Event report
2015.5.4
FabCafe編集部
ゴールデンウィーク初日の4/29に開催された第2回目となるFabミニ四駆カップ2015 SPRING。前回からおよそ8ヶ月後の開催となりましたが、前回を超える130名の沢山の参加者で盛り上がった大会となりました。今回も根津孝太さん、やまざきたかゆきさん、Shuminovaさんに全面ご協力いただきました。
※ダイジェストバージョンはこちらから。 https://www.youtube.com/watch?v=Npma8e8o_XM
Fusion360のワークショップで始めてモデリングソフトを使った肥田さんのミニ四駆。初めてのモデリング&初めての3Dプリンター&レーザーカッター利用でここまでの完成度。
こちらもFusion360ワークショップに出てくれていた金子さんが子供が描いたデザインを形にしたミニ四駆。子供と一緒にOpen Fab Nightにも参加していただき、ローラーやステーも子供のスケッチから作った夢の車なんです。
今大会で最も色物と呼ばれたMINE四駆チームのマシン。日本の要素を全て詰め込んだとか。走るだけで笑いを取る驚愕のマシンでした。
こちらも色物系、ネクスメディアさん&ギフトテンインダストリさんのコラボマシン「THE HAND」。実際にスキャンした手をモデリングし、走行時は指がカタカタ動きます。いわゆる技術の無駄遣い系ですね!
タミヤの公式イベントなどでもMCを務める熊谷さんのマイクパフォーマンスでレースは俄然盛り上がります。
<p3Dプリンタをかけた一騎打ちを制してカルFABクラス優勝した圓田さん。セッティングの巧みさは流石ミニ四駆レーサー。もうすでに3Dプリンタで作るもののアイデアはあるそう。次の大会が楽しみです。
昨年の大会をきっかけにミニ四駆を始めたノアくんがカーデザインアカデミーのMINE四駆ワークショップで作ったオリジナルマシンで3位に入賞!
恒例の根津さん、やまざきさんのマジFabミニ四駆紹介。掛け合いの上手さは本業がデザイナーであることを忘れるほど。
やまざきさんと根津さんに「妖怪大戦争」と評されたマシン達。もう原型の分かるマシンはほとんどありません。
今回、電子工作部門では一番エグい(?)カスタマイズをしてくれていた本道さんのマシン。なんとセンサーを5つ搭載し、カーブに合わせて左右の駆動スピードをコントロール。ジャンプ中は姿勢制御のためモーター回転を止めるなど超ハイテクマシン。どの程度その実力が発揮されたのかは不明ですが、特製スタンドでパソコンと繋がりセッティングされている様子はもはや未来。
前回はシュモクザメマシンで出場してくれた武井さんのアデリーペンギンマシン。氷上モード(よちよち歩き)と水中モード(スピード走行)を手動で切り替えます。レース中に思わずペンギンが立ち上がり立体交差に引っかかり笑いをさらっていました。その愛おしい姿に今回もイノベーション賞を受賞。もはやパッケージまでオリジナルで作るのは定番化しつつありますね。
前回優勝のホンダチームからFDM魔王が送り込んだテオ・ヤンセン風歩くマシン。もはや走ることさえ超越して歩くマシンを作りあげる造形力は感動もの。ちなみにレースではカーブで詰まって即終了。。。
遂に登場した大崎さんの2輪型マシン。シャーシとボディーは全て3Dプリンタで出力されたオリジナル。カーブに合わせてバンクする姿はとってもスムーズで早かったのですが、ジャンプにボディーの軽さと不安定さ影響し、コースアウトでリタイア。次回が楽しみなマシンです。
透明素材で3Dプリントし、中学生の娘さんに磨いてもらったという西川さんの美しいマシン。一番苦労したのは白色のエネループを見つけることだったとか。
森さん渾身の本気マシン。こちらのボディーもFushion360でデザインされたもの。機能美が凝縮した姿はまるでフォーミュラーマシン。
ライターの大谷さんによるBMWのコンセプトマシン「GINA」を元にしたファブリックをまとったマシン。骨組みとなるボディーはコペンをスキャンしてモデリングし3Dプリントしたそう。
昨年度優勝マシンを更にアップグレードさせた澤井さんのマシン。妄想性能と評されたオムニホイールですが、今回もやはり安定した速さを発揮し決勝進出するあたりは流石です。
昨年1ミリも進まなかったという伝説のマシンを作ったAutodesk藤村さん。今回は重さで安定を狙うため、ヨーロッパの鎧をテーマにデザインしたというボディーはかっこよすぎます。そして今年は予想を裏切りちゃんと走りました!が、重すぎでなんと周回遅れでリタイアという新たな伝説を残しました。
根津さんのマシンは黒いワル仕様になって登場。今回もConnex3を駆使してたサスペンションホイールは、最善の性能を探るため複数パターンの出力を行って辿り着いた完成形!
優勝はファブリックマシンの大谷さん。今大会に3台ものマシンを投入しただけではなく、朝一で会場入りし、コースに合わせて事前準備を欠かさなかったところが勝因でしょうか。台湾大会頑張ってください!
今回もビギナー向けワークショップ&レースをShuminovaさんに主催していただき、20名を超える子供や大人が参加してくれました。ビギナークラスではOpen Fab Nigthにお父さんと参加してくれた金子くんが優勝!女性も参戦して盛り上がりました。子供たちもカーデザイナー達に囲まれて嬉しそう。
Fabミニ四駆カップ2015 SPRING公式ページ
- Monoist Fabカスタム「ミニ四駆」でコースを駆け、そして華々しく散る!?
- ギズモード 妖怪大戦争? Fabミニ四駆カップのMAKEな世界
- モデラボ ミニ四駆とパーソナルファブは相性が良い
Fabミニ四駆カップ2015 SPRING 共催メンバー
Fabミニ四駆カップ2015 SPRING 大会公式スポンサー
- XYZプリンティング
- ストラタシス ジャパン
- i.materialise
- コクヨ株式会社
“
-
FabCafe編集部
FabCafe PRチームを中心に作成した記事です。
この記事に関するご意見やご感想は、ぜひお気軽にこちらからお寄せください。
→ お問い合わせフォームFabCafe PRチームを中心に作成した記事です。
この記事に関するご意見やご感想は、ぜひお気軽にこちらからお寄せください。
→ お問い合わせフォーム