Column

2022.6.7

WOODEALERと共に豊田の森林へ-見学レポート-

FabCafe編集部

Nagoya

「ものづくりをしたい人」と「森づくりをしている人」をつなぐことで、森と人の距離を近づけ、豊田に住む人、森に関わる人の暮らしと心を豊かにするプロジェクトを行う”WOODEALER(ウッディーラー)”では、森林や林業、木材製品に興味のある方々に森林見学を行っています。
今回は、そんなウッディーラーさんの見学ツアーにお邪魔してきました!その様子をレポートします。(転載記事)
転載元


まずは山の説明。木を伐採するのは秋から春前にかけて。乾燥し、水分が幹から抜けた扱いやすい時期に行うことが多いようです。また、全ての山は所有者がいるので様々な調整を経て伐採していく木を決めているそうです。

実際に、チェーンソーで木を一本一本伐採していく様子を見せてもらいました。倒す方向や順番を決め、倒したい方向に受け口(切り口)をチェーンソーで入れていきます。反対側に追い口を作り終えたら倒したい方向に力をかけ、倒します。木が倒れるとバーンという地響きが鳴り、倒れた木は思っていたよりも長いことに驚きました。

集積作業はプロセッサと呼ばれる大きな機械で行います。木を自動で送り出し、装備してあるチェンソーで材を切り揃えていました。

スライスしたての丸太は、まだ湿っていてヒノキの良い香りがプンプンしていました。その後、間伐が完了した森の中を歩きましたが、程よく日差しが届いたフカフカの地面にみなさん癒されていました。

場所を移動して製材工場に。丸太の皮を剥ぎ、木取りしていく製材の様子を一通り見ることができました。乾燥、灰汁抜きの方法も知り、板になるまでに手間と時間がかかっていることを知りました。

FabCafe Nagoyaの皆さんは、日頃からものづくりに携わっているので、木の知識も深いにもかかわらず、新しい発見が多かったとのことです。材料として木に触れることはあっても、川上から川下までを実感として知ることはなかなかできません。製品になるまでの一通りの流れを追ったことによって、現状の問題や今後取り組んでいくべき課題が目に見えてきたようです。今回の森林見学を通して、豊田の森を考える何かのきっかけ作りになれたら良いです。


  • WOODEALER

    木を「使いたい」「提供したい」を繋げる「木」+「ディーラー」として
    森と人の距離を近づけ、豊田に住む人、森に関わる人の暮らしと心を豊かにすることを目指す。木材の利用により、人工林の手入れを促進し、健全で美しい豊田の森をつくりと、木材産業の発展と創出により地域経済を活性化させます。

    ウッディーラー 豊田が持続可能な社会の実現に貢献できること
    地域の森林資源と木材を利用した商品開発を軸に、「木を使いたい」と「木を届けたい」をつなげる活動をしています。その他には、イベント企画運営・体験ワークショップを地域の団体とともに取り組んでいます。森林資源活用の具体的な取り組みとして地域の森づくりへの参加が実感できる活動となっております。

    木を「使いたい」「提供したい」を繋げる「木」+「ディーラー」として
    森と人の距離を近づけ、豊田に住む人、森に関わる人の暮らしと心を豊かにすることを目指す。木材の利用により、人工林の手入れを促進し、健全で美しい豊田の森をつくりと、木材産業の発展と創出により地域経済を活性化させます。

    ウッディーラー 豊田が持続可能な社会の実現に貢献できること
    地域の森林資源と木材を利用した商品開発を軸に、「木を使いたい」と「木を届けたい」をつなげる活動をしています。その他には、イベント企画運営・体験ワークショップを地域の団体とともに取り組んでいます。森林資源活用の具体的な取り組みとして地域の森づくりへの参加が実感できる活動となっております。

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    FabCafe PRチームを中心に作成した記事です。

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