Event report

2022.2.3

持続可能な未来へのアップデートをどうデザインする? 「crQlr Summit 2021」イベントレポート

世界レベルで循環型経済への移⾏が求められるなか、FabCafe Globalとロフトワークが実施している、循環型経済をデザインするプロジェクトやアイデアを募集するアワード「crQlr Awards (サーキュラー・アワード)」。

循環型経済システムの共創型デザインに取り組むこのアワードは、2ヶ月間の募集期間で企業や団体、スタートアップ、デザイナーなど世界24カ国から204点のプロジェクトが集まりました。このアワードの関連企画としてアワード審査員・各国のチェアマン18人と受賞チーム16組をゲストに迎え、2日間に渡りフィードバック&ディスカッションを行いました。(1日目:2021年12月1日、2日目:2021年12月2日

Day1:2021年12月1日(水)/オープニングセッション FabCafe 東京
Day2:2021年12月2日(木)/テーマセッション FabCafe 台湾、京都、バンコク、バルセロナ

多様な人種、文化、価値観が共存するなかで、大量消費社会から持続可能な経済のあり方を目指す経済システムをどうデザインしたらいいのか。循環型経済を実現する「未来の作り手」に必要で、より良い形の仕組みづくりを共創していくためにさまざまな視点から意見を交わしました。ここでは、1日目の2021年12月1日にFabCafe Tokyoで開催したオンラインイベント「crQlr Summit 2021」でのフィードバックセッションの様子をレポートします。

  • Circular Initiatives & Partners代表 /安居昭博
  • 株式会社LIFULL執行役員/CCO/ 川嵜鋼平
  • ハーチ株式会社代表取締役/加藤 佑
  • 武蔵野美術大学大学院修士/FABRIC TOKYOサービスデザイナー/峯村昇吾
  • 株式会社三井住友フィナンシャルグループ 企画部サステナビリティ推進室長/竹田達哉
  • KARIMOKU NEW STANDARDデザインディレクター /ダヴィッド・グレットリ
  • カリモク家具株式会社/東野 豊

 

(モデレーター: ロフトワーク執行役員 兼 イノベーションメーカー /棚橋弘季| 司会:ロフトワーク/坂木茜音)

Earth Cusine #1 Eatree Plates

審査員の一人、Circular Initiatives & Partners代表 安居昭博さんは「Rethink Prize」として「地球料理 -Earth Cuisine-」を選出。
株式会社LIFULLが手がける「地球料理 –Earth Cuisine-」(アース・キュイジーヌ)は、食べることが地球のためになる、地球の新たな食材を見つけるプロジェクトです。これまで間伐材を使用したパウンドケーキや放置竹林をテーマにした和菓子、ガレットなどを発売。「食べる」という新たな用途を開発することで、持続可能な社会を叶え、地球を守る取り組みを行なっています。
今回受賞チームの株式会社LIFULL執行役員/CCO(チーフクリエイティブオフィサー)川嵜鋼平さんと改めて今まで目が向けられていなかった「可食の資源」について語り合いました

Circular Initiatives & Partners代表 安居昭博

安居:「地球料理 -Earth Cuisine-」は、ビジュアルも素晴らしい上に、本質をついたプロジェクトであることに、率直に驚きました。「地球の新たな食材を見つけるプロジェクト」をうたっていますが、人口増加や気候変動に伴う食糧危機という課題解決に向けて、今まで目が向けられていなかった「可食の資源」に目を向けるところが素晴らしいと感じました。

株式会社LIFULL執行役員/CCO(チーフクリエイティブオフィサー)川嵜鋼平

川嵜:ありがとうございます。我々は「新しいおいしさ」を創出することにこだわっています。今までの「おいしい」は、味覚にのみフォーカスしたいわば人間が決めた定義だったように思うんです。ECOLATEのプロジェクトにおいてもカカオ廃材を素材にして、「自分だけがおいしい」のではなく、「自然環境を含めた全てのステークホルダーが幸せになるおいしさ」に変えていきたい、という思いで作り出してきました。

棚橋:間伐材、竹を素材としてきて、第三弾の「エコレート」では、カカオ農家の人々の収入についてもフォーカスをしていますね。

Earth Cusine #3 ECOLATE

Earth Cusine #3 ECOLATE

カカオの市場価格の低迷から、環境破壊、カカオ農家の貧困などの社会課題により、30年後にはチョコレートが食べられなくなる未来がやってくると言われています。そこでLIFULLは「カカオ農家の貧困問題」を解決する新たなアイデアとして、カカオの廃材を原料とした新しいスイーツ「エコレート」を開発。廃材に食材としての価値を与えることが、農家への持続的な支援につながると考え、カカオの生産者、研究者、シェフと共に持続可能なエコシステムを実現。カカオの新たな食文化を構築しました。

