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2016.4.2
FabCafe Kyoto編集部
- CNCフライス「KitMill Qt100」のご利用ガイドです。ご予約の前にご確認ください。
ご利用に関する注意事項
1. 最大加工可能サイズは150mm x 100mmです。
2. 素材は厚さ42mm以下のものであれば加工可能です。
3. 対応素材は、ワックス、プラスチック、MDF、木材等です。
4. CNCご利用時のデータ(NCデータ)の作成はご自身でお願いいたします。データ作成の代行や、CAD・CAMソフトウェアの貸出しは行っておりません。
5. 機器操作は、店頭にてマニュアルを参照のうえ、ご自身にてお願いいたします。
Step1 : データ作成について
3Dデータの作成、およびCAMのツールパス作成は、Fusion 360の使用を推奨しております。Fusion 360はAutodesk社が開発する3Dモデリングソフトで、CNCフライス使用時のツールパス(切削の順序・回転速度などを設定する機能)のシミュレーションが可能です。
※初めてご利用の方は、必ずAutodesk社監修のCNCフライスやアプリケーションのチュートリアルをご覧のうえ、ご来館ください。データ作成方法のチュートリアル等、アプリケーションに関する詳細は、こちらのページよりご確認ください。
Step2 : エンドミルの設定について
弊施設のCNCフライスには、あらかじめ付属のエンドミルがございます。ご利用の際はFusion 360のCAMの管理タブメニュー内「工具ライブラリ」へ、MTRL KYOTOのエンドミルの設定をこちらからダウンロードし、インポートしてご利用ください。お手持ちのエンドミルをご利用の際も、あらかじめ工具ライブラリに追加の上ご来館ください。(*参考 : Fusion360フォーラム記事「Fusion 360でCAMツールライブラリをインポートする方法」)
Step3 : ツールパスの設定について
ツールパスの設定内「パスタブ」にて、「複数深さ」にチェックを入れ、最大粗取り切込みピッチの値を「0.5mm」に設定してください。この設定を行うことで、ミルが安全に素材を削ることができます。設定を誤ると、ミルの破損や、機器の故障の原因となりますので、ご注意ください。
ツールパスの作成が完了したら、加工シミュレーションを行い、不具合がないかご確認ください。問題がなければ、アクションメニューから「ポスト処理」を選択し、下図の通り設定の上実行してください。※ポストコンフィグでは必ず「”eding.cps – Generic Eding CNC/USBCNC」を選択し、保存先を選択して実行してください。
以上で設定は完了です。
*ツールパスの設定とNCデータの作成方法については、オリジナルマインドのWEBサイト内にもガイドが掲載されています。あわせてご覧ください。
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