Event report
2017.1.21
FabCafe編集部
私たちが、毎日のようにメールやメッセージアプリ、SNSで使っているスタンプ。個性を求めて、スタンプストアを長時間眺めている方も大勢いるのではないでしょうか?(私もその1人ですが……)
いっそ、自分で作るのも手なのか…?それは難しそうだけど、人と同じなんてイヤだ!
そんな悩めるスタンプ難民の方々へ贈るのが今回のイベント!
Fusion360学生アンバサダー企画による、モデリングの基本を学んで、自分なりのスタンプがデザインできるようになろう、というイベントを開催しました。イベント当日の内容をFusion360学生アンバサダー神奈川大学チームの辻が、その様子をレポートしましたので御覧ください!
受付開始。柳瀬さんが、素敵な笑顔で迎えてくれます!
イベントには、大人から大学生まで、Fusio360がはじめてだという方を中心に20名が集まってくださいました。
参加者の方には、櫻井さんが夜鍋して作ったミニガイドブックが配布されました。
イベントスタート!Fusion360のスゴイところを岩見さんが解説。学生であれば3年、個人利用は無料であることに会場のみなさんも驚いていました。これだけの機能の備わった3DCADが無料で使えるんです!また岩見さん自身が実際に使って感じたコト、ユーザー目線での魅力もたっぷりと伝えてくれました!
続いて私、辻の出番です。
Fusion360の基本的な使い方な使い方を、カメラのモデリングを通して伝えました。
参加者の方同士が会話を交えながらモデリングを楽しんでいます。
基本編のひとつひとつが後半のオリジナルスタンプのモデリングへとつながっていくような内容を考えました。
休憩を挟んで後半戦は、櫻井さんにバトンチェンジ!この日のプレゼンテーションの為に何度も練習しました。それでは当日の資料とともに振り返ってみましょう!
ここからは、プッシュとプルのジェスチャを使用して、ボディから複雑なフリーフォーム形状を作成するスカルプトモードに切り替えモデリングをしていきます。今回はお正月にちなんで、だるまを題材にして、みなさんで自由なだるまスタンプをデザインしていただきます。それでは一緒にモデリングを体験してみましょう!
最初に球が一つ現れました!だるまのボディとなる部分のようですね。スカルプトモードでは基本的な形から、押したり引っ張ったりするポリゴンモデリングを駆使して作成していきます。
次にだるまの顔の部分の面を選択してへこませていきます。押したりひっぱたりといった感覚的にモデリングしていきます。
続いて、スプラインや線分といったスケッチツールを使ってオリジナルの顔・お腹の模様を描いていきます。FUsion360はスケッチツールも充実しているので思い通りの絵を描くことが出来ます!
先程描いた顔のスケッチをだるまのボディの中心に移動ささせ、押し出していきます。前半の基本講習がここで効いてきますね!
顔と模様が出来上がりました!とってもキュート!笑っているだるまから、怒っているだるままでオリジナリティ溢れる表情に沢山出会いました。表情を見ていると、どんなときに使うのだろうかと想像してしましますね!
最後に、レンダリングモードに切り替え着色をしていくとだるまの完成です!素材も木材から金属まで選べるので異素材の組み合わせも楽しめますね!
櫻井さんの司会は大学の先輩である矢内くんがしっかりとサポート!手が止まっている人がいないかをみんなで探してフォローしあいました。
こうして、みなさんで自分なりのだるまがデザインできたら、データを転送し、スタンプシミュレーターを使って実際にスタンプとして使われたときの様子を鑑賞しました。
今回はシミュレータでの上映でしたが、ここで学んだ技術を活用して、実際にクリエイターとしてスタンプを実際に申請してしまうことだって可能かもしれません。
そして最後に記念写真をパシャリ!Fusion360のFポーズも頂きました!
イベントを終えて….
設計、シミュレーションなど本来の3DCADの使用用途ではなくスタンプをつくる為のツールとして捉え、3DCADが初めての方にもモデリングやレンダリングといった機能を活用してもらうということにフォーカスした今回のイベント。今回のイベントをきかっかけにスタンプクリエーターを目指す方もいるかもしれません。このようにFusion360は様々なことに挑戦する入り口となる可能性をもっていると思います。その入り口を見つけ出すのは、一体誰なのでしょうか?今後もFusion360から目が離せませんね!
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