体験のデザインの未踏領域である「嗅覚」に切り込むべく、国際的な嗅覚アーティストや研究者とともに「嗅覚デザイン」の可能性を探求する

嗅覚デザインラボ / OLFACTORY DESIGN LAB

 コミュニケーションメディアとしての「嗅覚」

嗅覚は他の感覚器官に比べて主観的で性差や個体差も激しく、香り物質は蒸散という化学的特性を持っているため扱いが難しく、使いこなせる人は多くはありません。

今回講師を務める上田麻希さんは、2009年よりオランダ王立美術大学で世界初・世界唯一の「嗅覚アートコース」の教鞭をとっており、環境情報学出身の経験を生かし、匂いをデータや情報としてニュートラルに、かつサイエンティフィックに扱うそのアプローチが評価されています。また新しいアート、デザインの領域で流行の兆しを見せる「olfactory art / 嗅覚アート」のリーディング・アーティストとしても世界的に活躍しています。文脈や内容を強調するために匂いを使うのではなく、あくまでも「嗅覚」に焦点を置き、説明不要な体験を創出します。アートやデザインの新しいコミュニケーション・ツールとして注目されはじめている香りや匂いのデザインを、一緒に探求していきましょう。

国内企業も研究開発に注力、体験のデザインの最難関「嗅覚」のデザイン

私たちの五感にはご存知の通り「視覚、聴覚、触覚、嗅覚、味覚」がありますが、感覚を、デザインや技術的に再現する時に、「視覚」がもっとも再現しやすく、続いて「聴覚」「触覚」「嗅覚」「味覚」の順で難しくなっていくと言われています。技術的にも、科学的にも解明の進んでいる「視覚」を基準とした場合に、各感覚における研究開発の進展度合いとして「生理学的知見、センシング、再生・表現」という観点からも、「嗅覚(や味覚)」は平均して1/5以下の解明具合となっています。

嗅覚デザインラボ / OLFACTORY DESIGN LAB

「嗅覚デザインラボ」は、嗅覚のための実験場です。新しいコミュニケーション・ツールとしての「嗅覚」をデザインします。素材がテーマのプロトタイピング/プロジェクトスペース「FabCafe MTRL」にて開催します。

嗅覚をデザインせよ!

「視覚的な要素を排除すればするほど、嗅覚体験が強くなるのではないだろうか」という上田麻希さんの考えの基に作られた作品において、視覚的な要素はほとんど意味を持たず、目に見えない匂いが想像を膨らませたり、知覚の混乱を誘う役割を担っています。

また、上田麻希さんは、食べ物、香辛料、そして体臭など、ありのままの素材から匂いを抽出しすることで「香水化」を実現させており、それは調理や化学から編み出した、彼女独自の方法でもあります。こうした様々な手法を織り交ぜながら、幼少の思い出の匂い、アイデンティティの匂い、感情の匂い、歴史の匂いなどを作り出し、インスタレーションやワークショップなどの作品を、国内外で発表しています。

自由自在に素材を扱うことができれば、嗅覚体験をデザインできるようになります!

主な活動内容

Outline

名称

嗅覚デザインラボ / OLFACTORY DESIGN LAB

概要

体験のデザインの未踏領域である「嗅覚」に切り込むべく、国際的な嗅覚アーティストや研究者とともに「嗅覚デザイン」の可能性を探求する

主な拠点

FabCafe MTRL(東京)

オーガナイザー

こんな人を求めています

嗅覚(香り)の領域に興味がある方

参加方法

ぜひお気軽に、イベントに参加してください。
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MAKI UEDA

Members

  • 上田 麻希

    オランダ王立美術学校・音楽院 学部間学科Art Science非常勤講師

    世界的に流行の兆しを見せる「嗅覚のアート」のリーディング・アーティスト。慶應義塾大学環境情報学部(学部1997卒&修士1999卒)にて、藤幡正樹氏に師事し、メディア・アートを学ぶ。2000年文化庁派遣若手芸術家として、2007年ポーラ財団派遣若手芸術家として、オランダ&ベルギーに滞在。2009年ワールド・テクノロジー・アワード(アート・カテゴリー)、2016年&2018年アート・アンド・オルファクション・アワード・ファイナリスト。現在は沖縄石垣島在住

    [嗅覚アート]
    http://www.ueda.nl 
    [嗅覚デザイン] http://www.pepe.okinawa

    世界的に流行の兆しを見せる「嗅覚のアート」のリーディング・アーティスト。慶應義塾大学環境情報学部(学部1997卒&修士1999卒)にて、藤幡正樹氏に師事し、メディア・アートを学ぶ。2000年文化庁派遣若手芸術家として、2007年ポーラ財団派遣若手芸術家として、オランダ&ベルギーに滞在。2009年ワールド・テクノロジー・アワード(アート・カテゴリー)、2016年&2018年アート・アンド・オルファクション・アワード・ファイナリスト。現在は沖縄石垣島在住

    [嗅覚アート]
    http://www.ueda.nl 
    [嗅覚デザイン] http://www.pepe.okinawa

  • 小原 和也

    株式会社ロフトワーク, MTRLプロデューサー/慶應義塾大学大学院メディアデザイン研究科特任研究員

    2015年ロフトワークに入社。慶應義塾大学大学院政策・メディア研究科修了(デザイン)。素材/材料の新たな価値更新を目指したプラットフォーム「MTRL」の立上げメンバーとして運営に関わる。現在はプロデューサーとして、素材/材料基軸の企業向け企画、プロジェクト、新規事業の創出に携わる。モットーは 「人生はミスマッチ」。編著に『ファッションは更新できるのか?会議 人と服と社会のプロセス・イノベーションを夢想する』(フィルムアート社,2015)がある。あだ名は弁慶。

    2015年ロフトワークに入社。慶應義塾大学大学院政策・メディア研究科修了(デザイン)。素材/材料の新たな価値更新を目指したプラットフォーム「MTRL」の立上げメンバーとして運営に関わる。現在はプロデューサーとして、素材/材料基軸の企業向け企画、プロジェクト、新規事業の創出に携わる。モットーは 「人生はミスマッチ」。編著に『ファッションは更新できるのか?会議 人と服と社会のプロセス・イノベーションを夢想する』(フィルムアート社,2015)がある。あだ名は弁慶。

  • 大西 陽

    FabCafeTokyo / FabCafeMTRL スタッフ

    欧州を中心にファッションデザイナーとして活動後、2012年帰国。
    複眼的な視点を持ちたいという思いから、分野の垣根を超えた接点を持つ食の分野に興味を抱く。2o14年よりFabCafe Tokyoでディレクター、リードバリスタ、コミュニティマネジャーとして勤務し、FabCafeに集まる多種多様なコミュニティと多くの企画やプロジェクトを立ち上げる。

    欧州を中心にファッションデザイナーとして活動後、2012年帰国。
    複眼的な視点を持ちたいという思いから、分野の垣根を超えた接点を持つ食の分野に興味を抱く。2o14年よりFabCafe Tokyoでディレクター、リードバリスタ、コミュニティマネジャーとして勤務し、FabCafeに集まる多種多様なコミュニティと多くの企画やプロジェクトを立ち上げる。

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