Event report
2016.4.4
FabCafe編集部
こんにちは!FabCafeのカナオカです。3月22日、マイクロソフトの最新タブレットPC「Surface Pro 4」を使ってオリジナルスタンプを作るワークショップを開催しました。
会場は4月1日にグランドオープンしたFabCafe MTRL
Surfaceをテーマにしたワークショップは2回目。1回目はアドビの写真編集ソフトウェア「Lightroom」を使って写真編集をテーマにしたワークショップでした。
今回はデータだけでなく、レーザーカッターを利用してデザインしたスタンプの出力にもチャレンジしました。
使用するソフトはアドビのグラフィックデザインソフトウェア「Illustrator」です。Illustratorとはグラフィックデザイン分野でスタンダードとして使用されているソフトウェア。その強力なデザイン機能とパスツールで、データを作ります。
今回も会場は満員。
講師はWebデザイナーの黒野明子さん。
Illustratorの基本的な機能を組み合わせてゆき、スタンプの版面のデザインをします。
スタンプの版面サイズの長方形を描き、その中にまずは基本的な図形を組み合わせてデザイン。シンプルな図形でも、繰り返すことで結構簡単にデザインできちゃいます。
今回使用するスタンプキットはコレ。1枚の板をレーザーカットして作られた、組み合わせ式のスタンプキットです。
版面も付け替え式でとても作り込まれた設計です。
手で描いたストロークがそのままデジタルデータ化されるのはタブレットPCの特権。
デザインデータが完成したら、もう2ステップ。まずは、スタンプなので左右を鏡像反転。スタンプの凸凹を考えてデータを反転して、スタンプを押した時にデザインが正しく印字できるようにします。
それができたら最後のステップ。デザインデータをレーザーカッター用のデータに変換します。
実はレーザーカッターで加工するためのデータには様々な決まりごとがあります。
「切断」または「彫刻」の2つの加工ができるレーザーカッター。前者は文字通り材料をカット。後者は材料の途中までを削って、様々なデザインを浮かび上がらせることができます。この2つの加工を組み合わせてスタンプ版面のサイズにカットして、デザインを削ります。
データが完成した人からFabCafeで順次レーザーカット。今回は40mm x 30mm の版面が2~3分で加工できました。
FabCafeのレーザーカッター、trotecのSpeedy 360 まだ日本に1台しかない最新マシンです。
最後は作ったスタンプをみんなでスタンプして完成!データの作り方からものづくりまで、あっという間の2時間でした!
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FabCafe PRチームを中心に作成した記事です。
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