News & Releases
2026.3.31
斎藤 健太郎 / Kentaro Saito
FabCafe Nagoyaプログラム・マネジャー、サービス開発 / 東山動物園くらぶ 理事 / Prime numbers syndicate Fiction implementor
みなさんおはようございます。
FabCafe Nagoya、コミュニティマネージャーの斎藤です。
今日はとても大切なお知らせをみなさんにお伝えするために、ニュースを書いています。2026年4月1日、記念すべきこの日、FabCafe Nagoyaは世界を変える革新的記録サービス「石碑記録サービス」をはじめます。
石碑
石碑(せきひ、英語: stele, stela, Stone monument)とは、人類が何らかの目的をもって銘文(碑文ともいう)を刻んで建立した石の総称。「碑(いしぶみ)」ともいう。墓石としてなど他の目的を持たず、銘文を刻むこと自体を目的とするものをいう(ただし、英語の stele の場合は、木製のものや墓碑も含む場合がある)。なお、何かの記念として建てられたものを記念碑(きねんひ)、和歌・短歌や歌謡曲・唱歌などの歌詞を刻んだものを歌碑(かひ)、俳句を刻んだものを句碑(くひ)、詩を刻んだものを詩碑(しひ)という。
wikipediaより引用
情報化社会に一石を投じる情報堅牢化記録手段「石碑」

Fakeな情報が氾濫し扱う側の力量が試される情報閲覧戦国時代、令和。私たちは記録に惑わされない、明朗で快活にしてセキュアな記録手法が求めています。あなたは普段どのような形で情報を記録しているでしょうか。スマートフォンのメモ帳への記入や動画撮影、Lineメッセージ、カレンダーアプリへの記載、AIデバイスで話したことを全て記録している方もいるかもしれませんね。手元デバイスとAI技術の普及により私たちは手軽に、なんなら手放しで思ったことや見聞きしたことを思い立ったらすぐに記録することが可能になりました。記憶とは曖昧で不確かなものであり、情報の濁流の中に身を置く私たちにとってできれば頼りたくないものです。デジタル技術によって私たちは記憶するという脳の負担から解放され、全てのリソースを創造的な営みに費やすことが可能になっているのです。
ですが、それらデジタルに記憶された情報の実態はどこへ保管されているかご存じでしょうか。ビッグデータとして所在が秘匿された世界中に存在するデータセンターのサーバーの中で電気的に0と1の羅列として記録されています。これらの全てはインターネットを介して私たちの手元のデバイスを窓口として、あなたの記録した情報を記憶しています。
私たちはこの点に危機感を覚えています。社会は今、重大なエネルギー不足の未来に直面しています。私たちの文明の進化はエネルギー消費量の増やすことによって実現されています。だからこそ再エネや太陽光・風力・地熱発電など様々な手段で私たちはエネルギーをかき集めようとしています。ですが、それで良いのでしょうか?エネルギーを消費することによる記録にはエネルギー枯渇により消失するリスクがあります。記録保持可能な期間という観点でも不安が残ります。USBメモリで安全に記録ができるのは3年が目安、CD-ROMでも条件が良くて30年程度と言われています
また、スマホのメモやカレンダーアプリ、メッセージアプリでのやりとりなど情報が散逸しがちな現代、情報は失くしやすいものになっているとも言えます。失くしやすいものはどうしたら失くさなくなるか、答えは簡単です。目印になるような大きなものにすればいいのです。
もうお分かりですね。それら全てを解決する記録手段こそ石碑なのです。
忘れたくないものは石に刻め

最古の記録媒体は洞窟壁画と言われており、発見されている中では約3万2000年前ものまであります。これはもう、圧倒的な記録期間です。私たちが私たちらしい姿形をするずっと前に行われていたことが記録されていることがわかります。
洞窟の壁も石のようなものです。先述したエネルギー枯渇による消失リスクも、どこにやったかわからなくなる紛失リスクも石碑を使うことによって解決できることがこの事実からわかりますね。最もプリミティブで最もスマートな記録手段、それが石碑なのです。
デカい方が存在感があって見応えがある

また、記録の裏側に存在する閲覧手法についても触れなければなりません。記録したということはいつか、なんらかの機会に見返したくなることがありますね。石碑はそうした際にもとってもいいことがあるんです。一度、石碑というものを想像してみてください。わかりやすい例を出せばロゼッタストーンのようなものです。どうですか?ワクワクしますよね。ツルッとした表面とゴツゴツした岩肌を残した側面のコントラスト、刻み込まれた文字の荒々しくも繊細なあしらい、そして何より私たちが身の回りで想像しうるどんな記録メディアよりも大きい。
テレビよりも映画館、イヤホンよりも音楽フェス、画面越しより実物のモネ、小さい仏像よりデカすぎる涅槃像、芋を煮る鍋だって大きければ大きいほど良い。そう、なんでもデカい方が見応えがあるのです。

