Talk Event

3Dプリントチョコレートからみる食感という素材性 – 物理現象をマテリアライズするための公開勉強会- Melt. Open Meeting #2

  • #開催終了
  • #誰でもウェルカム

高次素材設計技術研究舎 -Melt.[Meta-material design-Engineering Learning Team]が送る物理現象のマテリアライズ事例を解き明かす公開勉強会です。
どなたでもお気軽に議論に参加できます。

2021.11.13 (土)  UTC+09:00

10:00 – 11:00 Zoom、YouTube Liveで同時配信

Online

ZOOM:98名、YouTube Live:無制限

Free!どなたでも視聴、参加頂けます!

Share

開催終了

お時間になりましたらFaceBook イベントページ記載のZoomのURLへ入室いただくか、投稿するYoutubeのURLよりご視聴ください。

はじめまして。Melt.です

Melt.(高次素材設計技術研究舎=Metamaterial design-Engineering Learning Team)では、全ての人へ新たな視点をインストールすることを目的としています。フィジカルに存在する物質ではなく、物理現象や思想を含めたあらゆる要素を素材と捉え、それらをものづくりとして実装するための設計手法の探求、及びマテリアライズの可能性を研究する有志による団体です。
鉱石や木材、樹脂、水資源などの有視有限の物質のみならず、音や風などの物理現象といった”無形の素材”を取り扱える様になることで、現状の発想と創造の枠を破る新たなマテリアライズのロールモデルを形成し、プロトタイピングを通じてかつて無い設計手法をオープンに展開します。

“ALL THINGS WILL BE A MATERIALS”

ニュートンが万有引力を発見したように、「りんごが落ちる」という物理現象をもう1段俯瞰してみた時に発見することのできる重力という概念を発見できたように、目の前に広がる全ての事象には素材となりうるポテンシャルを秘めています。
Melt.では、“ALL THINGS WILL BE A MATERIALS”を合言葉に物理現象における素材的なポテンシャルを発見し、プロトタイピングすることで世の中にMaterial design-engineeringの可能性を開示していきます。

ユニークな事例を分析することで物理現象を素材化するエンジニアリングプロセスの可能性を探る

Melt. Open Meetingは毎回様々なクリエイターや思想家・リサーチャーをお招きし”ALL THINGS WILL BE A MATERIALS”を起点とした新しい素材活用について公開勉強会型のディスカッションを行います。
ディスカッションの内容はリアルタイムにオンラインホワイトボードツール”miro”を使用しこの事例のユニークな点やどのような技術なのか、どこがMeta-material design-Engineeringなのかという点を整理し埋めていきます。
ディスカッションの終了時に設計モデルとして整理していくことを毎回の落とし所とし、ゲストとのディスカッションにとどまらず、視聴者も議論に参加し共に理解を深めていく勉強会です。

勉強会を通じて、実例から見るMeta-materializeのロールモデルをオープンに整理し、設計手法として一般化していきます。

また勉強会で開発された”miro”のマテリアライズフレームワークは、営利を問わずどなたでも自由にご自身の活動へ使用することが可能です。

マテリアライズフレームワークシートはOpen meeting開催ごとに更新されていきます。

アーカイブス

こちらより過去の内容を確認いただけます。

今回はByte Bites inc.のBoundary Cubicという3Dプリントチョコレートを取り上げます。
食感を作るという視点からのスイーツ作りがどのようなものになるのか、その可能性を新工芸舎で3Dプリントの表現を探求する三田地 博史氏とともに探ります。

Boundary Cubic

フード3Dプリンタの造形特徴を生かした、新食感・新技法のチョコレート料理です。

従来の成形手法では不可能な多孔質なかたちをチョコレートでつくっています。この形状はGyroidという幾何学形状で、特徴として空洞部分が2層に分かれています。それらの2つの空洞層にトッピングを加えることで、それぞれのトッピングが混ざらずに共存するキューブ型のチョコレート料理です。

トッピングに使える素材に制限がないため、トッピングの組み合わせは無限です。

Byte bites inc.
代表:Ryosuke Wakasugi / プロトタイプデザイナー
https://byte-bites.com/

Guest

  • 三田地 博史

    デザイナー / 新工芸家 / 株式会社YOKOITOデザイン責任者

    京都工芸繊維大学/大学院でデザインを学んだ後、株式会社キーエンスで製品デザイン業務に従事。現在は株式会社YOKOITOでデジタルファブリケーションを中心とした研究活動・自社商品開発を行う。 デジタルファブリケーションが生み出す、コンピュータとアナログ世界の境界面に現代におけるモノの在り方を模索する。平成元年生まれ。

    ■ Tilde  : https://www.tilde-printed.com/

    京都工芸繊維大学/大学院でデザインを学んだ後、株式会社キーエンスで製品デザイン業務に従事。現在は株式会社YOKOITOでデジタルファブリケーションを中心とした研究活動・自社商品開発を行う。 デジタルファブリケーションが生み出す、コンピュータとアナログ世界の境界面に現代におけるモノの在り方を模索する。平成元年生まれ。

