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2022.9.20

森を味わうクラフトビール 「愛知の森のエール」-ヒノキを使ったビールの販売がスタート-

Y.MARKET BREWING/愛知県の大自然を、クラフトビールで味わう。

FabCafe Nagoyaは、10月1日より、ビールの楽しさを発信するY.MARKET BREWINGが製造・販売する、森を味わうクラフトビール 「愛知の森のエール-ヒノキ-」(IPA)の取り扱いを始めます。

このビールは、Y.MARKET BREWING 代表 山本さんが、WOODEALER 代表 樋口さんに出会い、地元・愛知県の森林に魅了されたことがきっかけで、誕生しました。

魅力あふれる愛知の森とは、一体、どんなところなのでしょう。そして、山本さんは、このビールにどんな思いを込めたのでしょうか。


森と共存する、ということ

2018年度での愛知県の森林面積は21万8,117ha。県土の42%を占め、人工林率は63.6%で全国平均の45.6%を大きく上回っています。人工林は、昭和30-40年頃に植えられたものが多く、伐採が必要な年齢に達しています。

そんな森に対して、人は、木を植え、手入れをし、切り、また植えるというサイクルを繰り返し、森林を健全な状態に保ちながら、これからも末長く暮らしていけるように、環境を整え、共存していく必要があります。それを怠ってしまうと、災害発生の危険性が高いエリアとなってしまいます。

森のリアルを知り、人と森をつなげる活動を続けるWOODEALER 樋口さんに連れられて、今回は、人の手が加わった理想の人工林(杉エリア)に足を踏み入れました。

出迎えてくれた、自然豊かな土壌と植物。大自然と呼ぶのにふさわしいこの森では、人以外の生物の息遣いを至るところから感じとることができます。

 

落ちた種から、新しい杉が育つ

森の中に入り、まずメンバーが口を揃えたのが、漂ってくる香りの面白さでした。この香りの元は、”フィトンチッド”と呼ばれます。樹木などが発散し、微生物の活動を抑制する作用をもつ、化学物質です。

植物は、種を落とし、一度根を下ろすと、その場で生きるため、身を守らなければなりません。また、植物によって必要とする微生物や共生する生物が異なるので、その分、フィトンチッドの成分も多様になります。そうして、いろんな成分が混ざり合い、複雑な森特有の香りを作り出しています。

  • 微生物や菌が朽木を分解し、虫やキノコなどの新しい命の住処に

  • 野生の鹿が芽をかじった痕

香り以外にも、さまざまな体験ができます。

例えば、足元に目を向けると、イノシシが食べ物を求めて掘り返した土の痕跡、鹿が食べた枝葉の残り、朽ちた木々から伸びる新しい植物、その木に住む虫、その虫を食べるカエルがぴょこんと飛び跳ねる。長い時間をかけた循環の片鱗を、垣間見ることができます。

木に蓄えられた水分は、幹から枝に、枝から葉に移り、枯れ葉として地に落ちて、また川へと還る

 

ここは、人と自然の共同体

自然は、わたしたち人間を含む、さまざまな生き物による共同体。この森は、この大きな自然の中に、人が参加して、うまく馴染む実例となっているのです。

私たちの街や人に害があるから間伐をする、産業のために木を管理する、というような、自分のすぐそばからの視点だけでなく、この愛知の森のことを、森に関わる人や生物のことを大切にしたい。この森での時間を経て、自然と向き合う気持ちが深まっていきました。

今回「愛知の森のエール」で使用する森の素材は、ヒノキ。あの森の香りを、ビールとして飲むことを通じて、地元の皆さまに、愛知県の森の、人の、素敵なお話しを伝えていきたい。そんなことを考えながら、完成したヒノキのチップを、Y.MARKET BREWINGの皆さまへ託しました。

