Event report

2023.10.29

Report : “次世代の心地よさ”を素材からデザインする – feat. 東レ Ultrasuede®(名古屋編)

普遍的“心地よさ”を起点に、人工物がリードする次世代の工業製品とは?

いつの時代も、人は、母親の温もりや赤ちゃんの無垢さを、その肌に感じてきたように、“触れること”で安心感や快適さを求める人の本能は、時を超えて存在します。ですが、その対象は、必ずしも自然物とは限りません。

東レ株式会社が、ジャパン・クオリティの最先端素材として技術革新を繰り返しながら進化させてきた高感度・高機能素材のUltrasuede®。触れるだけで、時の流れが止まったかのような落ち着きを与えてくれる、この人工皮革は、テクノロジーが可能にした“心地よさ”を、半世紀以上変わらず提供しているだけでなく、3Dプリンティングなどといった“サプライズ”を織り込みながら、人工物というオリジナリティを、日々、アップデートし続けています。

変わらないことと、変わること。安心するために、触れ、好奇心を満たすために、また、触れる。そうして得た“心地”を元に、次世代へ向けて、複雑な進路を歩みながら進化していく人工物の向かう先は…?触覚から生まれる体験価値について解像度を上げることで、新しい時代の“心地よさ”を問い直すべく、東京と名古屋で「触覚のスペシャリスト」×「デザイナー」のトークイベントを開催しました。(東京編のレポートはこちら

イベント概要

Talk Event “次世代の心地よさ”を素材からデザインする(名古屋編)

・日時 : 2023年9月15日(金) 16:00-18:00
・会場 : FabCafe Nagoya(愛知県名古屋市中区丸の内三丁目6-18 RAYARD Hisaya-Odori Park ZONE1)
・ゲスト(*五十音順) : 狩野 佑真 氏(NOU Inc.デザイナー)、田中 由浩 氏(名古屋工業大学 教授)
・共催 : 東レ株式会社、株式会社ロフトワーク、FabCafe Nagoya

▼ イベントページ
https://fabcafe.com/jp/events/nagoya/230915_talk-ultrasuede/

  • 狩野 佑真 | Yuma Kano

    Creative Director|Designer|Material Designer

    1988年栃木県生まれ。東京造形大学デザイン学科室内建築専攻卒業。アーティスト鈴木康広氏のアシスタントを経て2012年にデザイン事務所「STUDIO YUMAKANO」を設立。2023年「株式会社NOU」として法人化。ネジ1本からプロダクト・インテリア・マテリアルリサーチまで、実験的なアプローチとプロトタイピングを重視したプロセスを組み合わせて、様々な物事をデザインの対象として活動している。近年はミラノやパリをはじめとする欧州や日本国内の様々な場所で精力的に作品を発表している。主な受賞にグッドデザイン賞、M&O Rising Talents Award、German Design Awardなど。
    武蔵野美術大学 空間演出デザイン学科 特別講師(2019年-)
    武蔵野美術大学 建築学科 非常勤講師(2022年-)
    https://yumakano.com/
    (Photography: Shot by Hiroshi Wada)

    1988年栃木県生まれ。東京造形大学デザイン学科室内建築専攻卒業。アーティスト鈴木康広氏のアシスタントを経て2012年にデザイン事務所「STUDIO YUMAKANO」を設立。2023年「株式会社NOU」として法人化。ネジ1本からプロダクト・インテリア・マテリアルリサーチまで、実験的なアプローチとプロトタイピングを重視したプロセスを組み合わせて、様々な物事をデザインの対象として活動している。近年はミラノやパリをはじめとする欧州や日本国内の様々な場所で精力的に作品を発表している。主な受賞にグッドデザイン賞、M&O Rising Talents Award、German Design Awardなど。
    武蔵野美術大学 空間演出デザイン学科 特別講師(2019年-)
    武蔵野美術大学 建築学科 非常勤講師(2022年-)
    https://yumakano.com/
    (Photography: Shot by Hiroshi Wada)