こんなにデカいんだから失くしようもありませんね。3万年後、所在を知る人が誰もいなくなった時代ですら見つかっているのだから現代に記録した石碑が消失するわけがありません。
石碑こそ人類史上もっとも長期で記録されているメディアであり、もっとも存在感を放っている記録メディアです。私たちはそれに立ち向かうとき、あまりのデカさに心の中で覚悟をきめ、向き合うことを余儀なくさせられます。そうした特性を石碑は持ち合わせているのです。これは現代のデジタルメディアにはない特性であり、石板だからこそ持つ長大なタイムスパンの中にしか生まれ得ない感傷とも言えるものです。
最もフィジカルで、最もタンジブルな記録メディア
さて、ここまで私たちがなぜ石碑記録サービスをはじめるのか、その理由について長々と語ってきましたが、そろそろどんなサービスがあるのか気になってきた頃かと思います。その一端を簡単にではありますがご紹介します。
サービス一覧

経験豊富な石碑のプロが安心安全な石碑記録をいたします。石碑初心者でも安心の各種テンプレートを取り揃えている他、こだわりのオリジナルデザインでの記録も可能です。お気軽にどうぞ。
記録頻度の高いクリエイター向けのお得なセルフ石碑プランもございます。(講習会へ参加いただいた方向け)
- テンプレート記録プラン
- オリジナル記録プラン
- 未来へのメッセージキット
- 思い出記録キット
- プリクラキット
- 石碑体験キット
- 講習会
様々な用途で活用いただいています
- プトレマイオス5世を称える神官たちの布告
- 領土の境界の記録
- 市民が守るべきルールや刑罰の記載
- 死者への追悼や来世での安寧を願う言葉の記録
- 日食や月食の記録
- 他国との平和条約や同盟の締結記録
- 議事録に
- 登記簿謄本
- ソースコードの記録
- 誕生日・結婚式のメッセージ石碑
価格
- サイズによって変動
- ロゼッタストーンサイズ 3,000円〜(4000文字程度)
- 石の種類によっても変動します
対応言語
- 日本語
- 英語
- ビジネス用語
- 古代ヘブライ語
- ヒエログリフ
- C++
- python
- java script
- ActionScript
- HTML
- CSS
対応言語は今後拡張予定
石の上にも3年、石の記録は3万年

2020年開業のFabCafe Nagoyaは今年で6年目に突入します。石の上であれば2個分ですね。これもひとえにご愛好いただき、ここまで記事を読んでくださっているあなたのような方達のおかげです。私たちFabCafe Nagoyaも3万年後も愛されているカフェでいられるために、クルー一同誠心誠意の記録を行います。まだ見ぬあなたとのご縁が石碑を通じてフィジカルに、タンジブルに結ばれますように。次回のお知らせもお楽しみに。
(記事が執筆されている本日は四月一日です。そう、みなさんおわかりの通りエイプリルフールの記事となります!今年もFabCafe Nagoyaをよろしくおねがいします。)
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斎藤 健太郎 / Kentaro Saito
FabCafe Nagoyaプログラム・マネジャー、サービス開発 / 東山動物園くらぶ 理事 / Prime numbers syndicate Fiction implementor
名古屋における人ベースのクリエイティブの土壌を育むためにコミュニティマネージャーとしてFabCafe Nagoyaに立ち上げから携わる。
電子工学をバックボーンに持ち科学技術への造詣が深い他、デジタルテクノロジー、UXデザインや舞台設計、楽器制作、伝統工芸、果ては動物の生態まで幅広い知見で枠にとらわれない「真面目に遊ぶ」体験づくりを軸とした多様なプロジェクトに携わる。
インドカレーと猫が好き。アンラーニングを大切にして生きています。
「コンピュテーショナル食感デザインプロジェクト」にて第1回 Tech Direction Awards R&D / Prototype Bronze受賞
https://award.tech-director.org/winner01名古屋における人ベースのクリエイティブの土壌を育むためにコミュニティマネージャーとしてFabCafe Nagoyaに立ち上げから携わる。
電子工学をバックボーンに持ち科学技術への造詣が深い他、デジタルテクノロジー、UXデザインや舞台設計、楽器制作、伝統工芸、果ては動物の生態まで幅広い知見で枠にとらわれない「真面目に遊ぶ」体験づくりを軸とした多様なプロジェクトに携わる。
インドカレーと猫が好き。アンラーニングを大切にして生きています。
「コンピュテーショナル食感デザインプロジェクト」にて第1回 Tech Direction Awards R&D / Prototype Bronze受賞
https://award.tech-director.org/winner01
