Event report
2021.5.20
FabCafe編集部
台湾といったら何を思い浮かべますか?タピオカ?かき氷?マンゴーケーキ?
きっと、食べ物が多くイメージされると思います。
では、台湾の文化といったらどうでしょう?そう言われてみると、意外とわからないのではないでしょうか。
そんな”今”の台湾カルチャーに触れてもらうべく、2021.4.29 – 2021.5.12にFabCafe Nagoyaで《迺夜市》TAIWAN CREATIVE FES. 2021が開催されました。カフェやフードはもちろん、アート、ミュージック、カルチャーも楽しめるFestival。その様子をたっぷりレポートいたします。
FLOW DOWNは、ソング、ディスク、フィリップが共同設立したアーティストチーム。個人の自由な発想力と創造性に重きを置き、あらゆる背景や文化を持つ人々とコラボレーションすることを目的として、今回は本企画のために書き下ろした十数点の作品がズラリと並びました。
文化というものは、醸造に時間がかかり、まるで水滴が石に浸透するかのよう。そのニュアンスからFLOWDOWNと名乗り、アーティストそれぞれのクリエイティブな表現に焦点を当て、台湾グラフィティカルチャーを世界に示しています。
台湾アーティストならではの配色や質感表現が新鮮で、多くの人が立ち止まって彼らのアートワークを鑑賞していました。中には複数のアートワークでストーリーを組み立てる人も。
そして、店内のモニターにはFLOWDOWNの制作風景の映像が!アートワークの裏側に潜入したような感覚でした。
アーティストメッセージ
初めて日本で出展するチャンスをいただきありがとうございます。
コロナの影響で、現場に参加できないのがとても残念ですが我々の作品を通して、日本にいる皆さんに台湾のカルチャーを体験いただきたいと思っています。今回の作品は、台湾市民の日常生活を中心にして発想しました。偶々生活は混雑するのもあり、人々がそそっかしいのもあるかもしれま せんが、それは台湾人にとって、最も自慢している真実な心だと考えています。
作品を通じて、日本人と台湾人のお互いに生活の距離が近づけるようになると望んでいます。
今回、店内のBGMとしてFLOW DOWN、そしてFabCafe Taiwan & Nagoyaのメンバーが選曲した台湾カルチャープレイリストをお届けしました。
FLOWDOWNが制作中にどんなものを聴いて、どんなインスピレーションを受けていたのか、音楽を通して彼らのストーリーを感じていただけたのではないでしょうか。
《迺夜市》TAIWAN CREATIVE FES. 2021店内BGMプレイリストはコチラから。
「飲みやすい!」「いろんな味があって選ぶだけでも楽しい!」と大好評だったのが、こちらのクラフトビール”SUNMAI”。種類も豊富で迷ってしまう方も多かったのではないでしょうか。
“ハニーラガー”は喉を通った後、ほのかに蜂蜜を感じられる味付けで、女性にも人気。「蜂蜜ってビールに合うんだね。」と驚いている人も。
また、”雷鬼IPA”はしっかりとした苦みとパンチを感じる味わいで、従来のビールの味が好きな層からの評価が高かったです。
通販でも購入できますので、気になる方はぜひお買い求めください。
SUNMAI
SUNMAI(サンマイ)は、2004 年から醸造を開始し、台湾国内にある直営のレストラン「金色三麦」(現在:台湾14 店舗、中国3 店舗)を通して、台湾のクラフト・ビール市場を牽引してきました。中でも、年に28 日間しか取ることができない貴重な蜂蜜“龍眼蜂蜜“を使用したハニーラガーは、WORLD BEER CUP など世界の名だたるビール大会で数々の賞を受賞しています。クラシックなドイツ式醸造に加え、MADE IN TAIWANの様々な原材料を使用したビールは次世代のクラフト・ビールと言っても過言ではありません。
ノンアルコールメニューで人気だったのが、こちらの高山烏龍茶。
日本のウーロン茶より、スッキリしていて飲みやすく、ごくごくいけちゃう爽やかな風味でした。名古屋の暑い夏にはぴったりですね、ビスコッティとの相性も◎
この烏龍茶を販売しているのは、台北の日本人も訪れる雑貨店”来好 LAIHAO”です。
来好 LAIHAO
「世界に台湾の良さを知ってもらう」という初心を貫き、來好は台湾の風土、民情に関連する商品を探し求め開発し続けています。私たち來好は、台湾のデザインは質感に富んだものになると信じており、またメイドインタイワンは品質に優れていると考えています。
そして、台湾のお土産やプレゼントが夜市で売られているものと同じにならないよう努力を重ねております。
台湾で生活している人だけでなく、世界各国の方にも台湾の魅力を知ってもらえれば幸いです。私たち來好は、「新しい台湾スタイルのお土産」を掲げ精進していきます。
存分に台湾を体感した後には、お土産を!
「国語作業簿」というノートは、日本でいう学習帳と同じで、台湾で実際に使われているだそう。2種類のノートはマスの大きさが異なるので、ついつい両方ともほしくなってしまいました。
イベントに来店された台湾のお客様が「これ実際に使ってた!懐かしい。」と口々に思い出をお話しされていたのが面白かったですね。台湾のみなさんがノスタルジックになるアイテムの一つのようです。
ステッカーもゆるくてキャッチーなものがたくさんありました。『歓迎光臨』というのは『いらっしゃいませ』という意味。漢字からなんとなく言葉のニュアンスが分かるのも、台湾と日本ならではの関係性ですね。
また、Pinkoi × 台湾タイル博物館オリジナル、台湾タイルマグネットのプレゼントキャンペーンも実施いたしましら。モチーフとなったマジョリカタイルは、古くから台湾の家屋などに使われており、一枚一枚が幸福の意味を纏っています。
エキゾチックなのにどこか日本の伝統文化も感じるビジュアルや色遣いが、FabCafe Nagoyaに来られる女の子の心を掴んでいました!
”今”の台湾の文化を多くの人に体感してもらうべく、台湾の日常生活にフォーカスしてアート、ミュージック、フード、グッズと様々な側面からカルチャーにアプローチした《迺夜市》TAIWAN CREATIVE FES. 2021いかがだったでしょうか。
なかなか海外旅行が難しいなか、台湾に訪れているような感覚を少しでも味わっていただけましたら幸いです。
記事作成協力:野田晴香(FabCafe Nagoya 学生アンバサダー)
このイベントは東京でもやる予定です。詳細はこちらです:FabCafe Tokyo:《迺夜市》TAIWAN CREATIVE FES. 2021
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