ランドスケープを記憶し、アクションを促す新素材を開発

実験的アプローチで新素材を開発し、プロダクトから空間までをデザインする狩野さん。ランドスケープそのものを素材に記憶させたかのような手法で制作されたオリジナル作品の数々に、ユーザーは「触れて確かめたい」と自ずと心を動かされます。工業地帯で放置された鉄屑の錆が「美しい」と目に止まったことからスタートした「Rust Harvest」シリーズでは、無垢の鉄板を海水や雨水に晒したり、土に埋めることで錆を“育て”、錆の粒子をアクリルに転写して“収穫”することで、錆の表情をマテリアルとして“記憶する”ことを可能にしました。

2020年からは、小径木が多いなどの理由から建材利用されにくい飛騨の広葉樹を使った「ForestBank」シリーズを発表。枝や葉、木の実などを有機溶剤・VOCフリーの水性樹脂造形素材に埋め込むことで、森の多様性をデザインしています。自然の美しさに圧倒され、心を奪われる際の“感覚”をデザインに落とし込んだというこのシリーズでは、作品に触れた人が、実際に山や森へ足を運んだり、自然に思いを馳せたりすることのきっかけづくりとなれば…という狩野さんの願いが込められています。

  • 「Rust Harvest」

  • 「ForestBank」


  • 田中 由浩 | Yoshihiro Tanaka

    名古屋工業大学 大学院工学研究科 教授 / 稲盛科学研究機構(InaRIS)フェロー

    2001年東北大学工学部3年次に大学院に飛び入学、2006年東北大学大学院工学研究科博士課程修了。博士(工学)。同年より名古屋工業大学助手,特任助教などを経て,2015 年同准教授,2021年教授,現在に至る.これまでに JSTさきがけ研究者,ユトレヒト大学客員助教,藤田保健衛生大学医学部客員准教授などを兼任.2023年から稲盛科学研究機構フェロー。触覚の主観性と身体性に関心を持ち、触覚の知覚原理の解明、錯覚を活用した触感デザインや、触覚フィードバックによる感覚運動支援、触覚の共有を通した協調やコミュニケーションの研究開発に従事。主な受賞に、日本機械学会賞(論文),計測自動制御学会論文賞,日本化粧品技術者会最優秀論⽂賞,CEATEC JAPAN審査員特別賞など。IEEE Transactions on Haptics、Advanced RoboticsにおいてAssociate Editor等を務める.
    https://haptics.web.nitech.ac.jp/

    2001年東北大学工学部3年次に大学院に飛び入学、2006年東北大学大学院工学研究科博士課程修了。博士(工学)。同年より名古屋工業大学助手,特任助教などを経て,2015 年同准教授,2021年教授,現在に至る.これまでに JSTさきがけ研究者,ユトレヒト大学客員助教,藤田保健衛生大学医学部客員准教授などを兼任.2023年から稲盛科学研究機構フェロー。触覚の主観性と身体性に関心を持ち、触覚の知覚原理の解明、錯覚を活用した触感デザインや、触覚フィードバックによる感覚運動支援、触覚の共有を通した協調やコミュニケーションの研究開発に従事。主な受賞に、日本機械学会賞(論文),計測自動制御学会論文賞,日本化粧品技術者会最優秀論⽂賞,CEATEC JAPAN審査員特別賞など。IEEE Transactions on Haptics、Advanced RoboticsにおいてAssociate Editor等を務める.
    https://haptics.web.nitech.ac.jp/

身体条件に依存する「主観的触覚」の再現性を究め、社会実装する

名古屋⼯業⼤学 Haptics Lab(触覚学研究室)を主催する田中さん。触覚は、圧力や振動を捉える受容器により物理刺激を検知するメカニズムの一部は解明されているものの、個人の身体条件に依存する極めて解明困難な研究対象です。そのため田中さんは、触覚をあえて「主観的触覚」と表現し、その再現性を追究しています。基礎研究を応用した技術開発では、2018年に「触覚ネイルチップ」を発表。指先の触覚感度を変化させるネイルチップを装着することで、触覚の衰えを矯正したり、感覚過敏症状を緩和させる可能性を示しました。また、触覚をリアルタイムに再現しながら記録できる「ウェアラブル皮膚振動センサ」は、今後、義肢の触覚機能や、臨場感のある映像鑑賞体験をサポートするツールとしての応用が期待されています。大手自動車メーカーによるプロジェクトでは、プラスチック素材の表面にくぼみをつけることでレザーに触れたような錯覚を覚えることを利用した内装部品「ソフトフィールグレイン」の開発に携わるなど、触覚の可能性の幅広さを実社会に提案し続けています。

