Column
2020.9.29
FabCafe編集部
FabCafeでは、旅客を視野に入れた自動操船ヨットをSFプロトタイピングでデザインするワーキンググループ「A.D.A.M 2」を開催しました。詳細は、下記のレポートをご覧ください。
- https://fabcafe.com/jp/magazine/tokyo/adam_kick_off_report/
- https://fabcafe.com/jp/magazine/tokyo/202009_adam2_final_report/
SFプロトタイピングのプロセスを踏むことで、形のデザインに留まらず、「海の上で生きる人の生活はどのようなものだろうか?」という幅広い視点で議論がなされ、多くのプロトタイプスケッチが生まれました。
本記事では、そのプロトタイプスケッチの一部をご紹介します。
石川さん
▲気流の力を利用して淡水を得る海上都市
▲複数の船を連結して形作られる作る船上都市
▲イルカなど海の生物とコミュニケーションするためのガジェット
村上さん
▲海上を移動するだけでなく、水中にも潜れるヨットの提案
小川さん
▲船上都市/海上都市には、バイオ技術などを利用したエコシステムが成り立っているというアイデア
太田さん
▲船上都市のヨットはそれ自身が帆を使って発電を行い、複数のヨットが集まることでグリッドを形成するというアイデア
櫻井さん
▲私たちは人間だけを中心に考えがちだが、冒険には相棒が必要というアイデアから、船上/海上出あっても、人は人以外の生物と暮らしを共にする
▲海上都市は複数存在し、駅のようになり航路を形作る
▲製造には植物が主に利用され、その加工技術が発達する
▲製造には植物が主に利用され、その加工技術が発達する
▲高く伸びた植物の建造物を利用して、高い場所から滑空し、目標地点からはヨットとして機能する変形ヨットのアイデア
清水さん
▲海で生活する人々の生活場所は海底まで広がっており、船舶には海底とコミュニケーションするための子機が備え付けられている
杉山さん
▲船上都市で暮らす人の暮らしの主な食料となる漁業をすることを念頭においたデザイン
▲円形に区切られた空間で生活する海上都市民。厳しいセキュリティが敷かれ、船上都市民との差別化が考えられている。
林さん
▲船上都市民は、揺れの影響で常に船上にいるのが難しいため、生活の拠点として海中に別の拠点を持っている
矢代さん
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概要
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https://www.tbs.co.jp/heritage/2nd/feature/2016/201611_01.html
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ミクロネシアにある海洋都市の遺跡
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500年から1600年くらいまで発展
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カヌーをつかう、シャウテレウル朝の住民が築いた
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竜宮城のモデルという説あり
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気になったところ
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「人工島には、料理、治療、ココナッツオイルの製造、墓など、それぞれ異なる役目がありました。」
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それぞれの島が1つの機能をもつイメージ
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墓は一ヶ所に固めるなど都市設計的に、つながりなどを設計しやすそう
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島同士の結節点としての空き地みたいなものがあると生活が楽しそう
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フードトラックが島としたときに、それを食べる広場ようなもの
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住宅地の真ん中にも、コミュニティーが集う広場がありそう
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「ナンマトルの時代からオオウナギは神の使いとされており、信仰の対象となっています。地元の人は現在でも、つかまえたり、食べたりすることはしません。」
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何か食べないモノがあると面白いかも
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遊牧民と定住民の対立の火種にもなりそう
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真珠とかが祭られてるのは想像しやすい
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数の子を食べないで宝石として大事にするカルチャー(定住)
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数の子がむっちゃ好きでどんどんたべちゃうカルチャー(遊牧)
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2)個人的な記憶から
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父親と海水浴でおぼれかけた
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海洋都市にはカナヅチはいるのだろうか
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霊長類は泳げない
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「哺乳類の大半がいわゆる「犬かき」を本能的にできるのに対し、人間や霊長類は生まれつきではなく学習しなければ泳げない。」
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泳げない状態で、海は怖い
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泳げるようになるには、教育が不可欠
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小さい頃かれ徹底的に教え込まれる
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恐怖心を克服する必要がある
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海に投げ込まれたりしそう
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バンジージャンプの原形として「ナゴール」という儀式がある
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南太平洋のバヌアツ共和国にある風習
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成人への通過儀礼という側面
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たとえば、素潜りをして、どこかにしかない貝をとってこないと認められない儀式とか
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ただ、これはちょっと遊牧民側っぽい
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逆に定住民は、ずっと浮きつづける訓練をするとか
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日の出からつぎの日の出まで浮き続ける成人のための儀式
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