Column
2023.8.7
日産自動車と、株式会社ロフトワークは、人々の生活を豊かにするアイデアを募る公募「身近な発明チャレンジ(応募期間:2023年7月19日(水)〜10月2日(月))」をスタートしました。
「寄せ集めて自分で繕う」を意味する「Bricolage*」(ブリコラージュ)をテーマに、自分なりの着眼点を活かして、見た人に「その手があったか!」と思わせるような、ワクワクするアイデアを募集します。
「豊かさ」の定義が多様化している現代において、私たち人間の“ものづくり”は、常に進化しています。新しい価値は、最先端の技術によるものだけではなく、既に存在している技術を組み合わせたり、アイデアや発想を転換することで生み出されると考えています。そのため本アワードでは、技術、モノ、アイデアを組み合わせ、価値を最大化するイノベーションの方法を探究します。
本公募は、最も優れた作品やプロジェクトを表彰するのではなく、「手の届く未来」に向けた、「手の届く技術」によるアイデアの発掘を目的としています。また、アイデアを競うアワードに止まらず、集まった作品群がインスピレーションの詰まった一つの集合体(コレクティブ)となることを目指しています。
プロダクト、グラフィック、写真や動画、WEBサイト、サービスデザインなどジャンルを問わず様々なアイデアをお待ちしています。
*Bricolage(ブリコラージュ):1960年代、フランスの文化人類学者であるクロード・レヴィ=ストロースが著書『野生の思考』のなかで提唱した概念である。「寄せ集めて自分でつくる」「ものを自分で修繕する」「器用仕事」とも訳される。
日産自動車は、豊かな社会の実現を目指し、技術の力で様々な価値を生み出してきました。よりよい社会のために思考をめぐらせ生活の可能性を広げるアイデアには価値があると信じています。2023年、日産自動車はこれまでの常識にとらわれず、日産と次世代の共創によって、より良い未来の創造のために挑戦し続けていきたいと考えています。
この挑戦の一つとして「身近な発明チャレンジ」では、「Bricolage」をテーマにアイデアを募集します。世界中からクリエイティブを募り、アイデアを広くシェアすることで生活が豊かになる、ワクワクするアイデアを集めオープンイノベーションの場となることを目指しています。一人ひとりの声を大切に、アイデアを共有することが豊かな暮らしに繋がると捉え、共に創る新しい未来への一歩として、これからの社会に貢献していくことを目指します。
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KLEIN DYTHAM ARCHITECTURE
建築家ユニット・デザインオフィス、PechaKucha Night創設者
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Kyle Li
パーソンズ美術大学 MFAデザイン&テクノロジー・プログラム・ディレクター
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戸沼 君香
「IDEAS FOR GOOD」編集長
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上田 哲郎
日産総合研究所 モビリティ&AI研究所エキスパートリーダー
募集期間
2023年7月19日(水) 12:00(日本時間正午)〜10月2日(月)12:00(日本時間正午)
※審査期間:2023年10月中旬
※結果発表:2023年10月末
募集要項
グラフィック、写真や動画、WEBサイトなど形式は問いません。 どのようなジャンルの応募も受け付けます。既に公開済みの作品も応募可能です。
応募資格
年齢・性別・国籍不問/ 社会人、学生不問/個人・企業・団体・グループ可
応募費用
無料
応募方法
本公募は、下記2通りから応募方法を選択いただけます。
① AWRD(https://awrd.com)を活用した応募
② Instagramを活用した応募
詳しくは公式ページ(https://awrd.com/award/cdc2023)の応募要項をご確認ください。
本公募では、最も優れたプロジェクトを表彰するのではなく、手の届く未来に向けた、手の届く技術によるアイデアの発掘を目的としています。作品の審査にあたっては以下の審査のポイントと、審査員の専門分野による独自の視点を評価の軸とします。
誰もが知っている技術にも、まだ誰も思いついていないアイデアが眠っているはず。「その手があったか !」と思わせるようなアイデアをお寄せください。
常に前を向き、より良い未来を拓く為の新しいチャレンジングな発想を評価します。
Bricolageの概念に基づき、いくつかの技術や素材の組み合わせにより新しい価値を提案しているかを評価します。
使用者や届けたい相手のことを想いやり、考え抜くことで、生活に寄り添った、暮らしを豊かにするアイデアとなっているかを評価します。
身近にあるモノやコトを上手に使い、明日にでも始められるような等身大のプロジェクトを評価します。
総合賞、次世代賞、みんなが選んだ賞の3種類の賞を選定します。
※受賞作品数は変更の可能性があります。
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総合部門(4点)
– 副賞(各3万円)+記念品
– キュレーターからのコメント
– 各SNSで作品をシェア -
次世代部門(4点)
– 副賞(各3万円)+記念品
– キュレーターからのコメント
– 各SNSで作品をシェア -
みんなが選んだ部門(数点)
– 記念品
– 各SNSで作品をシェア
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FabCafe編集部
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