の食産業に関心のある方
  • デザイン思考で制約を創造性に転換したい方
  • ライフスタイル産業の未来を構想したい方
  • 新しい文化創造や価値創出に取り組む方
  • 宇宙開発を通じた地球課題解決に興味のある方
  • 未来のサービスデザインやプロダクト開発に携わる方

Speaker

  • 野中 朋美

    早稲田大学理工学術院創造理工学部教授・立命館大学客員教授

    専門は経営システム工学、サービス工学。博士(システムエンジニアリング学)。慶應義塾大学環境情報学部卒業、企業勤務の後、慶應義塾大学大学院システムデザイン・マネジメント研究科(SDM)に1期生で入学し、修士・博士課程を早期修了。在学中はデルフト工科大学やスイス連邦工科大学への研究科派遣留学など。神戸大学大学院システム情報学研究科特命助教、青山学院大学理工学部経営システム工学科助教、立命館大学食マネジメント学部准教授・立命館EDGE+R副総括責任者などを経て現職。持続可能なビジネス・社会システムデザイン研究、働きがいや創造性を考慮したビジネスプロセス設計、一般民間人宇宙滞在のための快適ECLSS、食・地域資源を活用した価値共創などに従事。尾道市ウェルビーイング政策アドバイザー、​​内閣府クールジャパン・アカデミアフォーラム構成員、経済産業省素形材産業ビジョン策定委員会委員などを務める。

    専門は経営システム工学、サービス工学。博士(システムエンジニアリング学)。慶應義塾大学環境情報学部卒業、企業勤務の後、慶應義塾大学大学院システムデザイン・マネジメント研究科(SDM)に1期生で入学し、修士・博士課程を早期修了。在学中はデルフト工科大学やスイス連邦工科大学への研究科派遣留学など。神戸大学大学院システム情報学研究科特命助教、青山学院大学理工学部経営システム工学科助教、立命館大学食マネジメント学部准教授・立命館EDGE+R副総括責任者などを経て現職。持続可能なビジネス・社会システムデザイン研究、働きがいや創造性を考慮したビジネスプロセス設計、一般民間人宇宙滞在のための快適ECLSS、食・地域資源を活用した価値共創などに従事。尾道市ウェルビーイング政策アドバイザー、​​内閣府クールジャパン・アカデミアフォーラム構成員、経済産業省素形材産業ビジョン策定委員会委員などを務める。

  • 白坂 成功

    慶應義塾大学大学院, システムデザイン・マネジメント研究科 研究科委員長/教授

    東京大学大学院修士課程修了(航空宇宙工学)、慶應義塾大学大学院後期博士課程修了(システムエンジニアリング学)。大学院修士課程修了後、三菱電機にて15年間、宇宙開発に従事。「こうのとり」などの開発に参画。専門分野は大規模システム開発、技術・社会融合システムのイノベーション創出方法論やシステムズエンジニアリング。2008年より慶應義塾大学大学院SDM研究科非常勤准教授。2010 年より同専任准教授、2017年より同教授。2023年10月より同研究科 委員長に就任。2015年12月〜2019年3月まで内閣府革新的研究開発推進プログラム(ImPACT)のプログラムマネージャーとしてオンデマンド型小型合成開口レーダ(SAR)衛星を開発。その技術成果を社会実装するために株式会社Synspectiveを共同創業者として創業。内閣府宇宙政策委員会、経産省 産業構造審議会 製造産業分科会等、多くの委員会の委員として政府の活動を支援。

    東京大学大学院修士課程修了(航空宇宙工学)、慶應義塾大学大学院後期博士課程修了(システムエンジニアリング学)。大学院修士課程修了後、三菱電機にて15年間、宇宙開発に従事。「こうのとり」などの開発に参画。専門分野は大規模システム開発、技術・社会融合システムのイノベーション創出方法論やシステムズエンジニアリング。2008年より慶應義塾大学大学院SDM研究科非常勤准教授。2010 年より同専任准教授、2017年より同教授。2023年10月より同研究科 委員長に就任。2015年12月〜2019年3月まで内閣府革新的研究開発推進プログラム(ImPACT)のプログラムマネージャーとしてオンデマンド型小型合成開口レーダ(SAR)衛星を開発。その技術成果を社会実装するために株式会社Synspectiveを共同創業者として創業。内閣府宇宙政策委員会、経産省 産業構造審議会 製造産業分科会等、多くの委員会の委員として政府の活動を支援。

