Column
2020.1.17
伊藤 優子
FabCafe Hida/Hidakuma 森のコミュニケーター
こんにちは。宿泊担当の優子です。
昨年も学生さんの合宿や家族旅行など国内外から、沢山の方がFabCafe Hidaに来られ、ご宿泊いただきました。写真を見返すと様々な目的で、様々な人が、FabCafe Hidaを利用してくれたことに改めて気づきます。
ご紹介するのは、ごく一部ですが、お帰りの際に撮影させてもらった記念写真で滞在されたみなさんを一挙ご紹介します。
初めての木工体験プラン(Airbnb)で滞在してくれたお客様
海外からは、アメリカ、シンガポール、イギリス、香港、ノルウェー、中国、ドイツなど国際色豊かに様々な国の方々にFabCafe Hidaをご利用いただきました。また、一昨年よりも日本人のお客様が多く利用してくれたことも嬉しかったです。
Airbnbからの予約では、木工体験プラン付きでのご滞在となり、作ったお箸や升がお土産にもなるのでとても喜ばれます。
夏休みを利用してお子様と一緒に家族旅行の滞在先としてご利用いただきました。家族水入らずで飛騨でのんびりと楽しい時間を過ごされていました。
eumoアカデミーの方が、ファミリーで来てくださいました。お子さんも頑張って広葉樹箸作り体験をしたり、私たちスタッフにとても懐いてくれ、楽しい時間を一緒に過ごさせていただきました。
FabCafe Hidaでのイベント「カフェトレッキング」のカメラマンとして以前滞在してくれた、ハッシー。ご友人と一緒に夏休みの旅行で滞在してくれました。お客様との再会は私たちに本当に嬉しいです。
中国からの仲のいい親子のお客様。2泊され白川郷などの観光をメインに楽しまれていました。
ドイツでお医者さんをされているお客様。体験プランの箸づくりでは、紙やすりの工程でこだわって楽しんで作業されていたのが印象的でした。
中国からのお客様は、飲食店を経営させれいるそうです。日本語もお上手で、数日滞在された中で、古川の飲食店のオーナーととても仲良くなり、古川祭りにもぜひ来てみたいとすっかり古川に魅了されたご様子でした。
世界中のFabスペースを旅して回っているという、イギリスから来たお客様。FabCafe Tokyoのスタッフからの紹介で飛騨に来てくれました。ご自身で作った荷車を私たちにプレゼンしてくれました。
アメリカから来られたご夫婦。母国にFabCafeがない為、アメリカにも作れないか?と、スタッフに熱心に質問をしたり隅々まで見学されました。ラーメンが好きだということで、古川のラーメンが食べられるお店を何軒かご紹介。とってもフレンドリーでした。
ご夫婦で滞在されたお客様は、奥様がお子さんが生まれる前の記念にと、ご夫婦で一緒にものづくり体験を楽しんでくれました。
ヒダクマ合宿、視察、
デザイナーズ・イン・レジデンスなどのお客様
以前、Airbnb経由でご宿泊ただいた富山県で海外のクリエイターと職人さんを繋げる活動をしている、TAKETOMBOのMikkiさん。アメリカのRISD大学でインダストリアルデザインを教えるAYAKO先生と一緒に学生のための合宿の下見で数日間滞在されました。
パタゴニア吉祥寺店のみなさん。ヒダクマがパタゴニアのプロビジョンズの製品をディレクションしており、その製品ができた背景を学ぶツアーを実施しました。西野製材所や、カッティングボードの加工をしている野中木工所さんにも訪問。その時のレポートは、こちら
カナダのマニトバ大学の建築学科のKim先生のデザイナーズ・イン・レジデンス。ファミリーで滞在されました。古川の町を大変気に入られ、延泊してのんびりと過ごされました。ちょうどこの時期に、ヒダクマにインターンシップに来ていたドイツのフライブルク大学で林業を学ぶ山崎瑛二くんもご一緒させていただきました。その時のレポートは、こちら
ヒダクマとの共同プロジェクトのために来飛された、ツバメアーキテクツのメンバー。ヒダクマの松本のアテンドで、森にも入りました。
2月に、森と共に暮らす方法をみんなで学ぶ勉強会「森のレッスン」で『森と人をつなぐ仕事~木材コーディネーターがつくる木の新しい流通と場』を開催した際に、ゲストとして飛騨に来てくださった木材コーディネーターの鈴木直子さんも宿泊してくれました。木のことを知るため、車に乗って日本全国の林業地を訪ねてきた鈴木さん。その距離なんと地球10周分だそう。イベントでは鈴木さんの情熱を感じる森と人をつなぐ活動と想いについてお話をうかがいました。