「木を使ったビールが造りたい」
そう思い、WOODEALER樋口さんにご相談し、森に足を運びました。
実際の森は、“めっちゃ森”。
生まれも育ちも名古屋の私にとって、これまで感じたことのない“愛知の自然”を五感で感じることができた機会でした。
森で感じた“あの時間”を皆さんにも感じていただきたい。森に関心を持つ方が、もっと増えたらすばらしい。そんな想いで、今回のクラフトビール『愛知の森のエール-ヒノキ-』を仕込ませていただきました。
まずは、ぜひ、飲んでみてください!そして、愛知の森に想いを馳せていただければ嬉しいです。

Y.MARKET BREWING 代表 山本康弘

  • 山本 康弘

    株式会社おかだや 代表取締役/株式会社ワイマーケット 代表取締役

    1974年、名古屋駅にほど近い柳橋中央卸売市場にある酒屋の長男として誕生。高校卒業後、家業である酒屋(㈱おかだや)を継承。
    酒屋を営む中で「クラフトビール」という商材に出会い、その味わいに感動。その感動を多くの方に味わっていただくために、販売をスタート。どうせだったら自分でも造ってみたい、そんな想いでビール製造も開始。お酒と食の楽しさをもっと多くの方々に感じていただくために、挑戦を続けています。
    趣味は出張。色々な土地を訪れ、いろいろな美味しいものを食べるのが好き。

    1974年、名古屋駅にほど近い柳橋中央卸売市場にある酒屋の長男として誕生。高校卒業後、家業である酒屋(㈱おかだや)を継承。
    酒屋を営む中で「クラフトビール」という商材に出会い、その味わいに感動。その感動を多くの方に味わっていただくために、販売をスタート。どうせだったら自分でも造ってみたい、そんな想いでビール製造も開始。お酒と食の楽しさをもっと多くの方々に感じていただくために、挑戦を続けています。
    趣味は出張。色々な土地を訪れ、いろいろな美味しいものを食べるのが好き。

10月1・2日に開催される、SOCIAL CASTLE MARKET 2022のFabCafe Nagoyaブースにて販売スタート!まだまだ暑いこの時期にぴったりの、香り高いクラフトビールで、乾杯しませんか?

Label illustration by FabCafe Nagoya(スエイシユミ)

愛知の森のエールヒノキ-

ミディアムボディーで琥珀色、ヒノキ由来のミンティーで清涼感あるアロマフレーバーがシムコーホップの柑橘や針葉樹のようなキャラクターと相俟って、新築の木造建築内で息をするような、、、まではいかないぐらいの、絶妙なヒノキ感が感じられる一杯に仕上がりました。
上品なヒノキの香りから、愛知の森、そして豊かな自然を感じてください。


  • Y.MARKET BREWING

    クラフトビールブルワリー

    2014年、愛知県名古屋市で醸造を開始した名古屋市内初のクラフトビールブルワリー。ブランド名の由来は、創業の地、柳橋(Y)中央卸売市場(MARKET)から。
    クラフトビールを初めて飲んだときに感じた、いままでに飲んだことのない味への驚きと感動、 飲みすすめるほどに感じる奥深さ、そして何よりビールの楽しさを、個性的で挑戦的なおいしいビールを通して、多くの人に感じていただきたいと考えています。 また、愛知県豊田市の耕作放棄地を活用した農園でのホップ栽培や自家製ホップを原料にしたビール造り、麦芽かすの飼料化による再利用など、地域や社会の課題に“楽しく”向き合う取り組みも進めています。

    2014年、愛知県名古屋市で醸造を開始した名古屋市内初のクラフトビールブルワリー。ブランド名の由来は、創業の地、柳橋(Y)中央卸売市場(MARKET)から。
    クラフトビールを初めて飲んだときに感じた、いままでに飲んだことのない味への驚きと感動、 飲みすすめるほどに感じる奥深さ、そして何よりビールの楽しさを、個性的で挑戦的なおいしいビールを通して、多くの人に感じていただきたいと考えています。 また、愛知県豊田市の耕作放棄地を活用した農園でのホップ栽培や自家製ホップを原料にしたビール造り、麦芽かすの飼料化による再利用など、地域や社会の課題に“楽しく”向き合う取り組みも進めています。