川嵜:カカオの木では、チョコレートに使う豆を取った後に残る、カカオの70パーセントが廃棄されます。廃棄する部分を食材に変えることで、社会課題の認知拡大、さらに売れることで、カカオ農家に収益が生まれ健全なカカオ生産ができるようになります。ひいては自然環境の保全にも貢献できると考えています。

安居:かつてアイヌの方々に、ハスカップの料理を出していただいて「食べられる自然の素材がまだこんなにあるんだ」ということに衝撃を受けたことがあります。食を体験することをきっかけに、その地域でしか出会えない食材を見つけ、さらに「そこに行かなければ食べられない」といった価値を付加して観光資源にする。そのことで、「そこに住んでいる人たち」の幸福度合いを増すことにつながる。そんな可能性を感じさせられました。

川嵜:そうですね。私たちの日常に密接に関わる「食習慣」という根底を変えることで、食文化に変化を起こして、持続可能なエコシステムが循環するようになれば、という思いでプロジェクトを進めていきたいです。

コンシューマーコットンプロジェクト

コンシューマーコットンプロジェクト

審査員のハーチ株式会社代表取締役 加藤 佑さんは「IDEAS FOR GOOD Circular Design Prize」として「コンシューマーコットンプロジェクト」を選出。

武蔵野美術大学大学院修士/FABRIC TOKYOサービスデザイナー 峯村昇吾さんが手がける「コンシューマーコットンプロジェクト」は、古着から始まる再生コットンプロジェクト。特徴的なのは、消費者が再生のプロセスに主体的に関与し、産業生態系の一部になることで新たな循環ループを創出できるようにしていることです。プロセスのリデザインにおいては、日本のアパレル業界の複雑なサプライチェーンやマテリアルフローを徹底的に分析、フロー化することで可視化。そこからどこが課題なのか、何が一番インパクトがあるのかを特定して、最終的にポストコンシューマーのコットン再生へのアクションへ繋げていきます。

日本のアパレル業界の全体像を可視化した図

日本のアパレル業界の全体像を可視化した図

アパレルが抱える課題をどう主体的に消費者と関わらせていくのか?消費者が生産者になるという新しい循環をつくりだす、再生コットンプロジェクトについて、FABRIC TOKYOサービスデザイナー 峯村昇吾さんと意見を交わしました。

ハーチ株式会社代表取締役 加藤 佑

加藤:「コンシューマーコットンプロジェクト」で、最も感動したのが、日本のアパレル業界の産業生態系の「動脈」と「静脈」を可視化させたことです。ブラックボックスになっていたところも含めて、複雑なサプライチェーンを一個ずつ調べて、その流れを定量的に明らかにされた。さらに、消費者が使い終わったコットン再生にプロジェクトを絞ったところも素晴らしいと感じました。

武蔵野美術大学大学院修士/FABRIC TOKYOサービスデザイナー 峯村昇吾

峯村:そう言っていただけて、率直に嬉しいです。近年、アパレル産業でも様々なソリューションは出てきているのですが、「果たしてその課題設定は適切か?」という疑問を抱くことがありました。それがきっかけとなって、課題を適切に、そして明確にするためには、システムを可視化することが不可欠だと感じるようになりました。実際、可視化することで、消費者が古着を手放す際の「回収と選別」を担う、新たな循環型ルートを創出するというビジョンが明確になりました。

棚橋:可視化することで、具体的なソリューションが見えてきたわけですね。

峯村:見えないところが見えてくる感覚の手触り感はすごく感じました。ただ、見えてくるとより厄介な問題に直面してくる現実も知りました。アパレル業界においては、出来上がった静脈にテコ入れしない限りは良い静脈が生まれないと思っています。しかし新たな循環型ルートを創出するために、痛みを伴う部分が出てくる可能性もある。その現状を踏まえた上で、いかにソリューションを打ち出していくか、知れば知るほど難しいですね。そういった意味ではこのプロジェクトを行うことは、環境にも配慮した新たな循環型のシステム作りを続けねばならない、という「十字架」を背負ったようなものだな、と感じてもいます。

 

動画:https://youtu.be/S3ALBhxxSEw

 

加藤情緒的耐久性の低さも、アパレルが抱える課題の一つだと思います。再生マテリアルにNFCチップを搭載することで、物理的耐久性だけではなく、例えば「これは誰それが使っていた古着由来の素材を使用している」などといった価値を付加することで、情緒的耐久性を高められそうですね。

峯村:おっしゃる通り、アパレルに関しては「情緒的」な部分はプライスに反映されやすいと思います。このプロジェクトにおけるレバレッジポイントは「消費者」だと考えているのですが、「古着由来の再生コットン」に情緒的耐久性を高めるような付加価値をつけていくことが、ソーシャルイノベーションへとつながると考えています。

