Open Science meetup 勉強会 on August 2019

オープンサイエンスミートアップは、京都を中心に活動するオープンサイエンス研究会が、不定期に行っている公開イベントです。

サイエンスの現場は、研究室から外へ

研究の現場が、研究室から広く一般に。 若手の研究者達の潮流が広がっています。
たとえば、膨大な画像データの中から目的のものを探すことだったり、
動植物の分布を調べるため全国から目撃証言を募集するなど。

最先端の科学研究に、研究室の外にいる人達が力を貸せる場面は意外とたくさんあります。
不特定多数の一般の人に研究協力を得ること、これは「科学を開かれたものにする」という意味で「オープンサイエンス」と呼ばれる大きなムーブメントに含まれ、研究者達の関心を集めています。

研究のフィールドを、研究室の中からいかに外に出すか。
どうやって一般の人に参加してもらうか。
どうやってより多くの人に研究の価値を知ってもらうか。

それらを研究し、共有するのがオープンサイエンスミートアップ。京都を中心に活動をしています。

勉強会の開催

勉強会では「現在の活動/ノウハウの共有」をテーマに登壇者の話を聞き、ディスカッションする場。 1, 2ヶ月に1回の頻度で様々な場所を巡りながら行っています。
聴講は一般の参加も可能で、MTRL KYOTOでも夕刻のバータイムを利用し、過去何度か会場として利用されています。

第33回KYOTOオープンサイエンス・ミートアップのスピーカーは花岡正樹さん（ほとんど0円大学 編集長）です。

スピーカーからのメッセージ

「ほとんど0円大学」は、大学の知や研究、公開講座、大学博物館や学食グルメなど、大人にさまざまな大学の魅力を紹介するウェブマガジンです。当日は、本サイトが生まれた経緯や、めざす役割、実現したいこと、サイト運営のなかで感じる社会と大学との関係性についてなど、ざっくばらんにお話したいと思います。

スピーカー略歴：花岡 正樹さん

1981年生まれ。ウェブマガジン「ほとんど０円大学」編集長。ライター、ディレクター、広報コンサルタントとして、大学の広報戦略や広報物の企画・制作に携わるほか、大学の魅力を社会に伝える書籍や雑誌の企画・編集・執筆に取り組む。主な著書に『50歳からの大学案内 関西編』（ぴあ）、『年齢不問! サービス満点!! 1000％大学活用術』（中央公論新社）、『定年進学のすすめ−−第二の人生を充実させる大学利用法』（花伝社）、『フツーな大学生のアナタへ−−大学生活を100倍エキサイティングにした12人のメッセージ』（共著、くろしお出版）。

こんな人におすすめ

• ほとんど0円大学って何だ？と思わず気になった方
• ほとんど0円大学の仕組みと意義に興味のある方
• 社会と大学の関係について関心がある方
• 一般向けの教育コンテンツでサイト運営を考えている方
• 生涯教育に興味のある方
• オープンサイエンスに興味がある方