  • 「触覚ネイルチップ」

  • 「ウェアラブル皮膚振動センサ」

  • 「ソフトフィールグレイン」

次世代の“心地よさ”にTouchする素材

全長900kmの重さが1gにも満たない驚異的な細さの極細繊維の束と、高分子弾性体を立体的に絡み合わせることで1970年に誕生した新素材・Ultrasuede®。絶え間ない技術革新により、天然皮革スエードの風合いや手触りを再現しているだけでなく、軽さ、通気性、耐久性、吸音性などといった優れた機能を兼ね揃えています。そのような高い機能性、快適性を持ち合わせながら、幅広いテキスタイルデザインを可能にし、クリエイティビティに寄り添う素材として、ラグジュアリーカーの内装素材やアパレル素材など多様な用途で採用されています。2015年には、植物由来の再生資源を粗原料の一部に使用し、世界で初めて商業生産を開始。現在は約30%植物由来原料からなる製品も量産生産しており、2020年代後半には100%植物由来ポリエステルを使用したUltrasuede®の生産を目指しているほか、世界の著名美術大学へ素材提供を行うことで次世代のクリエイターを支援し、ヴィジョン(「素材の進化で社会をより豊かに、美しく」)を実践しています。2023年のコレクションテーマは「Touch」。サステナブルが実現する次世代の“心地よさ”や、日本の伝統的技術とテクノロジーが育んだ豊かな感触・質感の加工技術で素材の可能性を広げ、誰かの安らぎや特別な体験に寄り添う=Touchする素材を目指しています。
https://www.ultrasuede.jp/

展示会風景

トークセッション

製造業の集積地・東海エリアの各地から、ものづくりに携わる方々を中心に多くの参加者が集まって下さった今回。会場のFabCafe Nagoyaには人工皮革スエード・Ultrasuede®が展示され、参加者は、生地の上質さや、様々な二次加工が施せる安定性、そして、それにより生地の表情や触感が一変する豊かな表現力を、実際に触れてみることで確かめていました。トークイベントには、ゲストスピーカーの狩野 佑真さんと田中 由浩さんが登壇。東レ株式会社 ウルトラスエード事業部の西村 知洋さんと、ファシリテーターとしてFabCafe Nagoyaの居石 有未も同席し、セッションが始まりました。

▲ 右から、西村 知洋さん、狩野 佑真さん、田中 由浩さん、居石 有未

居石:田中さんが「主観的」と定義して研究されているように、触覚は人それぞれの感覚であるとも言える中で、普遍的な“心地よさ”って何なんだろうという疑問が湧いてきました。例えば、商業利用されるものは、みんなが心地いいと感じるものであると思うのですが、“心地よさ”の触覚メカニズムはどのくらい解明されているんでしょうか。

田中:詳しくはほとんどわかっていないのが現状です。ただ、私の経験やこれまでの研究からの考察では、例えば赤ちゃんの肌や、柔らかい布とかって、人が本能的に求める“心地よさ”だと思うんです。でも実はこれって、パッシブ(受動的)な刺激だと思っていて。相手に触っていると思っているけれど実は触れられている感覚から“心地よい”と感じているんだと思うんです。じゃあ、普遍的な“心地よさ”と個人的な好みのどこに違いがあるかというと…例えば、私が最近関わったプロジェクトで、車のハンドルについているスイッチの触り心地。これは好みが二分されるんです。しっとりするのが好きな人と、カチっとスポーティなのが好きな人がいる。そこはもっとアクティブ(能動的)な感覚なんですよね。本能的に求めることがある一方で、自分の経験からくる嗜好性が働いているという。

