Event report
2015.12.23
FabCafe編集部
みなさまこんにちは!そしてメリークリスマス。今年も待ちにまったクリスマスがやってきましたね。
FabCafeでは、そんなクリスマスのギフトをますます特別なものにしてくれるカードを、デジタルファブリケーションと活版印刷の組み合わせでつくるワークショップを開催しました。
今回のワークショップは、渋谷の活版印刷所PRINTWORKS STUDIO SHIBUYAさんとのコラボレーションで実現しました。
ご参加頂いたみなさま、本当にありがとうございました!また、定員に達し閉め切らせて頂いたためご参加いただけなかったみなさま、申し訳ございません。ぜひ第2回の開催にご期待ください。
思い思いのデザインで木版つくり
ワークショップの最初のステップは、オリジナルのデザインをつくるところから。
今回は、1.illustratorファイルを持ち込む 2.店頭でiPadを使って描く、の2種類の方法でデザインを作りました。
iPadで絵を描くと、そのままレーザーカッター用のデータに変換できるのではじめての人でも簡単にレーザーカッターを楽しむことができます。
お店で大人気のスタンプキットなども、こうしてデザインをお店で描いて頂くことができます。
デザインが出来たら、レーザーカッター用のデータに変換し早速木を彫刻していきます。
▲この日からFabCafeに仲間入りした新しいレーザーカッター!早速のワークショップで大活躍でした。
出来た版を持って、みんなで移動
版が出来たら、早速PRINTWORKS STUDIO SHIBUYAさんへ移動します。
PRINTWORKS STUDIO SHIBUYAさんはFabCafeから徒歩5分ほどの場所に位置しています。
▲印刷工の素敵なロゴが目印です。
活版印刷について店長の長谷川さんから説明をしてもらい、スタッフの方にサポートをして頂きながら一人ずつ手作業で印刷をしていきます。刷り上がったカードをみてみんな大興奮。木の風合いが綺麗に一緒にプリントされています。
▲レーザーカッターで作った版と、インクをつけるローラーの高さが合うように緻密に高さをあわせてもらいます。
▲印刷するときの力の入れ加減により、活版印刷独特の凹凸のある仕上がりになります。
▲PRINTWORKS STUDIO SHIBUYAさんには常に数種類の紙が用意されています。見ているだけでわくわく。
手作業で仕上げる
こうして、参加者のみなさまの個性豊かなクリスマスカードができあがりました。
少しの力のかけ具合や、数mmの版の高さの違いによって印刷の結果が変わってくる活版印刷。
手間や時間はかかりますが、プリンターでは出せない味わいがそこにありました。
レーザーカッターを使うことで、その日のうちにオリジナルの版を作り、作った版で印刷したものを持ち帰ることまでできました。デジタルのみでなく、また手作業のみでもなく、両方を組み合わせることで実現したワークショップとなりました。
2016年はますます、デジタルファブリケーション×手作業でのさまざまなものづくりにチャレンジしていきたいと思います。
それではみなさま、素敵なクリスマスをお過ごしください。来年もどうぞよろしくお願いいたします。
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FabCafe PRチームを中心に作成した記事です。
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