  • WOODEALER

    木を「使いたい」「提供したい」を繋げる「木」+「ディーラー」として
    森と人の距離を近づけ、豊田に住む人、森に関わる人の暮らしと心を豊かにすることを目指す。木材の利用により、人工林の手入れを促進し、健全で美しい豊田の森をつくりと、木材産業の発展と創出により地域経済を活性化させます。

    ウッディーラー 豊田が持続可能な社会の実現に貢献できること
    地域の森林資源と木材を利用した商品開発を軸に、「木を使いたい」と「木を届けたい」をつなげる活動をしています。その他には、イベント企画運営・体験ワークショップを地域の団体とともに取り組んでいます。森林資源活用の具体的な取り組みとして地域の森づくりへの参加が実感できる活動となっております。

    木を「使いたい」「提供したい」を繋げる「木」+「ディーラー」として
    森と人の距離を近づけ、豊田に住む人、森に関わる人の暮らしと心を豊かにすることを目指す。木材の利用により、人工林の手入れを促進し、健全で美しい豊田の森をつくりと、木材産業の発展と創出により地域経済を活性化させます。

    ウッディーラー 豊田が持続可能な社会の実現に貢献できること
    地域の森林資源と木材を利用した商品開発を軸に、「木を使いたい」と「木を届けたい」をつなげる活動をしています。その他には、イベント企画運営・体験ワークショップを地域の団体とともに取り組んでいます。森林資源活用の具体的な取り組みとして地域の森づくりへの参加が実感できる活動となっております。

  • FabCafe Nagoya

    ものづくりカフェ&クリエイティブコミュニティ

    デジタルファブリケーションマシンを常設した、グローバルに展開するカフェ&クリエイティブコミュニティ。

    カフェという共創空間でのオープンコラボレーションを通じて、東海エリアで活動するクリエイター、エンジニア、研究者、企業、自治体、教育機関のみなさまとともに、社会課題である「循環(サーキュラー)」を実現させるためのプロジェクトや、組織の課題を解決するプログラムなどを実施。

    店頭では、農場、生産者、品種や精製方法などの単位で一銘柄とした『シングルオリジン』などスペシャリティコーヒーをご提供。こだわり抜いたメニューをお楽しみいただけます。

    デジタルファブリケーションマシンを常設した、グローバルに展開するカフェ&クリエイティブコミュニティ。

    カフェという共創空間でのオープンコラボレーションを通じて、東海エリアで活動するクリエイター、エンジニア、研究者、企業、自治体、教育機関のみなさまとともに、社会課題である「循環(サーキュラー)」を実現させるためのプロジェクトや、組織の課題を解決するプログラムなどを実施。

    店頭では、農場、生産者、品種や精製方法などの単位で一銘柄とした『シングルオリジン』などスペシャリティコーヒーをご提供。こだわり抜いたメニューをお楽しみいただけます。

Author

  • 居石 有未

    FabCafe Nagoya プロデューサー

    名古屋造形大学大学院 修了。卒業後、大学の入試広報課にて4年勤務。2021年2月 FabCafe Nagoya 入社。

    年間50件以上のデザイン・芸術に関するレクチャーの開催や、年間10件以上のイベント企画運営、取材・広報業務などに携わってきた経験やこれまでの展示経験などを活かし、それぞれが心地よく”自己追求”できる環境づくりを心がけ、プロジェクトを実施する。

    好きな食べ物はいちご。

    名古屋造形大学大学院 修了。卒業後、大学の入試広報課にて4年勤務。2021年2月 FabCafe Nagoya 入社。

    年間50件以上のデザイン・芸術に関するレクチャーの開催や、年間10件以上のイベント企画運営、取材・広報業務などに携わってきた経験やこれまでの展示経験などを活かし、それぞれが心地よく”自己追求”できる環境づくりを心がけ、プロジェクトを実施する。

    好きな食べ物はいちご。

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