飛騨合宿を目的に滞在された主な企業/自治体
視察で来てくれた東京・森と市庭のお二人。
株式会社eumoのみなさんは、お仕事で何度も飛騨に来られ滞在してくださいました。
6月に行った『杉のDIYデザイン展 in 飛騨』に、来てくれた木工職人の賀来さんが、吉野杉関係者のみなさん連れて合宿をしてくれました。
企業研修のため社員総出で来てくれた株式会社Sweets Investment 空き家買取専科のみなさん。
いきものco.のメンバー。夜もヒダクマスタッフと古川の飲食店で一緒にご飯をたべたり楽しく交流させていただきました。
森林や、建築を学ぶ学生さんの合宿。
ノルウェー生命科学大学大学院環境科学・自然資源管理学専攻で林業を学ぶ学生たち。日本各地の森林、林業やそれに根付いた文化を学ぶスタディ・トリップで、飛騨に来てくれました。その時のレポートは、こちら
イギリスのウェリントン・カレッジに通う学生たち。飛騨の高校生との交流をしたり、地域の文化に触れました。合宿後、4月の古川祭りも堪能されました。
毎年ヒダクマで合宿を実施してくれているNYバッファロー校のNick先生と学生のみなさん。1週間の滞在ですっかり飛騨に馴染み、古川の人との交流がとても温かいと、この町をとても気に入ってくださいました。その時のレポートは、こちら
総合学園ヒューマンアカデミーのみなさんは、2年連続でお越しいただいています。インテリアとグラフィックを専攻している学生さんと平野先生。
交流が刺激になるFabCafeやロフトワークの仲間の来飛。
ヒダクマの合宿のディレクションや製作ディレクションなどで、大変お世話になっているFabCafe Tokyoの金岡さん。プライベートでも滞在してくれました。
静岡県の鈴与株式会社のオフィスリニューアルプロジェクトで、共同制作に挑んだ建築家の後藤さんとロフトワークlayoutチームの高橋さんは、2019年一番最初のお客様でした。
イベント参加を目的に、旦那様と滞在してくれた元FabCafe Tokyoスタッフの駒ちゃん。FabCafe Hidaとの共同でワークショップをしたりと、昨年も大変お世話になったスタッフのひとりです。
以前FabCafe Tokyoのみなさんと滞在してくれた元FabCafe Tokyoスタッフの加藤ちゃんは、「カヌレが恋しくて来ちゃいました」と、一人旅で帰ってきてくれました。
台風とともにやってきたのは、ロフトワーク台湾の悠子さん。レンタカーで飛騨を満喫しました。
ロフトワーク京都から、ヒダクマのメンバーと交流を深めるために数日間滞在してくださった小島さん(愛称:ハモさん) 。
みなさん、ありがとうございました。
2020年も、どうぞよろしくお願いします。
さて、2020年は、どんなお客様とのご縁があるのか今からワクワクします。
お客様にとってのワクワクした気持ちを実感していただけるようなアクティビティ。
そして自分の家のように寛げる清潔でゆとりと安心感のある空間をご提供できるよう、
より一層、真心込めて努めていきます。
どうぞ今年もよろしくお願いします。
みなさんのお越しをスタッフ一同心よりお待ちしております。
FabCafe Hidaで滞在しませんか?
FabCafe Hidaは、誰でも気軽に木工やデジタルものづくりを体験できるカフェと木工房、森歩きができる体験型宿泊施設です。FabCafe Hidaに滞在してみませんか?
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伊藤 優子
FabCafe Hida/Hidakuma 森のコミュニケーター
1986年生まれ。東濃ヒノキの産地・加子母出身。インテリア科の高校・専門学校卒業後、下呂温泉の仲居として9年間働く。2017年にFabCafe Hidaにジョインし、飛騨のまちで永く愛されるお店づくりをモットーに、cafeでのメニュー開発やイベント企画運営・宿泊を担当。定番メニューのカヌレなどを考案。地元の針葉樹の森と飛騨の広葉樹の森を繋げる架け橋になるのが夢。朝が好き。
1986年生まれ。東濃ヒノキの産地・加子母出身。インテリア科の高校・専門学校卒業後、下呂温泉の仲居として9年間働く。2017年にFabCafe Hidaにジョインし、飛騨のまちで永く愛されるお店づくりをモットーに、cafeでのメニュー開発やイベント企画運営・宿泊を担当。定番メニューのカヌレなどを考案。地元の針葉樹の森と飛騨の広葉樹の森を繋げる架け橋になるのが夢。朝が好き。