  • 齋藤 努

    不二製油株式会社, 風味基材事業部 部長

    1995年不二製油株式会社に入社、中央研究所で大学時代から研究していた大豆たん白を対象に新素材開発に従事。2015年不二製油グループ本社株式会社未来創造研究所の新素材創出グループでグループリーダーを務め、「おいしさ」に関する研究の基盤づくりを主導。研究過程で得られた複数の要素技術がMIRACORE®の母体となった。2021年技術ブランドとしてMIRACORE®を立ち上げ。2023年、MIRACORE®を活用した新規ビジネスの立ち上げのために発足した風味基材事業開発部で部長を務める。2024年同 風味基材事業部 部長(現在)。代替食品を超える新たな価値の社会実装を目指し、事業展開に取り組む。

    1995年不二製油株式会社に入社、中央研究所で大学時代から研究していた大豆たん白を対象に新素材開発に従事。2015年不二製油グループ本社株式会社未来創造研究所の新素材創出グループでグループリーダーを務め、「おいしさ」に関する研究の基盤づくりを主導。研究過程で得られた複数の要素技術がMIRACORE®の母体となった。2021年技術ブランドとしてMIRACORE®を立ち上げ。2023年、MIRACORE®を活用した新規ビジネスの立ち上げのために発足した風味基材事業開発部で部長を務める。2024年同 風味基材事業部 部長(現在)。代替食品を超える新たな価値の社会実装を目指し、事業展開に取り組む。

  • 高山 仁志

    「風の沢 art&cuisine」オーナーシェフ, TOSS株式会社Co-founder, 宮城県観光戦略策定委員

    文化財を活用した高付加価値宿「風の沢 art&cuisine」オーナーシェフ、TOSS株式会社Co-founder。宮城県観光戦略策定委員。食と観光を軸に、農業・工芸・アートを組み合わせた地域振興を推進。大手食品メーカーや飲食店グループの新商品開発や業態プロデュースにも携わり、地方資源を世界水準の体験へと磨き上げ、持続可能な地域創生モデルを追求している。

    文化財を活用した高付加価値宿「風の沢 art&cuisine」オーナーシェフ、TOSS株式会社Co-founder。宮城県観光戦略策定委員。食と観光を軸に、農業・工芸・アートを組み合わせた地域振興を推進。大手食品メーカーや飲食店グループの新商品開発や業態プロデュースにも携わり、地方資源を世界水準の体験へと磨き上げ、持続可能な地域創生モデルを追求している。

  • 堀口 真吾

    株式会社DigitalBlast, 代表取締役CEO / 株式会社SpaceBlast, 代表取締役CEO

    野村総合研究所、日本総合研究所等にて、主にデジタルテクノロジーを活用した新規事業開発、マーケティング戦略の立案・実行、デジタル戦略立案・実行に従事。特に宇宙、金融、ハイテク・通信を専門とする。
    2018年に宇宙開発事業・宇宙ビジネスコンサルティング事業を展開する株式会社DigitalBlastを創業。
    主な著書に『スペース・トランスフォーメーション 人類の生存圏が拡大する時代に向けて(総合法令出版) 』など。

    野村総合研究所、日本総合研究所等にて、主にデジタルテクノロジーを活用した新規事業開発、マーケティング戦略の立案・実行、デジタル戦略立案・実行に従事。特に宇宙、金融、ハイテク・通信を専門とする。
    2018年に宇宙開発事業・宇宙ビジネスコンサルティング事業を展開する株式会社DigitalBlastを創業。
    主な著書に『スペース・トランスフォーメーション 人類の生存圏が拡大する時代に向けて(総合法令出版) 』など。

  • 井口 尊仁 (TAKA)

    FUTURE TEAM プロデューサー

    Audio Metaverse, Inc. CEO。立命館大学文学部哲学科卒。黎明期のインターネットの未来に魅了され株式会社デジタオを1999年創業しブログ出版事業を成功させる。 その後現実世界のソーシャル化を目指し頓智ドット株式会社を2008年創業。 「セカイカメラ」をサンフランシスコで発表、世界中で400万ダウンロード突破する。 2012年、人と人を瞬間的に結びつける拡張現実ウェアラブルデバイス「Telepathy One」を開発、その後北米でテレパシー社を創業し大型資金調達を実現。テレパシー社売却後にはシリコンバレーでAudio Metaverse, Inc.を創業し、声で人と人が直接繋がれるオーディオソーシャルアプリ「Dabel」をグローバルに普及。2024年からは一般社団法人 Tomorrow Never Knows 代表理事を務める。常に未来社会を先読みし、本質的イノベーションを生み出し続けている。