Karimoku New Standard

Karimoku New Standard

動画:https://vimeo.com/126339684

株式会社三井住友フィナンシャルグループ 企画部サステナビリティ推進室長 竹田達哉さんは「ものや素材を慈しむ」として「Karimoku New Standard」を選出。
「Karimoku New Standard」は、カリモク家具株式会社が2009 年に設立したブランドです。国内の森林保全や林業地域の活性化といった日本の森が抱える問題に対し、未利用の広葉樹材のサスティナブルな活用というアプローチで先進的なアイデアと優れた製造技術を融合し家具を生み出しています。

木製家具メーカーとしてできることはなにか?どうあるべきなのか?日本の家具デザインの新たなスタンダードについて、現在、スイスに暮らすダヴィッド・グレットリとカリモク本社から東野 豊さんをオンラインで繋ぎ、2009年から取り組んでいるカリモク家具のプロジェクトについてトークを展開しました。

株式会社三井住友フィナンシャルグループ 企画部サステナビリティ推進室長 竹田達哉

竹田今回の私が選んだプライズは、「ものや素材を慈しむ」というコンセプトがあるものを選んだように思います。「日が当たらなかった木に光を当てるで賞」に選んだ「Karimoku New Standard」は、森林を維持するために生じる「間伐材」に価値を見出し、質の高い製品にすることで、二酸化炭素固定に貢献する、というコンセプトが素晴らしいと感じました。

左から)「Karimoku New Standard」ダヴィッド・グレットリ / カリモク家具 東野 豊

左から)「Karimoku New Standard」ダヴィッド・グレットリ / カリモク家具 東野 豊

ダヴィッド・グレットリ:仰っていただいたとおり、間伐は山を維持するために不可欠な作業です。そこで生じた間伐材を家具に使うことで、地域林業の活性化、そして森林の保全へとつながっていけば、というコンセプトに共鳴して、私もディレクターとして関わらせていただきました。木という素材への「思い」をメンバーと共有した上で、プロジェクトを進めていけることは、素晴らしい経験となっています。

竹田:個人的な話ですが、私の実家にもカリモク家具さんのダイニングテーブルがもう40年くらい鎮座しているんです。

東野:ありがとうございます。長く使っていただけるものを作ることは、代々引き継がれてきている我々の基本的なスタンスです。

竹田 :「Karimoku New Standard」は、広葉樹の有効利用にも取り組まれていますね。まっすぐに育ちにくい広葉樹に新たな価値をつけるという試みを行っていて、非常に興味を感じました。

https://vimeo.com/589161885

東野小径木は、本来の価値に比べてあまり有効な利用がされてこなかった材ですが、人の手間をかけたら、とても質の高い良い家具になります。もちろん、家具として使えるようにするには、張り合わせたり積層しなければなりませんが、その手間を惜しまなければ、素晴らしい素材となる。新たな価値を創出する、今までにない試みだったので、2009年の設立当初は、現場から戸惑いの声が出たりもしましたが、グレットリさんをはじめとするデザイナーさんたちの尽力もあって、今は、皆が意識を共有しながら、家具作りをしています。

棚橋適度な間伐を人間がすることで、生物多様性が維持される。人と自然が適切に循環していく仕組みを作り出していければ、という思いを持ってカリモクさんが取り組んでいるところが意義深いと感じました。

後半は、審査員は自身がプライズとして選出しなかったプロジェクトに対して、受賞者にコメントや質問を投げかける形で進行。新しい視点を向けることで見えてきた、プロジェクトへの思いを深掘りしました。

竹田:「地球料理 -Earth Cuisine- プロジェクト」は、ここまで、間伐材、竹、カカオを素材に取り上げてこられてきています。今後どんな商品作物に取り組もうとされていますか?

川嵜:まさに今、社内で研究開発している最中です。まだ具体的にお伝えできる段階でないのが残念ですが、間伐材と竹に関しては日本における環境問題、カカオに関してはグローバルな社会課題に光を当てたという自負があります。これらを踏まえて、今まで以上に社会インパクトのある内容で、世界同時に発表できるようなプロジェクトにしたいと考えています

安居:峯村さんにお伺いしたいのですが、「コンシューマーコットンプロジェクト」に取り組まれる際に、海外での事例で参考になったところはありましたか?