    ■ Tilde  : https://www.tilde-printed.com/

  • Ryosuke Wakasugi

    Byte Bites inc. 代表 / プロトタイプデザイナー

    慶應義塾大学政策メディア研究科修士課程卒(デザイン)

    看護や教育、食など、多領域分野でのデジタルファブリケーションツールを基軸としたデザイン実践を専門。
    現在は、3Dフードプリンタを用いた食表現・食体験の拡張を目指すフードテック事業、Byte Bites Inc.を設立。

    主なメディア出演
    3Dフードプリンタの可能性を見る、新しい食の楽しみ方(https://sinlab.future-tech-association.org/interview2/sato_kana/3dprinter/ )

    TBSラジオ「アシタノカレッジ」3Dフードプリンタが描く未来の食卓(https://www.youtube.com/watch?v=UsdKsfRcJQI )

    慶應義塾大学政策メディア研究科修士課程卒(デザイン)

    看護や教育、食など、多領域分野でのデジタルファブリケーションツールを基軸としたデザイン実践を専門。
    現在は、3Dフードプリンタを用いた食表現・食体験の拡張を目指すフードテック事業、Byte Bites Inc.を設立。

    主なメディア出演
    3Dフードプリンタの可能性を見る、新しい食の楽しみ方(https://sinlab.future-tech-association.org/interview2/sato_kana/3dprinter/ )

    TBSラジオ「アシタノカレッジ」3Dフードプリンタが描く未来の食卓(https://www.youtube.com/watch?v=UsdKsfRcJQI )

Speaker

  • 浅井 睦

    Metalium llc.代表
    コンセプトデザイナー / 知覚材料研究者
    1991年大阪府生まれ。舞鶴工業高等専門学校機械工学科修了。

    まだ手に触れることのできない未知の素材をメタ思考から生まれ出るこの世の存在する全てを材料として取り扱い、素材としてすべての人が触れるようにプロトタイピングを通して素材を提供する事業を展開するMetalium llc.を創業。
    代表的な事業として、メタ思考から発生する事象を素材として捉え、活用技術の探求を行うオープンラボ高次素材設計技術研究舎 Melt.の運営を行う。個人の主な仕事に、聴覚情報形状化変換インスタレーション型展示「NOIZE ROOM」やmixi X-flag park 「ドローンシューティング用ドローン設計生産」に代表されるデジタルファブリケーションを組み込んだ開発プロセスを活用した企画提案、ディレクションを行う。

    まだ手に触れることのできない未知の素材をメタ思考から生まれ出るこの世の存在する全てを材料として取り扱い、素材としてすべての人が触れるようにプロトタイピングを通して素材を提供する事業を展開するMetalium llc.を創業。
    代表的な事業として、メタ思考から発生する事象を素材として捉え、活用技術の探求を行うオープンラボ高次素材設計技術研究舎 Melt.の運営を行う。個人の主な仕事に、聴覚情報形状化変換インスタレーション型展示「NOIZE ROOM」やmixi X-flag park 「ドローンシューティング用ドローン設計生産」に代表されるデジタルファブリケーションを組み込んだ開発プロセスを活用した企画提案、ディレクションを行う。

  • 斎藤 健太郎 / Kentaro Saito

    FabCafe Nagoyaプログラム・マネジャー、サービス開発 / 東山動物園くらぶ 理事 / Prime numbers syndicate Fiction implementor

    名古屋における人ベースのクリエイティブの土壌を育むためにコミュニティマネージャーとしてFabCafe Nagoyaに立ち上げから携わる。

    電子工学をバックボーンに持ち科学技術への造詣が深い他、デジタルテクノロジー、UXデザインや舞台設計、楽器制作、伝統工芸、果ては動物の生態まで幅広い知見で枠にとらわれない「真面目に遊ぶ」体験づくりを軸とした多様なプロジェクトに携わる。

    インドカレーと猫が好き。アンラーニングを大切にして生きています。

    名古屋における人ベースのクリエイティブの土壌を育むためにコミュニティマネージャーとしてFabCafe Nagoyaに立ち上げから携わる。

    電子工学をバックボーンに持ち科学技術への造詣が深い他、デジタルテクノロジー、UXデザインや舞台設計、楽器制作、伝統工芸、果ては動物の生態まで幅広い知見で枠にとらわれない「真面目に遊ぶ」体験づくりを軸とした多様なプロジェクトに携わる。

    インドカレーと猫が好き。アンラーニングを大切にして生きています。

Information

日時

2021.11.13 (土) 10:00 – 11:00 Zoom、YouTube Liveで同時配信 UTC+09:00

会場

Online

参加費

Free!どなたでも視聴、参加頂けます!

定員

ZOOM:98名、YouTube Live:無制限

オーガナイザー

主催: 高次素材設計技術研究舎 -Melt.[Meta-material design-Engineering Learning Team], Metalium LLC.
共催: FabCafe Nagoya

開催終了

お時間になりましたらFaceBook イベントページ記載のZoomのURLへ入室いただくか、投稿するYoutubeのURLよりご視聴ください。

FabCafe Newsletter

新しいTechとクリエイティブのトレンド、
FabCafeで開催されるイベントの情報をお伝えします。