Column
2022.6.28
野邊たまき
ダンサー、バリスタ、ロースター
FabCafe Tokyoでは世界中の色々なコーヒー豆を、様々なロースターさんたちを通じて定期的にご用意しています。
一杯のコーヒーの背景に広がる様々な物語を皆様にお届けします!
このブログを通してFabCafe Tokyoのコーヒーに興味が湧いたり、コーヒーが好きになってくれたら幸いです。
皆さんのFabCafeでのコーヒーライフがもっと素敵な時間になりますように!
KENYA KAKAMEGA ANAEROBIC NATURAL
ケニア イスルエステート アナエロビックナチュラル
「変幻自在なケニアコーヒー」
FabCafeのバリスタのたまきです!
5月からFabCafe Tokyoで取り扱う「KENYA(ケニア)」についてご紹介します。
ケニアコーヒーは全体的に風味が豊かで、ジューシーで明るい果実味が特徴です。
コーヒーを語るには欠かせない存在と言っても、過言ではないでしょう。
また焙煎度合いによって味わいが大きく変わるという特徴も持ち合わせています。
浅煎りでは、トマトのようなジューシーで明るい果実味。
深煎りでは、ベリーのような果実味、ワインのような厚みが出てきます。
【ケニアのコーヒー生産地域】
ケニアのコーヒーのほとんどは、標高1400〜2000mmで、気温は摂氏15〜24度で、水はけのよい赤い火山性土壌で育ちます。平均年間降水量は900〜1,200mmの範囲です。
中央地域はケニアの全コーヒーの約60%を生産しており、主な栽培地域はニエリ、キアンブ、キリンヤガ、ムランガ、ティカです。また、ケニア山(標高5199m)とアバーディア山脈(標高3720m)の斜面に大小の農場が広がる、国の伝統的なコーヒー生産地域でもあります。
一般的に、中央地域には肥沃な火山性土壌があり、ケニアで最高品質のアラビカコーヒーを生み出すのにちょうどいい量の日光と降雨があります。この地域は、園芸、お茶、酪農にも適しています。
【ケニアの精製方法】
ケニアでは水洗式(ウォッシュド)が主流で、「ケニア式(ダブルウォッシュド)」と呼ばれる伝統的な精製方法が主流となっています。
今回FabCafeで取り扱うケニアは「アナエロビックナチュラル」という特別な方法で精製されています。
近年出てきた精製方法で、味わいに大きく影響すると言われています。
※アナエロビックナチュラルとは?
樽に漬け込み、酸素が入らないよう密閉し、酸素に触れずに活動できる微生物の活動で発酵させる精製方法
もっと詳しく知りたい方は、ぜひ調べてみてください!
KENYA Kakamga Anaerobic Natural
FabCafe Tokyo バリスタ
野邊たまき
生産地 | KENYA KAKAMEGA ケニア カカメガ |
生産者 | ISULU ESTATE |
標高 | – 2,500m |
精製方法 | ANAEROBIC NATURAL |
品種 | SL28, SL38, Ruiru11 |
焙煎 | Cafe Fujinuma |
オレンジのようなジューシーさ、カカオのようなほろ苦さが口の中に広がります。 また、ブラックペッパーのようなスパイシーさも感じました。ウイスキーのような芳醇な香りが後に続きます。 アナエロビックという精製方法ならではの複雑で豊かな味わいを楽しんでいただけます。 |
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CAFE FUJINUMA
CAFE FUJINUMAは栃木県のJR小山西口から徒歩3分、メインストリートである「祇園城通り」沿いに2013年7月13日にオープンしたコーヒースタンドです。
日々 美味しいコーヒーを求め研鑽を重ねるとともに、栃木の新しいコーヒー文化の発信地となれるよう皆様と一緒に楽しみながら成長したいと考えています。
「こだわり」のオープンカウンターではスタッフとお客様だけでなく、隣に座った見ず知らずのお客様同士が他愛もない会話を楽しみ、様々なドラマが生まれることもしばしばです。ニューカルチャーを発信・交信する、そんな場を担う存在になれたら良いと願って営業しています。
店主の やりたいこと・好きなこと が詰まっている空間。
自分が本当にやりたくて、好きなものだから、真摯に向き合って創造し、提供できる。それらを形にした場所、それが Cafe FUJINUMA です。
一人黙々と読書をする、友人と旅行の計画を立てる、カウンターでおしゃべりをする…。
この空間の使用目的の決まりはありません。ぜひ、この空間であなたにとって大切なスローライフをお過ごしください。
URL : http://cafefujinuma.com/
CAFE FUJINUMAは栃木県のJR小山西口から徒歩3分、メインストリートである「祇園城通り」沿いに2013年7月13日にオープンしたコーヒースタンドです。
日々 美味しいコーヒーを求め研鑽を重ねるとともに、栃木の新しいコーヒー文化の発信地となれるよう皆様と一緒に楽しみながら成長したいと考えています。
「こだわり」のオープンカウンターではスタッフとお客様だけでなく、隣に座った見ず知らずのお客様同士が他愛もない会話を楽しみ、様々なドラマが生まれることもしばしばです。ニューカルチャーを発信・交信する、そんな場を担う存在になれたら良いと願って営業しています。
店主の やりたいこと・好きなこと が詰まっている空間。
自分が本当にやりたくて、好きなものだから、真摯に向き合って創造し、提供できる。それらを形にした場所、それが Cafe FUJINUMA です。
一人黙々と読書をする、友人と旅行の計画を立てる、カウンターでおしゃべりをする…。
この空間の使用目的の決まりはありません。ぜひ、この空間であなたにとって大切なスローライフをお過ごしください。
URL : http://cafefujinuma.com/
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野邊たまき
ダンサー、バリスタ、ロースター
2019年、オーストラリア留学がきっかけでコーヒーの虜に。
メルボルンにあるShortstop Coffee&Donutsでバリスタを務め、帰国後も某ロースターにて修行したのち、2021年にLILCRIBCOFFEE(@lilcribcoffee)を開業。 現在はpopupを中心に”人の繋がりを珈琲を通じてカタチにする”をテーマに活動している。 ダンス歴は13年で大会優勝経験も多数、講師としても活躍中。2019年、オーストラリア留学がきっかけでコーヒーの虜に。
メルボルンにあるShortstop Coffee&Donutsでバリスタを務め、帰国後も某ロースターにて修行したのち、2021年にLILCRIBCOFFEE(@lilcribcoffee)を開業。 現在はpopupを中心に”人の繋がりを珈琲を通じてカタチにする”をテーマに活動している。 ダンス歴は13年で大会優勝経験も多数、講師としても活躍中。