峯村:プロジェクトを始める際に、関連しそうな海外のアジェンダはひととおり目を通しましたが、アジェンダそのものが役に立つというよりは、ヒントをもらうことが多かったですね。例えば、イスラム文化圏では、喜捨の精神が根付いていて、街中にも回収のためのボックスが置かれているように、「回収」への考え方には、文化の違いが色濃く現れるんですね。それを踏まえて、日本人の「捨てる」文化の歴史を深掘りすることで、精神性にまで踏み込んだアプローチができたように思います。

加藤:「Karimoku New Standard」も、ユニークかつ意義深いプロジェクトだと感じました。間伐材や広葉樹の需要喚起は様々なシーンでなされていますが、継続していくには経済性が大事。このプロジェクトは、林業に従事する方々にとってのプラスに対しても配慮されているところが素晴らしいと思います。

安居:今後、価値が見直されることで、広葉樹林の再生にまで繋がったらと思いました。

東野:自然と林業の恩恵を受けて、ものづくりをしているメーカーとして、次世代の人たちも私たちと同じように「木」を使い続けていけるように、環境はもとより、その環境を維持する人が育っていくためのサポートができればと思っています。今後も良い形で林業の世界に関わることで、広葉樹のサステナブルな活用に加えて、森林保全や林業地域の活性化に幾分でも寄与できればと考えています

多くの企業や⾏政、個⼈が環境問題に対してのアクションを始めているなかで、その取り組みを世界中から募った「crQlr Awards」。予想を遥かに超える応募数とクオリティの高さからサーキュラーエコノミーに対しての意識の高まり、作り手の情熱が感じられました。

このアワードによって世界中のプロジェクトを可視化したことにより、さらに今後はどのようなアクションに繋げられることができるでしょうか。初回のアワードを振り返り、改めて作品を通して感じるサーキュラー・エコノミーについて審査員から総評をいただきました。

竹田今回のアワードのタイミングで、英グラスゴーでCOP26が開催されましたが、「気候変動」への対策はグローバルに取り組んでいくべき課題であることが、ようやく世界各国の共通認識になってきました。限りある資源をいかに上手に使うか、リデュースしていけるか、という問題に行き当たった時に、サーキュラーエコノミーは避けて通れないテーマだと思います。今後、サーキュラーエコノミーに意識を向ける人はますます増えていくし、そのアイデアを取り入れたビジネスモデルが顕在化してくると思います。応募した方々は、世界が注目している分野の最先端で、大きな「可能性」を切り拓いていっている。そんな認識を持って、今後も取り組み続けていただけたらと思っています。

加藤:63点の受賞作のみならず、どのプロジェクトもサーキュラーエコノミーのあり方を体現する素晴らしいものばかりでした。これらのプロジェクトをまとめて可視化できれば貴重なデータベースとなるでしょうね。サーキュラーエコノミーを学ぼうという学生たちにとっても有意義なお手本になると思います。

安居:サーキュラーエコノミーに関しては、ヨーロッパに一日の長があるとされています。ですが、今や、日本やアジアも全く遅れを取っていないことが、審査を通して理解できました。特徴として、すでに行われているアイデアやプロジェクトをベースにしながら、それぞれの地域の課題に向き合ったものが多いと感じました。今回のアワードを通して、プロジェクト同士の新たな繋がりも生まれたのではないでしょうか。私自身も含めて、このネットワークを生かして、それぞれの地域にとってより良い形の仕組みづくりを共創していけたらと思います。

世界24カ国から204点のプロジェクトが集まりました。

世界24カ国から204点のプロジェクトが集まりました。

棚橋:受賞作はもとより、応募していただいた204プロジェクト各々の可能性を感じさせられたことを強調したいと思います。そして、プロジェクト単体にとどまらず、それらが可視化され、プロジェクトが有機的につながることで、さらに大きな可能性が生まれてくるのでは、と新しいドラマの可能性を感じました。そして、可視化した後、どう繋がっているかが大切です。審査員の方にもご協力いただきながら、このアワードからサーキュラーのコンソーシアムとして、うまく結果に繋げていけたらと思います。

crQlr Awards (サーキュラー・アワード)について

循環型経済をデザインするグローバル・アワードとして「名声ではなく、行動のためのアワード」「直線型ではなく循環型の評価を行う」「グローバル視点を獲得する機会」の3つを掲げ、循環型経済の実現を目指す大規模なプロジェクトから計画中のアイデアまで幅広く募集。約2 ヶ月半の募集では、企業や団体、スタートアップ、デザイナーなど世界24カ国から204プロジェクトが集まりました。
審査員に「SPACE10」の共同創業者のGuillaume Charny Brunetや森美術館特別顧問の南條 史生、Circular Initiatives&Partners代表の安居 昭博ら国内外のクリエイターやプロフェッショナル19名を迎え、生活、環境、経済に寄与するサーキュラーなアイデア・プロジェクトを選出しました。選ばれたプロジェクトは、優劣を定めず、審査員が設定した賞をはじめ事務局が発行する認定証とブランドキットが授与されました。今後も生活、環境、経済にまつわるサーキュラーなイベントやワークショップを展開していきます。

Author

  • 服部 夏生 / Natsuo Haattori

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