西村:我々が素材を開発する中でも手触りは大きな要素ですが、実は、科学的なアプローチだけではなく、「人の感覚」が非常に重要だと考えています。Ultrasuede®が誕生して50年以上の歴史がありますが、開発当初の人がUltrasuede®を触って“心地よい”と感じたのと、今の時代の我々が初めて触った時の驚きは、おそらく変わらないんじゃないかと思います。というのも、これまで何年と、初めてUltrasuede®に触れられた方々が、触り心地に驚いて表情を変える瞬間を目の当たりにした経験が私にはあるんです。それを見ながら、毎回、心の中でガッツポーズをしているんですが(笑)、時間軸で考えても普遍的な触感ってあるんじゃないかと思いました。

居石:そもそも、上質なスエードに心地よさを感じるというのは、どんな原理によるものなのでしょうか。

田中:起毛した微細なものの触り心地の原理についても、実はまだよくわかっていないんです。柔らかいものの触感は、力と接触面積がどれだけ広がったかが重要ですが、スエードくらいの微細な素材になると、高密度の繊維の細かい刺激もおそらく大事になって、それらの関係性を分析することがメカニズム解明のアプローチになると言えますが、それ以上については、まだまだ全然わかっていないんです。

居石:なるほど。Ultrasuede®って、一目見て触り心地が良さそうとわかるからこそ、触ってその触感を確かめたいと思う方が多いと思います。素材を起点にした体験の価値を考えるとき、実際に触ったときの感覚のよさはもちろん、「触わりたくなる」という感覚がいかに引き起こされるのかも重要になってくるのかもしれませんね。以前、狩野さんが「ForestBank」というご自身の作品(上記参照)について、「実際に触りたくなる」と反応するユーザーが多いと仰っていたことが印象的でした。今まで出会ったことのない、好奇心が刺激される素材だからなのでは…と思うんですが、狩野さんはどのように捉えていらっしゃいますか?

狩野:「ForestBank」は木をメインマテリアルに使っているので、おそらく、それを確かめたいんだと思うんです。木や木材って、物心が付いた頃から身近に存在している一方で、木という素材を再現する印刷技術なども進化してきている。街中で見かける木製品が、本物か偽物か、もはやわからないくらいの環境で生活していると、触れるというのはそれを確認したくなるような作業なのかもしれないですね。家具屋に入って、立派な無垢のテーブルの一枚板の天板があったら、必ず触ると思うんです。本物だと嬉しくなって、偽物だと少し残念になるなど、実際に確認することで受ける感情の振れ幅が大きい。「ForestBank」は、小さい枝の断面や、普段目にしないだろう一部分が露出しているので、知っている木だけど、未知なるものとして、つい触りたくなるのかな…。

田中:サンプルを触ってみましたが、一枚のボードに、テクスチャーが違う部分がたくさんあって、触覚からも森を連想させられました。

居石:今回、展示していただいたUltrasuede®は、シンプルな無地のものだけでなく、エンボス加工やパンチング加工の生地もあり、工業製品でありながら、改めて、表現の幅広さを感じさせられました。

西村:仰るようにUltrasuede®は工業製品ですので、あるスペックに対して一定のストライクゾーンを目指して製造されています。初めて触る人は、どこを触っても、いつ触っても同じ“心地よさ”を評価していただいていますが、実は、長く使っていただいくと、もう少し変化を求められることも当然あって。刺繍やパンチング、エンボス加工など、見た目の変化と触った時の感覚の変化を提案しています。Ultrasuede®が面白いのは、広い面積で見ると毛並みが100%同じ方向でなく、ランダムになっている部分があるところで、そこが素材の奥深さだと個人的に感じています。ちょっとしたランダムな毛並みを強調した加工ができないかと現場で話しています。