    Audio Metaverse, Inc. CEO。立命館大学文学部哲学科卒。黎明期のインターネットの未来に魅了され株式会社デジタオを1999年創業しブログ出版事業を成功させる。 その後現実世界のソーシャル化を目指し頓智ドット株式会社を2008年創業。 「セカイカメラ」をサンフランシスコで発表、世界中で400万ダウンロード突破する。 2012年、人と人を瞬間的に結びつける拡張現実ウェアラブルデバイス「Telepathy One」を開発、その後北米でテレパシー社を創業し大型資金調達を実現。テレパシー社売却後にはシリコンバレーでAudio Metaverse, Inc.を創業し、声で人と人が直接繋がれるオーディオソーシャルアプリ「Dabel」をグローバルに普及。2024年からは一般社団法人 Tomorrow Never Knows 代表理事を務める。常に未来社会を先読みし、本質的イノベーションを生み出し続けている。

  • 小島 和人(ハモ)

    ロフトワーク プロデューサー/ FabCafe Osaka 事業責任者

    大阪府守口市生まれ。建築、デザイン、プランニング、アートと多分野で活動を重ね、多様な視点と未来を見立てる力を培う。アーティスト名「ハモニズム」の理念は、社会状況や人々の価値観が調和した未来を仮説し、チームで実験・実行を通じて形にすることにある。大阪では、まちづくりやエリアマネジメントに注力し、地域の文化・歴史・環境を活かした持続可能な都市モデルを提案。行政・企業によるトップダウンの構想と生活者・クリエイターによるボトムアップの活動を接続している。2025年4月オープン予定のFabCafe Osakaを拠点に、大阪・天満や南森町エリアで「アンフォルム」をコンセプトに、「都市とローカルの融合」を模索し、新たな都市の未来像を描く。

    大阪府守口市生まれ。建築、デザイン、プランニング、アートと多分野で活動を重ね、多様な視点と未来を見立てる力を培う。アーティスト名「ハモニズム」の理念は、社会状況や人々の価値観が調和した未来を仮説し、チームで実験・実行を通じて形にすることにある。大阪では、まちづくりやエリアマネジメントに注力し、地域の文化・歴史・環境を活かした持続可能な都市モデルを提案。行政・企業によるトップダウンの構想と生活者・クリエイターによるボトムアップの活動を接続している。2025年4月オープン予定のFabCafe Osakaを拠点に、大阪・天満や南森町エリアで「アンフォルム」をコンセプトに、「都市とローカルの融合」を模索し、新たな都市の未来像を描く。

Timetable

18:00 – 18:10

オープニング・趣旨説明
未来ナラティブ探求ラボと宇宙時代のガストロノミーが拓く可能性について

18:10 – 18:20

ライトニングトーク(3分/最大3組)
「宇宙から見る食とデザインの未来」をテーマに、多様な視点からの短期プレゼンテーション

18:20 – 18:30

休憩

18:30 – 19:10

セッション「Cosmic Gastronomy──制約から生まれる創造性」
宇宙という極限環境での食体験デザインから、未来のライフスタイル革新を探る対話セッション

19:10 – 20:30

未来ナラティブ・アイデア探求会
参加者同士の交流を通じて、「宇宙から見る未来のダイニング」をテーマにしたアイデア創発セッション。グループワークで宇宙時代の食文化やライフスタイルのコンセプトを具体化します。

Information

日時

2025.10.21 (火) 18:00 – 20:30 受付開始 17:30- UTC+09:00

会場

FabCafe Osaka
大阪府大阪市北区天神橋2丁目2−4

● 電車でのアクセス
JR東西線「大阪天満宮駅」から徒歩5分
Osaka Metro谷町線/堺筋線「南森町駅」から徒歩5分
京阪本線/Osaka Metro堺筋線「北浜駅」から徒歩10分

● バスでのアクセス
大阪駅から36号系統(大阪シティバス)「南森町(西)」下車徒歩3分

※駐車場はありません。近隣の施設をご利用ください。
Google mapで開く

参加費

2,500円 1ドリンク付き

オーガナイザー

企画・運営: 株式会社ロフトワーク, FabCafe Osaka

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