Event report
2019.4.23
松田 絵里
クリエイティブディレクター
2019年4月6日(土)、7日(日)に、MTRL KYOTO(FabCafe Kyoto)にて、おいしいごはんを食べながらテクノロジーによる表現のこれからを楽しく語るイベント「ごはんとアート Vol.5」が開催されました。イベントレポートをお届けします。
「ごはんとアート」は、2016年5月FabCafe Tokyoにてアーティスト主導で始まりました。現在すでにテクノロジーを駆使した作品づくりをしているエンジニア、テクノロジーで自身の作品を拡張させたいアナログなアーティストが垣根をこえて交流しつながりをつくります。

リアル&バーチャル同時イベント「FUTURE ZEN LIVE」
4月6日(土)の1日目のみ、京都らしい畳の部屋にてリアル&バーチャル同時に開催の禅をテーマにしたライブを開催しました。リアル側ではDAW女シンガーソングライターの小南千明、VR側ではDJ SHARPNEL(SHARPNELSOUND)、memexが出演。
リアル会場では畳の部屋で静粛にアーティストを前に正座してヘッドフォンを装着しサイレントライブを楽しみ、同時にVR空間ではバーチャルライブ会場で世界中から参加可能なVRパーティーが開催。物理は遠いがバーチャルは近い。時間と身体にとらわれない未来を感じる体験となり、大盛況となりました。
ライブの様子はYouTubeからもご覧いただけます。
FUTURE ZEN LIVE【VRChat生放送 #19】
畳部屋でお客さんは正座をして厳粛な雰囲気に
VR側でDJ SHARPNEL(SHARPNELSOUND)登場!
リアル側で小南千明のライブ!VRの演出が幻想的に
VR側でmemexが登場!盛り上がります
リアルとVRの会場がつながった瞬間
設営風景 その1
設営風景 その2
VR会場制作・YouTube Live配信 / 坪倉 輝明
Silent Live / 中農 稔、水落 大
展示のテーマは「TOKYO⇆KYOTO」
今回Vol.5は京都への出張版となり、東京と京都のアーティストが合同で展示やライブを行いました。VR、Visualization、Fab、Paint、Soundなど、テクノロジーを使った作品が展示されました。 発表・未発表に関わらずオリジナルの作品が発表され、その場で体験・体感する事ができます。

Cassettify/中田裕士

Travel Hole/冨永敬と増田雄太と大西拓人

NUM-AMIDA-BEEATS!!! Phase M/hoehoe

鉱物鑑賞マシーン/伊賀 陽祐

CharActor/水落 大

紙巻きオルゴール/杉山 三

ワクワクに惹かれる/Akiko Mano
提供された菌活おにぎり!めちゃくちゃ美味しい
ワークショップの様子
東西味噌玉-ごはんとワークショップ-/五条菌友会、グラレコもくもく会

最後に東西アーティストで懇親会。
二次会へ続く…。
「ごはんとアート Vol.5」のレポート写真はFabCafeのflickrをご覧ください。「ごはんとアート」情報は、Facebookの『ごはんとアート』グループにて発信しています。お気軽に申請ください。
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松田 絵里
クリエイティブディレクター
関西でグラフィック・Webデザイナーを経験後、東京でファッションアプリのスタートアップで、ディレクターや広報などを幅広く4年間担当。日本初のファッションハッカソンの企画・運用を経て、Webサイト・アプリ制作の先にある消費者や場所と繋がるような仕事がしたいという思いを胸に、2015年ロフトワークに入社。
プライベートではDJやライブペイントのアーティスト活動も行う、“音×アート”が好物な企画系ディレクター。関西でグラフィック・Webデザイナーを経験後、東京でファッションアプリのスタートアップで、ディレクターや広報などを幅広く4年間担当。日本初のファッションハッカソンの企画・運用を経て、Webサイト・アプリ制作の先にある消費者や場所と繋がるような仕事がしたいという思いを胸に、2015年ロフトワークに入社。
プライベートではDJやライブペイントのアーティスト活動も行う、“音×アート”が好物な企画系ディレクター。