田中:人間って好奇心が旺盛で、人工物が工業によってできたことで、表現の幅がすごく広がりましたよね。“自然”ではできないものが表現でき、“人工”でないとできない体験が生まれている。人工物と普遍的な“心地よさ”を掛け合わせることによって、これまでにないものを求めていて、そこに可能性がある。普遍的なものとダイバーシティへの挑戦…みたいなものが、次世代の“心地よさ”を叶えることなのかな、と思います。「色」もそうじゃないですか。自然の中にある色が美しいから我々は花を鑑賞するわけですが、様々な色を人工的につくることができるようになり、人工物に転写して目の前に存在させることもできるので、新しい世界が広がっているんだと思うんです。触覚も、普遍的にいいものを起点に、そうなっていくのかな、と感じました。

狩野:いいものは、100年後も変わらないと思うんですよね。普遍的にいいものがあるから、いかにムラをつくっていくかとか…工業製品として、リスクを承知の上で、もっと、偶然性を取り入れてみるとか。今までは、マイナスな要素だった、ムラとか反りといった、均一ではない要素を取り入れていくと、何か新しい発見がありそうだなって思います。全部が不均一だと触り心地はよくないけれど、一部、触り心地が悪い箇所があると、心地いいという触感が再認識できる。そういう試みも面白いですよね。

居石:最後に、皆さんは今後、それぞれのお立場でどのような挑戦をしようとしているのか教えてください。

狩野:デザイナーって、形を美しく落とし込むデザイナーとか、色に特化したプロとか専門性があるんですが、僕の役割は、マイナスやネガティブに捉えられていることを、アイディアやデザインを通して、新しい価値に変えることだと思っています。僕の作品に触れた後、その人のマインドがいい方向に振れればいいな、と。「ForestBank」というマテリアルを見た時にキャンプ行きたくなることも正解だし、やっぱり無垢の一枚板の方がいいな、と自分の価値観を確かめたり、あるいは、枝の断面をふと観察するような心の変化でもいいと思っていて。その人のマインドが展開していけば、デザイナーの役割は果たせると思っています。

西村:サステナブルが社会のキーワードという中で、化学繊維がベースの素材は色々な課題に直面しています。ですが、当社としては、少しでも時代の要求に応えていくべく、植物由来の原料を使用したり、その比率を将来的に上げていく計画を立てています。触感の心地よさをそのままに、植物由来であるというストーリーをご理解いただくことができ、触れた時に心理的満足感とつながるような商品開発を進めていきたいと思っております。

田中:私は研究者なので、触覚のダイバーシティを追究したいです。人間の身体的経験を触覚を通じてどう増やすことができるのか。人工物と触覚で感じる“心地よさ”を組み合わせることで、これまでにない体験を得られるし、そうした体験が新しい発想を導きます。自然との繋がりだったり、ウェルビーイングな他者との関係性から地球との関係性まで、触覚を通じて広がっていくと、様々な可能性が広がるなと思っています。触覚から生まれる技術や体験などを体系化するためにも、まずは、リテラシーを高めることに貢献したいと思っています。

人の感覚を頼りに長年同じ手法でつくられているUltrasuede®。普遍的な“心地よさ”をもたらす、こうしたプロダクトを起点に、ものづくりは、今後、触れることで得られる新たな体験価値を人工的に織り込むことや、安心できるストーリーをその背景に纏わせることで、次世代をより豊かにしてくれる…。今回のトークイベントは、そんな少し先の未来が垣間見られるような有意義な時間となりました。

「“次世代の心地よさ”を素材からデザインする – feat. 東レ Ultrasuede®(東京編)」では、テクノロジーやストーリーによって拡張される“心地よさ”についてディスカッションしました。東京編のレポートは、こちらからご覧ください。

  • 居石 有未 / Yumi Sueishi

    FabCafe Nagoya プロデューサー・マーケティング

    名古屋造形大学大学院 修了。卒業後、大学の入試広報課にて勤務。2021年2月 FabCafe Nagoya 入社。
    美術館 学芸員インターンシップ、教育機関でのワークショップ・プログラム企画運営、取材・広報などの多岐にわたる業務で培ってきた柔軟性と経験を活かし、関わる人の創造力や表現力を活かせる環境づくりを行う。
    FabCafe Nagoyaでは、クリエイターと企業・団体が共創する『人材開発プログラム』や『アイデアソン』『ミートアップイベント』などを企画運営しながら、FabCafe Nagoyaという空間の面白さを、より知ってもらうタッチポイント設計や店頭サービス開発を、日々行なっている。
    好きな食べ物はいちご。ライフワークは作品制作。

    名古屋造形大学大学院 修了。卒業後、大学の入試広報課にて勤務。2021年2月 FabCafe Nagoya 入社。
    美術館 学芸員インターンシップ、教育機関でのワークショップ・プログラム企画運営、取材・広報などの多岐にわたる業務で培ってきた柔軟性と経験を活かし、関わる人の創造力や表現力を活かせる環境づくりを行う。
    FabCafe Nagoyaでは、クリエイターと企業・団体が共創する『人材開発プログラム』や『アイデアソン』『ミートアップイベント』などを企画運営しながら、FabCafe Nagoyaという空間の面白さを、より知ってもらうタッチポイント設計や店頭サービス開発を、日々行なっている。
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  • 木下 浩佑

    株式会社ロフトワーク, FabCafe Kyoto ブランドマネージャー

    京都府立大学福祉社会学部福祉社会学科卒業後、カフェ「neutron」およびアートギャラリー「neutron tokyo」のマネージャー職、廃校活用施設「IID 世田谷ものづくり学校」の企画職を経て、2015年ロフトワーク入社。素材を起点にものづくり企業の共創とイノベーションを支援する「MTRL(マテリアル)」と、テクノロジーとクリエイションをキーワードにクリエイター・研究者・企業など多様な人々が集うコミュニティハブ「FabCafe Kyoto」に立ち上げから参画。ワークショップ運営やトークのモデレーション、展示企画のプロデュースなどを通じて「化学反応が起きる場づくり」「異分野の物事を接続させるコンテクスト設計」を実践中。社会福祉士。2023年、京都精華大学メディア表現学部 非常勤講師に就任。
    https://loftwork.com/jp/people/kousuke_kinoshita

    京都府立大学福祉社会学部福祉社会学科卒業後、カフェ「neutron」およびアートギャラリー「neutron tokyo」のマネージャー職、廃校活用施設「IID 世田谷ものづくり学校」の企画職を経て、2015年ロフトワーク入社。素材を起点にものづくり企業の共創とイノベーションを支援する「MTRL(マテリアル)」と、テクノロジーとクリエイションをキーワードにクリエイター・研究者・企業など多様な人々が集うコミュニティハブ「FabCafe Kyoto」に立ち上げから参画。ワークショップ運営やトークのモデレーション、展示企画のプロデュースなどを通じて「化学反応が起きる場づくり」「異分野の物事を接続させるコンテクスト設計」を実践中。社会福祉士。2023年、京都精華大学メディア表現学部 非常勤講師に就任。
    https://loftwork.com/jp/people/kousuke_kinoshita

Author

  • 東 芽以子 / Meiko Higashi

    FabCafe Nagoya PR

    新潟県出身、北海道育ち。仙台と名古屋のテレビ局でニュース番組の報道記者として働く。司法、行政、経済など幅広い分野で、取材、撮影、編集、リポートを担い、情報を「正しく」「迅速に」伝える技術を磨く。

    「美しい宇宙」という言葉から名付けた愛娘を教育する中で、環境問題に自ら一歩踏み出す必要性を感じ、FabCafeNagoyaにジョイン。「本質的×クリエイティブ」をテーマに、情報をローカライズして正しく言語化することの付加価値を追求していく。

    趣味はキャンプ、メディテーション、ボーダーコリーとの戯れ。



    新潟県出身、北海道育ち。仙台と名古屋のテレビ局でニュース番組の報道記者として働く。司法、行政、経済など幅広い分野で、取材、撮影、編集、リポートを担い、情報を「正しく」「迅速に」伝える技術を磨く。

    「美しい宇宙」という言葉から名付けた愛娘を教育する中で、環境問題に自ら一歩踏み出す必要性を感じ、FabCafeNagoyaにジョイン。「本質的×クリエイティブ」をテーマに、情報をローカライズして正しく言語化することの付加価値を追求していく。

    趣味はキャンプ、メディテーション、ボーダーコリーとの戯れ。



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